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お出かけのお供に最適なカメラの選び方とは?プロカメラマンに聞いてみた

Canon EOS Kiss M2 EF-M15-45 IS STM レンズキット ブラック

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公開日:2021年9月22日(2024年4月23日更新)

kikito編集部

執筆者


休暇シーズンは、特別な思い出が増えるとき。友人や家族とのイベントや一人旅など、思い出をきれいに残すには、どんなカメラをお供にすればいいのでしょうか? プロカメラマンに聞きました。

1 カメラってどう選んだらいいの?

編集部:私は普段はスマホで写真を撮ることが多いんですが、お出かけや子どもとの時間など、せっかくの特別な時間をきれいに残したいと思って、カメラに興味が出てきたところです。どんなものをどんな風に選ぶといいか、教えてください!

西山さん:いまのスマホのカメラ機能はかなり優秀ですが、レンズ交換して画の違いを楽しんだり、動いている被写体をきれいに撮ったりするには、カメラを使う方がいいですよね。

■まずはミラーレス一眼と一眼レフの違いを整理

西山さん:まずはミラーレス一眼と一眼レフの違いを整理しましょうか。
詳しくはこちらの記事にまとめられていますが、両者の違いはカメラ内の「レフ」と呼ばれるミラー(鏡)の有無。

デジタル一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラの機構の違い

「ミラーレス一眼」のポイントは、なんと言ってもレフ機構が無いぶんボディが軽くてコンパクトなこと。持ち運びやすいから、旅行先なんかに気軽に持っていきやすいのは魅力です。

ただ電子ビューファインダーで見ているものと実物との間にタイムラグが発生するので、決定的な一瞬を捉える!というよりは、スナップ的にパシャパシャ連写してそのなかからいい1枚を選ぶ、という撮り方に向いていると思います。

凝った写真を撮りたいなら、やっぱり「一眼レフ」がおすすめです。ミラーレス一眼よりも本体が大きくて重いものが多いですし、機構的にレンズで捉えたままの被写体を捉えられるので、持ち歩いて目についたものをパッと撮るというよりは、撮りたい被写体や撮りたいシーンがはっきりしている人に向いていると思います。

■モニターは「チルト式」がおすすめ

西山さん:搭載されているモニターが「バリアングル式」か「チルト式」かも、結構大事だと思います。

ソニーα6400のチルト式液晶

△ソニーのミラーレス一眼「α6400」は液晶モニターが上側に稼働するチルト式液晶採用モデル

パナソニック LUMIX G100Kのバリアングル式液晶

△パナソニック LUMIXブランドのミラーレス一眼「G100K」はバリアングル式液晶採用モデル

僕のおすすめは「チルト式」。カメラの上側に画面表示できるから、まず自撮りするときに顔が見えやすくて便利。集合写真を撮るときも、バリアングル式だとレンズよりも横側に視線が行ってしまいがちなんですが、チルト式だとしっかり目線が真ん中に来るんです。

■ミラーレス一眼or一眼レフ、どっちを選ぶ?

西山さん:写真が上手になりたいと思っている方は、まず一眼レフを選ぶのがいいと思いますよ。一眼レフの方が操作は簡単だったりしますし。

えっ、そうなんですか?!

ミラーレス一眼はコンパクトなぶん、設置できるボタンの数が限られるので、色々な操作をするときメニューの深い階層まで潜らないといけなかったりするんですね。で、「どこで操作していいのか分からない……」なんてことが起きがち。

その点、一眼レフはボタンやモードダイヤルなんかが色々付いているので、直感的に操作できるんですね。

ミラーレスの方が操作が簡単なイメージがあったので驚きました!

西山さん:よく使うモードなどはもちろん使いやすくできているんですが、細かい設定をしようとすると、一眼レフの方がやりやすいものが多いと感じます。

2 他にもこんなカメラがおすすめ

■普通のカメラでは得られない写真が撮れる「アクションカメラ」

アクションカメラを自転車に取り付けて撮影しているところ

△自撮り棒に取り付けたり、乗り物や人、ペットに装着して撮影できるアクションカメラ。普通のカメラとは一味違う写真が撮れます

西山さん:「アクションカメラ」というのも選択肢に入れても面白いかも知れません。写真というよりは動画撮影機能がメインですが、とにかく軽くて使い勝手がいい。たとえばドローンに載せるとか、ペットや子どもに身に着けさせて撮影するとか、普通のカメラではできない写真を撮りたい方にはおすすめですよ。

子どもの目線からの写真や映像を残しておいて、大きくなってから見返したりすると、グッと来そうですね!

■プリントして手元に置いておける「チェキ」にも注目

西山さん:個人的にプッシュしたいのが「チェキ」。チェキの特徴は、撮った写真をプリントアウトできることです。写真って、プリントすると「残る」んですよね。たとえばスマホで撮った5年前の写真って、覚えてますか? パッと手元に出せますか?

うーん、出せないですね…。どんな写真を撮ったかも思い出せないかも。

西山さん:沢山あってなかなか見返せないから、埋もれちゃうんですよね。

スマホやデジカメで撮影した写真もプリントできる“スマホ de チェキ” instax SHARE SP-3

△instax SHARE SP-3のように、デジカメで撮影した写真をプリントできるプリンターもあります

チェキはデジカメで撮影した写真をプリントできるプリンターもありますし、62mmx62mmの「スクエア」フィルムなら、写真面が大きいので鑑賞に耐えうる写真が残せますよ。うちも壁に飾っています。「データ」じゃなく「モノ」として見ることも大事だと思うんですよね、写真って。

3 撮りたいシーン別・こんなときにはこんなカメラを選ぼう

■旅行先でスナップ写真を撮りたい

=持ち運びやすいミラーレス一眼がおすすめ

西山さん:出かける際は荷物が多くなりがち。そんなときも、小型・軽量で持ち運びやすいミラーレス一眼なら負担にならずに持っていけます。

お出かけのお供、どのミラーレス一眼にする?

レンタルできるモデルを探してみよう

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■写真も動画も撮りたい

=動画撮影性能にもこだわったモデルがおすすめ

西山さん:ソニーの「VLOGCAM ZV-1」や、パナソニックの「LUMIX Gシリーズ」のように、動画撮影性能にもこだわったミラーレス一眼がおすすめです。

ZV-1は、カメラとしての性能がいいことはもちろん、ワンタッチで背景をぼかせる機能とか素早くピントの移動ができる「商品レビュー用設定」のような、いまユーザーが求めている機能をいちはやく盛り込んでいる点もすごいと感じます。映像と一緒に収録できる音声の質も飛び抜けていいんですよね。

写真でも動画でも、特別な時間を美しく記録しよう!

VLOGCAM ZV-1を使ってみる

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■子どもの日常や、運動会などのイベントを撮影したい

=AF性能に優れたモデルがおすすめ

西山さん:子どもって、よく動きますよね。じっとしていないから撮れてもブレブレだったり(笑)。素早くピントをあわせてくれるAF機能が優れているモデルがいいと思います。

たとえばキヤノンの「EOS Kiss M2」は、進化した「瞳AF」性能が搭載されています。人の瞳を検出して、遠くにいてもすぐピントを合わせてくれるし、一度瞳にピントを合わせたあとは動いても追従してくれるので、よく動く子どもを撮りやすいです。

それと、実際使ってみると、ボディはコンパクトだけどグリップが他メーカーと比べてしっかりしているから、ホールド感があって握りやすいんです。

カメラを持ったときの感覚って重要なんですよね。持ちづらいと、いいカメラでもなんとなく気分が乗らなくなるというか…。でもそこはカメラメーカーのキヤノン。カメラを使う人のことや、いい写真を撮るためにはどういう部分の感覚をよくしたらいいか分かってるなと感じます。

子どもの可愛い姿をきれいな写真で残そう!

EOS Kiss M2を使ってみる

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■自宅での料理をきれいに撮りたい

=一眼レフがおすすめ

西山さん:持ち運んで使うことがそんなにない想定なら、一眼レフに、焦点距離が長くて画角の狭い、開放値が明るいレンズを組み合わせて撮るといいと思います。撮りたいもの以外の余計なものが入らず背景がうまくボケますよ。ただ室内で使うとブレやすいので、三脚などで固定するか、シャッタースピードを上げて撮るのがおすすめです。

おうち時間を楽しくする趣味に「写真」はいかが?

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■海や山でのアクティビティを撮影したい

=アクションカメラがおすすめ

西山さん:GoProなどアクセサリーを使わなくても防水性能が備わっているモデルもありますし、屋外でのアクティビティ撮影にはアクションカメラが向いています。別途写真専用のカメラもあるといいと思いますが、思い出を一味変わった写真で残せるはずです。

思い出を一味変わった動画や写真で残そう!

アクションカメラを使ってみる

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■気軽にプリントして共有したい

=チェキやチェキ用プリンターがおすすめ

西山さん:コンビニや写真屋にわざわざ行かなくても、チェキやチェキ用プリンターを使えば気軽に写真をプリントできるのでおすすめです。フィルム代はかかってしまいますが……。家族や大切な友人との思い出は、ぜひプリントして手元に残してみてください。

フィルムもセットで借りられる!

チェキで写真プリントを楽しんでみよう

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4 いい写真って、どうしたら撮れるようになるの?

編集部:すごく「そもそも論」になってしまうんですが、「いい写真」ってどうしたら撮れるようになると思いますか……?

西山さん:そうですね……まずは自分が撮った写真をはじめからヘタだと決めつけないことが写真上達への近道かなと思います。撮った写真を見て「ダメだ」とすぐ消さないでほしいですね。少し寝かせたり、誰かに見せてみたりする、それでもダメなら消す、というワンクッション置くだけで、撮る行為が鍛えられます。

あとは、「見ることを増やす」ことも大事です。

編集部:「撮ること」ではなく、「見ること」。

西山さん:そう。見ることを増やすと、撮ることに意識が行くようになるんです。

今のカメラってすごく進化しているので、言ってしまえば誰でも、考えなくても同じ写真が撮れてしまうんですね。そこで大事になるのが「視点」。そして「視点」を鍛えたければ、自分や他人が撮った写真を、よく見ることが大事なんです。

成功した写真も失敗した写真も、何度も長い時間見る。一日置いてみたりすると見えるものが変わったりもする。そうすると、撮る写真がよくなっていくと思いますよ。

編集部:確かに、何も考えず「撮って終わり」だと、いつまでも同じような写真になりがちですよね……。でもしっかり「見る」ことで、「次撮るときはここをこうした方が良さそう」「この人が撮った写真、ここが素敵。こんな風に撮りたいけど、どうやったらいいんだろう?」という感じに視点が鍛えられて、その結果、技術も磨かれていきそうだなと思いました。

レビュー記事を読んだりレンタルで試したりしながら自分にフィットするカメラを選んでお供にして、何年経ってもそのときのことを楽しく思い返せるような、素敵な写真を撮れるようになれたらなと思いました。今回は教えていただきありがとうございました!

■「kikito」で自分に合うカメラを見つけてみませんか?

カメラは高額なモデルが多いので、いきなり購入するのは勇気が要りませんか? その際おすすめしたいのが「レンタルサービス」を使うこと。買うよりも手頃な価格で、実際に使いたいシーンと同じように試せるから、 自分に合うカメラを、失敗ナシで選ぶことができますよ!

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