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パナソニックの美顔スチーマーを比較!プロが使っておすすめや選び方を紹介

Panasonic フェイスケア スチーマー ナノケア EH-SA0B
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公開日:2021年10月7日(2023年4月13日更新)
乾燥はもちろん、紫外線などの肌ダメージをケアするのに活躍してくれるのがスチーム美顔器。自宅でも簡単にスキンケアできるアイテムのひとつです。今回はスチーム美顔器のなかでも人気のあるパナソニック製品2機種をご紹介。美容家電ライターが実際に使って、効果や選び方などを解説します!
目次
1 スチーム美顔器ってどんなメリットがあるの?
みなさんもご存知のように、乾燥はお肌の大敵。外気が乾燥したり、エアコン暖房で室内の湿度が下がってしまったりすると、お肌も乾燥してダメージを受けやすくなります。そんなときに取り入れてみてほしいのがスチーム美顔器です。
■普段のスキンケアの効果アップが見込める
スチーム美顔器は、温かいスチームを噴出する美容家電。細かいミスト状になったスチームがお肌に密着し、しっとりふっくらさせて、その後の美容成分をなじみやすくしてくれます。
さらに温スチームを浴びることで、顔色がワントーン明るくなることも。冷ミストも搭載したモデルなら、毛穴がキュッと引き締まり、化粧のノリもよくなります。
また温スチームは、クレンジングと併用して使うのもおすすめ。温かい蒸気が毛穴を緩め、毛穴の奥に入り込んだファンデーションや汚れを落としやすくしてくれます。1日の終わりに、温スチームを使うと、まるでサウナに入っているような心地よさに包まれ、リラックスした気持ちになれるかも。
■パナソニックのスチーム美顔器の特徴って?
△パナソニック/スチーマー ナノケア「EH-SA3B」(左)と「 EH-SA0B」(右)
美容家電ジャンルで80年以上の歴史を持ち、多くのユーザーが愛用しているパナソニックのスチーム美容器。特徴はなんといっても、「ナノケア」と呼ばれるゆえんでもある、ナノサイズの微細なスチームです。
いわゆる蒸気に比べて非常に細かく高密度なため、お肌に密着しやすく、一度の使用でお肌のもっちり感を体感することができます。
パナソニックは現在、多機能なハイスペックモデル「スチーマー ナノケア EH-SA0B」と、コンパクトな「スチーマー ナノケア EH-SA3B」の2モデルを展開中。まずは、それぞれの特徴をチェックしていきましょう。
2 現行2機種の機能と特徴
■大きさの違いは?
△ハイスペックモデル「EH-SA0B」(左)とコンパクトな「EH-SA3B」
見てのとおり、大きさや形が全然違いますね。ハイスペックモデルEH-SA0Bは少々大きいですが、大理石調デザインがスタイリッシュなので出しっぱなしにしても違和感がありません。一方のEH-SA3Bはスリムかつコンパクトで、手のひらにすっぽり収まります。
■機能の違いは?
△EH-SA0Bは3種類のコースを備えています
価格、見た目が違う分、機能も大きく異なります。コンパクトなEH-SA3Bの基本機能は、1つのスチーム孔から温スチームを噴出するのみですが、EH-SA0Bはスチーム孔を2つ備えているほか、3種類のコースを用意。さらに画期的な「化粧水ミスト」機能も搭載しています。
- ・2つのスチーム孔からナノサイズの温スチームを出す「ダブル保湿」
- ・化粧水をミスト化して顔の隅々に密着させる「化粧水ミスト」
- ・冷ミストとの温度差でお肌を刺激する「ダイナミック温冷ギャップ」
■スチーム量の違いは?
スチーム孔が1つと2つでは、浴びられるスチーム量もかなり違います。実際にどれだけの差があるのか、比べてみると、その違いは歴然。ダブルスチームを備えたEH-SA0Bは角度も変えられるので、スチームを浴びたい部位にちょうどよく当てられます。

△スチーム孔が1つでもしっかり浴びられますが、届く範囲は狭め

△スチーム孔が2つあると、顔からデコルテまで、包まれるように浴びられます
3 EH-SA0Bを体験レビュー
ナノサイズの温スチーム機能と冷ミストによる温冷ケアができるスチーマー。手持ちの化粧水を微細化して噴霧できる「化粧水ミスト」を搭載し、手で塗るより約15%多く保湿成分を角質層に浸透できます。化粧水ミストを単独で使えるミストモードなら、温スチームが敬遠されがちな暑い季節にも便利。
■使いやすさは?
△たっぷりのスチームと化粧水ミストで、ぷるぷるお肌が目指せる「スチーマー ナノケア EH-SA0B」
美容家電のなかでは大きいですが、フタを閉めてしまうと大理石柄の高級感あるボックスにしか見えないので、使いやすい場所に置いておけます。基本的な準備は、温スチーム用のタンクに水を入れること。さらに化粧水ミストや冷ミストを使うときは、それぞれ化粧水や水も用意する必要があります。
■手入れのしやすさは?
△本体背面にある排水口から水を抜きます。本体を傾けての排水は少々面倒かも
多機能な分、使用後のお手入れは少々手間。まず本体が冷めたら、温スチームの給水タンクの水を捨てるほか、本体に溜まった水も「傾斜スイッチ」を押しながら本体を傾けて捨てる必要があります。
ここで本体の大きさと重さ(約1.9kg)が少々ネックになってくるかもしれません。化粧水ミスト、冷ミストも中をすべて噴出させた後、タンクを洗います。
■実際に使ってみた感想をレポート!
ダブルスチームだけあって、スチームの量が本当に多い! 顔全体はもちろん、デコルテまですっぽり覆ってくれるので、顔を動かしたりして自分からスチームに当てにいく必要がありません。
ミストが細かいので、お肌がぐんぐん吸収しているような快感も(笑)。化粧水ミストも手やコットンで塗るよりムラなく密着している感があり、ムダなく顔につけられるのもいいですね。
■おすすめしたい効果的な使い方
△化粧水ミストを使用する際の化粧水の量は、通常使用時1回分のみでOK。きめ細かく噴霧され、顔全体に行き渡ります
「温スチーム」「クリア肌」「ハリ/弾力」と3つのコース(約11分〜13分30秒)とありますが、朝使いたいのが、温スチームの間に冷スチームを挟む「クリア肌」コース。手軽に温冷美容ができ、化粧水ミストで仕上げれば、メイク乗りばっちりなお肌に仕上がります。
4 EH-SA3Bを体験レビュー
ボタン1つだけ、吹き出し口1つだけのシンプルかつコンパクトな「スチーマーナノケアEH-SA3B」。温スチームが約12分間噴出します。
■使いやすさは?
△ナノケアEH-SA3Bは、シンプルだからこそ、何も考えずに手軽に使えるメリットがあります
まずコンパクトで軽いので、収納しておいても、さっと取り出して使おうという気になります。またボタンは1つだけなので、操作で迷うこともなし。難しいことを考えず、日常のなかにさりげなく取り入れられそうです。
■手入れのしやすさは?


△ナノケアEH-SA3Bのお手入れ箇所は少なめでラクチン
使用後はEH-SE0B同様、タンクの水と本体の水を捨てますが、本体が軽い(約700g)ため、ペットボトルや水筒を持ち運んでいる程度の感覚で捨てられます。機能が少ない分、お手入れ箇所も少なく、これなら面倒くさがりな人でも続けられるかもしれません。
■実際に使ってみた感想をレポート!
ナノサイズのミストのEH-SE0Bと効果は同じなので、お肌がしっとり潤うのを感じました。ただスチーム孔が1つしかないためスチーム量が多いとはいえず、高さも調整できないので、スチームを浴びたい部分に当たるよう、自分で顔を移動させて使いました(笑)。
■おすすめしたい効果的な使い方
△アロマホルダーにアロマを注入して、アロマの香りに癒されながらスチーム浴
EH-SA3Bには、アロマタブレットを装着するアロマホルダーがあり、スチームを浴びながらアロマの香りが楽しめます。気分や時間帯で香りを使い分け、上手にリフレッシュを。
5 それぞれどんな人におすすめ?
■EH-SA0B
→本格美容を目指す人におすすめ
たっぷりのダブル温スチーム、化粧水ミスト、温冷ケアなど、1台でさまざまなケアができるため、本気で美肌を目指したい人におすすめ。また化粧水ミストは単独でも使えるので、スチームする時間がないときにも使えます。秋冬にお肌が乾燥しがちで悩んでいる人は、今から使ってみてはいかがでしょうか。
■EH-SA3B
→毎日気軽に使いたい人におすすめ
一方のEH-SA3Bは、とにかく手軽に使えるので、毎日コツコツ頑張りたい、という人におすすめです。機能はシンプルですが、やはり美容は続けることが大切。温スチーム自体の効果はきちんと体感できるので、ぜひ続けてみてください。
■一緒に使うとさらに効果アップ! おすすめの美顔器
△防水性のある美容マッサージ家電で、スチームを浴びながらセルフフェイシャルエステ!
スチーマーを浴びているとき、ちょっと手持ち無沙汰に感じる人は、同時にフェイスケアをしてみるといいでしょう。パナソニックの「温冷かっさEH-SP21」でフェイスラインや首をなでることで、保湿と同時に引き締まり感もアップします。
<余談>スチーム美顔器を使っているとき、何してる?
私もやはり美顔ローラーや耐水性のあるEMS美容家電で顔をマッサージしていることが多いです。夜であれば、目をつぶって疲れた目を休めたりと、ただスチームを浴びる心地よさを味わうことで、リラックスしてぐっすり眠れます。
6 どちらがあなた好み? ぜひ使ってみて
両方を試すまでは、「パナソニックのスチーム美顔器なら、やっぱり化粧水ミスト付きがいい!」と思っていましたが、コンパクトタイプを使ってみて、こんなに手軽に使えるなら、こちらもあり、と迷ってしまいました。値段が安いからといってスチームの効果が劣るわけではありませんので、ライフスタイルや予算に応じて選んでみてはいかがでしょうか。
どちらか迷ってしまった人はレンタルして試してみるのもいいかもしれません。お肌に使う美容家電だからこそ、慎重に検討したいですね。
※2021年10月7日時点での情報です。
最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
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※商品写真および画像はイメージです。