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ホームシアターが完備された部屋のイメージ

【プロレビュー】おすすめのホームシアター用スピーカーはこれ!選び方も解説

SONY サウンドバー HT-X8500

SONY サウンドバー HT-X8500

短期 5,980円/4日間~

もらえるプラン 4,000円/月額
(30日単位/自動更新)


オーディオ機器

公開日:2021年12月20日 (変更:2022年1月21日)


おうち時間に楽しみたい「ホームシアター」。大画面の迫力を味わい尽くすには、スピーカーも重要です。家電のプロが選び方やおすすめモデルをご紹介!あなたにぴったりのホームシアター用スピーカーを選べます。

1 ホームシアタースピーカーが重要な理由って?

■お気に入りの映像コンテンツを大画面&迫力サウンドで楽しめる

ホームシアターが完備された部屋のイメージ

近年、大画面テレビやプロジェクターが一般的となり、 家庭でも映画館のような大画面で 映画やライブなどを楽しめるようになりました。しかし、こと「音の迫力」という面では 大画面テレビには大きな課題があります。薄型ゆえに、大口径のスピーカーが搭載できず、大画面の映像とバランスの取れたサウンドを再現できないのです。

そこで用意したいのがホームシアター(サウンド)システム。テレビやプロジェクターとは別に複数のスピーカーを配置することで、クリアなセリフやボーカル、体のなかに響く重低音、頭上をかすめるように飛ぶヘリやアクションシーンの音、コンサートホールの熱狂などに包まれる迫力のサウンドが楽しめるようになります。

■普段のテレビ視聴時の音声もグレードアップ

ホームシアターが完備された部屋のイメージ

さらに高品質のホームシアター用スピーカーは、映画やライブなどの特別なときだけでなく、 日常的なニュース番組やドラマ、バラエティ番組を見るときにも役立ちます。人の声が明瞭になるため、聞き取りやすくなり、ボリュームを上げなくてもテレビが楽しめるようになります。このため、夜遅い時間にテレビを見る場合もあんしんです。

2 ホームシアター用スピーカーのタイプを解説

■サウンドバー

ソニーHT-X8500のイメージ画像

△テレビの前のわずかなスペースに設置できるサウンドバーは、見た目からは想像できないような迫力のサウンドを再現できます

テレビ台のテレビの前のわずかなスペースに設置できるのが「サウンドバー」です。テレビとケーブル1本で接続することができ、設置性、接続性が非常に高いのが特徴。バーのなかに複数のスピーカーユニットが内蔵されており、見た目のサイズからは想像できないような迫力のサウンドが再現できます。

ただし、省スペース性を重視しバー形状を採用しているため、低音は弱め。低音をしっかり出すため、別筐体のサブウーファーがセットになったモデルもあります。

メリット 省スペースで設置でき、導入も簡単。場所を取らないのが最大のポイント
デメリット フロント設置なので、多くのモデルが疑似サラウンド。音に包まれる感覚は弱い

■マルチスピーカー

ヤマハ NS-PA41の製品画像

△音に包まれるサラウンド感を重視するなら、マルチスピーカータイプがおすすめ

音に包まれるサラウンド感を重視するなら、マルチスピーカータイプを選ぶといいでしょう。 マルチスピーカーは、接続するスピーカーの数に合わせて2.1chから、13.2chまであり、対応したアンプとスピーカーを用意することで実現できます(小数点以下はサブウーファーの数)。現在、主流となっているサラウンド形式である「Dolby Atoms(ドルビーアトモス)」では、5.1.2ch(5.1chに天井スピーカーを2つ追加)が基本となっており、利用するアンプによってスピーカーの数を増やすことができます。

物理的に多くのスピーカーを設置するため、いろいろな方向からの臨場感のある音が楽しめますが、配線がごちゃついたり、置き場所を確保せねばならなかったりと、設置のハードルは高いです。

2.1ch フロント(L、R)2chにサブウーファーをセットした基本構成。基本的にはステレオサウンドだが、正面及び背後から音が鳴ったようなバーチャルサラウンドが体感できる。3.1chはこれにセンタースピーカーが追加された構成。
5.1ch フロント(L、R)、センター、リア(L、R)、サブウーファーの基本構成。背後にもスピーカーが置かれるので、リアルなサラウンドが再現できる。
5.1ch以上 利用してる AV アンプが対応していれば5.1chからさらにスピーカーを増やすことができる。7.1chは、リスニングポジションの後ろにサラウンドバック(L、R)を配置したもの。コンテンツがマルチチャンネルに対応していない場合は、AVアンプがアップミックスして、最適な状態で再生できる。

3 ホームシアタースピーカーを選ぶポイント

■対応する音声フォーマットは?

ソニー「HT-X8500」のの3Dサラウンドイメージ

最新のブルーレイディスクなどに収録された映画などを楽しみたいなら、最新の音声フォーマットである「Dolby Atoms」や「DTS:X」に対応したホームシアタースピーカーを選びましょう。テレビの前に設置するサウンドバーでも、3次元の高さのある立体音響が再現でき、迫力の映像を楽しみながら、音に包まれる感覚を味わえます。

■マンションだから音漏れが心配……

音がうるさくて耳をふさいでいるイメージ

高品質なホームシアタースピーカーやサウンドバーはテレビ内蔵のスピーカーと比べて、音が明瞭ではっきりと聞こえます。このため、より小さい音でも映像コンテンツを楽しむことができます。

さらに、マンションなどで左右隣や上下の部屋への音漏れや振動が気になる場合は、ナイトモードを搭載する製品を選びましょう。振動が発生しやすい低音を低減したり、小音量でも包み込まれるようなサラウンド効果が得られたりできるようにチューニングされているため、夜間でも使いやすいです。

4 おすすめ製品ピックアップレビュー

■ソニー/HT-X8500(直販価格43,868円)

ソニーHT-X8500製品画像

△ソニーHT-X8500は、サウンドバー本体にデュアルサブウーファーを内蔵し、最新の音声フォーマット「Dolby Atmos」「DTS:X」にも対応したシングルバータイプです。

サウンドバー本体にデュアルサブウーファーを内蔵し、バーだけでしっかりとした低音の再現ができるモデル。フロントスピーカーだけでサラウンド環境を作り出すソニー独自のバーチャルサウンド機能「Vertical Surround Engine」を搭載。「S-Force PROフロントサラウンド」機能との組み合わせにより、 縦方向からも横方向からも包み込まれるような立体的なサウンド環境を作り出すことができます。

「HT-X8500」の真正面のリスニングポイントに座ってみると、「Dolby Atoms」や「DTS:X」対応ではないテレビ番組もの音声も広がりを感じ、音が立体的に聞こえるのがわかります。この立体音響はリモコンの「Vertical S.」ボタンでON・OFFできます。

また、人の声は非常にクリアでボリュームを絞っても聞き取りやすかったです。シネマやミュージック、ゲームなど多彩なサウンドモードを用意し、最適なモードで聞けるのはもちろんながら、自動で切り替わる「オートサウンド」機能が便利。Bluetooth機能を搭載しており、スマホの音楽なども再生できます。

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■ヤマハ/SR-B20A(オープン価格)

ヤマハSR-B20A製品画像

△ヤマハSR-B20Aは、バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」や独自の「クリアボイス」機能を搭載するエントリーモデル

バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」やヤマハ独自の「クリアボイス」機能を搭載するエントリーモデルのサウンドバー。コンパクトなボディのなかに3ウェイ6スピーカーを内蔵しており、サイズ以上のリッチなサウンドが再現できます。映画やドラマのセリフが聞きやすくなる「クリアボイス」機能を搭載するほか、「バスエクステンション」機能により低音を増強し、より迫力のあるサウンドを実現しています。

実際にサウンドを聞いてみましたが、非常にクリアで広がりのあるサウンドを再現。なかでも高音の伸びがよく、それでいて低音とのバランスがよいのが気に入りました。なお、低音は「バスエクステンション」機能のON・OFFで切り替え可能。また、「サブウーファー」の音量を4段階まで調整できます。「DTS Virtual:X」によるサラウンド感も良好。

さらにBluetooth機能も搭載。音楽が再生できるだけでなく、スマホアプリから細かなモード設定などができるのが便利でした。

■Bose/Bose Smart Soundbar 300(直販価格55,000円)

Bose Smart Soundbar 300製品画像

△Bose Smart Soundbar 300は、音声アシスタント「Google アシスタント」、「Amazon Alexa」を搭載し、音声コマンドでさまざまな操作ができるのが特徴

音声アシスタント「Google アシスタント」「Amazon Alexa」を搭載し、音声コマンドでさまざまな操作ができるのが特徴のサウンドバー。Wi-Fi機能を搭載しており、AirPlay2やSpotify Connectに対応。テレビの音声だけでなく、音楽サービスを自在に楽しむことができます。トレンドともいえる音声フォーマット「Dolby Atoms」や「DTS:X」には対応していませんが、Boseらしい臨場感と迫力のあるサラウンドサウンドが楽しめます。

サウンドは広がり感があり、非常にクリア。ただし、スマホアプリの設定次第で重低音をビシッと聞かせたサウンドにもチューニングができます。テレビや映画だけでなく、音楽も本格的に楽しみたいというニーズに向いたサウンドバーだといえます。

付属のリモコンはデザインが非常にシンプル。それゆえ、操作方法がややわかりにくくもありますが、スマホアプリを活用すれば問題なし。さらに将来的にサブウーファーやサラウンドスピーカーを追加できるのもうれしい点です。

■デノン/DHT-S216(オープン価格)

デノンDHT-S216製品画像

△デノンDHT-S216は、サブウーファーを内蔵した2.1chのサウンドバー。バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」に対応

サブウーファーを内蔵した2.1chのサウンドバー。バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」に対応しており、立体音響空間が楽しめます。さらに、デノンのサウンドバーでは初となる「Pure」モードを搭載。 バーチャルサラウンドやサウンドモードをすべてオフにすることで、原音に忠実なサウンドをストレートに再生できます。「Movie」「Music」モードに加えて、「Night」モードを用意。利用コンテンツやシーンに合わせて選ぶことが可能です。人の声を3段階で明瞭にできる「ダイアログエンハンサー」機能も搭載しています。

ただし、スマホ連携機能などは搭載せず、本体のボタンとリモコンのみでの操作のため、使い勝手の面でややわかりにくさがありました。でも、これは慣れれば問題はなさそう。

再現できるサウンドは非常に明瞭で解像感の高さが感じられました。左右の広がりの大きさとしっかりした低音の迫力も魅力的。「DTS Virtual:X」にも対応しており、映画館やライブハウスにいるような3D立体音響も体感できました。

5 自宅に置ける? クオリティは? まずはレンタルで試してみて

リビングのテレビ環境を大幅にパワーアップしてくるサウンドバー。 実際に使ってみると テレビとの音質の違いに驚くはずです。とはいえ、使い方や視聴コンテンツ、そしてリビング環境により、最適なサウンドバーは異なってきます。まずはレンタルで試してみてはいかがでしょうか。

※2021年12月20日時点での情報です。

※最新情報について、詳しくはメーカーのホームページをご確認ください。

※表示金額はすべて税込価格です。

※商品写真および画像はイメージです。

取材・執筆

コヤマタカヒロ

コヤマタカヒロ

デジタル家電ライター。1973年生まれ。大学在学中よりカルチャー誌でライターデビュー。PC、AV関連のデジタル機器から、白物家電、それらを取り巻くサービスについて、レビュー、検証、開発インタビュー、執筆活動を行う。三女の父。米・食味鑑定士。撮影とテストの空間「コヤマキッチン」スタート。企業のコンサル活動も対応。家電のためのコミュニティ「家電総合研究所」も開設。

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