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比較検証したモバイルプロジェクターの集合画像

おすすめモバイルプロジェクター6機種を実機テスト! 小型でも迫力の大画面を実現

Anker Nebula Capsule ll モバイルプロジェクター

Anker Nebula Capsule ll モバイルプロジェクター

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プロジェクター

公開日:2022年4月26日(2024年2月6日更新)


コロナ禍によるステイホーム生活が続くなか、小型で持ち運びやすい「モバイルプロジェクター」に注目が集まっています。Netflixなどを大画面で楽しめるAndroid TV内蔵モデルを中心に、注目モデルを実機検証・比較しました!

1 モバイルプロジェクターのメリットとは?

■小さいから置き場所に困らない

Nebula Capsule llと500mlペットボトルのサイズ比較画像

モバイルプロジェクターはコンパクトなので、置き場所に困ることがありません。いつも同じ場所に大画面シアターを作りたいのであれば、据え置き型プロジェクターがおすすめですが、リビングの壁や寝室の壁に投影したり、持ち運んで会社の会議室の壁や宿泊先のホテルの壁に投影したりと、好きな場所に置いて好きなサイズで映画やゲームなどを楽しめるのが、モバイルプロジェクターの大きな魅力です。

通常のプロジェクターより価格も抑えられているものも多く、気軽に映画館気分を味わえるのは大きなメリット。YouTubeやNetflixを大画面で見ると楽しさも膨らみます。

■天井への投影なら狭い部屋でも簡単に大画面を実現

Nebula Capsule IIで天井投影しているイメージ

天井への投影にも対応できるモデルなら、寝転びながら映画やゲームなどを楽しむこともできます。寝る前にヒーリング映像を流したり、好きなアーティストのライブ映像を味わったりと、壁のみに投影できるプロジェクターと比べて、楽しみ方が広がることは間違いありません。

■Android TV搭載でNetflixやYouTubeを気軽に楽しめる

YouTubeなどが表示されているホーム画面

Android TVを搭載するモバイルプロジェクターなら、YouTubeのほか、NetflixやAmazonプライム・ビデオなど、さまざまな動画配信サービスを楽しむことができます。Blu-ray Discプレーヤー/レコーダーやゲーム機などを接続する必要もなく、バッテリーを内蔵するモデルなら電源ケーブルさえつなげる必要もなく大画面で映画やライブ映像などを楽しめます。

2 小型プロジェクターを選ぶときのポイント

モバイルプロジェクターを選ぶ上で重要なポイントをご紹介しましょう。

(1)まずは明るさ/コントラスト比に着目

モバイルプロジェクターのユーザー体験を最も大きく左右するのが「明るさ」です。明るいほど、昼間のリビングでも視聴できますし、より大きな画面にしても快適に楽しめます。明るさの単位は「ルーメン」もしくは「ANSIルーメン」で表記されます。

「ANSIルーメン」とは米国規格協会(ANSI)が定めたプロジェクタースクリーンの明るさの表記方法のことで、スクリーン上の複数の点で明るさを計測して平均することで、より厳密に明るさを表現できるようになっています。単純に「ルーメン」と表記されているものよりも信頼性が高いと考えて間違いないでしょう(ここの説明ではANSIルーメンも含めて「ルーメン」と表記します)。

明部と暗部の差を表す「コントラスト比」が大きいほど、暗いシーンでのディテールの表現力が上がるので重要な要素ですが、まずは「明るさ」に着目するのがおすすめです。

モバイルプロジェクターの場合は100ルーメンから500ルーメン程度が中心となっており、据え置きプロジェクターは1000ルーメン以上の明るいモデルが中心になっています。

また、3000ルーメンや4000ルーメンといったかなり明るいモデルもあるので、大画面スクリーンに投影したい場合はよりルーメン値の高いモデルを選ぶことをおすすめします。据え置きは2000ルーメン以上を選ぶと間違いないです。モバイルでは200ルーメン以上で、コスパも含めて選ぶといいでしょう。

(2)解像度をチェックしよう

画質面では「パネル解像度」が重要です。パネル解像度がフルHD(1920×1080ピクセル)であれば、Blu-ray Discと同等の解像度なので、大画面にしても粗を感じることはないと思います。

(3)手軽に動画を楽しみたい人にはAndroid TV 搭載が必須

プロジェクターの接続方法はHDMI端子による有線接続が中心ですが、最近ではNetflixやAmazonプライム・ビデオなどの定額制動画配信サービスを本体だけで楽しめるAndroid TV搭載モデルが増えています。

Android TV搭載モデルの場合、Wi-Fi経由でスマートフォンの画像や動画を再生したり、ミラーリング(スマートフォンの画面をそのまま投影すること)したりできるので、スマートフォンをより活用したい人にはAndroid TVが必須といえます。

Blu-ray Disc プレーヤーやレコーダー、ゲーム機を接続して映画やゲームなどを楽しみたいという人にはAndroid TV非搭載でも十分ですが、Android TVを搭載していないモデルでは、Wi-Fi経由でスマートフォンと連携することもできない場合もあります。

特に「モバイルプロジェクターを使って自宅内のさまざまな場所で投影したい」「旅行先や出張先などでも映像を楽しみたい」という人には、利便性の上でもAndroid TV搭載モデルがおすすめです。

(4)内蔵スピーカーのクオリティも重要

BluetoothスピーカーやBluetooth対応のサウンドバーなどをつなげて楽しむこともできますが、本体だけで手軽に楽しみたいのであれば、内蔵スピーカーの音質は重要な要素です。出力ワット数だけでなく、ステレオかモノラルか、どういった音作りをしているかによって、実際の音質は大きく違ってきます。

(5)画像補正機能も確認しておくべき

映画やライブ映像、ゲームなどを楽しむときだけ取り出して使ったり、外出先で手軽に使ったりするためには、自動台形補正機能やフォーカス調整機能などが便利です。

(6)長時間使いたいならバッテリー性能も重要

自宅内のさまざまな場所で投影するだけでなく、旅行先、出張先などに持ち運んで手軽に使いたいという人には、本体の大きさと重さ、バッテリー駆動時間のバランスも重要になります。モバイルプロジェクターはWi-Fiさえあればどこでも投影できるのですが、バッテリー駆動時間が短いとコンセントに接続する必要が生じてしまいます。

ただしUSBケーブルで給電するモバイルプロジェクターの場合、モバイルバッテリーで給電しながら投影することも可能です。そこでモバイルバッテリーと併用することも考慮して、本体の大きさと重さ、バッテリー駆動時間のバランスを検討すると良いでしょう。

(7)イベント利用ならレンタルも視野に

週末旅行やキャンプなどでのスポット的な利用を検討しているなら、いきなり購入せずレンタルで使ってみて、気に入ったら購入するというのも方法のひとつです。

3 おすすめ製品実機レビュー

2023年3月時点で、編集部がおすすめするモバイルプロジェクターを6機種ピックアップしました。各機種の特徴を表にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

▽おすすめ製品比較表

アンカー・ジャパン
Nebula Capsule II
アンカー・ジャパン
Nebula Vega Portable

BenQ
GV30

EPSON
EF-100BATV

EPSON
EF-12

XGIMI
Halo+

Android TV 対応端末同梱
明るさ 200ANSIルーメン 500ANSIルーメン 300ルーメン 2000ルーメン 1000ルーメン 900ANSIルーメン
パネル解像度 1280×720 1920×1080 1280×720 1280×800 1920×1080 1920×1080
天井投影 対応 対応 対応 対応 対応 対応
オートフォーカス 対応 対応 対応 非対応 対応 対応
自動台形補正 垂直±40° 垂直±40° 縦自動±40° 非対応 縦横自動 垂直±40°、水平±40°
バッテリー 約3時間/約2.5時間(Wi-Fi時) 約3時間 約2.5時間 2時間
スピーカー 8W×1 4W×2 4W×2+8Wウーファー 5W 5W×2 5W×2
重さ 約740g 約1.5kg 約1.6kg 約2.7kg 約2.1kg 約1.6kg
価格(税込) 59,800円 79,990円 77,560円 112,200円 137,500円 99,880円
画質 ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★★
音質 ★★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★
携帯性 ★★★★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★★ ★★
コスパ ★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★
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※表中の星評価は、執筆者が同じ条件下で実施した比較検証テストの結果をもとに判断したものです。

■アンカー・ジャパン/Nebula Capsule II

アンカー・ジャパン/Nebula Capsule II正面画像

Android TV9.0を搭載し、パネル解像度は1280×720ピクセル、明るさは200 ANSIルーメンと、超小型プロジェクターとしては平均的な基本性能を備えたモデルです。画質は明るさが物足りないですが、フルHDではないながらもクッキリとした映像を楽しめました。発色は比較的落ち着いた色合いで、映画などを楽しみたい人に向いていると思います。

コンパクトながら、音質もなかなかです。音の広がり感があって、地響きのような低音から破裂音のような高音まで過不足なく出ており、セリフも聞きやすいです。Dolby Digital 対応で、Bluetoothスピーカーとして使えるだけあって、音楽再生もよいです。全体的にクオリティの高いサウンドに仕上がっています。

Nebula Capsule IIを手に持ったイメージ

△コンパクトながら音質はなかなか良好

使い勝手の面ではオートフォーカスと自動台形補正機能を搭載しており、設置するだけで自動的にセッティングを済ませてくれるのがかなり楽です。いっぽう、水平方向の台形補正機能は弱いので、プロジェクターを真正面に置ける環境で使うことをおすすめします。

バッテリーを内蔵しており、約3時間(Wi-Fi経由でSVODなどを見る場合は約2.5時間)の動画再生もできるので、普通の映画1本なら内蔵バッテリーだけで楽しめるのも魅力です。

Nebula Capsule IIのホーム画面

△セッティングが楽で、置いてすぐに映画などを楽しめる

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Nebula Capsule IIを使ってみる

■アンカー・ジャパン/Nebula Vega Portable

アンカー・ジャパン/Nebula Vega Portable 正面画像

Android TV 9.0を搭載し、パネル解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)、明るさは500 ANSIルーメンの基本性能を備えたモデルです。サイズは約192(幅)×192(奥行き)×59(高さ)mm、重さ約1.5kgと決して軽くはないものの、バッテリー駆動で約3時間の連続動画再生が可能。据え置き型プロジェクターとモバイルプロジェクターの良さを掛け合わせたようなモデルになっています。

Nebula Vega Portableのスピーカーイメージ

△モバイルプロジェクターのなかでは大きめですが、コンパクトで狭い場所にも設置しやすいのが魅力

500 ANSIルーメンとモバイルプロジェクターとしてはかなり明るいので、80インチから100インチといった大画面でも十分に映画やドラマ、アニメなどを堪能できます。4W出力のステレオスピーカーも内蔵しているので、スピーカーを接続しなくても本体だけでクリアな音質を楽しめます。

Nebula Vega Portableのフラップを立ち上げた状態

△最大13°まで投影角度調整可能なフラップで、三脚を使わなくても投影角度を調整できます

オートフォーカスに機能を搭載し、垂直方向の自動台形補正機能(水平方向は手動)にも対応しています。投影角度を最大13°まで調整できるフラップが機体下部に付いているため細かい調整が利きやすいのもうれしいですね。

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Nebula Vega Portableを使ってみる

■BenQ/GV30

BenQ/GV30の正面画像

135度の角度調整機能、Android TV 9.0を搭載し、パネル解像度は1280×720ピクセル、明るさは300 ANSIルーメンの基本性能を備えたモデルです。サイズは120(幅)×196(高さ)×185(奥行き)mm、重さ約1.6kg。持ち運びのしやすさと光源の明るさのバランスがいいモデルといった感じです。

GV30のスピーカーの画像

△2.1chスピーカー(4Wスピーカー×2+8Wのウーファー)を搭載しています

モバイルプロジェクターとしては世界初(同社発表)となる2.1chスピーカー(4Wスピーカー×2+8Wのウーファー)を搭載しており、重低音を含めた迫力のあるサウンドをコンパクトなボディで楽しめるのが魅力です。

2.1chスピーカーは4つのサウンドモードを搭載し、Bluetooth接続でスマートフォンの音楽をスピーカーとして楽しむことも可能です。

GV30の角度調整機能の画像

△オートフォーカスや自動垂直台形補正機能だけでなく、最大135°の角度調整機能が使いやすいです

135°までの角度調整機能が付いており、オートフォーカスや自動垂直台形補正機能も搭載しています。白壁だけでなく、天井やロフトへの投影や下向きの投影も可能なので、自宅内のさまざまな場所に持ち運んで、映像を楽しめます。

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■EPSON/EF-100BATV

EPSON/EF-100BATV正面画像

パネル解像度は1280×800ピクセル、明るさは2000ルーメンと、据え置き型プロジェクターに匹敵する基本性能を備えたモデルです。Android TVは非搭載ですが、このモデルはAndroid TV端末が同梱されており、本体のUSB端子に端末を挿すことでAndroid TV内蔵プロジェクターと同じように使えるようになっています。

EPSON/EF-100BATVの背面画面

△同梱の端末を挿すことでAndroid TVに対応する

画質面では解像度がフルHDモデル(1920×1080ピクセル)に比べて物足りないものの、2000ルーメンの明るさは圧倒的で、100インチサイズでも全く不満がないレベルでした。色合いも派手すぎず、かといって地味すぎないバランスのいい発色になっており、どんなコンテンツでも満足できる仕上がりだと思います。

音質は低音から高音までバランスはいいものの、全体的に解像感が低めで、ちょっと物足りない印象を受けます。

使い勝手の面では、オートフォーカスや自動台形補正機能は非搭載(手動での縦・横の台形補正機能を搭載)で、セッティングもほかのモバイルプロジェクターに比べて少し面倒な感じがあります。バッテリーも非搭載なので、手軽さの面でも今ひとつです。

EPSON/EF-100BATVを立てた画像

△縦置きで天井投影も可能! 圧倒的な明るさも魅力

ただEF-100BATVは、アンカーなどのモデルとは少し異なり、「通常のホームプロジェクターをより小型・軽量化したモデル」といえると思います。クオリティの高い大画面映像を自宅のいろいろな部屋で楽しみたいといった方にマッチするでしょう。

スペック的には、このあとご紹介するEF-12よりも解像度が低いため、見劣りするように思えるかもしれませんが、明るさでは圧倒的に優れているので、明るいリビングでも楽しみやすいのが魅力です。

音質も、ヤマハとタッグを組んでいるEF-12ほどではないものの、セリフや音楽なども含めて聞きやすく仕上がっていました。

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EF-100BATVをレンタルする

■EPSON/EF-12

EPSON/EF-12正面画像

Android TVを搭載し、パネル解像度は1920×1080ピクセル、明るさは1000ルーメン。一般的な据え置き型プロジェクターに比べると若干明るさは足りないものの、かなり本格的な基本性能を備えた小型プロジェクターです。

画質面では解像感が高くて明るさも十分あり、100インチサイズでも十分楽しめてバランスよく仕上がっています。色合いも派手すぎず、かといって地味すぎないバランスのいい発色というのはEF-100BATVと同様ですが、解像感の高さはこちらの方が優れているので、明るいリビングなどでなければどんなコンテンツでも満足できる仕上がりだと思います。

EPSON/EF-12の画像投影画面

△解像度の高さと明るさのバランスのよさが魅力

音質にも注目です。パッシブラジエーターを備えたヤマハ製の2.0chスピーカーを搭載しており、ヤマハ独自のDSP(デジタル信号処理)技術とAudioEngineによって、広がり感のある音場と低音から高音までクリアでバランスのいい音に仕上がっています。コンテンツに合わせて、シアター、テレビ、スタジオ、スタジアム、ライブ/コンサート、カラオケの6つのモードが用意されているのも魅力的なポイントです。

EPSON/EF-12のスピーカー上部、YAMAHAのロゴアップ

△ヤマハ製スピーカーとヤマハならではの音作りも必聴

使い勝手の面ではオートフォーカスや自動台形補正機能を搭載しており、セッティングのしやすさも他のモバイルプロジェクターに引けを取りません。バッテリーこそ非搭載ですが、重さも2.1kgとそこそこ運びやすいので、家のなかで持ち運んで使うのはもちろん、車で旅行先に向かう場合など、さまざまなシーンで使えそうです。

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■XGIMI/Halo+

XGIMI/Halo+正面画像

Android TV 10.0を搭載し、パネル解像度は1920×1080ピクセル、明るさは900 ANSIルーメンの基本性能を備えたモデルです。サイズは113.5(幅)×145(奥行き)×171.5(高さ)mm、重さ約1.6kg。モバイルプロジェクターとしては若干大きめではあるものの、LED光源のプロジェクターではトップクラスの明るさで、据え置き型プロジェクターとモバイルプロジェクターの良さを掛け合わせたようなモデルです。バッテリー駆動時間は最大約3時間なので、映画1本は余裕で視聴可能です。

Halo+のスピーカー画像

△5Wスピーカーを2基搭載。スマートフォンなどと接続してBluetoothスピーカーにもなります

Halo+専用に開発された、Harman/Kardon製の5Wスピーカーを2基搭載しており、Dolby AudioやDTS-HD、DTS Premium Soundといったオーディオフォーマットにも対応。スマートフォンなどと接続してBluetoothスピーカーとして活用することも可能です。

Halo+の投影イメージ画像

△AIがスクリーンを拡大・縮小するため、初期設定のストレスが少ないのもポイントです

オートフォーカス機能のほか、自動台形補正機能も搭載。さらに細かく手動調整することもできます。視聴エリア内の物体をAIが自動で発見してスクリーンを拡大・縮小する「Intelligent Obstacle Avoidance」機能や、スクリーンに合わせて投影する画面サイズを自動で調整する「Intelligent Screen Alignment」機能など、設置してすぐにストレスなく視聴できる機能が豊富に備えられています。

>>製品の詳細をチェック !

4 おすすめ6製品の画質を比較

▼各製品の画質の違いはこちら

アンカー・ジャパン/Nebula Capsule II

アンカー・ジャパン/Nebula Capsule llの比較画像

アンカー・ジャパン/Nebula Vega Portable

アンカー・ジャパン/Nebula Vega Portableの比較画像

BenQ/GV30

BenQ/GV30の比較画像

EPSON/EF-100BATV

EPSON_EF100BATVの比較画像

EPSON/EF-12

EPSON_EF12の比較画像

XGIMI/Halo+

XGIMI/Halo+の比較画像

■アンカー・ジャパン/Nebula Capsule II

発色は青みがかっていて落ち着いた色合いです。解像度は低めですが、気球の表面の質感などもしっかりと出ています。

■アンカー・ジャパン/Vega Portable

なかなかの明るさで、解像感も十分に感じられます。色合いもバランスが良く、暗部もしっかりと描かれている印象です。

■BenQ/GV30

明るさは十分で、色合いのバランスも良いです。解像度が低いためディテールが描き切れておらず、その点で若干の物足りなさを感じます。

■EPSON/EF-100BATV

解像度はフルHDモデル(1920×1080ピクセル)に比べて低めですが、物足りなさを感じさせません。色合いはとても自然に仕上がっています。

■EPSON/EF-12

派手すぎない色合いで明るさも十分あり、気球の表面のディテールまでしっかりと表現されています。影の部分の描写も見やすくていい感じです。

■XGIMI/Halo+

明るさは十分あり、地味すぎず派手すぎず、バランスのいい色合いに感じられます。気球の表面のディテールから暗部までしっかりと描写されており、満足度の高い仕上がりです。

>>もういちど各製品の詳細をチェック!

5 各製品はどんな人におすすめ?

■アンカー・ジャパン/Nebula Capsule II

映像も音も、いろんな場所で楽しみたい人におすすめ

画面はちょっと暗めではあるものの、絵作りのバランスはよいです。Bluetoothスピーカーとして使ってもいいほど音作りもよく、ポータビリティの高さも魅力です。

Nebula Capsule IIをレンタルする

■アンカー・ジャパン/Nebula Vega Portable

画質・音質・コスパの良さを求める人におすすめ

明るさや解像度を含めた画質から音質、持ち運びやすさ、設置のしやすさまで、どれもバランスの良いモデルです。突出した良さがあるというよりも、使い勝手が良くてコスパの良いモデルが欲しいという人にぴったりです。

Nebula Vega Portableをレンタルする

■BenQ/GV30

パワフルな重低音や角度調整を楽しみたい人におすすめ

他のモデルにはない2.1chスピーカーの音質、特にパワフルな重低音や音の広がりが魅力的なモデルです。解像度は少し物足りなさを感じるものの、80~100インチクラスまで十分に楽しめるくらいの明るさがあるので、特に音にこだわりたい人におすすめです。

■EPSON/EF-100BATV

リビングなどの明るい場所でも楽しみたい人におすすめ

重さは2.7kgと重めでバッテリーも搭載していませんが、なんといっても2000ルーメンの圧倒的な明るさが魅力。解像度は低めですが、リビングなどの明るめの部屋でも楽しみたいという人にはぴったりです。

EF-100BATVをレンタルする

■EPSON/EF-12

映像も音も高品質に楽しみたい人におすすめ

ホームプロジェクターでは定評のあるEPSONを本気で手軽に使えるモバイルプロジェクター作りに取り組んだモデル、という印象です。明るくて解像度も高く、高音質でセッティングもしやすいので、バッテリー以外にほぼ穴のないモデルといった感じです。

■XGIMI/Halo+

アクティブに持ち運んで楽しみたい人におすすめ

しっかりとした明るさがあるだけでなく、音質もバランス良く、オートフォーカスや自動台形補正機能など設置のしやすさも抜群です。それに加えて障害物を自動的に検知して投影画面を調整する機能なども備えており、好きな場所に持ち出して設置、投影までが素早く行えるのが魅力です。旅行などに持ち運びたい人だけでなく、自宅内でもアクティブに持ち運んでいろいろな場所で見たいという人におすすめです。

どのモバイルプロジェクターも魅力的ですが、いくら性能の高いモデルでも自宅の環境や自分が使いたいシーンに合うかどうかはわかりません。気になる製品があったら、一度レンタルして試してみてはいかがでしょうか。

※2022年4月時点での情報です。

最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。

※表示金額はすべて税込価格です。

※商品写真および画像はイメージです。

■ 取材・執筆

安蔵靖志

安蔵靖志

IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演中。その他ラジオ番組の家電製品リサーチや構成などにも携わっている。

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