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GoPro HERO13 Black

【2024最新】「GoPro HERO13 Black」をレビュー!GoPro HERO12 Blackから変わった点や気になった点を本音で解説します

【新品】GoPro HERO13 Black アクションカメラ

【新品】GoPro HERO13 Black アクションカメラ

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アクションカメラ
公開日:2024年12月24日


GoPro HEROシリーズの最新モデル「GoPro HERO13 Black」がついに発売。発売日を心待ちにしていた人も多いでしょう。ここでは、基本的な性能や、前モデル「GoPro HERO12 Black」との違いについて解説します。

1 GoPro HERO13 Blackとは?

HERO13 Black

まずは「GoPro HERO13 Black」とはどのようなカメラなのかを解説しましょう。

●商品の概要

防水性や高い耐久性を備えた、アクションカメラの代名詞ともいえる、ロングセラー製品「GoPro」シリーズ。その最新モデルが「GoPro HERO13 Black」(以下、「HERO13 Black 」)です。
2024年9月11日に発売され、メーカー直売価格は68,800円となっています。

HERO13 Blackは、HERO10 Blackからの5.3K(5120×2880ピクセル)の解像度で60fps(秒間60コマ)という滑らかな動画撮影や、GoPro HERO12 Blackからの高度な手ブレ補正機能「HyperSmooth 6.0」といった、基本の機能はそのまま継承。

加えてHERO13 Blackでは、最大13倍のスローモーション撮影や、バッテリー容量の増加、GPS機能など、いくつかの新しい機能の追加や性能の向上があります。

■GoPro HERO13 Blackでできること

GoPro HERO13 Blackはさまざまなシーンで活用できます。そもそもロングセラーであるGoProシリーズにはマウント(固定器具)が豊富に用意されています。 HERO13 Blackの本体はとても小さいので、さまざまなマウントと組み合わせて使用するのが基本です。

●街歩きやアウトドアでの撮影

自撮り棒に装着すれば、歩きながらの撮影ができます。旅行をしながら街の風景を撮ったり、キャンプやバーベキューであちこちの様子を撮ってまわったりといった使い方ができます。

●登山やハイキングでの使用

胸や頭に装着すれば、両手が塞がれないのでロッククライミングや登山、ストックを持ってのハイキングで活躍します。胸に着ければ常に前方を、頭に着ければ自分の見ている方向が撮影できるという使い分けが可能です。

●乗り物での使用

乗り物に取り付ければ、前面展望など移動中に流れている風景を撮影できます。
自動車やオートバイ、自転車のほか、防水なのでヨットやサーフィン、SUPなどでも使えます。

●シュノーケリングやダイビングでの撮影

HERO13 Blackは単体で水深10mまでの防水性を持ちます。水しぶきがかかるようなシーンでの撮影はもちろん、水に潜るような撮影でもシュノーケリングや素潜りならば水深10mまで使えれば十分といえるでしょう。
別売の「保護ハウジング」(メーカー直売価格\8,000)を使用すれば、胸や自撮り棒などに着けて、水深60mまで使えるので本格的なダイビング撮影にも使えます。

●タイムラプス撮影(定点撮影)

一定時間ごとに静止画を撮影し、あとから高速な動画として再生できる「タイムラプス」撮影が可能。日の出・日の入りや昆虫の脱皮など、時間のかかる変化を高速に再生できます。

●スローモーション撮影

最大で秒間400コマの高速な撮影で、スローモーション再生が強化されました。ゴルフのスイングやアクロバティックな動きなどをじっくり眺められます。

■GoPro HERO13 Blackと前モデル HERO12 Blackとの違いは?

「HERO12 BlackとHERO13 Blackを並べたところ

△GoPro HERO12 Black (左)とGoPro HERO13 Black(右)

HERO13 Blackの前モデルが、2023年9月13日に発売された「GoPro HERO12 Black」(以下、「HERO12 Black」)です。

HERO13 BlackとHERO12 Blackで大きく変わった点としては、下記表にもあるように「バーストスローモーション」(高度なスローモーション)とバッテリー容量、そしてGPSの搭載などが挙げられます

イメージセンサーや画像処理プロセッサー、レンズといったハードウエアは同じで、最大解像度や最大fps(コマ数)も変わっていません。手ブレ補正やHDRといった補助機能もそのままです。大きさや質量も同じです。

スペック比較表

  GoPro HERO 13 BLACK GoPro HERO 12 BLACK
発売日 2024年9月11日 2023年9月13日
ディスプレイ(背面) 2.27インチ(タッチ対応) 2.27インチ(タッチ対応)
ディスプレイ(前面) 1.4インチ 1.4インチ
プロセッサー GP2 GP2
レンズ口径 F2.5 F2.5
焦点距離(35mm相当) 最小12mm
最大39mm
最小12mm
最大39mm
イメージセンサー 1/1.9インチCMOS 1/1.9インチCMOS
有効画素数 27.6メガピクセル(5559×4947) 27.6メガピクセル(5559×4947)
手ブレ補正 HyperSmooth 6.0 HyperSmooth 6.0
最大ビデオ解像度/フレームレート 5.3K (16:9) 60/50/30/25/24fps 5.3K (16:9) 60/50/30/25/24fps
最大写真解像度 27.13メガピクセル (5568×4872) 27.13メガピクセル (5568×4872)
HDR
スローモーション 8倍:2.7K
4倍:4K
2倍:5.3K
8倍:2.7K
4倍:4K
2倍:5.3K
バーストスローモーション 13倍(400fps):720pで15秒間
12倍(360fps):900pで15秒間
4倍:5.3Kで5秒間
バッテリー容量 1,900mAh 1,720mAh
連続撮影時間(公称値) 5.3K/30fps:90分以上
1080/30fps:150分以上
5.3K/30fps:90分以上
1080/30fps:150分以上
防水性能 10m 10m
GPS あり
進化したノイズ低減 3マイク処理 3マイク処理
無線規格 802.11 a/b/g/n/ac
(Wi-Fi 6対応)
802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.3 4.2
サイズ 幅71.8×高さ50.8×奥行き33.6mm 幅71.8×高さ50.8×奥行き33.6mm
質量(バッテリーを含む) 159g 154g
メーカー直売価格 68,800円 59,800円

●外観の比較

HERO12 BlackとHERO13 Blackを並べて前面から見ている

△HERO12 Black(左)とHERO13 Black(右)

大きさ・質量だけでなく、外観もあまり変わっていません。HERO13 Blackではレンズの下に放熱用のヒートシンクのような部分があります。また、HERO12 Blackでは表面に柄が施されていますが、HERO13 Blackでは無地になっています。

●バッテリーの強化

HERO12 BlackとHERO13 Blackのバッテリー

△HERO12 Blackまで使用できる「Enduroバッテリー(左)」と「HERO13 Black用Enduroバッテリー(右)

大きく変わったのは、バッテリーの仕様です。容量が10%増えただけでなく、利用効率も向上しています

ただし、バッテリーのケースや端子の形状が変更されたため、HERO12 Black以前のバッテリーとは互換性がなくなっています

●スローモーション機能の強化

スマホアプリでスローモーション撮影

△高速度撮影した動画を、スマホアプリQuikでスロー再生

従来のGoProにもあった高速撮影(スローモーション再生)機能が、HERO13 Blackでは強化されています。2.7Kで240fps、900pで360fps、720pで400fpsという超高速撮影ができるようになりました。より高速な動きを、よりスローに再生できるようになったわけです。

●GPS機能の復活

画像ファイルに記録された位置情報

△HERO13 Blackで撮影した画像ファイル。緯度・経度・高度が記録されています。

HERO12 Blackでいったん廃止されたGPS機能が、HERO13 Blackでは再び搭載されました。撮影した写真に位置情報が記録されるため、どこで撮った写真か忘れてもGoogleマップなどの地図上で確認できます

●新しいレンズモジュールへの対応

HERO12 BlackとHERO13 Blackの交換レンズ取り付け部

△HERO12 Black(左)とHERO13 Black(右)の交換レンズ取り付け部。HERO 13 Blackのほうはレンズ取り付け位置を示す目印があります。

GoProでは、さまざまな効果を持つ交換レンズを使用できます。HERO13 Black発売に合わせ、4種類の新しい交換レンズ「HBシリーズレンズ」が発表されました。これらはHERO13 Black専用になっています。

2 GoPro HERO13 Blackの実機レビュー

実際にHERO13 Blackを使用してみました。まずはHERO13 Blackを梱包から出して初期設定を行います。

■GoPro HERO13 Blackを開封する

HERO13 Blackの外箱(左)、内箱を引き出したところ(右)

HERO13 Blackの外箱には、オプションとして新発売された交換レンズが描かれています。内側の箱は環境への配慮から、プラスチックの梱包材は使われていません。

内箱の中身。本体と付属品

△内箱を開けると、本体と付属品が見えました。思ったより小さくてびっくりです

外箱と本体、付属品

△本体と付属品です。本体を固定するためのマウントや、USB Type-Cケーブルが付属いています

本体は小さいながらもゴツい外装になっており、持ってみるとたわむ箇所やグラつく箇所がいっさいなく、まるで石でできたカタマリのようなガッチリとした手ごたえを感じます。
いかにも、アクションカメラとして頼りになりそうという印象でした。

■GoPro HERO13 Blackの外観をチェックする

HERO13 Blackの前面

△前面には自撮り用のモニターを装備しています

次に、HERO13 Blackの外観をチェックしていきましょう。

HERO13 Blackの左側面(左)、HERO13 Blackの天面(右)

△HERO13 Blackの左側面(左)、HERO13 Blackの天面(右)

左側面には、電源ボタン兼用のモード切り替えボタン、天面にはシャッターボタンがあります。どちらも手袋をした状態でも操作しやすい、大きなボタンが特徴です。

HERO13 Blackの右側面カバーを開けたところ

△右側面(左)、右側面のカバーを開けた様子(右)

右側面のカバーを開くと、バッテリーとmicroSDカードスロット、そしてUSB Type-C端子があります。

HERO13 Blackの底面

△底面のネジ穴(左)、底面のラッチを引き起こしたところ(右)

底面には、通常のカメラと互換性のある三脚用のネジ穴があります。底面のラッチを引き起こすと、従来のGoPro用アクセサリーを装着できる「マウントフィンガー」になります。

「マグネット式ラッチマウント」を装着している

△別売の「マグネット式ラッチマウント」を装着している様子

別売の「マグネット式ラッチマウント」も発売されました。これを使うと、マウントへの着脱が楽になります。HERO13 Blackマウントにマグネット式ラッチマウントを取り付けておけば、HERO13 Blackを素早く着脱できるようになるわけです。

HERO13 Blackの撮影画面

△撮影中は、背面・前面のモニターに撮影情報が表示されます

背面・前面のモニターに撮影情報が表示され、アイコンのタッチや画面のスワイプで撮影や設定変更ができます。

■別売りのレンズモジュールは必見

HERO13 Blackの発売に合わせて、新しく「HBシリーズレンズ」が登場しました。ここでは、使う機会の多そうな2種類のレンズを紹介します。

●マクロレンズモッド

マクロレンズモッドの写真

△マクロレンズモッド。リングでピント合わせができます

マクロレンズモッドは、従来モデルと比べて4倍のクローズアップが可能。ピントが合っているかをモニターで確認できます。

●超広角レンズモッド

超広角レンズモッドの写真

△超広角レンズモッド。撮影できる範囲が大幅に広がります

視野角が177°と、前方をほぼフルカバーして撮影できるレンズ。視野角を水平に36%、垂直に48%も広げてくれます。

広い会場での催し物や、眺望の良い場所などで、「とりあえず全体を撮っておき、あとから気になる部分だけを拡大して再生や保存をする」といった使い方もできます。

■GoPro HERO13 Blackの初期設定をしてみよう

他のデジカメ同様、HERO13 Blackを最初に使うときには初期設定が必要です。

HERO13 Blackの初期設定画面(言語選択)

△購入後最初に電源を入れると表示される画面。ここから設定していきます

設定項目は使用する言語のほか、日時やタイムゾーン、GPSや音声操作のオン・オフなど。難しい質問はまったくなく、誰でも簡単に終えられると感じました。

ただ、最後にスマホアプリに接続する設定は、Bluetooth®やWi-Fiの設定が必要になるため、やったことがない人は苦労するかもしれません。

3 GoPro HERO13 Blackでムービーやスチールを撮影してみた

それではいよいよ、実際に撮影をしてみましょう。

■ムービーの撮影のしやすさ・映り

まずは標準レンズ・標準設定(購入後のままの設定)で動画を撮影してみます。

△歩きながら動画撮影しました

設定は「4K/30fps」「広角(16~34mm)」で、スティックにHERO13 Blackを固定して歩きながら撮影しています。特に慎重にはせず、普段通り無造作に歩きました。

さすがに多少上下の揺れはありますが、アップダウンの多い道を普通に歩いたにしては滑らかに撮影移動できているのではないでしょうか。

△走りながら動画撮影しています

同じ設定で、今度は走ってみました。歩いているときと同程度のブレしかないため、むしろ滑らかに感じるほどです。高度な手ブレ防止機能を実感しました。

■スチールの撮影のしやすさ・写り

今度はスチール(静止画)の撮影です。購入時の初期状態から、HDRをONにして撮影しました。

GoProで撮影した遊歩道の写真

△明るい空と、影になっている用水路を同時に撮ってみました

HDRは、明るい部分と暗い部分が混在している風景を、明るい部分の白トビや、暗い部分の黒つぶれがないように撮影する機能。

明るい空も、光のあたっていない草木や用水路も、どちらもクッキリ写っています。

GoProは標準レンズでも非常に広角で、なおかつ本体に「握る」場所がないため、うっかりすると指が映り込んでしまいがちでした。マウントを装着してしっかり構えたり、音声コマンドやスマホアプリからシャッターを切ったりするといいでしょう。

■別売レンズを付けて撮影

新しく発売された交換レンズも使ってみました。
まずは超広角レンズモッドです。

●超広角撮影

△超広角レンズモッドを装着し、先ほどと同じ道を歩きました

さきほどの標準レンズに比べ、映る範囲がはるかに広くなっています。そして、こころなしか標準レンズより上下のブレがさらに抑えられているようでもあります。
旅行中など、このレンズで撮影しながら移動すれば、あとから見返すたびに新しい発見がありそうです。

●マクロ撮影

次に、マクロレンズモッドを使ってみます。

標準レンズとマクロレンズモッドで近接撮影したときの比較

△(左)標準レンズで近接撮影、(右)マクロレンズモッドで近接撮影

標準レンズで近接撮影すると、ある程度の距離でピントが合わなくなってしまいましたが、マクロレンズモッドで撮影すると、標準レンズより近づけても、ピントがしっかり合っている印象です。

超広角レンズモッドもマクロレンズモッドも、水をはじく疎水性のコーティングが施されているため傷に強く、カメラ装着時には防水性を発揮します

■Quik アプリでスマホへの送受信やファイル編集

専用のスマホアプリ「Quik」を使うと、GoProで撮った動画や写真をスマホに転送したり、それをスマホで編集したりできます。

Quikを使用してGoProで撮影した映像を編集している様子

△QuikでGoProと接続すれば、簡単に映像編集が可能です

自分のGoProと接続ができれば、GoProのメモリーやバッテリーの残容量がわかるほか、スマホの大画面でプレビューを確認しながらの撮影もできます。

QuikからGoProの設定画面を表示・設定変更もできます。スマホの大画面でGoProの設定を確認・変更できるのはとても快適です。

そして、GoProから転送した動画を選択すれば、動画のトリミングや拡大、色の調整などができます。

■HERO12 Blackと比べてみた

HERO13 BlackとHERO12 Blackは仕様が非常に似ており、スペック上はまったく同じである部分も少なくありません
そこで実際にHERO13 BlackとHERO12 Blackで同じ動画を撮り、比較してみました。

△HERO13 Black(左)とHERO12 Black(右)です。手持ちで普通に歩きながら撮っています

△HERO13 Black(左)とHERO12 Black(右)です。手持ちで走りながら撮っています

ほとんど違いがわからず、「こちらの映像でないと困る」と感じることはあまりないのではないでしょうか。
画質に関しては、HERO13 BlackとHERO12 Blackは、それほど違いがないと言っていいのかもしれません。

4 GoPro HERO13 Blackを使って気になったこと

高い性能を持つHERO13 Blackですが、使っていて気になった部分もありました。

■過熱で停止することがある

過熱で強制終了した旨の液晶表示

△過熱で強制終了すると、次に電源を入れたときこのような表示が出ます

GoProは熱に弱く、過熱で強制停止したと聞くことがあります。果たしてそれは本当なのか、「屋内と屋外」「高品質と標準品質」を4通りに組み合わせて試してみました。
底面からの排熱を邪魔しないようマウントに装着し、動画撮影を連続して行います。

●屋外 気温21℃ 微風 4K/30fps

1時間30分ほどしてバッテリーが切れるまで撮影を続けられました。

●屋内 気温25.2℃ 無風  4K/30fps

1時間9分で電源が切れてしまい、入れなおすと「GoProの温度が高くなり過ぎたため、前回のセッション中に電源はオフになりました。」と表示されました。
過熱で強制終了したようです。

●屋外 気温15℃ 微風 5.3K/60fps

時々触ってみると本体表面は熱くなっていたものの強制終了せずに、1時間10分ほどでバッテリーが切れるまで撮影できました。

●屋内 気温25.1℃ 無風 5.3K/60fps

15分で本体表面が50℃を超えていました。16分30秒で、過熱による強制終了になりました。

結果を見ると、「気温の高い室内で高品質設定の撮影をすると、過熱で強制終了することもある」ようです。

しかし屋外であれば高品質設定でも落ちず、標準設定なら屋内でも強制終了にはなりません

GoProは屋外や水中、そして乗り物に付けて強い風を受け続けながら使う場合が多い点を考えると、過熱終了が気になるシチュエーションはそれほどないのかもしれません。

いっぽうで、たとえばドライブ動画を撮り続けたいような場合には GoProに風を当てるなどの対策が必要でしょう。

■旧モデルとの価格差

HERO12 Blackとの価格差は、1万6000円ほど。画質にそれほど差がないことを考えると、スローモーションやGPSが不要な人は、HERO12 Blackで十分と考えるかもしれません。
ただ筆者としては、GPSはあとから写真を見返すときの楽しみを何倍にもしてくれるので、どうせ買うならぜひGPS内蔵のカメラをおすすめしたいです。

5 エントリーモデル「GoPro HERO」も新登場

GoPro HERO本体

△GoPro HEROは、GoPro HERO13 Blackのエントリーモデル的な存在です

GoPro HERO13 Blackの発売日である9月11日、エントリーモデルの「GoPro HERO」が同時に発売されました。

  GoPro HERO 13 BLACK GoPro HERO
発売日 2024年9月11日 2024年9月11日
ディスプレイ(背面) 2.27インチ(タッチ対応) 1.76インチ(タッチ対応)
ディスプレイ(前面) 1.4インチ
レンズ口径 F2.5 F2.3
焦点距離(35mm相当) 最小12mm
最大39mm
15mm
手ブレ補正 HyperSmooth 6.0 HyperSmooth
(撮影後アプリで適用)
最大ビデオ解像度/フレームレート 5.3K (16:9) 60/50/30/25/24fps 4K(16:9) 30/25fps
最大ビデオビットレート 120Mbps 50Mbps
最大写真解像度 27.13メガピクセル (5568×4872) 12メガピクセル
HDR
スローモーション 8倍:2.7K
4倍:4K
2倍:5.3K
2倍:2.7K
バッテリー容量 1,900mAh 1255mAh
連続撮影時間(公称値) 5.3K/30fps:90分以上
1080/30fps:150分以上
4K/30fps:100分
防水性能 10m 5m
GPS あり
マイク数 3 2
進化したノイズ低減 3マイク処理
無線規格 802.11 a/b/g/n/ac
(Wi-Fi 6対応)
802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.3 5.2
サイズ 幅71.8×高さ50.8×奥行き33.6mm 幅56.6×高さ47.7×奥行き29.4mm
質量(バッテリーを含む) 159g 86g
メーカー直売価格 68,800円 34,800円

他のGoProと同様、防水性と堅牢性を備えた4Kアクションカメラです。豊富に存在するマウントを利用できるのもGoProシリーズならではの強み。

さらに、上位機よりもはるかにコンパクトな点、そして抑えられた価格などはGoPro HEROだけの魅力です。

GoPro HEROの外箱と付属品

△GoPro HEROのパッケージと付属品。さまざまな場所に貼り付けられるマウントと、USB Type-Cケーブルが付属します

GoPro HEROとHERO13 Blackを並べたところ

△HERO13 Black(右)との比較。見た目にもかなり小さいのがわかります

アクションカメラを使う目的として、「とにかく自分のやったことを思い出として記録するため」も多いのではないでしょうか。
そのような目的には、とにかく小型軽量でどこにも取り付けやすいGoPro HEROがオススメといえるでしょう。

6 まとめ:HERO13 Blackを買ったほうがいいのはどんな人?

GoPro HERO13 Blackならではの特長は、バーストスローモーションによる超スローモーション再生の面白さ。ヨットやサーフィンをやっている人や、ペットを撮る人はその効果を存分に楽しめるでしょう。

さらに交換レンズでいままでにない画角や雰囲気のアクション撮影ができるのが魅力ですが、このような機能を自分に使いこなせるのか・今後も実際に使うのかが気になることもあるでしょう。

そんな人におすすめなのが、購入前にレンタルして試してみることです。ドコモの家電レンタル・サブスクサービス「kikito」なら気に入ればそのまま買取りも可能なので、レンタル費用が無駄になることもありません。

近々、ダイビングや登山などに行くために購入を考えている、という人も焦って購入せず、実際に使用して、納得したうえで購入しましょう。

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※2024年11月時点での情報です。最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
※表示金額はすべて税込価格です。
※商品写真および画像はイメージです。

取材・執筆

湯浅顕人

IT&AVのフリーライター。計算機科学を学ぶかたわら、パソコン・ネットワーク関連のライターとして活動開始。現在はデジタルガジェットやIoT家電の解説もこなす。趣味はマイナーなデジタルガジェットの収集と、スキンダイビング、登山。

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