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デジタル一眼カメラを使用しているイメージ

【プロカメラマン選定】デジタル一眼の初心者向けシーン別おすすめセット。丸ごとレンタルですぐ使える

Canon EOS Kiss M2 発表会セット (エントリークラス)

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レンズ交換式カメラ
公開日:2022年5月11日(2024年4月4日更新)


デジタル一眼カメラに興味を持っているものの、いろいろな種類があり過ぎて、どれを購入したらいいのかわからない…という方は多いのでは?そこでプロカメラマンが、撮影のシーン別に、おすすめのカメラセットをセレクト!レンタルしてすぐ使えます。

1 スマホのカメラから一歩前進!「デジタル一眼カメラ」がおすすめの理由

最近のスマートフォンのカメラなら、たいていのものは十分きれいに撮れてしまうのですが、それでもここ一番というときにはやはりデジタル一眼カメラがあんしんです。それではなぜデジタル一眼カメラがいいのでしょうか。

■スマホカメラと何が違うの?

デジタル一眼カメラとスマートフォンのイメージ

△スマートフォンとデジタル一眼カメラの違いはサイズだけではありません

スマートフォンに付いているカメラとデジタル一眼カメラの大きな違いはレンズが交換できるという点です。スマートフォンのカメラでも複数のレンズを搭載したものはありますが、デジタル一眼カメラでは通常のレンズより広い範囲を写すことができる「広角レンズ」から、遠くのものを大きく写すことができる「望遠レンズ」まで、多種多様なレンズを使うことができます。

さらに、デジタル一眼カメラはスマートフォンのカメラに使われているものより格段に大きなイメージセンサー(光を電気に変える部品)が使われています。このセンサーには「大きいものほど暗いところに強く、ノイズの少ない写真が撮れる」という特徴があります。そのため、デジタル一眼カメラはスマートフォンのカメラよりも暗いところの撮影に強いのです。

■デジタル一眼カメラの魅力って?

デジタル一眼カメラで運動会の撮影をしている女性のイメージ

スマートフォンのカメラとデジタル一眼カメラの大きな違いがわかったところで、さっそくデジタル一眼カメラの魅力をご説明しましょう。

◎レンズ交換ができる
上記でも触れましたが、デジタル一眼カメラならレンズを付け替えて撮影することができます。運動会や発表会で遠くにいる子どもを撮影するときなど、スマートフォンのカメラでは撮れなかったアップでの撮影が可能です。
◎暗いところでもきれいな写真が撮影できる
前述したとおり、デジタル一眼カメラには暗いところに強い大きなイメージセンサーが使われているので、スマートフォンのカメラではブレたり、画質が粗くなったりしてしまうような暗いところでも、きれいな写真が撮影できます。
◎静かに撮影ができる
スマートフォンのカメラでは撮影するときにシャッター音が出てしまいますが、デジタル一眼カメラの静音モード(サイレントモード)なら、ほとんど音を出さずに撮影することができるので、発表会などの撮影で気を使わなくても大丈夫です。
◎背景をぼかした写真が撮れる
スマートフォンのカメラでは背景や前景を大きくぼかした写真が撮りにくいのですが、デジタル一眼カメラならきれいに前景や背景をぼかした写真の撮影が可能です。これによって目立たせたいメインの被写体をより際立たせることができます。
◎オートフォーカスが高性能で動いているものも撮影できる
たとえば走っている人物や車、電車など、スマートフォンのカメラではピントを合わせるのが難しい、動いている被写体も、高性能なオートフォーカスを持つデジタル一眼カメラなら、簡単にピントを合わせながら撮影することができます。

■デジタル一眼カメラを選ぶときの大事なポイント

デジタル一眼カメラで料理を撮影しているイメージ

△「何を撮りたいか?」で選ぶカメラが決まります

「デジタル一眼カメラ」と一言でいっても、さまざまな機種が発売されているので、購入時にはどれがいいのか迷ってしまうと思います。そこで、まずは「どんな写真を撮りたいか?」という目的を決めるといいでしょう。

ほとんどのデジタル一眼カメラは万能ですが、やはり機種によって得意な撮影シーンが異なるため、自分の撮りたいものに合わせたセレクトが大事です。

センサーサイズ 基本的にはサイズが大きい方が高感度撮影に強く画質もよいが、その分値段も高くなる。一方、同じ画角、同じ絞り値ならセンサーサイズが大きい方がピントの合う範囲が狭くなり、ボケも大きくなる。
高感度耐性 センサーサイズが大きくなると高感度耐性も上がる傾向にあるが、画像処理エンジンの改良でセンサーサイズが小さい機種でも高感度耐性の高いものも出てきている。
連写速度 動いている人やものを撮影するときなどはやはり連写速度が速いものが使いやすい。動くものを撮影するなら5コマ/秒以上はほしいところ。
EVF いわゆるファインダーのこと。コンパクトデジタルカメラのように付いていない機種もあるが、動きの速いものを撮影するときにはEVFが付いているカメラの方が使いやすい。

2 使いたいシーン別にセレクト!おすすめカメラセット

撮りたいものが決まったら、カメラを選んでみましょう。さっそく撮影シーン別のおすすめカメラセットを紹介します。

■子どもの発表会や入学式の撮影に

  • ・本体/キヤノン EOS Kiss M2
  • ・レンズ/キヤノン EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
  • ・自立脚付一脚/スリック スタンドポッドGX-5
【発表会・入学式セット】 kikitoでレンタルする
キヤノン EOS Kiss M2の製品画像
キヤノン EOS Kiss M2
キヤノン EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMの製品画像
レンズ/キヤノン EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
スリック スタンドポッドGX-5の製品画像
自立脚付一脚/スリック スタンドポッドGX-5

【おすすめする理由】

学校や幼稚園、保育園の行事、習いごとの発表会などに使いやすいセットを選んでみました。暗いところでもきれいに撮影できるミラーレスカメラと高倍率ズームレンズ、そしてじゃまにならない自立型一脚のセットです。

子どもの撮影で大変なのは、あちこちに動き回ること。そのたびにレンズ交換をしていたらなかなかいい写真は撮れません。そこで必要なのが高倍率ズームレンズ。広角から望遠まで1本で済む高倍率ズームレンズなら交換の手間もかからず、シャッターチャンスも逃しません。

カメラは、小さいながらもAPS-Cサイズのセンサーを搭載する実力機。高感度撮影にも強く、連写速度も最大10コマ/秒なので、走っている場面などの撮影でも不安はありません。

そして、カメラを長く構えているときに便利な自立型一脚。学校で行われる多くの行事では三脚を立てるスペースがないことが多いのですが、これは一脚なので小さなスペースでも立てられます。さらに自立するので、ちょっと手を放しても大丈夫。長時間の撮影でもあんしんです。

【撮影のポイント】

発表会や入学・卒業式などは、暗い室内での撮影がほとんどです。こんなときには、カメラのISO感度を思い切ってISO6400くらいまで上げて撮影しましょう。最近のカメラは高感度でも驚くほどきれいな絵が撮れるようになっており、仮に多少画質が下がっても、ブレているよりはよほどいい結果が得られます。

また、運動会などで動いている被写体を狙うときには、背面液晶よりもファインダーをのぞいて撮影した方が、カメラを思いどおりに動かしやすいので試してみてください。

■子どもとの旅行のお供に

  • ・本体/キヤノン EOS Kiss M200
  • ・レンズ/キヤノン EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
  • ・360度カメラ/リコー THETA SC2
【子どもとの旅行向けセット】 kikitoでレンタルする
キヤノン EOS Kiss M200の製品画像
キヤノン EOS Kiss M200
キヤノン EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMの製品画像
キヤノン EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
リコー THETA SC2の製品画像
RICOH THETA SC2

【おすすめする理由】

荷物の多い旅行でもかさばらない小さなミラーレスカメラと、小型軽量の高倍率ズームレンズの組み合わせ。旅行を楽しみながら気軽に写真を撮ることができます。さらに、どこを撮ったらいいのか迷ってしまうような場面でも、ひとまずシャッターを押しておけば大丈夫という360度カメラもセットに入っています。これさえあれば思い出のシーンを丸ごと記録することができて便利です。

子どもとの旅行では、とにかくやることが多く忙しいので、手軽に撮影できるものをチョイスしました。とはいえ、画質も定評のあるキヤノンのミラーレスカメラと高倍率ズームレンズの組み合わせなので、旅行先での子どもや家族の姿はもちろん、素晴らしい風景や遊園地で乗りものに乗っているところの写真などもしっかり撮ることができます。

また360度カメラも付いているので、撮影していた人自身の写真だけがないということはもう起こりません。360度記録できるため、旅行先で気になった場面全体を写真に残して楽しめます。

【撮影のポイント】

いい旅行写真を撮影するには、まずたくさん写真を撮ること。旅行先のちょっとした街並みや家族など、撮影するときには「わざわざ撮るほどじゃない」と思うような場面でも、旅行から帰って見てみると、意外とよかったりするので、さまざまな場面で撮影しておきましょう。

迷ったときには360度カメラで撮影するのもおすすめです。また、写真撮影できる場所なら、美術館や博物館、アトラクションのなかなどを360度カメラで撮影してみましょう。後からスマートフォンなどで鑑賞すると、まるでその場に戻ったかのような臨場感を味わうことができます。

■SNS映えを狙いたいなら

  • ・本体/パナソニックLUMIX  VLOGミラーレス一眼カメラ G100 V
  • ・レンズ/パナソニックLUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.
  • ・ソフトフィルター/ケンコー KenkoPRO1D R-トゥインクル・スター6X(W)49mm、Kenko49 S MC PRO SOFTON(B) N [レンズフィルター MC プロソフトン(B) N 効果(強) φ49]
  • ・クロスフィルター/マルミ光機 ステップアップリングV37→49mm、ステップアップリング46→49mm
  • ・三脚/スリック エアリーS100
【SNS映えセット】 kikitoでレンタルする
パナソニックLUMIX  VLOGミラーレス一眼カメラ G100 Vの製品画像
パナソニックLUMIX VLOGミラーレス一眼カメラG100 V
パナソニックLUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.の製品画像
パナソニックLUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.
ケンコー KenkoPRO1D R-トゥインクル・スター6X(W)49mmの製品画像
ケンコー KenkoPRO1D R-トゥインクル・スター6X(W)49mmの製品画像
ケンコー KenkoPRO1D R-トゥインクル・スター6X(W)49mm
ケンコー Kenko49 S MC PRO SOFTON(B) N [レンズフィルター MC プロソフトン(B) N 効果(強) φ49]の製品画像
ケンコー Kenko49 S MC PRO SOFTON(B) N [レンズフィルター MC プロソフトン(B) N 効果(強) φ49]
マルミ光機 ステップアップリングV37→49mm、46→49mmの製品画像
マルミ光機 ステップアップリングV37→49mm(左)、46→49mm(右)
スリック エアリーS100の製品画像
スリック エアリーS100

【おすすめする理由】

料理や風景など、何気ない日常のワンシーンから、夜景や小物などを劇的におしゃれに撮影するためのカメラ、レンズ、フィルター、三脚のセット。Vlog撮影にもおすすめです。

スマートフォンのカメラでは難しい、背景をぼかした写真や動画が簡単に撮影できます。LUMIX G100Vには標準ズームレンズが付属していますが、さらに別売の明るい単焦点レンズを使うと、メインの被写体だけにピントを合わせて、背景をきれいにぼかした料理写真やポートレートの撮影が可能です。

また、フィルターを使えば、一味違った写真が撮れること間違いなしです。「プロソフトン」を使えば、全体がふんわりとした雰囲気になるので、ポートレートや幻想的な写真にしたいときにおすすめ。

もう1枚のフィルター「R-トゥインクル・スター6X」は夜景を撮影するときに使います。このフィルターを使うと、光の周りに光条が6本出て、とても幻想的な風景が撮影できるので、ぜひ試してみてください。

なお、自分を撮影したり、夜景を撮影したりするときには、三脚を使って撮影しましょう。

【撮影のポイント】

Vlog撮影でもSNS映えを狙った写真撮影でも、まずは単焦点レンズ「LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.」をメインで使うのがおすすめです。撮影モードはAモードで、絞り開放(絞りの数値を小さくして)撮影すると、きれいにぼかされた背景に驚くはず。

誕生日パーティーなど、ケーキのろうそくに火がともされた場面の撮影にも、このセットはおすすめ。「R-トゥインクル・スター6X」と併せて撮影してみてください。感度を上げて撮影すれば、三脚を使わなくてもブレることなく手持ちで撮影できます。

■動画も撮影したいなら

  • ・カメラ/ソニー VLOGCAM ZV-1G シューティンググリップキット
  • ・マイク/ソニー ステレオマイクロホン ECM-XYST1M
【写真&動画撮影セット】 kikitoでレンタルする
ソニー VLOGCAM ZV-1G シューティンググリップキットの製品画像
ソニー VLOGCAM ZV-1G シューティンググリップキット
同梱シューティンググリップGP-VPT2BT
ソニー ステレオマイクロホン ECM-XYST1Mの製品画像
ソニー ステレオマイクロホン ECM-XYST1M

【おすすめする理由】

画質や音質、操作性に定評のあるソニーのVLOGCAMを使って、VlogやYouTubeなどに投稿する動画を撮るのにおすすめなセットです。こちらのカメラはレンズ固定のコンパクトタイプで、外付けマイクやシューティンググリップなど、動画には欠かせないオプションが利用可能で、より音質や映像にこだわった本格的なVlog 撮影ができます。

Vlog 撮影で最初に気になるのは「音」そして「カメラワーク」です。ZV-1/ZV-1Gは内蔵マイクでも高音質設計かつウインドスクリーンを付属しているカメラなので、風音の少ない音質で撮影を楽しめます。しかし、さらに音にこだわる方には外付けのマイクの使用がおすすめです。外付けのマイクを使えば、音を拾う範囲を変えることができるので、コンサートの撮影や、インタビューの撮影ではより明確な音を録音することができます。

そして、安定したカメラワークにはやはり三脚や一脚があると便利ですが、ZV-1G シューティンググリップキットは両方のいいとこ取りをしたシューティンググリップが付いているので、長時間の収録でも安定したカメラワークで撮影を楽しめます。

【撮影のポイント】

Vlog撮影では、フットワークの軽さがものをいうので、カメラを動かして被写体のさまざまな角度を狙ってみましょう。ただ、あまり速く動かしてしまうと、画面を見ている人(撮影した動画を見ている視聴者)の視線が追い付かなくなるため、慣れないうちは「ちょっとゆっくりかな」と思うくらいのスピードでカメラを動かしてみましょう。

三脚を使う場合には、カクカクした動きにならないように気を付けてカメラを動かしましょう。

3 レンタルなら使いたいときだけ借りられる&毎回違う機種も使える

いろいろな撮影シーン向けのカメラセットを紹介してきましたが、デジタル一眼からミラーレス一眼、本格的な動画も撮れるカメラ……と、最近ではどんどんカメラも進化しています。

自分の利用目的により合ったカメラを見極めるために、はじめてカメラを買う方はもちろん、久しぶりにカメラを買おうと考えている方も、まずはレンタルで試してみるのはいかがでしょう? 特に、今までデジタル一眼カメラを使っていたという方はミラーレスカメラの使いやすさに、きっと驚くはず。ぜひ、試してみてください。

※2022年5月11日時点での情報です。
最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
※商品写真および画像はイメージです。

取材・執筆

カメラマン 青柳敏史

カメラマン 青柳敏史

1976年埼玉県生まれ。東京造形大学研究生終了後、雑誌編集部などを経てフリーランスの写真家として独立。天体写真を主軸とし、雑誌での撮影やテクニカル記事の執筆など多方面で活動している。


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