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一人暮らしにルンバは必要?家電のプロが活用法と最適な機種を紹介!

iRobot ロボット掃除機 ルンバ j7+ おためし1ヶ月コース

iRobot ロボット掃除機 ルンバ j7+ おためし1ヶ月コース

短期レンタルプラン

1,980円/30日間


掃除家電
公開日:2022年3月10日(2023年4月18日更新)


人気の「ルンバ」は一人暮らしでも必要?という疑問に、家電総合アドバイザー&ルンバ愛好家のプロが回答!「掃除機と何が違う?」「部屋が広くなくても活躍する?」など、導入を迷っている人の知りたいことに答えます。

1 一人暮らしにルンバは必要?活用できるの?

一人暮らしをしていて日々の掃除を面倒に感じている方は多いのではないでしょうか。便利そうなルンバを知っていて導入を考えてはいるけれど、いざ自宅に導入するとなるといろいろな疑問が浮かんでくると思います。このコーナーでは、そんな疑問にお答えしたいと思います。

■掃除機やフローリングワイパーとは何が違う?

フローリングワイパーで床掃除をしているイメージ

まず一番の違いは、ルンバは「ロボットによる自動掃除機」であるという点です。一人暮らしだと、掃除用具はあっても、ついつい部屋の掃除をサボりがちに。でもルンバなら、あらかじめ設定したスケジュールに従って毎回自動的に掃除をスタートしてくれます。

また、掃除機やフローリングワイパーだと、掃除した後にゴミを捨てたり、モップを交換したりといった付随した作業が面倒ではありませんか? でも「ルンバ i3+」や「ルンバ i7+」など、自動ゴミ収集機が付属したルンバなら、毎回の掃除の後に自動でゴミをルンバ本体から吸引してくれるので、毎日使っても約6ヶ月間ゴミ捨て不要。これなら、掃除機やフローリングワイパーで掃除をサボりがちなあなたでも、きちんと掃除できますね!

■一人暮らしの狭い部屋でもルンバを使う意味ってあるの?

ルンバ i3が掃除をしている様子

狭い部屋なら掃除機やフローリングワイパーを使うのもさほど苦にならないかもしれません。しかし、ベッドの下や部屋の壁際や角などを毎回くまなく掃除するのはちょっと難しいですよね?

ルンバは、優れたナビゲーション機能により、毎回むらなく部屋を隅々まで清掃してくれます。壁際や角などの掃除しにくい場所でも、くるくる回転するクリーニングブラシでしっかりゴミを掻き出して吸引してくれます。狭いお部屋でも、しっかり掃除したいとおもったらルンバを活用しましょう。

また、目に見えるゴミがあるところを掃除しがちですよね。その点ルンバは、ホコリが溜まりやすいのに掃除が後回しになりがちなベッドの下や壁際なども重点的に掃除することができるため、自分で掃除するよりもきれいな状態を保つことができるのです。

■一人暮らしでルンバをうまく活用する方法ってあるの?

リモートワークだと、長時間在宅することになるので、部屋を過ごしやすく保っておくことが重要ですよね。そんなあなたには、すき間時間をうまく活用して部屋をきれいにするのがおすすめ。昼休みにランチを買いに外出する前にルンバのスイッチをONすれば、帰ってくるころには部屋がきれいに!

また、外出先からスマホアプリでいつでも掃除を開始できるのも便利です。飲み会で盛り上がって急に友達を家に招くなんてことになっても、移動中にルンバを動かしておけば、家に着く頃には掃除が終わっています。

■そのほか、ルンバを導入するといいことってあるの?

あります。「ルンバ i3」以上の機種には、部屋のマップを作成してくれる機能があり、ルンバが掃除できる場所や総面積を簡単にチェックできます。

そうなると、せっかく購入したルンバを最大限に活用するために、家具の配置や配線などを工夫したくなるもの。

「ルンバが掃除しやすい部屋」というのは、動線が広く取られていて、家具間の隙間が少なく、また配線などが床に散らばっていない部屋です。こういった部屋の近づけることで、結果的にきれいで暮らしやすい部屋がゲットできます!

>>ルンバが掃除しやすい部屋はどうやって作ればいい?ポイントを解説!

2 ルンバの導入前にチェックしたい3つのポイント

ルンバシリーズ製品の集合画像

さまざまなメリットがあるルンバですが、現在多彩な機種が販売されており、どれを購入するか迷ってしまうと思います。次に、ルンバをご自分の生活環境でうまく活用するために事前にチェックしておくべき3つのポイントをご紹介します。

まずは自分の部屋でルンバは活躍できるのか確認するために、以下のようなポイントをチェックしましょう。

(1)部屋の間取りは?

まず機種選定で重要なのが、そもそもどんな部屋に住んでいるか、というポイントです。ルンバは、上位モデルになるほどナビゲーション性能もアップします。一方で、下位のモデルは複数の部屋を跨いで掃除することが想定されていません。

(2)ペットを飼っている? カーペットの部屋が多い?

ルンバe5とペットのいる家のイメージ

犬や猫などの毛の生えたペットを飼っていると、日常的にペットの毛が部屋に落ちます。特に換毛期には抜け毛に悩まされることになります。

ペットを飼っているお家では、毛が絡みにくい「デュアルアクションブラシ」を搭載したモデルがおすすめです。非搭載モデルだとブラシが絡まってルンバが移動できなくなる場合もありますし、ブラシのお手入れも大変になります。

同様に、カーペットが多いお家の場合も、フローリングに比べて強い吸引力が必要になります。このように、ペットやカーペットの有無は機種選びの重要な要素です。もちろん、髪が長い方にもおすすめですね。

(3)生活リズムの中で掃除できるタイミングは?

ルンバ i3とアプリ連携のイメージ

掃除が週1回だけでいいなら、ルンバを使う必要はないかもしれません。でも、毎週決まった曜日・決まった時間に掃除したいのであれば、たとえ週1回の掃除であってもルンバのスケジュール予約機能が活躍します。その場合はアプリ連携できる機種を選びましょう。

また、アプリを使用すると「家から離れたら掃除開始」とか、「外出先から掃除開始」など、いつでも・どこでも掃除を開始できます。決まった時間ではなくちょっとした外出時にも忘れずしておきたい、といったような不規則な掃除が必要な場合も、アプリ連携可能な機種がおすすめです。

■まずは現行ルンバシリーズと自室の環境を比較

上記を踏まえて、一人暮らしでルンバを導入する前に確認しておきたい各種のポイントをまとめました。機種選定の際にまずはチェックしましょう。

▼どのルンバがおすすめ?ニーズ別おすすめルンバチェック表

643 e5 i3/i3+ i7/i7+ s9+
仕様/機種 643 e5 i3/i3+ i7/i7+ s9+
ペットを飼っている(ゴム製デュアルアクションブラシ) ×
間取り(ナビゲーション性能) 1R~1DK 1R~1DK ~2DK 2LDK以上 2LDK以上
汚れが多め/カーペットを敷いている(吸引力) ×
(x1)
×
(x5)

(x10)

(x10)

(x40)
リモートで掃除開始したい(iRobot Home連携) ×
毎回のゴミ捨てをなくしたい
(クリーンベース付属)
× ×
(i3+のみ)

(i7+のみ)
スケジュール清掃したい(iRobot Home連携) ×
掃除履歴をチェックしたい(CleamMap作成) × ×
細かく掃除範囲を指定したい(立入禁止・掃除範囲指定) × ×

3 一人暮らしに最適なルンバはこれだ!

■ルンバ e5

「ルンバ e5」本体写真

「ルンバ e5」は、2018年10月に発売開始されたコストパフォーマンスに優れたモデルです。最廉価モデルの「ルンバ643」と比較して吸引力は約5倍を実現、ほかにも上位機種譲りの清掃システムを備えています。

■「ルンバ e5」のおすすめポイント

1. 上位機種譲りの性能を備えた最強エントリーモデル

髪の毛やペットの毛もしっかり絡め取ってメンテナンスも楽な「ゴム製デュアルアクションブラシ」、丸洗いできる「ダスト容器」などを採用

2. アプリ連携も可能!

iRobot Homeアプリと連携でき、スケジュール清掃や、外出先からも清掃を開始できる

3. 価格改定でさらに魅力アップ!

2021年10月8日の価格改定で、従来価格より1万円値下げされ、39,800円とさらにお得な価格に

ただし、マッピング機能がなく、ナビゲーション機能はちょっと弱めなので、広めの部屋にお住まいの方、具体的に2DK以上で部屋が複数ある場合は次におすすめする「ルンバ i3/i3+」の方がよいでしょう。

■ルンバ i3/i3+

「ルンバ i3/i3+」本体写真

「ルンバ i3/i3+」は2021年2月に発売されたモデルです。「ルンバ i3」は49,800円、クリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属する「ルンバ i3+」でも79,800円と8万円を切る価格を実現しています。

■「ルンバ i3/i3+」のおすすめポイント

1. シリーズ初のファブリック調デザインを採用

グレーのトップがおしゃれなモデルですが、家具との擦れによる傷や、ホコリや髪の毛が付着しにくく、掃除がしやすいというメリットも兼ね備えています。

2. 低価格ながら優秀なナビゲーション性能

「フロアトラッキングセンサー」により、カメラ非搭載ながら複数の部屋にまたがった掃除もスムーズにこなします。

3. シリーズ初搭載のセンサーで立ち往生を回避

バンパーに搭載された「リアクティブセンサー」が斜め上からの圧力を感知し、これまでルンバが立ち往生する原因となっていた「手前は高いが、奥に進むにつれて低くなっている場所」もばっちり回避してくれます

これだけの機能を備えておりさらに吸引力も「ルンバ e5」アップしていて、価格はプラス1万円の「ルンバ i3」はおすすめです。予算に余裕がある場合、自動ゴミ収集機の「クリーンベース」が付属する「ルンバ i3+」を購入すれば、毎日のゴミ捨ても不要になってさらに便利に。

一方で、もし、一人暮らしでも2DK以上のお部屋に住んでいるとか、ペットの数やカーペットの割合が多い場合は、カメラを搭載してナビゲーション能力がアップし、さらに吸引力もアップした「ルンバ i7」以上の機種を選択してください。

■ルンバを活用しやすい部屋づくりのポイントを解説

「一人暮らしでもルンバを活用するメリットを理解して、さらに自分に最適なルンバもわかった。では購入!」となるのですが、その前にルンバを活用しやすくなる部屋作りの方もチェックしておきましょう。

ルンバ目線でできるだけ移動範囲を広げておく

特に一人暮らしにおすすめの比較的安価なモデルは、上位機種と比較してナビゲーションの性能は控えめになっています。

そこで重要なのは、「地面に物が置かれていない面積をできるだけ広くする」「複数の部屋がある場合は部屋の出入り口を片付けておく」ということです。吸い残しを避ける効果だけでなく、掃除時間の短縮にもつながります。

ルンバの大敵、電鍵ケーブルやネットワークケーブルに注意!

ルンバがトラブルに陥る大きな原因の1つは、電源ケーブルやネットワークケーブルなどの「細い紐」です。本体底部のタイヤの部分に絡まってしまい、移動できなくなってしまいます(新モデルの「ルンバ j7/j7+」はケーブルなどの障害物を回避できる機能が搭載されました)。

この問題を解決するには、ケーブルをまとめるグッズなどで、ケーブルのたるみを解消する、モールのようなものでまとめる、などがおすすめ。そうすることで見た目も良くなります。

ルンバが苦手な段差は「解消する」か「避ける」

もう1つ、ルンバが苦手なのが「段差」です。玄関など、ルンバが落ちそうになるところはセンサーで検知して避けてくれます。しかし問題は和室のふすまやコートハンガーの脚部、浮いてしまったクッションフロアなど「バンパーには引っかからない微妙な段差」です。

そういった箇所にはルンバは突撃してしまい、段差に乗り上げてタイヤが空回りして移動不能になってしまいます。「ルンバ i3/i3+」以上のモデルなら、部屋の中でも細かく立ち入り禁止範囲を設定できます。

「ルンバ e5」の場合は段差を高くすることでバンパーが検知できるようにするか、段差解消のために台や板を設置して移動できるようにするなど工夫してください。

4 ルンバは買う前にまずはレンタルがおすすめ

自宅で実際にルンバを使ってみてきれいになるのか、家具の配置や段差などは問題ないのか、またルンバが走る音や吸引音などは気にならないのかなどは、実際に自宅で試してみないとわかりません。万が一自分の生活スタイルに合わないモデルを購入してしまい、後日使わなくなってしまったら本当にもったいないので、まずはレンタルをおすすめします。

ドコモのレンタルサービス「kikito」なら、ルンバ各種を「おためし2週間コース(14泊15日)」か「あんしん継続コース(179泊180日〜)」でレンタルできます。さらに「あんしん継続コース」なら、36ヶ月(1080日)経過後、ルンバはそのまま自分のものになるのでお得です。ぜひkikitoのレンタルをチェックしてみてください!

※2022年3月10日時点での情報です。
最新情報について、詳しくはメーカーのホームページでご確認ください。
※表示金額はすべて税込価格です。
※商品写真および画像はイメージです。

取材・執筆

ガジェット&家電ブロガー デイブ田中

ガジェット&家電ブロガー デイブ田中

ガジェット・家電のレビューをメインに扱うブログ「デイブ」を運営する副業ブロガー。外資系企業のマーケターとして勤務する一方、『家電総合アドバイザー』の資格を取得。2019年よりブロガーとしても活動中。


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