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【実写比較】GoProシリーズ2022年現行機種を使い比べて分かったおすすめモデルとは?

GoPro HERO10 Black アクションカメラ

GoPro HERO10 Black アクションカメラ

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アクションカメラ
公開日:2021年4月27日(2023年4月11日更新)


アクションカメラが人気を集めていますが、その火付け役ともいえるのがGoPro シリーズといっても過言ではありません。小型軽量サイズで高性能、しかも簡単に動画撮影ができるとあって、初心者からプロまで幅広い人気を集めるGoPro。その現行モデル4機種を実際に使用して、おすすめモデルをご紹介しましょう!

1 GoProってどんなアクションカメラ?

GoProの手のひらサイズイメージ画像
△手のひらサイズで4Kの高画質動画撮影が可能

近年、人気を集めているアクションカメラは、手のひらに乗るほど小型ながら4Kの高画質動画が撮影できる高性能な点が特徴です。

そのアクションカメラ市場を開拓し、牽引し続けているのがGoProシリーズです。操作が簡単で、すぐに動画撮影ができることから、初心者からプロまで幅広い層に利用されています。

2 GoProをおすすめする4つの理由

GoProのイメージ画像

■ 理由1 いつでもどこでも動画撮影できる

アクションカメラは、コンパクトで軽量な製品が多いため、ポケットに忍ばせておいて気軽に持ち運び、撮りたいときに動画をすぐに撮れるのが特徴です。

なかでもGoProはスイッチを入れたらすぐに起動し、ワンアクションで動画撮影できるのが強みです。しかも水深10mの防水性(GoPro MAXは5m)を備えており、シュノーケリング程度なら水濡れによる故障を気にせず動画が撮れちゃいます!

■ 理由2 実際の目線に近い映像が撮れる

GoProには「マウント」という専用のアタッチメントが豊富に用意されているので、ヘルメットに付けたり、自転車のハンドルに設置したりと、撮影範囲が幅広いのが特徴。

自分好みのアクティビティシーンで活用でき、実際の目線に近い迫力ある映像表現が可能となります。

■ 理由3 超広角で広い画角の映像

アクションカメラは一般的なビデオカメラやデジタルカメラと異なり、広角レンズが搭載されていることが多いのですが、GoProは特に超広角レンズを採用しており、広い範囲の映像を撮影できるのが人気の理由となっています。

自撮り撮影などで、多くの人を同じ構図に入れ込むことができるため、パーティーアイテムとしても活用されています。

■ 理由4 SNSですぐに動画をシェアできる

GoProシリーズはWi-FiとBluetoothによってスマホなどとの接続が簡単。専用アプリを利用すれば、撮った動画をすぐにSNSでシェアできます。逆にスマホでGoProの操作も可能で、離れた場所でも撮影したり、動画を確認したりすることができます。

3  GoProシリーズを選ぶ際のポイントとは?

GoProは現在、アクションカメラのHEROシリーズ2モデル(「HERO8 Black」「HERO9 Black」「HERO10 Black」)と、360°カメラの「MAX」という3種類が販売されています。

どの機種を選べばいいか迷ってしまうという人も少なくないでしょう。まずは選び方のポイントを解説していきます。

GoProのイメージ画像

■ 撮影画質:動画と静止画の画質で選ぶ

GoProは、動画と静止画(写真)を撮影することができるアクションカメラです。デジカメとしても使いたいという人であれば、静止画の画素数にも注目してください。

また、動画に関しては画質とともに、1秒間の動画がどれくらいの画像で構成されているがわかる「fps(フレームレート)」もチェックしましょう。

■ 液晶モニター:用途に応じてデュアルディスプレイも

「HERO10 Black」と「HERO9 Black」は、カメラ前面にフルカラーのサブ液晶モニターが搭載された「デュアルディスプレイ」タイプです。

「HERO8 Black」にもサブ液晶モニターが搭載されていますが、文字情報の表示のみ。「MAX」はメイン液晶モニターのみです。

動画配信など、自撮り撮影でGoProを活用したい場合には、「HERO10 Black」または「HERO9 Black」を選ぶといいでしょう。

■ 各種類の特徴:360°カメラ? 高画質? コスパ?

GoPro現行4機種にはそれぞれ特徴があり、「MAX」は通常のHEROモードの撮影に加え、デュアルレンズによる360°カメラとしての機能があります。

「HERO10 Black」は、5.3K動画に加え、2300万画素の静止画と高画質撮影が可能。

「HERO9 Black」は、5K動画、2000万画素の静止画が撮影できます。

「HERO8 Black」は、性能とリーズナブルさとのバランスがよいため高コスパな機種と定評があります。

4 現行GoProシリーズ4機種の特徴を紹介

GoProシリーズのイメージ画像

前項で解説したGoProシリーズの選び方をもとに、これからGoProで動画撮影をはじめたい初心者の方に各機種の特徴をご紹介します。

どんな使い方をしたいのか、そのためにはどんな機能・性能が必要なのかを考え、お目当てのGoProを選ぶようにしてください。

▽GoPro現行3機種の機能比較

製品名 GoPro HERO10 Black GoPro HERO9 Black GoPro HERO8 Black GoPro MAX
発売日 2021年9月17日 2020年9月17日 2019年10月25日 2019年10月25日
日本総代理店公式価格
(税込)
¥72,600 ¥64,900 ¥55,880 ¥67,100
動画解像度(最大) 5K60 + 4K120、広角視野角 5K30 + 4K60、広角視野角 4K60、広角視野角 360°、5.6K
静止画画素数(最大) 23 MP+SuperPhoto
(HDR搭載)
20 MP+SuperPhoto
(HDR搭載)
12 MP+SuperPhoto
(HDR搭載)
18 MP
ビデオ安定化
(手ブレ補正)
HyperSmooth 4.0 HyperSmooth 3.0 HyperSmooth 2.0 Max HyperSmooth
液晶モニター フロントカラーディスプレイ フロントカラーディスプレイ タッチスクリーン タッチスクリーン
タイムラプス機能
レンズ視野角 148° 148° 148° 360°
サイズ(mm) H55.0×W71.0×D33.6 H55.0×W71.0×D33.6 H48.6×W66.3×D28.4 H69.0×W64.0×D25.0
重量 (カメラ +
バッテリー+フレーム)
約153g 約158g 約126g 約154g
バッテリー 1720 mAh(着脱式) 1720 mAh(着脱式) 1220 mAh (充電式) 1600 mAh (着脱式)
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■ GoPro HERO10 Black

71,600円

GoPro HERO10 Blackの製品画像

GoProの代名詞ともいえるHEROシリーズの最新機種です。HERO9 Blackから採用されたフルカラーの前面液晶モニターは、新画像処理プロセッサー「GP2」の搭載により、滑らかなプレビュー映像が表示できるようになりました。さらに、23.6MPの撮像センサーとの組み合わせで、これまで以上に暗い場所でも明るく、精細な映像が撮影可能となっています。

注目ポイント(1)
新画像処理プロセッサー「GP2」と23.6MPの撮像センサーで暗部での撮影に強い

GoPro HERO10 Blackのフルカラーの前面液晶モニター画像
△薄暗い部屋の中でも細部まで明るく、キレイに撮影できます。

画像処理プロセッサー「GP2」は、撮影中の画像処理のパフォーマンスが飛躍的に向上し、さらにカメラ内でのビデオアルゴリズムも進化したため、これまでのHEROシリーズ以上に暗い場所での撮影に強くなりました。より、美しいコントラストの映像を撮りたいなら、HERO10 Blackがおすすめです!

注目ポイント(2)
タッチ式液晶ディスプレイの反応速度が大幅に改善

GoPro HERO10 Blackのタッチ式液晶ディスプレイ画像
△タッチ式液晶ディスプレイの反応が改善され、キビキビと快適な操作が可能に。

HEROシリーズの課題だったタッチ式液晶ディスプレイの反応、速度が大幅に改善されました。これにより快適な操作が可能になり、より撮影に集中できる環境が整ったといえるでしょう。

最新モデルの実力は?買う前にレンタルして試してみよう HERO10をレンタルする

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【プロが実写レビュー】GoPro HERO10 Blackの進化した性能を徹底解説

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■ GoPro HERO9 Black

64,900円

GoPro HERO9 Blackの製品画像

一世代前のGoPro HEROシリーズにおけるフラッグシップモデルです。フルカラーの前面液晶モニター搭載で、自撮りしながらのライブ配信や「Vlog」(ビデオブログの略称)などの利用に適しています。

注目ポイント(1)
前面液晶モニターで自撮り撮影も簡単

GoPro HERO9 Blackのフルカラーの前面液晶モニター画像
△フルカラーの前面液晶モニターがあり、気軽に自撮り撮影ができます

フルカラーの前面液晶モニター搭載で、自撮りの際に自分の姿を確認しながら動画や静止画を撮影することが可能です。特にライブ配信(GoProでは「ライブストリーミング」と呼ぶ)では使いやすい機能です。

注目ポイント(2)
超広角撮影を可能にするMax レンズモジュラー

GoPro HERO9 Blackのレンズカバーの取り外し画像
△レンズカバー取り外しに対応。機能拡張できるモジュラー取り付けも可能に。

HERO7で可能だったレンズカバーの取り外しが復活。しかも新しいモジュラーを取り付けることができるようになりました。強力な手ブレ補正機能「HyperSmooth 3.0」と、148°の超広角デジタルレンズで、より表現の幅が広がっています。

ライブ配信やVlog撮影にもぴったり!人気モデルを気軽に体験 HERO9をレンタルする

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【プロが実写レビュー】GoPro HERO9 Blackの進化した性能を徹底解説

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■ GoPro HERO8 Black

55,880円

GoPro HERO8 Blackの製品画像

2019年に発売されたHEROシリーズです。HERO9 Blackよりもひと回り小さいサイズで、子どもや女性でも持ちやすいのが特徴。リーズナブルな価格で、入門アクションカメラとしてコスパ抜群のモデルです。

注目ポイント(1)
手のひらサイズの小型軽量さ

GoPro HERO8 Blackのサイズイメージ画像

高さ48.6×幅66.3×奥行き28.4mm、重さ126gと手のひらサイズで超小型軽量のアクションカメラ。同じHEROシリーズのHERO9 Blackは高さ55.0×幅71.0×奥行き33.6mm、重さ158gなので、HERO8はほぼ一回り小さいサイズで、軽量なのが魅力となっています。そのため、ヘルメットに装着したり、腕に巻いたりしての使用時はHERO8の方が使いやすい方もいると思います。

注目ポイント(2)
手ブレ補正や4K動画撮影など高い基本性能

GoProの手ブレ補正機能「HyperSmooth 2.0」搭載で、激しい動きの撮影でも手ブレが気になりません。さらに動画撮影性能は4K、60fpsという高画質。基本性能が非常に高く、とてもリーズナブルでコスパの高いアクションカメラです。

注目ポイント(3)
GoPro HERO9より自然な発色に仕上がる

GoProシリーズの動画は、他社のアクションカメラよりも発色が鮮やかな傾向にありますが、特に最新モデルのGoPro HERO9は鮮やかな色味。これに対し、GoPro HERO8は少し鮮やかさが抑えられている印象です。

GoPro HERO8で撮影した画像(2.7K動画から切り出し)
△GoPro HERO8で撮影(2.7K動画から切り出し。撮影:青柳敏史)

GoPro HERO9で撮影した画像(2.7K動画から切り出し)
△GoPro HERO9で撮影(2.7K動画から切り出し。撮影:青柳敏史)

同じシチュエーション・設定で動画撮影したGoPro HERO8とHERO9との比較では、HERO9の方が少しコントラストが強く、ハイライト部分が白く飛び気味になっています。これに対し、HERO8は肉眼で見た印象に近い、落ち着いた仕上がりになっています。

また、画像をよく確認してみると気づくのですが、GoPro HERO8は画面手前のネジ部分までしっかりとピントが合っているのがわかります。ただ、これはごくわずかな差ですので、実際に使用してみたら気にならない程度の違いでしょう。

どちらが優れているというわけではありませんが、より自然な色合いで動画撮影をしたいという方なら、GoPro HERO8を選ぶことをおすすめします。

シリーズ内で最も小型&軽量。アクションカメラ入門ならコレ! HERO8をレンタルする

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【プロが実写レビュー】GoPro HERO8 Blackの性能を歴代機種と比較しながら解説

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■ GoPro MAX

67,100円

GoPro MAXの製品画像

GoProがはじめて360°カメラに参入したのが、この「GoPro MAX」です。もちろん最大の特徴は前後2つのレンズにより360°動画が撮れる点ですが、このMAXには「HEROモード」があり、HEROシリーズ同様の使い方も可能となっています。

注目ポイント(1)
前後のレンズで360°動画が撮れる

GoPro MAXの360°動画が撮影可能なイメージ画像
△本体の前後にレンズがあるため360°全方位でのVR動画が可能

「GoPro MAX」のメイン機能は、360°全方位動画が撮影できるという点です。かなり独特な映像表現となるため、非常に面白い仕上がりになりますが、そのための編集にはちょっとした慣れが必要です。

注目ポイント(2)
アクションカムとしても使える「HEROモード」

GoPro MAXのコンパクトな本体のイメージ画像

アクションカメラのGoPro HEROシリーズのような使い方ができるのが、MAXの魅力のひとつです。360°動画では5.6K撮影対応ですが、HEROモードでは片面のカメラを使うため、4K動画に満たない1440pの解像度となります。

360度動画も撮れるアクションカメラで特別な動画を作ってみよう! GoPro MAXをレンタルする

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5 まとめ

最近はやりのアクションカメラは旅行先でのアクティビティ撮影はもちろん、近年は動画配信やVlog撮影で利用されるケースも増え、カメラの1ジャンルとして確立しています。

なかでも、アクションカメラのパイオニアとも呼ぶべきGoProは動画・静止画だけでなく、タイムラプス動画やライブ配信など多機能で、定評のあるモデルのため購入を検討するのもいいかと思います。

ただ、やっぱり実際に使い勝手を試してから考えたいというなら、まずはレンタルという選択肢もありだと思います。気になるGoProの最新機種をレンタルすれば、おトクに使うことができて便利です。ぜひ、一度商品レンタルページをチェックしてみてくださいね!

※2021年11月時点での情報です。
※最新情報について、詳しくはメーカーのホームページをご確認ください。
※表示金額はすべて税込価格です。
※商品写真および画像はイメージです。

■ 取材・執筆

水澤敬さんプロフィール画像

水澤 敬

カメラ・写真、ガジェットライター。1970年生まれ。カメラ雑誌『デジタルカメラマガジン』『CAPA』をメインに出版社で編集者として15年ほど従事し、その後独立。メーカーの開発者へのインタビューも行うなどカメラの最新機種や撮影ノウハウはもちろん、最新情報への造詣が深い。中・高校などの写真活動も応援。趣味は、マラソン。


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