体験記事詳細

1　パナソニック「バイタリフト かっさ」とは？

パナソニックの「バイタリフト かっさ」は、独自のデュアルダイナミックEMS機能と温感機能を搭載したリフトケア美顔器。EMS電極を当てる部分が、顔や身体に自然にフィットするのが特長です。肌を引き上げるように動かしやすい形状となっており、1台で顔周りや二の腕、ボディなど、ミドル世代の気になる部分をケアできます。

防水レベルIPX7*でバスタイムに利用できるため、美容愛好家からも「普段使いしやすい」と好評です。

* 入浴中、水に浸かっている部分には使用しないでください。
IPX＝IEC（国際電気標準会議）によって定められた防水・防塵の保護規格。防水の保護等級は0～8、防塵の保護等級は0～6の段階がある。

▼スペック表

* 入浴中、水に浸かっている部分には使用しないでください。

■一般的なかっさとの違いは？

かっさ型美顔器とは、約2500年前から中国で行われていた美容法「かっさ」を応用したアイテム。顔の輪郭にフィットする形状のプレートを、一定の圧力をかけながら、気になる部分に滑らせて使用します。そうすることで、肌の引き締まり感やハリ感のアップを期待できます。

「バイタリフト かっさ」には、温感機能と2種類の波形を組み合わせて、引き上げながら筋肉を動かすパナソニック独自の「デュアルダイナミックEMS機能」が搭載されています。

■「バイタリフト かっさ」の期待できる効果

「筋肉の収縮と弛緩を繰り返す5Hz」と「筋肉の収縮を持続させる25Hz」の2種類のデュアルダイナミックEMSと温感機能が、顔の表情を作る複雑な筋肉にアプローチします。

2種類のEMSと温感機能をかっさ形状に加えることで、日常生活では鍛えづらい目元・口元や、ほうれい線などの表情筋を効率的に刺激することができます。

さらに、二の腕やボディにも使用OK。リラックスタイムのお供に使えます。

2　パナソニック「バイタリフト かっさ」を実機レビュー！

美容ライターの筆者は、すでに「バイタリフト かっさ」を愛用中です。ここからは、2週間の検証でわかった本製品の魅力や使い勝手、肌の変化をレビューします。

■アタッチメント・同梱品

箱のなかには、ころんと丸いフォルムの本体と充電器、専用ジェル「ウォータークリアジェル」が同梱されていました。「バイタリフト かっさ」では、専用ジェルの代わりに普段使っている美容液や乳液、アイクリームを使うこともできます。

「何を使えばいいかわからない」という人には、専用ジェルがおすすめです。本製品の滑りがよくなり、摩擦を抑えたケアがしやすくなるでしょう。

※ 使用後、専用ジェルは洗い流してください。

■操作のしやすさ

頬やフェイスライン、首筋にフィットするカーブと、目の周りにピタッとハマる突起があります。丸みと厚みがあり、肌になじみやすいのが特徴です。また、ほどよい重さがあるため、気になる部位にぶれなくフィットします。

筆者は、手持ちの乳液やジェル状の美容液などを使って、本製品を使用しました。使用前の準備も不要で、ボタンを押すだけと操作もシンプル。ストレスなく使い続けることができます。

■温感機能はほんのり温める程度

温感レベルは、「低」と「高」の2段階で、WARMボタンを押せば切り替えが可能です。約40度の「低」は、ほっこりとリラックスできるじんわりとした温かさを感じます。頬など肉厚な部分は、もう少し温かくてもいいかもしれません。

対して、「高」は約43度で、熱めのお風呂のような温かさ。しっかり熱を感じられるため、筋肉に伝わる感覚も強めです。満足感がほしいときや、しっかりケアをしたいときには「高」を選びました。

いずれも温感が伝わる感覚が心地よく、寒い季節やエアコンで体の芯が冷える夏でも気持ちよく使えます。

■EMS機能はピリピリとした刺激を感じる！

EMS機能の強さは、6段階あります。EMSの刺激に対してそこまで強くない筆者は、刺激が弱いレベル1からスタート。レベル1でもビクビクと筋肉が刺激されるのがわかりました。レベル3まで上げると、ビリビリとした刺激も強くなってくるため、筆者はいつもレベル2に設定して使っています。

レベル4以上は肌への刺激が強すぎるので、筆者は普段使いを避けていますが、EMSの刺激に慣れている人は、レベル4以上で使うと満足できそうです。

本製品は、かっさ型美顔器ではあるものの、EMS機能がメインの製品と遜色のない刺激を感じられ、しっかり効いている感覚がありました。

3　2週間、2～3日に1度のペースで使い続けた結果…！

「バイタリフト かっさ」を2週間使用してみました。操作が簡単で心地よい使用感なので、毎日使いたくなってしまいますが、推奨使用頻度は、2～3日に1度です。

メイクをオフした素肌の状態であれば、その日の肌のコンディションに合わせて、朝や夜のお手入れ、バスタイム*に利用できます。基本に沿って2週間使い続けた結果や、リアルな感想をレポートします。

* 入浴中、水に浸かっている部分には使用しないでください。

■よかったポイント

実際に使ってみて、「ここはよかった！」「推せる！」というポイントをまとめてご紹介します！

◎各パーツにシンデレラフィット！

「私の頬のフォルムを知っていた？」と思うほど、ピタッとフィット。ほうれい線のもたついた部分もキレイにすくい上げてくれます。カーブの形状が「線」ではなく「面」となっているので、力の入れすぎで肌に摩擦がかかり、たるみにつながるリスクを払拭できます。

首筋にもしっかりフィットするので、突起と突起の間はフェイスラインや腕をとらえて流したいときにおすすめです。突起の先は、眉頭の下をぐっと押したり、眉上のラインをなぞったりするのにちょうどいい形状でした。

◎ただ流すだけの簡単操作なのに満足感が高い

操作は、肌に当てて引き上げるように流すだけ。それだけでEMSの効果が体感できる優れものです。

使用中に鏡を見ると、筋肉がピクピクと動く様子が確認できるため、視覚でも肌でも効果を感じられます。

ほうれい線の横のあたりに本製品を当てると、痛気持ちいいと感じながらも、しっかりと刺激できる気がしました。使用後は、ハリが出たように感じます。

◎使用後はハリ感アップ

使用前・使用後の画像をご覧ください。写真では劇的な変化は分かりづらいですが、フェイスラインの肌の引き締まり感が変わったように思います。

「バイタリフト かっさ」を当てると、しっかり肌がトレーニング*されているような感覚が味わえます。化粧ノリがよくなったように感じ、イキイキとした印象に近づきました。

* 電気刺激を筋肉に伝え、筋肉を収縮させること。

◎スキンケアついでに使えて、メイクノリもアップ

どんなに効果があっても、面倒だと続かない筆者にとって、スキンケアしながらできる点は、かなりの高ポイント。いつもの美容液や乳液をなじませるついでに使えるため、時間と手間がかからずとても便利です。

キメに加えて、フェイスラインの肌の引き締まり感やハリ感にも違いが出そうです。素肌が整ったおかげで、メイクノリがよくなりました*。

* キメが整うことによる効果

◎防水なので清潔に使えるのが美点

「バイタリフト かっさ」は、IPX7の防水機能を備えているため、使用後に水で洗い流せる点もおすすめポイントです。水分や油分を含むさまざまな化粧品をなじませながら使うと、「本体のべたつきが気になる」という人もいますよね。水で洗い流しができるので、常に清潔な状態をキープできます。

また、湯船につかりながら顔や首筋を洗い流せるため、美容家電が長続きしなくて困っている人には、お風呂での利用をおすすめします。

※ 入浴中、水に浸かっている部分には使用しないでください。

バイタリフトかっさをレンタル

■気になったポイント

ここからは、気になったポイントをお伝えします。口コミでは、重さやサイズを気にする人もいました。筆者は、この重さがあってこその使いやすさだと思っているため、長時間の移動や旅行のときも携帯しています。

◎こまめに充電する必要がある

週3回使うと、2週間目には充電が切れてしまいます。充電は、ACアダプタと本体を接続して、電源に差すだけではあるものの、うっかり充電を忘れて放置してしまい、そのままお蔵入り…なんてことが起こりがち。

筆者の周辺だけかもしれませんが、充電忘れは美顔器が続かない理由であるため、注意が必要です。

こまめな充電でクリアできそうな問題ではあるものの、「もう少し電池が長持ちするといいな」というのが、筆者の本心です。

◎効果を期待しすぎてこすってしまう

力を強く入れれば入れるほど、効きそうな気がして、かっさやセルフマッサージ機を強く押し当ててしまっていませんか？ 本製品の形状から、力を入れて流したくなりますが、摩擦がかかることで肌への負担が増すと、肌トラブルの原因になってしまいます。

力を入れずにスーッと流すだけという使い方を守るのがポイントです。また、肌が乾かないよう、ジェルなどの化粧品を十分に塗布することも重要でしょう。

4　「バイタリフト かっさ」の効果的な使い方を紹介

「バイタリフト かっさ」をより効果的に使用するためのタイミングやコツをご紹介します。

■使用におすすめのタイミング

時間がないときやスキマ時間にケアする場合は、メイク前のスキンケアに使うのがおすすめ。美容液や乳液を肌にたっぷりつけた状態で、本製品を肌にすべらせていくと、化粧品の成分が肌の角質層まで浸透。透明感*1やメイクノリがよくなります。

2～3日おきの使用が基本で、大切な予定がある日に使うといいかもしれません。

首筋・デコルテ・二の腕・ふくらはぎなど、服を着たままケアするのが難しいパーツは、夜のバスタイム*2での使用がおすすめです。本製品の温感効果とあいまって、独特の刺激がヤミツキになります！

*1 キメが整うことによる肌の見え方
*2 入浴中、水に浸かっている部分には使用しないでください。

■顔・デコルテ部分に使用するときのコツ

使用前に気になる部分に、さくらんぼ1粒程度（2～3g）の分量の専用ジェル、または手持ちの化粧品をなじませます。使用中の滑りが悪い、EMSの刺激を感じにくいときは、化粧品を足しましょう。

ほうれい線からこめかみ、眉上に沿ってフェイスラインへ。額から下へ、耳下から鎖骨などへと、顔やデコルテ、首周りの気になる部分を、それぞれ3～5回を目安にそっとなでるようにして、ゆっくり引き上げます。

約8分で電源が自動停止しますが、EMS機能を使って表情筋トレーニング*をする場合、顔全体に約6分、首に約2分の順で使うと効果的です。

* 電気刺激を筋肉に伝え、筋肉を収縮させること。

■二の腕・ふくらはぎなどの部分に使用するときのコツ

基本の使い方は、顔やデコルテ、首周りと同じです。二の腕が気になる人は、ひじからワキへ。ふくらはぎをケアしたいときは、足首からひざ裏へとゆっくり動かしていくと効果的です。

それ以外の部位は自由に動かして問題ありません。しかし、筆者はマッサージと同じようにいつも身体の先端から中心部へと動かしています。

より高い美容効果を感じたい筆者は、この夏の強烈な紫外線で日焼けした肌のケアをかねて、美白効果のあるジェル*と一緒に使用。肌の明るさを取り戻せた気がしました。

* 筆者の手持ちのジェルです

■バスタイムに使用するときのコツ

防水仕様であるため、バスタイム中でも利用できますが、お湯につけて使用するのは厳禁。あくまでも浴槽に浸かってない部分に使います。 EMSの刺激は、水をつたって肌に届くため、より効果を実感するには、お肌にお湯をたっぷりかけるのが使い方のポイントです。
本製品は、オイル系、スクラブ系の化粧品やボディソープ、温感効果や脂肪燃焼成分を含むローション、マッサージジェルには使用できないのでご注意を。

5　まとめ

1台で顔や首元、デコルテ、ボディ全体のエイジングケア*ができる優れもの「バイタリフト かっさ」。使用前の準備が不要で、操作も簡単です。そのため、スキンケアやバスタイムのついでに、顔や身体の気になる部分の肌を引き締めることができます。

ハリ不足にお悩みのミドル世代は、まずはレンタルから試してみてはいかがでしょうか。

* 年齢に応じた、機器を使った肌ケアのこと