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【2024】プロがダイソンドライヤー実機レビュー!口コミの実態を徹底検証

Dyson Supersonic Shineヘアドライヤー、アタッチメント、Dyson Airwrap(TM)マルチスタイラー Completeの集合画像

公開日:2023年6月30日(2024年2月5日更新)

Dyson Supersonic Ionic ヘアドライヤー(HD03)アイアン/フューシャ

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人気を博しているダイソンのドライヤーを美容家電ライターが実際に使用。「髪への優しさは?」「手入れのしやすさは?」「おすすめのアタッチメントは?」などをレビューします。

1 ダイソン「Dyson Supersonic Shineヘアドライヤー」とは?

Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーの製品画像

ダイソンの「Dyson Supersonic Shineヘアドライヤー」は、パワフルな風量を生み出すヘアドライヤー。従来機「Dyson Supersonic Ionic」よりもカラー展開が豊富となり、つや出しツールが付属するアップデートをおこなった商品です。

高性能モーターを搭載し、 2.4m3/分の圧倒的な風量を実現したほか、過度な熱から髪を守る「インテリジェント・ヒートコントロール」を搭載し、速乾性と髪への優しさを両立。さらに、気流を操る多彩なアタッチメントにより、スタイリングしやすさも叶えた商品です。

本体性能は据え置きですが、アタッチメントの付属により髪をスタイリングしやすく改良された商品。今回はそんな「Dyson Supersonic Shine」について詳しく解説・レビューしていきます。

今回ご紹介するのは、より簡単に美しく髪を整えてくれるアタッチメントが付属した日本限定の最新モデルです。

Dyson

Supersonic Shine

「Dyson Supersonic Shine」の製品画像

重量 720g 本体サイズ 幅77×奥行き98×高さ288mm 風量 2.4m3/分 機能 インテリジェント・ヒートコントロール 搭載モード 風速/強・中・弱 風温/高・中・低 冷風モード あり(コールドショット) 温風温度 通常時の最高使用温度105℃
(弱風と高温の組み合わせで使用した場合)
電源コードの長さ 1.9m 付属ツール なめらかツール・低温ツール・ツヤ出しツール 発売日 2023年4月25日 価格 48,800円(税込)

2 ダイソンのドライヤーを実機レビュー!

Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーを実際に使用して、検証してみました。ライター個人が感じたことを交え、レポートします。

2.1 ダイソンドライヤーのアタッチメント・同梱品

Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーの本体と同梱品の画像

今回使用したのは、グレーのニッケルをベースに、ヘッドにコッパーカラーを配した高級感あるタイプ。さらに新開発された「ツヤ出しツール」のほか、「低温ツール」「なめらかツール」が付属しており、いずれもマグネットで簡単に装着できます。

2.2 持ちやすさ

Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーを手に握った画像

一般的なドライヤーのモーターはヘッドに搭載されているため、頭でっかちになりがち。しかし、 Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーの場合、 小型モーターをハンドル部に搭載しているため、ヘッドがコンパクトなのが特徴です。本体重量は720gと重めですが、重心バランスが取りやすいので、実際の重量ほどは重く感じません。

ただし、モーターをハンドル部に搭載しているぶん ハンドルが少し太めなので、手が小さい人や力がない人には持ちにくいかもしれません。

2.3 操作のしやすさ

女性がDyson Supersonic Shineヘアドライヤーを使用しているイメージ画像

操作は4つのボタンで行います。ハンドル部には、オン・オフの電源ボタンと冷風/コールドショットボタン、ヘッド部に風速と風温をそれぞれ3段階から調節できるボタンがあります。

文字は書かれていませんが、操作はシンプルなので、一度覚えれば迷うことはありません。ただ、吹き出し口と逆側にあるため、ボタンを見ながら操作すると、パワフルな風が周囲のものやホコリを撒き散らしてしまったりするので注意が必要です。

3 1週間使用してみた結果

Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーを1週間使用してみました。シャンプー、トリートメントをしたのち、2~3分タオルドライした状態で、風速・強、風温・高温に設定して使用。ヘアミストやオイルは種類によって仕上がりを左右するため、あえて使いませんでした。

3.1 よかったポイント

ここからは、 Dyson Supersonic Shineヘアドライヤー を使ってよかった点、メリットに感じたことをまとめてご紹介します。

風量が多く、速乾性が高い

Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーで髪を乾かしているイメージ画像

高機能モーターを搭載しており、2.4m3/分という圧倒的な風量が魅力の本製品。風圧をしっかりコントロールし、パワフルな温風が地肌を直撃します。 手で髪をかき分けなくても、根本までしっかり乾かすことができる風量の多さは最大の魅力です。また、風量の多さから速乾性も高く、一般的なドライヤーの7割程度の時間で髪を乾かすことができたと感じました。

ヘッド部分が短いことで腕が疲れにくい

Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーで髪を乾かしているイメージ画像

スペック上の重量(720g)だけ見ると、「重そう」と不安になりますが、実際に持ってみると意外と重さを感じません。

一般的なドライヤーはヘッドに重心があるため、傾かないようバランスを取るために無意識に手首に力をかけてしまい、重さを感じやすいですが、 Dyson Supersonic Shineヘアドライヤー はヘッドがコンパクトなのでバランスがよく、安定して持てるのがその理由。

また、ヘッドが短い分、腕を大きく振り回さずに使えるので、思ったほど疲れないという印象です。とはいえ、決して軽いわけではないので、数分使っていると重さが堪えてきます。

使用後のパサつきが少ない

Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーで髪を乾かしているイメージ画像

風の強さを活かし、 頭頂部の真上から風を当てるとキューティクルが整いやすく、ツヤのある仕上がりになります。ただ高い位置で使い続けると腕が疲れるので、後述のツールを使う方がよさそう。

なお、風温をコントロールし、温度が上がり続けることなく設計されたインテリジェント・ヒートコントロールのおかげで、髪が傷みそうなほどの熱さを感じることはありませんでした。

まとまりやすい髪をつくるアタッチメントが付属

Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーのアタッチメントの集合画像

付属のアタッチメントでまとまりやすい髪がつくれるのはうれしいポイント。 本体自体は以前のモデルから 大きく変化していませんが、アタッチメントは年々進化しています。

最新モデルには、新開発された「ツヤ出しツール」のほか、低温の優しい風を作る「低温ツール」、なめらかで均一な風速で髪を揃えながら乾かす「なめらかツール」が付属しています。

お手入れが簡単!ランプで掃除のタイミングをお知らせ

Dyson Supersonic Shineヘアドライヤーの吸引部カバーを外したところのアップ

お手入れは、月1回もしくは風量のLEDランプが点滅したとき。つい忘れがちなメンテナンスを、ランプで知らせてくれるのもメリットです。

お手入れは、コードの付け根近くにあるフィルターカバーを外し、フィルターカバーとフィルターに付着したゴミを取り除くだけ。定期的にお手入れを行うことでパワフルな風量が維持できますよ。

お手入れする際は、必ず電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いた状態で行いましょう。

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3.2 気になったポイント

ここからは使用した際に気になったことをご紹介していきます。

風圧が強いことで髪がセットしにくい

風速・風温 が高く、速乾性では高く評価されているダイソンですが、 パワフルすぎて髪が乱れやすいという側面もありました

特に髪が長い人や、髪が絡みやすい人は、普通に乾かしただけでは、まとまりのない仕上がりになる可能性があります。付属しているツールを上手に活用しましょう。

ACアダプターと電源プラグが大きく扱いづらい

Dyson Supersonic ShineヘアドライヤーのACアダプターと電源プラグの画像

これだけのパワフルさを維持するためか、 本体だけでなくACアダプターと電源プラグがかなり大きめ。コードだけでも重く扱いにくいので、使用時はもちろん、収納時もこの大きさがネックになりそうです。

4 ヘアドライヤー「Dyson Supersonic Shine」の使い方を紹介

使い方はとてもシンプル。電源を入れたら、風速を3段階、風温を3段階から選びます。同じ高温設定時でも、強風時、中風時、弱風時で温度が異なりますが、常に速乾性はキープされています。

また コールドショットボタンを押すと、瞬時に冷風が出るので、温風で乾かし冷風で引き締めることでキューティクルが整い、ツヤが生まれます

4.1 使用するときのコツ

パワフルな風を上手に使いこなすには、ツールの使い分けが欠かせません。特におすすめなのが、最新の「ツヤ出しツール」。 ブラシ部分を使う「なめらかブラシモード」でブローしながら乾かした後、アタッチメントを回転させて「浮き毛抑制モード」を使えば、風の力で浮き毛が抑えられ、まとまりのあるツヤ髪に仕上がります

ただし、「ツヤ出しツール」は大きめなので、扱いは少し大変かもしれません。

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5 「Dyson Airwrap マルチスタイラー」の使い方も紹介!

Dyson Airwrap(TM)マルチスタイラー Complete の製品画像

つづいては、ダイソンのもう一つの話題の商品である「Dyson Airwrap マルチスタイラー Complete」をご紹介します。

本製品は主にスタイリングのためのドライヤーで、くるくるドライヤーに近い用途で使います。

一般的なくるくるドライヤーと大きく異なるのは、ダイソンが得意とする流体力学を利用した「コアンダ効果」を活用している点。コアンダ効果とは、高圧・高速の気流を壁に近づけると、壁に引き寄せられるように壁側面に沿って流れようとする性質のことで、 エアラップにおいてはカーラーに髪を巻きつけてカールを作ったり、浮き毛を押さえ抑制したりすることができます。

5.1 スムージングドライヤーの使い方

Dyson Airwrap(TM)のスムージングドライヤー、ドライヤーモード・浮き毛抑制モードを使用しているイメージ画像

スムージングドライヤーには、「ドライヤーモード」と「浮き毛抑制モード」の2つのモードがあり、先端の突起(クールチップ)を回すことで切り替えできます。

ドライヤーモードで使うときは、中央のスリットからパワフルな風が吹き出し、髪を乾かします。通常のドライヤーに比べると風圧は弱く感じるものの、ドライヤーとしても十分使用できます。インテリジェント・ヒートコントロール機能によって毎秒40回風温を制御し、過度な熱ダメージを防ぎます。

つづいてクールチップを回し、「浮き毛抑制モード」に。コアンダ効果を利用するため、今度は筒状のツールに沿って風が出てきます。あとは浮き毛が気になる部分になでるように当てていけば、ぴょんぴょん飛び出た浮き毛が押さえつけられるようになくなっていきます。

右側「浮き毛抑制モード」を使用していない状態、「浮き毛抑制モード」を使用した状態

△右側「浮き毛抑制モード」を使用していない状態、「浮き毛抑制モード」を使用した状態

5.2 カーラーの使い方

Dyson Airwarp(TM) のカーラーに髪の毛が巻き付くイメージ画像

エアラップの代表的な機能が、「Airwarp カーラー」を使ってカールヘアが作れるところ。こちらもコアンダ効果を利用したもので、 カーラーに近づけると髪がヒュッと巻きつき、自然なカールヘアが作れます

髪は乾く過程で形がつきやすいため、シャンプー後に髪を8割ほど乾かした状態で使うとカールが長持ちします。巻きついた髪が乾くまで数十秒キープし、最後にコールドショットで10秒ほど冷やして固めます。

カーラーは30mmと40mmの2本の太さのものが用意されているほか、それぞれ先端の突起(クールチップ)を回転させれば、右巻き、左巻きと変えられます。

Dyson Airwarp(TM) のカーラーでカールさせた髪の毛

△右側が大きいカーラーで巻いた状態、左側が小さいカーラーで巻いた状態

ちなみにAirwarp カーラーの使用は、最初はコツが要りますが、慣れるとスムーズに使えるようになります。 どちらかというと、ゆるフワなカールになるため、ヘアアイロンを使っている人は物足りないかもしれませんが、ヘアアイロンに比べると髪へのダメージが抑えられるメリットがあります。

5.3 スムージングブラシの使い方

Dyson Airwarp(TM) のスムージングブラシを使用しているイメージ画像

ブラシ付きドライヤーのように使える「スムージングブラシ」は、先端にピンがついた頭皮にやさしい「ソフト」と「ハード」の2種類が付属しています。

こちらもブラシの間に3か所設けたスリットから気流を送り込み、髪が引き寄せられるコアンダ効果を活用し、なめらかな仕上がりに。 ツヤのあるストレートヘアに仕上げたい人は、こちらを使うといいでしょう。

右側が「スムージングブラシ」を使用していない状態、左側が「スムージングブラシ」を使用した状態

△右側が「スムージングブラシ」を使用していない状態、左側が「スムージングブラシ」を使用した状態

そのほか、 くるくるドライヤーのような「ラウンドボリュームブラシ」は、トップにボリュームを出したり、毛先にカールをつけたりするときにおすすめ。アタッチメントを付け替えることで、多彩な仕上がりが可能になるのが魅力です。

6 まとめ

ダイソンのドライヤーはパワフルで高機能ですが、使用感が一般的なドライヤーとは異なるため、使いこなせるか不安という人もいるかもしれません。価格も安くないので、気になる人は一度レンタルで試してみてはいかがでしょうか。

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※2023年6月時点での情報です。最新の情報はメーカーのホームページでご確認ください。
※商品写真および画像はイメージです。

取材・執筆

田中真紀子

白物家電、美容家電を得意とする専門家兼ライター。雑誌、Webを中心に年間300近い記事の執筆や監修を手掛けている。検証およびレビュー記事では、ユーザー目線を大切にした主婦ならではの感性に定評あり。ベビー用品、生活雑貨、医療など、暮らしにまつわる記事も多数。
オフィシャルサイトはこちら


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