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360°カメラの集合写真

【2021最新】360度カメラおすすめ6選!実機比較で選び方がわかる

RICOH THETA SC2 360度カメラ

RICOH THETA SC2 360度カメラ

短期 3,680円/4日間〜

長期 7,880円/30日間


360°カメラ
公開日:2021年4月27日(2021年10月22日 追記)


複数の広角レンズで同時に撮影することで周辺360°の映像を一度に撮影できる360°カメラ。最近はSNSなどでも360°映像を見る機会が増えてきました。今回は、いくつかのメーカーの360°カメラを家電ライターが徹底チェック。使い勝手の違いなどを細かく解説していきます。


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是非チェックしてみてください♪

1 360°カメラとは? 魅力と使い方をとことん紹介

■ エンタメもビジネスも! 使い方と利用シーンが多彩

撮影した360°映像のイメージ

△撮影した360°映像のイメージ(画像提供:リコー)

360°カメラは、180°以上の広範囲が撮影できる超広角レンズを表と裏に2つ搭載するカメラのこと。それぞれのレンズで撮影した映像を合成することで、カメラの周辺360°の映像が記録できます。

360°の映像を「全天球」、180°の映像を「半天球」といいます。360°カメラで撮影した映像は、スマートフォンで表示すると、画面を動かすことでまるでそこにいるように画面が動く様子を見ることができます。

また、VRヘッドセットなどでの360°映像の中に入り込んだような視聴体験も可能。静止画だけでなく動画も撮影でき、圧倒的な臨場感が楽しめます。

さまざまな使い方と利用シーン

エンタメなら 大人数での集合写真に
カメラの周囲にぐるっと集まることで臨場感のある集合写真が撮れる
アクティブで大迫力な動画に
自転車のハンドルなどに取り付けて走行したり、ヘルメットに付けてアウトドアを楽しんだ映像も人気
臨場感ある旅行写真に
観光地などでは風景を切り取ることなく、その周辺を丸ごと撮影できます
ビジネスなら ウェブ会議に
会議テーブルの真ん中に360°カメラをセットしておけば、1つの動画に全員が記録できる
商品やスペース紹介に
例えば商品スペースやお店などを360°カメラで撮影すれば、映像を動かして気になる商品を見ることができる
Webバナーに
360°映像が動く、目立つバナー広告が作れる

■ちょっとの編集で格段に映える! おしゃれな360°写真加工テク

△360°映像を編集でさらに“映える”写真に!(画像提供:リコー/ @minatymom103)

★映えるテク(1)
全天球や半天球で撮影した映像からフルHD画質の写真や動画を書き出せます

★映えるテク(2)
全天球映像は丸い画像として表示が可能。SNS投稿やWebページのボタン素材などに使えます。

★映えるテク(3)
動画の中にテロップを入れる、見せたくないものを隠すなどの編集もできます

撮影した360°映像はさまざまな使い方が可能。多様な形式の静止画や動画として書き出すことができます。

さらに360°映像に対応している編集ソフトを使えば、動画の中にテロップを入れたり、複数の動画をつなぎ合わせたりといった編集も可能です。通常のカメラでは撮れないちょっと特別な映像も簡単に作ることができます。

2 おすすめ360°カメラ6選

360°カメラには超高画質のプロ(業務)用と、手軽に使える一般用があります。ここでは一般用の360°カメラからおすすめできる製品をピックアップしました。撮影したい映像や使用目的に合った製品を選びましょう。

▽おすすめ360°カメラのラインナップ

メーカー RICOH RICOH GoPro,Inc Insta360 Insta360 vecnos
製品名 THETA SC2 THETA V GoPro MAX Insta360 ONE X2 Insta360 ONE R ツイン版 IQUI
メーカー価格
(税込)
36,800円 57,750円 67,100円 55,000円 59,400円 32,800円
本体サイズ(mm) 45.2×130.6×22.9mm 45.2×130.6×22.9mm 64×69×25mm 46.2×113×29.8mm 72×48×43mm 直径19.7×139mm
重量 約104g 約121g 約154g 約149g 130.5g 60g
静止画解像度 5376×2688 5376×2688 5760×2880 6080×3040 6080×3040 5760×2880
動画画質、ビットレート 4K(3840×1920):54Mbps、32Mbps
2K(1920×960):16Mbps、8Mbps
4K(3840×1920):56Mbps(H264)
2K(1920×960):16Mbps(H264)
5.6K@30fps、最大78Mbps 5.7K(5760×2880)@30fps, 25fps, 24fps
4K(3840×1920)@50fps,30fps
3K(3008×1504)@100fps
最大100Mbps
5.7K(5760×2880)@30fps、24fps、25fps
4K(3840×1920)@50fps、30fps
3K(3008×1504)@100fps
最大100Mbps

2880×1440@30fps、約54Mbps(Stitching後)、または1920×960@30fps、約20M bps(Stitching後)
動画最長記録時間 3分 25分 2時間(64GのmicroSD使用時) 80分(5.7K@30fpsの場合) 70分(5.7K@30fpsの場合) 30秒
マイク モノラル 4ch 6マイク 4ch 2ch モノラル
メモリ 内蔵14GB 内蔵19GB microSDメモリカード microSDメモリカード microSDメモリカード 内蔵14.4GB
バッテリー性能 静止画約260枚、動画約60分 静止画約300枚、動画約80分 360°モードで40分 80分(5.7K@30fps、1630mAh) 連続撮影時間 70分(5.7K 30fps、1190mAh) 静止画:約100枚 動画:合計約30分
撮像素子 1/2.3インチ有効約1200万画素×2 1/2.3インチ有効約1200万画素×2 非公開 非公開 非公開 非公開
レンズ(明るさ) F2.0 F2.0 F2.0 F2.0 F2.5
ワイヤレス IEEE802.11 b/g/n (2.4GHzのみ)、Bluetooth 4.2 IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth4.2
Wi-Fi、Bluetooth IEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth4.2 Wi-Fi(5G)、BLE4.0 Wi-Fi、Bluetooth
防水 非対応
(水中ハウジングアクセサリーで対応可能)
非対応
(水中ハウジングアクセサリーで対応可能)
対応 対応 対応 非対応

■ RICOH/THETA SC2 <全天球>

RICOH THETA SC2製品画像

はじめて360°カメラを使うユーザーにおすすめのスタンダードモデル。

4Kと2Kの動画、そして高画質の360°静止画撮影に対応。動画は1回に最大3分まで撮影できます。顔モードや夜景モード、車窓モードなどのプリセットモードを用意しているため、細かな設定は不要。メモリも内蔵なので初心者でも簡単に撮影できます。

撮影した映像は、スマートフォンに転送して専用アプリで編集したりSNSにシェアしたりできます。

RICOH THETA SC2の側面

△右側面に電源ボタン、無線(Wi-Fi)ボタン、モードボタン、セルフタイマーボタンを配置

RICOH THETA SC2のミニ液晶

△ミニ液晶ではWi-Fi機能のオンオフやモードが確認できる

RICOH THETA SC2のレンズ

△1200万画素のレンズを裏表同じ位置に配置する

【注目ポイント】
豊富なカラーバリエーション

RICOH THETA SC2のカラーバリエーション

ボディカラーは4色のバリエーションがあり、好みのものを選びやすいのがポイント。また、スリムボディなのでズボンのポケットへしまってサッと取り出して撮影できるのも便利です。

製品の詳細な性能をチェック !

■ RICOH/THETA V <全天球>

RICOH THETA V製品画像

手に持って手軽にさっと360°映像が撮れるTHETAシリーズの高画質モデルです。

動画の最長撮影時間は最大25分。インターバル撮影やセルフタイマー撮影など、さまざまな撮影機能が利用できます。素早く動くシーンなどもなめらかな映像で記録できるのが魅力。

また、4chのマイクを搭載しているため、再生時に音がする方向がわかる臨場感の高い360°動画を撮影できます。

高速Wi-Fiに対応し、撮影した映像を素早く転送できます。

RICOH THETA Vの側面

△電源ボタン、無線(Wi-Fi)ボタン、モードボタンの順で並ぶ

RICOH THETA VのWi-Fiと動作モードランプ

△シャッターボタンの下にWi-Fiと動作モードを示すアイコンが表示される

RICOH THETA Vの超広角レンズ

△縦長のスリムボディの両面に超広角レンズを配置

【注目ポイント】
高性能マイクを搭載

本体に4つのマイクを搭載しているため、360°動画の撮影時に、より臨場感のある音が記録できます。VRヘッドセットなどで見る360°動画撮影に適したモデルです。

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■ GoPro,Inc/GoPro MAX <全天球>

GoPro,Inc GoPro MAX製品画像

アクションカムとして有名なGoProシリーズの360°カメラ。

2つのカメラで360°の映像を撮影する360°モードと、それぞれ片側のカメラでワイドな映像を撮影するHEROモードを搭載し、シーンによって使い分けることができます。

6つのマイクを搭載し、音声も360°収録できるモードも備えています。自転車やバイクなどに取り付けたり、アウトドアスポーツを撮影したりするのに最適なモデルです。

GoPro,Inc GoPro MAXの付属レンズカバー

△付属のレンズカバーを装着することで5m防水に対応する

GoPro,Inc GoPro MAXのタッチモニター

△背面下部に大型のタッチモニターを搭載。撮影した映像をプレビューできる。

GoPro,Inc GoPro MAXの折りたたみ式フィンガー

△「折りたたみ式フィンガー」を備えており、三脚などを取り付けられる

【注目ポイント】
強力な手ブレ補正機能

強力な手ぶれ補正機能「Max HyperSmooth」によるなめらかな360°映像の記録が可能。なめらかなハイパーラプス映像も作れます。アクションカムとして使えるのもメリットです。

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■ Insta360/Insta360 ONE X2<全天球>

Insta360 Insta360 ONE X2製品画像

一般用としては最高画質となる5.7Kの超高精細360°動画の撮影に対応するモデル。スティック型のボディに円形のディスプレイも配置しており、撮影した映像の表示ができます。

また、独自の手ブレ補正機能「FlowState」を搭載。動きのある映像も得意です。防水機能を搭載しており、水中でも色鮮やかに撮影できます。

Insta360 Insta360 ONE X2の円形モニター

△本体前面に円形のモニターを装備。設定やプレビューが可能

Insta360 Insta360 ONE X2のレンズ

△5.7K撮影ができるレンズ。単眼で撮影するステディカムモードも搭載する

Insta360 Insta360 ONE X2のパレットタイムハンドル

△L字に曲がるバレットタイムハンドルを用意。回転する独自の360°映像が撮れる

【注目ポイント】
AI編集画面

専用アプリではAI編集機能が利用可能。テンプレートを選んでタップするだけで多彩な動画が編集できます。また、自撮り棒を自動的に消す機能なども便利です。

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■ Insta360/Insta360 ONE R ツイン版<全天球>

Insta360 Insta360 ONE R ツイン版製品画像

レンズ&センサー、コア、バッテリーユニットがそれぞれ別体になっていて、組み合わせて使えるモデル。「ツイン版」には4K広角モジュールと360°モジュールという2つのカメラモジュールが同梱されており、シーンに応じて使い分けることができます。

動画は最大5.7Kの超高精細で撮影可能。FlowState手ブレ補正技術を搭載しており、ブレの少ない動画撮影が可能です。

撮影した映像を手軽に編集できるAI編集機能が利用できます。

Insta360 Insta360 ONE R ツイン版のレンズ

△ツイン版では4K広角レンズと、360°レンズの付け替えができる

Insta360 Insta360 ONE R ツイン版のタッチスクリーン

△コアパーツには各種設定ができるタッチスクリーンを配置

Insta360 Insta360 ONE R ツイン版のマウントブラケット

△三脚などを使う場合は専用のマウントブラケットの取り付けが必要

【注目ポイント】
2つのカメラモジュール

Insta360 Insta360 ONE R ツイン版の2つのカメラモジュール

シーンや撮りたい映像に応じて2つのカメラモジュールを使い分けることができます。マウントブラケットを装着した際のIPX8の防水機能と高い衝撃吸収設計もポイント。GPSスマートリモコンやマイクアダプタなど周辺機器も充実しています。

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■ vecnos/IQUI<全天球>

vecnos IQUI製品画像

本体上部に計4つのカメラを搭載し、手軽に360°撮影ができるペンサイズのカメラ。本体重量はわずか60gと軽く、ジャケットの胸ポケットなどに入れて手軽に持ち歩くことができるのが魅力のモデルです。

本体側面のボタンを押すだけで360°映像の撮影が可能。動画は1回につき最長30秒まで記録できます。本体にはディスプレイがないため、細かな設定や映像の確認にはスマホ連携が必須です。

vecnos IQUIのレンズ

△レンズは側面に3つと、天面に1つ配置している

vecnos IQUIのボタン類

△スティック状のボディに電源ボタンとモード切替ボタンを配置

vecnos IQUIの専用スタンド

△専用スタンドに固定して充電する仕組み

【注目ポイント】
とにかくスリム&コンパクト

vecnos IQUIを手に持った様子

非常にスリムでコンパクトなので、胸ポケットに差したりなど、手軽に持ち歩けるのがポイント。素早く起動できるので撮りたい場面でさっと撮影できます。

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3 【実機で検証】360°カメラ6選で撮ってみました

おすすめ6機種を同じ環境、条件で撮影してみました。撮影動画を比較検証してみて、それぞれの機種の感想です。

■ RICOH/THETA SC2

精細感はそれほど高くないが破綻のない360度映像が撮れた。撮影可能時間が最大3分なのが気になったが実用上、問題はない。

■ RICOH/THETA V

精細感があり非常にクリア。 明るい場面でもハレーションや白トビがないのが好印象。

■ GoPro,Inc/GoPro Max

非常に繊細感が高く、色の再現性も非常に高い。出力映像はわずかに手ブレがあった。

■ Insta360/Insta 360 One R

ほとんど手ブレがなく、非常になめらか。X2に次いで精細感の高い撮影が可能だった。

■ Insta360/Insta 360 One X2

全く手ブレを感じない、なめらかな動画が撮れた。精細感、色再現性ともにトップクラス。

■ vecnos/IQUI

今回の動画テスト環境では映像のつなぎ目が見えてしまった。映像はややぼやっとしているが、本体サイズや手軽に使えること、そして本体価格などを加味すると及第点。

4 買う前に必読! 360°カメラの選び方の9ポイント

360°カメラには、シンプルタイプと、アクションシーンでも使えるアクションカムタイプがあります。

手軽さを重視するなら圧倒的な軽さとスリムボディが特徴の「IQUI」が魅力的。最長30秒の360°映像を手軽に撮影できます。

また、THETAシリーズも手軽に撮影できるタイプです。街なかや観光地、イベントなどで手軽に360°映像撮影したいというニーズに適しています。

対して、GoProやInsta360はアクションカムのような強力な手ブレ補正機能を搭載しているのが特徴。自転車やヘルメットなどに取り付けて大きな動きのある映像を撮るのに向いています。

▽360°カメラの選び方の9ポイント

Point 1 手ブレ補正機能 自転車に取り付けたり、激しく動くなどアクションカムのような使い方をする場合は、手ブレ補正付きモデルがベスト。
Point 2 本体サイズ・形状 携帯性や持ちやすさによって普段使いに向くタイプと、スポーツなど、特定のシーンに向くタイプがある。
Point 3 連続撮影時間 360°動画1回の撮影時間とメモリに記録できる時間、そしてバッテリー駆動時間をチェック。
Point 4 超広角と全天球 アクションカムとして使いたい場合は、超広角撮影に対応したモデルがおすすめ。
Point 5 映像サイズ 360°映像は2K~5.7Kまでさまざまな解像度で撮影できる。この数値が大きいほど、ディテールまで細かく記録できる。
Point 6 フレームレート(fps) 1秒間に記録する影像の細かさ。30fpsの場合は30枚、100fpsは100枚。50fps以上だとなめらかな影像になり、スローモーション撮影は100fps以上が必要。
Point 7 リアルタイム表示 液晶画面があるモデルなら単体で撮影した映像の確認ができる。
Point 8 スマートフォン対応 アプリが、使用しているスマートフォンに対応していることを確認して(非対応スマホだと転送できない場合などがある)。
Point 9 アプリ機能 商品によって公式アプリが 搭載する機能が大きく異なっている。 複数の映像を合成したい場合などは、そういった機能を搭載したモデルを選ぶ必要がある。

5 まとめ

360°カメラのおすすめ機種を紹介するとともに、基本的な選び方を解説しました。360°カメラはそれぞれタイプや機能が違うので、使い方に合った最適なモデルを選ぶのがおすすめです。

普通のカメラとどう違うの?買う前に体験してみたい…という方、気になった機種はレンタルしてみるという手もあります。レンタルが気になった人は、商品レンタルページをチェックしてみてくださいね!

※2021年4月時点での情報です。最新情報については、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
※表示金額はすべて税込価格です。
※商品写真および画像はイメージです。

■ 取材・執筆

コヤマタカヒロさん

コヤマタカヒロ

デジタル家電ライター。1973年生まれ。大学在学中よりカルチャー誌でライターデビュー。PC、AV関連のデジタル機器から、白物家電、それらを取り巻くサービスについて、レビュー、検証、開発インタビュー、執筆活動を行う。三女の父。米・食味鑑定士。撮影とテストの空間「コヤマキッチン」スタート。企業のコンサル活動も対応。家電のためのコミュニティ「家電総合研究所」も開設。

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