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【実機で検証】自宅でヒゲ脱毛はできる?おすすめのメンズ向け脱毛器3選
Panasonic ボディケア 光美容器 光エステ ES-WP97
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6,980円/15日間~
美容家電・脱毛器/光美容器
公開日:2022年3月10日(2024年2月21日更新)
ヒゲなど体毛が気になるけれど、サロンに行くのは気が引ける…という方におすすめなのが「家庭用脱毛器」。メンズ向けのものも多数登場しています。ライターが実際に90日間使用し、ヒゲ脱毛にトライ!使い心地や効果についてレポートします。おすすめ製品も紹介!
目次
1 ヒゲ脱毛は家庭で行う時代に!そのメリットをおさらい
ひと昔前まで、ヒゲ脱毛といえばクリニックやサロンで行うものでした。しかし近年、家庭用のメンズ脱毛器が発売され人気を博しています。自宅でのヒゲ脱毛器を用いたケアは、クリニックやサロンでの施術と比べてどういったメリットがあるのか、いま一度おさらいしておきましょう。
■家庭でヒゲ脱毛を行うメリット
●クリニックやサロンに通わなくて済む
クリニックやサロンの場合、店舗まで足を運ばなくてはなりません。日中働いている方だと、営業時間に間に合わないこともあるでしょう。家庭用脱毛器なら、自宅でいつでも好きなときにケアができます。
●費用を抑えられる
お店で施術を受ける場合、料金が高くなりがちです。ある調査(※)では、クリニックやサロンを利用した場合のヒゲ脱毛の総額は平均15万円にも上るとの結果が出ています。家庭用脱毛器なら、マシンの費用(約1~7万円程度)と電気代が少々かかるだけです。
※調査方法 インターネットを利用したアンケート調査
調査内容 ヒゲ脱毛のコスパに関する調査
調査対象者 20~59歳のヒゲ脱毛経験がある男性182名
調査期間 2020年6月1日(月)~6月7日(日)
●人目を気にしなくていい
ヒゲ脱毛が一般的になってきているとはいえ、店舗での施術はまだまだ恥ずかしい方も多いでしょう。しかし、家庭用脱毛器なら、自宅で人目を気にせずケアできます。
●除毛クリームなどよりケア効果が期待できる
自宅でヒゲ脱毛ができるアイテムの一つに、除毛クリームがあります。除毛クリームは価格も安く、手軽かもしれません。しかしその除毛の仕組みは、クリームに含まれる成分で毛を溶かすというものです。つまり効果は表皮から出ているムダ毛に対してのみ。即効性はありますが、すぐにまた生えてきます。使い切れば新たに買い足さなければなりません。
他方、家庭用脱毛器は基本的には毛根にダメージを与え、毛の発育そのものを阻害するものです。値段は除毛クリームより高いですが、購入すれば長く使え、美容効果が期待できる機種も多いです。
●理想の毛量・仕上がりにできる
クリニックやサロンだと、施術の途中で「なんだか違う」と感じても、なかなか言い出しにくいもの。かといってスタッフに任せると、思い描いていた仕上がりにならないこともあります。その点、自宅でのケアなら納得のいく毛量に仕上げることが可能です。
2 どんな基準で選べばいい? 家庭用脱毛器選びで見るべきポイント
ひと口に家庭用脱毛器といっても、さまざまな種類があり、仕組みや特徴、ケアにかかる時間や手間も機種によって異なります。そのため毛・肌の質だけでなく、ご自身の性格や生活スタイルまで考慮して選ぶことが大切です。
ここでは、家庭用脱毛器の種類や選ぶときに確認すべきポイントを紹介します。
■家庭用脱毛器の種類をおさらい
家庭用脱毛器には大きく「フラッシュ式」「レーザー式」「サーミコン式」「ローラー式」「高周波(超音波)式」の5種類があります。
●フラッシュ式
メラニン色素に反応する光を照射し、毛根細胞にダメージを与えるタイプです。最もオーソドックスで、家庭用脱毛器のほとんどが該当します(「光脱毛器」と書いてあるものがこれに当たります)。
照射面積が広く、短時間でムダ毛処理できます。また、美肌効果を期待できるのも特徴です。通常出力が抑えられており、ケア効果は高くありません。しかしその分、痛みも感じにくいので、はじめての人におすすめです。
●レーザー式
メラニン色素に反応するレーザーを照射し、発毛組織にダメージを与えるタイプです。医療用レーザーと同じ仕組みなので、家庭用脱毛器のなかでは高いケア効果を期待できます。
反面、痛みを感じやすく、肌が弱い人は赤く腫れ上がることもあります。照射面積が小さいため、広範囲の部位への使用には向いていません。そのため、しっかりケア効果を実感したい方や、ピンポイントで処理したい方向けといえます。
●サーミコン式
ヘッドに内蔵された熱線で、皮膚表面のムダ毛を焼き切るタイプです。発毛組織にアプローチするフラッシュ式やレーザー式と違い、サーミコン式はあくまでも皮膚表面に出ているムダ毛を処理するだけ。即効性があり、本体価格も安いですが、効果はごく一時的です。
基本的に、熱線は肌に直接当たらない設計になっていますが、
・強く押さえる
・ゆっくり動かす
・同じ範囲をケア
などすると、やけどのリスクがあるので注意が必要です。
また、デメリットとしては毛の焼ける臭いが気になることがあります。デリケートゾーンの処理もできません。このためムダ毛が細く、毛量が少ない方に適したタイプといえそうです。
●ローラー式
ローラーで毛を挟んで巻き取りながら抜き取るタイプです。ヘッドの幅の範囲の毛を一度に抜くことが可能で、ケアに時間がかかりません。
物理的に引き抜くので肌質や部位を問わずケアが可能ですが、痛みも強くなります。皮膚や毛穴に負担がかかるため、毛嚢炎・埋没毛など肌トラブルのリスクも大きいです。
そのため我慢強い方、ケアに時間をかけたくない方に向いているでしょう。また、防水仕様の機種も多いので、お風呂でケアしたい方にもおすすめです。
●高周波(超音波)式
ヘッドに付いている器具で一本一本毛を挟んで高周波(超音波)を流し、抜き取るタイプです。超音波を流すことにより痛みも抑えられ、肌や毛穴へのダメージも小さく済みます。光線を照射しないので、肌質や部位を問わずケアすることが可能です。
しかし、毛を一本一本抜くことになるため、ケアに時間がかかります。またダメージを抑えられるとはいっても、毛を無理に引き抜くことになるため、毛嚢炎・埋没毛といった肌トラブルのリスクはあります。
このため眉やデリケートゾーンなど、繊細な部位の脱毛におすすめです。
▼家庭用脱毛器のタイプ
タイプ | 特徴 | 脱毛方法 | 肌負担 | 対応部位 | 痛み |
フラッシュ式 | 光を毛のメラニン色素に反応させ、ダメージを与える。痛みは小さいがケア効果も低い。 | 脱毛 | 小 | 広い | 小 |
レーザー式 | レーザーで発毛組織にダメージを与える。ケア効果を実感しやすい反面痛みも大きい。一回の照射範囲が狭く、ケアに時間がかかる。 | 脱毛 | 大 | 普通 | 大 |
サーミコン式 | 熱線を毛に当てカットする。処理直後からムダ毛が目立たなくなるが、効果の持続時間は短い。 | 除毛 | 小 | 広い | 小 |
ローラー式 | 毛を巻き取りながら抜き取る。部位問わず使用できるが痛みは大きい。皮膚や毛穴に負担がかかり、毛嚢炎・埋没毛等のリスクも。 | 除毛 | 大 | 狭 | 大 |
高周波(超音波)式 | ヘッド部のピンで一本一本毛を挟んで高周波(超音波)を流し、抜き取る。部位問わず使用できるが時間がかかる。 | 除毛 | 中 | 狭 | 中 |
■使用できる部位は?
家庭用脱毛器には部位を問わず使える機種もある一方、対応部位が限定されているものもあります。ムダ毛を処理したい部位に対応しているかどうかは、真っ先に確認すべきポイントです。
アタッチメントを付け替えることで広い部位に対応するものもあるので、アタッチメントが付属しているかも確認しましょう。
■出力調整ができるか
出力は調整できるのか、どのくらい調整が利くのかもチェックすべき点です。初心者の場合、脱毛器のパワーや痛みの具合がわからないので、小さな出力に調整できるものを選ぶとよいでしょう。
■照射面積は?
照射面積も確認したいポイントです。脱毛器を使ったムダ毛ケアは、シェーバーや毛抜きによる物理的なケアと違い、どこまで処理したか、目視ではわかりません。サロンやクリニックでは専門の技術スタッフが施術するため、ほとんど照射漏れがなくケアできますが、素人が自宅でケアするとなると、どうしてもムラが出てきてしまいます。
照射面積が狭いと照射漏れが起こり、余計にむらになりやすいです。そして照射面積が狭いということは、その分多く照射する必要があることにほかなりません。つまりコスパもよくないわけですね。
反面、照射面積が広いと、隙間なく処理しやすいため、スピーディーです。ヒゲなどピンポイントでのケアであればさほど気にする必要はありませんが、基本的には照射面積の広いものを選ぶとよいでしょう。
■その他のポイントもチェック
●重さ/本体が重いと、長時間ケアするときに疲れてしまい、軽量タイプのものがよいでしょう。
●形状/持ちにくい形状の場合、思うようにケアできません。特に初心者は扱いやすいドライヤー型がおすすめです。
■家庭用脱毛器を選ぶ際の注意点は?
●保証の有無
家庭用脱毛器は精密機器なので、通常の使い方をしていても壊れるリスクはあります。高価なものなので、万が一に備えて保証があるものを選びましょう。
●メーカー(販売業者)
昨今の美容人気で、多くのな会社がさまざまな家庭用脱毛器を販売しています。ブームを付け狙って、粗悪品を売り付ける業者も少なくありません。そのため、販売元をきちんと確認することが重要です。
悪徳業者の見分けるポイントとして、たとえば以下のようなものがあります。
・企業情報を確認:住所・電話番号などは実在するものか
・ショップレビューをチェック:クレームは多くないか、詐欺被害を訴えるレビューはないか
3 後悔しないために! 事前に知っておきたい家庭用脱毛器のアレコレ
家庭用のヒゲ脱毛器に関して、事前に押さえておくべき点があります。「こんなはずじゃなかった」と後悔せずに済むよう、頭に入れておきましょう。
■永久脱毛はできない
家庭用脱毛器では、永久脱毛効果を得ることはできません。ただ、これはサロンやクリニックでも同じです。
実は「永久脱毛」は、米国電気脱毛協会や食品医薬品局(FDA)によって、次のように定義されています。
・最終脱毛から1か月後の毛の再生率が20%以下である状態
・3回照射後、6か月経過した時点で67%(3分の2)以上の毛が減っている状態
サロンやクリニックでうたわれる「永久脱毛」も、文字とおりの永久ではないのです。
■まずは取扱説明書を確認
機種によって、使用可能な部位や注意点が異なります。取扱説明書を読まないとトラブルの可能性が高まるのはもちろん、マシンの機能の全容がつかめません。
家庭用脱毛器のなかにはスマホアプリとの連携機能や冷却機能など、特別な機能が備わっているものもあります。どうせならこういった機能をフル活用できるよう、必ず取扱説明書を読んでから使用するようにしましょう。
4 ヒゲ脱毛に最適な家庭用脱毛器おすすめ
ここからはヒゲ脱毛に最適な家庭用脱毛器を、おすすめポイントと併せて紹介します。
■パナソニック/光エステ ES-WP97
53,500円(オープン価格)
パナソニックの人気シリーズ。Wランプでハイパワー&スピーディーなケアができます。流線型のスタイリッシュなフォルムで扱いやすく出力調整は5段階。照射口も広く、初心者にもピッタリです。
▼家庭用脱毛器のタイプ
ケア方式 | 光 | 対応部位 | 全身 |
アタッチメント | ボディ・Vゾーン用/フェイス用/Iゾーン用 | 出力調整 | 5段階+ハイパワー照射モード |
価格 | ¥53,500(オープン価格) | 重量(g) | 402 |
サイズ(cm) (幅×高さ×奥行) |
25.3×7.9×5.6 (アタッチメント装着時) |
メーカー | パナソニック |
保証 | 1年間 | その他特徴 | IPL美肌フラッシュ スピード連射 |
【おすすめポイント】
●美肌とムダ毛ケアの両方をゲット。「IPL美肌フラッシュ」を採用
特徴の一つが「IPL美肌フラッシュ」を採用していること。ムダ毛ケアをしながらキメ感のあるお肌を目指せます。口コミでも、美肌効果を得られたとするものが多数ありました。
●使い勝手抜群!3種のアタッチメントと6段階出力調整
3種のアタッチメントで、顔や腕はもちろんVIゾーンにも対応。出力は5段階とハイパワー照射モードで、しっかりムダ毛処理したい方から、気楽にケアしたい方まで広く使えます。腕回りの細い毛はもちろん、脇やすねの太い毛までカバーできます。
また、スピード照射モードを使えば広い面積を素早くケアすることが可能です。
※現在は生産終了。新モデルは「ES-WP98」(2022年3月1日発売)です。
■ヤーマン/レイボーテ Rフラッシュ ハイパーPLUS
79,200円
美容メーカーヤーマンの光脱毛器です。ムダ毛ケアと同時に美肌ケアができます。9.2平方センチメートルの広い照射口にローラー連射機能と、スピードケアに必要な要素もそろっています。
スマホアプリと連動すれば、ケア管理も可能です。日本製なのも◎!
▼ヤーマン/レイボーテ Rフラッシュ ハイパーPLUSのスペック
ケア方式 | 光 | 対応部位 | 全身 |
アタッチメント | ローラーヘッド/LEDヘッド/VIヘッド | 出力調整 | 5段階×3モード |
価格 | 79,200円 | 重量(g) | 470 (ローラーヘッド装着時) |
サイズ(cm) (幅×高さ×奥行) |
22.8×7.83×7.8 (ローラーヘッド装着時) |
メーカー | ヤーマン |
保証 | 90日間 | その他特徴 | スマホアプリ連動 |
【おすすめポイント】
●キセノンフラッシュで美肌効果も期待できる
お肌によい影響を与えるといわれる、可視光線580nm付近の波長を含んだ「キセノンフラッシュ」を採用しています。美肌効果へのこだわりは、さすが美容専業メーカーです。
●ケア習慣付けに便利!専用アプリでスマホと連動
ムダ毛ケアは、ついつい忘れがちになるもの。その点、レイボーテ Rフラッシュ ハイパーPLUSでは専用アプリ(iOSのみ)との連携でスケジュール管理ができます。ケアのタイミングなどを通知してくれるので、忘れずに済みます。ムダ毛ケアは継続が大事なので、習慣化をサポートしてくれる機能はうれしいですね。
●スピード照射15パターンの出力調整で忙しい人や初心者にもピッタリ
9.2㎠の広い照射口と、肌の上を転がりながら移動距離を自動で感知するローラー連射機能も魅力的。照射漏れやオーバーケアを防ぎながら、スピーディーなケアがかないます。
出力調整は5段階×3モード(ローラーモード、シングルモード、フォトモード)と実に15パターン。好みの強さに合わせられるのはいいですね。
センサーが肌の色を読み取り、照射レベルを自動調整してくれるオートモードも搭載。初心者にも使いやすい仕様になっています。
■トリア/トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X
48,000円
数少ないレーザー式の家庭用脱毛器で、ユーザーの3割が男性です(※)。高いケア効果が期待できますが、痛みが非常に強く、途中で断念したとの声も見受けられます。本格的に脱毛したい方向けといえるでしょう。
※トリア公式サイトより
▼トリア・パーソナルレーザー脱毛器4Xのスペック
ケア方式 | レーザー | 対応部位 | 全身 |
アタッチメント | - | 出力調整 | 5段階 |
価格 | 48,000円 | 重量(g) | 470 |
サイズ(cm) (幅×高さ×奥行) |
8×23×12 | メーカー | トリア |
保証 | 1年(公式サイトから購入した場合2年) | その他特徴 | 保証延長(1年) オプション |
【おすすめポイント】
●高いムダ毛処理効果
レーザー式なので、高いムダ毛処理効果が期待できます。ただ、その分伴う痛みも大きいです。低い出力からはじめ、徐々に強くしていくのがよいかもしれません。
●あんしんの長期保証
公式サイトから購入すると、2年間の保証が付くのもポイントです。(公式サイト以外では1年)プラス4,000円で、保証期間を3年に延長することもできます。あんしんして使えるのは、評価できる点ですね。
5 メンズ美容ライターが75日間使ってわかった実機レビュー
メンズ美容ライターの私が、パナソニックのラインナップでも定番のES-WP97を使って検証しました。効果の程はいかに……? 使い心地・気になった点と併せて紹介します。
■75日間(25回)使ったビフォー&アフターとその効果
今回は、1回40照射(照射レベル3)を3日に1回、75日間使用しました。
ムダ毛ケアの効果は、「ややある」といったところです。私はヒゲが濃くないので大きな変化は感じられませんでしたが、ヒゲが濃い方ならまた違うのかもしれません。ただ、ヒゲの成長スピードは遅くなったように思います。美肌効果も実感できました。
●開始57日(20回目)で肌にスベスベ感が
開始57日(20回目)にして早くも美肌効果を実感。具体的には、使いはじめる前より肌がスベスベになった感じがしました。
●開始68日(24回目)でヒゲが薄い印象に
もともとヒゲが濃い方ではないのですが、開始68日目(24回目)にヒゲが薄い印象になっていることに気が付きました。朝のヒゲそりが楽になったのです。
■使ってわかった肌の痛みの有無
基本的に痛みは感じませんでした。出力1~4では痛みはなく「熱」を感じるのみです。(出力を上げるほど熱を感じる)5は若干ピリッとすることも(輪ゴムではじかれるような痛み)。ただそれも事前のそり残しがあった場合だけです。ハイパワー照射は少し痛み(静電気のビリビリが強くなったような痛み)がありました。
■使い心地と気になったポイント
●操作が簡単で使いやすい
使いはじめる前は、いろいろと準備や設定が必要なのかなと思っていました。
しかし、ES-WP97は、
①電源プラグを差し込む
②電源ボタン長押しでスイッチオン
③電源ボタンで出力調整
の3アクションで使用できました。
電源コードも長く、使いやすかったです。「これなら負担なく続けられるなぁ」と感じました。シンプルで、はじめての方にピッタリの機種だと思います。
●動作音が大きい
はじめは「ながらケア」をしようと考えていました。しかし、マシンの「ウィーン」という動作音が予想以上に大きく、テレビや音楽を鑑賞しながらの使用はできませんでした(本機に限らず脱毛器のフラッシュは目に悪影響をおよぼすリスクがあるため、フェイス用アタッチメントで顔に照射する時は、目を閉じてください。光をまぶしく感じる場合は、サングラスなどを使用してください)。
●照射にコツがいる
角度によっては照射されないため、こつが要ります。皮膚にマシンが密着しないと照射されないので、あご下など肉がないところはやりにくかったです。
■使う際に気を付けたいポイント
●低出力から開始しよう
パッチテストはせず、最初の照射のときは一番低い出力ではじめました。ES-WP97は出力が小さく最大レベルでもさほどの痛みはありませんが、ほかの機種だとわかりません。このため、最初は低い出力からはじめるか、パッチテストを済ませてから使用をするのがよさそうです。
※メーカーは事前のパッチテストを行うことを推奨しています。
●乾いた肌に使用しよう
当初、入浴後などヒゲが柔らかくなっているタイミングで使用するがいいのかと思っていました。しかし説明書には、乾いた肌に使用するようにとの記載がありました。
その理由は感電リスクがあるためとのことでしたが、ほかに水分がフラッシュの熱を吸収してしまい、十分な効果を得られないという理由もあるようです。
なお、「保湿してからケアするといい」といわれますが、保湿した後、肌表面に残っているジェルや水分はしっかりと拭き取る必要があるということです。
そのほか、一般的に家庭用脱毛器の使用で気を付けるべき点としては以下のものがあります。
・事前にシェービング
・肌の色を確認(日焼けした肌は不可)
6 家庭用脱毛器選びは慎重に。まずはレンタルで試すのがおすすめ
今回実機レビューしたPanasonic/光エステ ES-WP97では、手早くケアができ、痛みもほとんどなかったので、負担を感じずに継続できました。しかし、これがケアに時間がかかったり、痛みが大きかったりする機種だと、途中で挫折していたかもしれません。
家庭用脱毛器は、機種によって使い勝手やケア効果、性能にずいぶんと差があります。決して安いものではないので、機種は慎重に選ばなくてはなりません。そのためにも、まずはレンタルで試すのがおすすめです。
※2022年3月10日時点での情報です。
最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
※表示金額はすべて税込価格です。
※商品写真および画像はイメージです。
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