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ビデオカメラおすすめ6選!プロが使用して本音でレビュー!

Sony デジタルHDビデオカメラ HDR-CX470 バッテリー付属

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ビデオカメラ
公開日:2023年8月18日(2024年2月21日更新)


子どもの運動会や発表会に欠かせないアイテム、ビデオカメラ。スマホで本格的な映像が撮れる今の時代にビデオカメラを利用するべきかどうか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回はビデオカメラの特徴を紹介しながら、ビデオカメラの選び方、さらにプロがおすすめするモデルの実機レビューも紹介しますので参考にしてみてください。

1 ビデオカメラのメリットとは?今のスマホ時代に必要?

ビデオカメラで撮影をしている男性のイメージ画像

最近のスマホは画質や手ブレ補正機能が向上しているものが多く、写真だけではなく動画もスマホで撮影するユーザーが増えています。

スマホでの動画撮影でも問題はないですが、大切な思い出をきれいな映像で残すなら、ビデオカメラでの撮影がおすすめです。スマホとビデオカメラの動画撮影の違いをもとに、ビデオカメラのメリットを見てみましょう。

■手ブレが少ない

ビデオカメラを持つ手

ビデオカメラはスマホに比べて、手ブレが少ないというのが大きなメリットです。手ブレは、主にカメラの持ち方が不安定であるときに発生しがち。そのため、グリップベルトに手を通して、安定した撮影ができるビデオカメラは手ブレを抑えることができるのです。さらに、もう片方の手でパネルを押さえれば、手持ち撮影でも確実に手ブレが少なくなりますよ。

また、搭載されている手ブレ補正機能もビデオカメラのほうが圧倒的に優秀。持ち歩きながら撮影する場合でも、アクセサリーがなくても十分きれいな映像が撮影できます。

一方で、スマホの場合は、持ち方が不安定なため、どうしても手ブレが発生してしまいがち。スマートフォンも手ブレ補正機能が搭載された機種が登場していますが、ビデオカメラほどしっかりと補正ができていないのが実情です。もし、歩きながら撮影するのであれば、ジンバルと呼ばれる手ブレを防ぐ周辺機器が必須といえるでしょう。

■ズームしたときにスマホより映像がきれい

ズームをしているイメージ画像

動画の撮影中にズームをしても、スマホより映像をきれいに保てるという点もビデオカメラのメリットとして挙げられます。

ビデオカメラの場合は、持ち手の部分にズーム用のレバーが備わっていることがほとんどです。そのため、片手でもスムーズに操作ができ、無駄な動きやブレを与えずにきれいな映像を保ちながら撮影を行えます

しかし、スマホでズームする際は、ピンチイン、ピンチアウトで画面を操作しなければいけません。さらに、広角と望遠など複数のレンズを搭載したスマホでは、レンズ切り替えのために画面のスワイプが必要になります。もちろん、撮影とこれらの操作を同時に片手で行えません。そのため、必然的にスマホで動画撮影をしながらズームをすると、画面がブレてしまうことが多くなります。

■長時間の撮影が可能

運動会の撮影をしている女性のイメージ画像

ビデオカメラは、バッテリー・メモリーの2つの点から、スマホよりも長時間撮影に向いています。ビデオカメラは撮影中にバッテリー・メモリーともに撮影に十分な容量が内蔵されているものがほとんどなので、撮影中にデータがいっぱいになってしまった、充電がなくなった、ということは少ないでしょう。

そのため、発表会・運動会・旅行などで長時間撮影を行うのであれば、ビデオカメラが好適といえます。もし、長時間撮影を事前に想定している場合は、長時間撮影に耐えられるだけのバッテリー・メモリーが備わっているか確認し、足りないようであれば予備のバッテリー・メモリーを用意しておくと安心です。

一方で、スマホは本来動画撮影用に設計されていないので、長時間の撮影に適していません。スマホのバッテリーがなくなったとき、充電しながら撮影も可能ですが、コードやバッテリーなどがつながっているため手軽に撮影はしづらくなるでしょう。

また、撮影中容量が足りなくなってしまったとき、即座にスマホ内の容量整理をするのは一苦労です。そのため、スマホは基本的には、動画メモなど短時間撮影用ととらえるとよいでしょう。

■大事な瞬間を撮りこぼさない

スマホで撮影しているイメージ画像

ビデオカメラなら撮影に集中できる分、大事な瞬間を撮りこぼさないのもメリットといえます。ビデオカメラは撮影中に特に画面を操作する必要はなく、ボタンを押せばあとは映すだけ。

一方、スマホの場合、撮影中に電話が掛かってきたり、メッセージや通知が届いたり、撮影の邪魔になることも考えられます。強制的に撮影が中断されてしまい、大事な瞬間を撮りこぼしてしまっては残念ですよね。

ビデオカメラであれば、撮影に集中できるため、大事な瞬間を撮りこぼすことがなくなるうえ、スマホに連絡がきたときに、撮影しながら確認できるのも便利なポイントといえるでしょう。

2 ビデオカメラの選び方

ビデオカメラが並べられた画像

運動会や発表会、旅行など大切なイベントで動画を記録したい場合、どのようなビデオカメラを選べばよいのかも、気になるところですよね。そこで、ここではどのようなシーンで、どのようなビデオカメラを選べばよいのか、ビデオカメラの機能はどのような撮影に向いているのか、などについてご紹介します。

■本格的な映像を撮るなら「光学式手ブレ補正機能」を搭載したものを!

ビデオカメラで撮影しているイメージ画像

ブレが少なくきれいな映像を撮影するなら、光学式の手ブレ補正機能を搭載したものがおすすめ。手ブレ補正機能には、レンズや撮像素子(イメージセンサー)を調整することで手ブレ補正をする「光学式」と、ソフトウェアで画像処理をして手ブレを補正する「電子式」の2種類があります。

「光学式」手ブレ補正機能は、撮影した映像そのものに手ブレ補正を加えるわけではないため、画質が劣化することがなく、きれいな映像を保つことが可能。一方で、「電子式」は撮影されたデータをソフトウェアで手ブレを補正しているため、どうしても画質が劣化しやすい傾向があります。

そのため、きれいな映像を撮影するなら、画質だけでなく手ブレ補正機能もチェックして選ぶとよいでしょう。

■遠くのものを撮影するなら「光学ズーム」がおすすめ

保育園の発表会をビデオカメラで撮影している画像

遠くの人やものを撮影するなら、よりきれいにズームができる光学ズームを搭載しているものがおすすめ。ズームの方法には、光学ズームとデジタルズームの2種類があり、一般的には光学ズームのほうが映像をきれいに保ったままズームができるとされています。

「光学ズーム」は、レンズの移動による焦点距離の調整で映像を拡大・縮小するため、画質劣化が少ないのに対して、「デジタルズーム」はソフトウェアの画像処理によってズーム機能を再現しているため、どうしても画質が劣化してしまうのです。特に、遠くの被写体を思い切り拡大したときなどは、画質劣化が目立ちやすいでしょう。

ただし、ズームはすればするほど、手ブレしやすくなるという特徴があります。そのため、30倍、60倍ズームといった高倍率で撮影するなら、手ブレがしっかりと補正される機種を選ぶこともポイントになります。

なお、高倍率なズームに対応したビデオカメラの場合、低倍率では「光学ズーム」、高倍率では「デジタルズーム」に自動的に切り替わるものが多いということも留意しておくとよいでしょう。

■映像美を求めるならフルHDよりも4Kを選ぼう

フルHDと4Kの比較画像

美しい映像を求めるのであれば、動画の解像度はフルHD(フルハイビジョン)よりも4Kのビデオカメラを選びましょう。

フルHDや4Kなどの解像度の規格は、画素数によって決まります。下の表からわかるように、4KはフルHDの4倍の画素数で構成されているため、フルHDよりも映像が細部まで鮮明に映ります。これが、4KはフルHDより高画質と呼ばれる理由の一つです。

また、4倍の高画質を活かし、撮影した4K映像から高画質な写真として切り出したり、特定の部分をズームアップしてフルHD映像として切り出したりするといったことも可能です。

  特徴
フルHD
(フルハイビジョン)
・ピクセル数:横 1920×縦 1080(約200万画素)
・きれいな映像で、そのままSNSなどで公開できる
・フレームサイズ、ファイルサイズが手頃で利用範囲が広い
・ネットでのファイル転送向き
4K ・ピクセル数:横 3840×縦 2160(約800万画素)
・なめらかな描写
・臨場感があり、表現豊かな映像
・ネットでのファイル転送は不向き

■その他の機能もチェック!

ビデオカメラのその他機能

画質や手ブレ補正機能などの基本的な機能のほかにも、付属機能もチェックしておくとより便利に使用できます。以下をチェックして、自分にぴったりな機能を備えた機種を選びましょう。

【防水機能】
アウトドア活動や旅行先の撮影では、どのような環境下での撮影になるのか予測が付きません。晴れだけではなく突然の雨や、泥など汚れが付着してしまうケースもあります。

このような場合、「防水」機能が重要なポイントになります。
【防塵機能】
運動会に限らず、風が強い日の撮影では、ほこりなども気になります。また、海辺では砂混じりの潮風などもビデオカメラにとっては大敵です。
このような場合は、「防塵」機能をチェックして下さい。
【スマホ連携】
スマホとの連携ができる機種の中には、撮影や再生をスマホでコントロールできる機能が付いている機種もあります。さらにWi-Fi等を利用して、ビデオカメラの動画データをすぐにスマホに転送することができる機種もあり、簡単にSNSに公開するといった利用方法が可能になります。

■アクセサリーが豊富なら、さらに便利に!

アクセサリーのイメージ画像

発表会や運動会などで使用するなら、三脚、予備バッテリーは必須でしょう。購入前にアクセサリーが豊富かチェックしておくことで、購入後に対応アクセサリーが少ないということも防げますよ。

3 人気のビデオカメラ6機種を実機レビュー!

ビデオカメラビギナーからしっかりとした高画質動画を撮影したい本格的ユーザーまで、おすすめのビデオカメラを6機種集めて、実機体験・検証をしました。

各製品を①映像のきれいさ、②手ブレ補正(歩きながら撮影した映像をもとに評価)、③使いやすさ、の3つの観点にわけて紹介しているので、参考にしてみてください。

■ソニー/HDR-CX470

ソニー/HDR-CX470の製品画像

https://www.sony.jp/handycam/products/HDR-CX470/

サイズ 幅54.0×高さ59.5×奥行き128.0mm
撮影時質量 約215g
画質 フルHD
センサー 1/5.8型 Exmor R CMOSセンサー
手ブレ補正 光学式
内蔵メモリー 32GB
ズーム 光学30倍、デジタル350倍、全画素超解像60倍

小型・軽量で持ち運びに便利な、フルHD対応のビデオカメラです。バッテリーを含めた撮影時の重量は、わずか約215g。手持ちでの長時間撮影や、持ち運び時の負担を最小限に抑えることができます。アウトドアや旅行など長時間の撮影&持ち運びをしなければならないときに、この軽さが力を発揮します。

また、パネルを開くとすぐに撮影開始できるので、とっさの間でもチャンスを逃さず撮影できる点は魅力です。

おすすめの利用シーンとしては、公園で遊ぶ普段着の子どもの姿や、日常での何気ないかわいい仕草などを捉えるには最適ですね。

◎映像のきれいさ

※1どのシチュエーションもすべて、オートモードで撮影を行っています。
※2ズームは、カメラから被写体まで約10m離れた場所から撮影しています。

フルHDで撮影される映像は、ソニー独特のクセのない色表現で、見やすく美しいハイビジョン映像が楽しめました
またズームを利用した撮影でも、光学ズームの効果でノイズのないきれいな画質の映像が得られました。

暗所での撮影では、「おまかせオート」による自動調整のおかげで、見やすい映像の撮影ができました。「おまかせオート」は、さまざまなシーンでもきちんと美しい映像が撮影できるので安心かつ便利な機能です。

◎手ブレ補正

※検証は「歩きながらの撮影」でしたが、こちらに動画は、手ブレ補正の効果をより実感いただくために、動きの激しい犬を被写体にして撮影しています。

HDR-CX470は手ブレしやすい軽量モデルなので少し心配でしたが、カメラを持つ手が多少ブレるものの、撮影された映像はそれを感じさせないほど手ブレが補正されていました

左右の揺れもほとんど目立たないのですが、多少上下の揺れが確認できました。しかし、手持ちでの撮影感覚が感じられる程度の揺れで、見た目の違和感はありませんでした。

◎使いやすさ

軽量かつ、バッグのスキマにスポッとはまるサイズ感で、持ち運びがしやすいのが魅力だと感じました。荷物が多い場合は、他のものと紛れてバッグの中で迷子になるのでは、と少し不安になるほど小型です。

また、撮影のON/OFFボタンの位置が操作しやすいので、使いやすく安定した撮影ができたという印象でした。ただ、メニューが豊富なので、使いこなすのに最初は少し時間がかかるかもしれません。しかし、撮影環境に合わせて自動で認識する「おまかせオート」を活用するとよさそうです。

ソニー「HDR-CX470」をレンタルする

■ソニー/FDR-AX45

ソニー/FDR-AX45の製品画像

https://www.sony.jp/handycam/products/FDR-AX45/

サイズ 幅73.0×高さ80.5×奥行き142.5mm
撮影時質量 約560g
画質 4K/フルHD
センサー 1/2.5型 Exmor R CMOSセンサー
手ブレ補正 空間光学方式
内蔵メモリー 64GB
ズーム 光学20倍、デジタル250倍、全画素超解像40倍(HD) 30倍(4K)

ソニーの「FDR-AX45」は、大切な日の思い出は、美しい4K映像で残したいけど、ビデオカメラは初めてなので使いこなせるか不安…という人におすすめの機種です。

「おまかせオート」を利用すると、顔・シーン・揺れ・撮影場所の4つの要素を自動で認識して撮影。また風のノイズを検知して自動で調整するため、初心者でもきれいな映像が撮影できるでしょう。

撮影シーンは、180通りの組み合わせの中から撮影状況に合わせた最適なものが自動設定されるので、いつでも誰が撮っても美しい4K映像を残せます。

◎映像のきれいさ

※1どのシチュエーションもすべて、オートモードで撮影を行っています。
※2ズームは、カメラから被写体まで約10m離れた場所から撮影しています。

「Exmor R CMOSイメージセンサー」と「ZEISSバリオゾナーT*」 レンズ、そして高速画質処理エンジンの組み合わせで撮影した映像は、4Kの特徴を思う存分楽しめる鮮明で高画質なものでした。

その高画質さは、ズーム映像でも変わりません。離れた場所の被写体でも、細部を鮮明に表現しています。それは、暗所での撮影でも同じです。おまかせオートが暗さに応じた最適な映像を撮影してくれます。

◎手ブレ補正

※検証は「歩きながらの撮影」でしたが、こちらに動画は、手ブレ補正の効果をより実感いただくために、動きの激しい犬を被写体にして撮影しています。

レンズとセンサーが一体となったソニー独自の「空間光学手ブレ補正」によって、動きながらの撮影でも安定した映像が撮れました。歩きながら撮影した映像は、手ブレを感じさせません。

さらにハイビジョンでの撮影時には「インテリジェントアクティブモード」に対応し、ズーム機能を利用しても、ブレの少ない映像が楽しめました。ワイド撮影では、従来の光学手ブレ補正より約15倍ブレない映像が記録できるという謳い文句通りの映像でした。

◎使いやすさ

4K対応というとメカニカルなイメージですが、本機の操作はとてもシンプル。記録モードを4Kに変更する以外、ハイビジョンモードでの操作と何も変わりません。持ったままでの撮影のON/OFFボタン操作も快適です。

本体重量約560gはやや重たく感じますが、両手でしっかりとホールドすれば、手ブレも安心です。

ソニー「FDR-AX45A」をレンタルする

※本記事では「FDR-AX45」を使用しましたが、kikitoでの取り扱い製品は後続機「FDR-AX45A」です。「FDR-AX45」は生産完了でFDR-AX45Aとの違いは液晶モニターのみ(外観や印字しているモデル名もFDR-AX45から変化なし)のマイナーチェンジとなります。

■ソニー/HDR-CX680

ソニー/HDR-CX680の製品画像

https://www.sony.jp/handycam/products/HDR-CX680/

サイズ 幅57.5×高さ66.0×奥行き134.5mm
撮影時質量 約355g
画質 フルHD
センサー 1/5.8型 Exmor R CMOSセンサー
手ブレ補正 光学方式
内蔵メモリー 64GB
ズーム 光学30倍、デジタル350倍、全画素超解像60倍

フルハイビジョン対応の本機は、コンパクトなボディが印象的。ズームしてもブレない「空間光学手ブレ補正」、奥でも手前でも素早くピントを合わせる「ファストインテリジェントAF」などソニー独自のテクノロジーを搭載しているモデルです。

本機はさまざまな撮りたい範囲に対応できるのが特徴。被写体との距離がとれない狭い室内での撮影から、運動会や発表会などの横に広く撮りたいシーンにも簡単に対応できます

さらに、撮った映像からカメラが自動でシーンを分析して、ハイライト場面を抽出・編集して1本の動画を作ってくれる「ハイライトムービーメーカー」も、撮る楽しみを演出してくれます。

◎映像のきれいさ

※1どのシチュエーションもすべて、オートモードで撮影を行っています。
※2ズームは、カメラから被写体まで約10m離れた場所から撮影しています。

本機を手持ちで歩きながら撮影してブレの少ない映像を実感しました。ブレのない映像は、きれいで美しい映像の第一条件です。

ズームしながらの映像では、ブレの目立つワイド側に振っても手ブレ補正機能がしっかりと機能して、ブレの少ない映像を楽しめました。ただし、暗所での撮影では、特有のノイズがやや目立つ傾向にあります。

◎手ブレ補正

※検証は「歩きながらの撮影」でしたが、こちらに動画は、手ブレ補正の効果をより実感いただくために、動きの激しい犬を被写体にして撮影しています。

カメラ本体が動いても空間光学ユニットがバランスを保ってくれるので、手持ちで歩きながら撮影した映像は、ほとんど手ブレを感じませんでした。もちろんズームでの撮影も、安定した見やすい映像が得られました。

◎使いやすさ

ボディがコンパクトなので、持ち運びがしやすい点が魅力。また、グリップベルト部分にはUSBコネクタが仕込まれていて、パソコンなどの接続時もスムーズなのも便利です。

ズームベルトのおかげで握る際しっかりとフィットし、ズーム操作、撮影のON/OFF操作もスムーズ。軽量かつ握りやすいため、力が弱くても長時間撮影がしやすいモデルといえるでしょう。

公式サイトを見る

■JVC/Everio R GZ-RX680

JVC/Everio R GZ-RX680の製品画像

https://www.jvc.com/jp/camcorders/lineup/gz-rx680/

サイズ 幅60.0×高さ59.5×奥行き128.0mm
撮影時質量 約306g
画質 フルHD
センサー 1/5.8型 高感度 裏面照射CMOSセンサー
手ブレ補正 電子式
内蔵メモリー 64GB
ズーム 光学40倍、デジタル 200倍、ダイナミック60倍

本機最大の特徴は「洗えるビデオカメラ」。雨に強い「防水」、泥や砂に強い「防塵」、落下に強い「耐衝撃」、-10℃の寒さでも使える「耐低温」という、4つの保護性能「QUAD PROOF」を持っています。

利用シーンとしては、今人気のキャンプを含め、アウトドア全般。そして、小型・軽量なことから、旅行にもぴったりです。

内蔵メモリーは64GBと大容量で、バッテリーも連続撮影約4.5時間と、長時間の撮影が可能です。天候やシーンに捉われず、いつでもどこでも撮影可能なタフさは、普段使いでも安心して利用できます。

◎映像のきれいさ

※1どのシチュエーションもすべて、オートモードで撮影を行っています。
※2ズームは、カメラから被写体まで約10m離れた場所から撮影しています。

アウトドアで撮影した映像は、クセがなく、誰が見ても満足できるきれいな映像という印象です。

ズームは光学で40倍、JVCの独自ズーム機能であるダイナミックズーム60倍、デジタルでは200倍まで対応しています。特に、画質劣化の少ないダイナミックズームでは、ノイズのないきれいな映像が撮影できました。ただ、暗所での映像はノイズが目立つ傾向にありました。

◎手ブレ補正

※検証は「歩きながらの撮影」でしたが、こちらに動画は、手ブレ補正の効果をより実感いただくために、動きの激しい犬を被写体にして撮影しています。

アウトドアでは歩きながら撮影するシーンが多いので、歩きながら撮影してみましたが、手ブレ補正機能が電子式のため、あまり激しい動きにはうまく対応できない印象でした。

ただ、片手で撮影せず、もう片方の手で開いたパネルを押さえれば、かなり手ブレを抑えた映像が撮れました。持ち方で手ブレを防ぐ工夫も必要のようです。

◎使いやすさ

本機を手にしたとき、手の中にスッポリと収まる感覚で、ビデオカメラとの一体感を感じました。撮影のON/OFF操作はもちろん、ズーム操作をしていても、カメラを持っているという感覚を忘れるほど。また重量も軽いので子どもに映像を撮ってもらうという使い方もおすすめです。

軽量・小型でタフな本機は、アウトドア必須のギアとして備えたいですね。

JVC「Everio R GZ-RX680」をレンタル

※2023年7月現在、JVC「Everio R GZ-RX680」は生産完了しているため、販売は終了しておりますが、kikitoでレンタルが可能です。

■パナソニック/HC-VX2MS

パナソニック/HC-VX2MSの製品画像

https://panasonic.jp/dvc/products/vx2ms.html

サイズ 幅72×高さ77×奥行150mm(同梱バッテリーパック・レンズフード装着時)
撮影時質量 約479g(同梱バッテリーパック使用・レンズフード装着時)
画質 4K/フルHD
センサー 1/2.5型MOS固体撮像素子
手ブレ補正 光学式
内蔵メモリー 64GB
ズーム 光学24倍、デジタルズーム70倍・250倍、EX光学ズーム最大60倍(30万画素時)、iAズーム32倍【4K】 48倍【FHD】

高機能なビデオカメラで、高画質な4K映像を楽しみたいユーザーにおすすめです。しかも、高機能なうえに軽量なのでビデオカメラを手に持って動きながらの撮影なども楽しめます。

またスマホとの連携機能も充実しているのが特徴。撮った4K映像からきれいに撮影できたところを抜き出してハイライト動画を作成できます。その動画をスマホにすぐに転送可能なので、そのままSNSにアップして共有する、なんてこともできます。

◎映像のきれいさ

※1どのシチュエーションもすべて、オートモードで撮影を行っています。
※2ズームは、カメラから被写体まで約10m離れた場所から撮影しています。

高度な手ブレ補正機能、ズーム補正機能が付いた本機は通常の撮影はもちろん、ちで歩きながらズームしても、美しくて鮮明な4K映像の撮影ができました。暗所での撮影でも、高感度な新センサーによって明るい映像が得られます。

また、逆光で撮影をしても、「HDR記録」や「インテリジェントコントラスト機能」によって、黒くつぶれることなく明るい映像を記録してくれました。そのため、動きながらの撮影では、太陽の位置を気にすることなく撮影ができそうです。

◎手ブレ補正

※検証は「歩きながらの撮影」でしたが、こちらに動画は、手ブレ補正の効果をより実感いただくために、動きの激しい犬を被写体にして撮影しています。

手持ちでの撮影や持ち歩いての撮影に加えて、ズームでの撮影でも、ブレがほとんどありませんでした。光学式と電子式手ブレ補正を組み合わせた「5軸ハイブリッド手ブレ補正」、ジャイロセンサーと画像処理エンジンによる撮影条件に合わせた補正機能などが強力に機能しているので、美しい映像が楽しめました。長時間の手持ち撮影でも、しっかりと手ブレが補正された映像でした。

◎使いやすさ

高機能でありながらシンプルな機能ボタンの配置で、安定した撮影を行えるのはもちろん、操作しやすかったです。加えて、傾きを自動で補正する「傾き補正」が搭載されているので、撮影中つい傾いてしまう映像を補正してくれます。そのため、ビデオカメラでの撮影に慣れていない人でも、比較的使いやすく、いい映像をとることができるでしょう。
美しい映像の必須条件は見やすいことであり、本機はそれをしっかりと感じさせてくれました。

パナソニック「HC-VX2MS」をレンタル

■パナソニック/HC-VX992M

パナソニック/HC-VX992Mの製品画像

https://panasonic.jp/dvc/p-db/HC-VX992M.html

サイズ 幅65×高さ73×奥行151mm(同梱バッテリーパック・レンズフード装着時)
撮影時質量 約403g(同梱バッテリーパック使用・レンズフード装着時)
画質 4K/フルHD
センサー 1/2.3型MOS固体撮像素子
手ブレ補正 光学式
内蔵メモリー 64GB
ズーム 光学ズーム20倍、デジタルズーム60倍・250倍、EX光学ズーム最大50倍(30万画素時)、iAズーム 25倍【4K】 40倍【FHD】

4K映像はほしいけどどうしようかな、と二の足を踏んでいるユーザーにおすすめの4K対応ビデオカメラです。

4Kなのに約400gと軽量なので、手持ちでの歩き撮影や長時間撮影も楽にこなせます。しかも高機能な「光学式手ブレ補正機能」と水平を保つ「傾き補正機能」などによって、とても見やすくて美しい映像が記録できるのが特徴です。

また、撮った後も「あとから追っかけ」や「あとからズーム」、「あとからクローズアップ」という、各種あとから機能によって、注目したい被写体を自動で追いかけてくれる機能を搭載。さらに手ブレ補正を同時に行った映像の編集・保存がビデオカメラできます。

4K映像を撮る楽しみと見る楽しみ、両方を思う存分楽しめるビデオカメラです。

◎映像のきれいさ

※1どのシチュエーションもすべて、オートモードで撮影を行っています。
※2ズームは、カメラから被写体まで約10m離れた場所から撮影しています。

鮮明で美しい4K映像は、ハイクラスの4K機種の映像と比較しても遜色なく、メリハリのある映像を楽しめました。

ズーム映像は、上位機種でも搭載されている「5軸ハイブリッド手ブレ補正」で補正され、美しい映像が確認できました。暗所での映像も、ディテールがつぶれることなく、きれいに表現されています

◎手ブレ補正

※検証は「歩きながらの撮影」でしたが、こちらに動画は、手ブレ補正の効果をより実感いただくために、動きの激しい犬を被写体にして撮影しています。

手持ちで歩きながらの撮影では、「5軸ハイブリッド手ブレ補正」が機能し、ほとんど手ブレを感じさせない映像でした。同時に「傾き補正」も機能して水平も補正してくれるので、とても見やすい映像が撮れました。

また、ズーム機能を利用しても、手ブレ補正がしっかりとブレを補正しているので、ズームアップした被写体のブレもあまり感じませんでした。

◎使いやすさ

グリップベルトの調整がマジックテープではないのでちょっと調整しづらい点はありますが、調整すればしっかりとしたホールド感です。軽量ゆえに安定性が気になりましたが、しっかりとホールドできるので、安定して撮影が行えました。

また、ズームレバー、撮影のON/OFFもスムーズに操作でき、違和感なく撮影に集中できるのがいいですね。

パナソニック「HC-VX992M」をレンタル

※2023年7月現在、パナソニック「HC-VX992M」は生産完了しているため、販売は終了しておりますが、kikitoでレンタルが可能です。現行モデル「HC-VX992MS」がメーカーより販売中。

4 利用シーンに合わせたおすすめモデルを紹介!

今回ご紹介した6機種の中から、「運動会」「ホームビデオ」「アウトドア」の3タイプのシーンに適したビデオカメラをセレクトしてみましたので、参考にしてください。

■運動会に使用するなら…

運動会で子どもが玉転がしをしている画像

運動会など動きの多い被写体の撮影でビデオカメラに要求されるのは、手持ちできれいに撮れることです。そのためのポイントは、しっかりとした手ブレ補正機能と安定したズーム機能、そしてスピーディーなAF(オートフォーカス)です。

ソニーの「HDR-CX680」は、レンズとセンサーが一体になった空間光学ユニットを利用した「空間光学手ブレ補正」でしっかりと手ブレ補正してくれます
そして26.8mmの広角なレンズで運動場の全景を撮り、中から見つけた我が子に光学式の30倍ズーで素早く、きれいにズームイン。しかも捉えた我が子に「ファストインテリジェントAF」が素早くピントを合わせてくれるので、撮影チャンスを逃しません。

ほかには、パナソニックの「HC-VX992M」も手ブレ補正と映像日を兼ね備えたおすすめモデルです。4Kかつ手ブレ補正がしっかりと機能するのはもちろん、映像を水平に保つ「傾き補正機能」が搭載されているので、動きの多い運動会でもきれいな映像を撮影できます。

軽量なのも手持ち撮影が必須の運動会にはうれしいポイントです。また、撮影後でもわが子の顔を自動でズームできる「あとから機能」という便利な機能も搭載しているのは見逃せません。

パナソニック「HC-VX992M」をレンタル

ソニー「FDR-AX45A」をレンタルする

■ホームビデオ用なら…

お家で誕生日会をしている家族の画像

ホームビデオの撮影でビデオカメラに要求されるのは、きれいな映像が撮れることはもちろん、狭い部屋でもワイドに撮れる広角機能、そして、部屋の明るさに応じて撮影ができることです。

そんなホームビデオにおすすめなのが、パナソニックの「HC-VX2MS」。4Kの高画質な映像はもちろん、広角25mmのレンズを搭載していることで、狭い部屋でも家族やお友達など全員が入った撮影が可能です。

部屋の照明によって明るさはまちまちですが、感度が向上した新センサーを搭載したことで、暗い部屋でも明るくきれいに撮影することを可能。音質については、シーンに適した設定を選ぶことで、高性能なマイクが高音質で記録してくれるという優れた機能付きです。

より狭い部屋での撮影を想定するなら、ソニーの「FDR-AX45」もおすすめです。高画質技術を組み合わせて撮影する4K映像は、ズームや暗所でも変わらない美しさを保ちます。

さらにホームビデオの撮影で重要とされる広角も、最大26.8mmとかなり広いので、狭い場所や横に広く撮影したい発表会でも活躍します。「おまかせオート」なら、ビデオカメラ初心者のかたでもきれいな映像を撮影できるでしょう。

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ソニー「FDR-AX45」をレンタル

■アウトドア・レジャーで使用するなら…

公園でサッカーをしている子どもの画像

アウトドアやレジャーの撮影でビデオカメラに要求されるのは、コンパクトなこととさまざまな撮影環境、撮影条件に対応できることです。

1つめにおすすめなのが、JVCの「Everio R GZ-RX680」。本製品は、洗えるビデオカメラというのが最大の魅力です。この強力な防水性能があれば、洗えるだけでなく雨の日も心配なく撮影できるのがうれしいポイント。

また、泥や砂に強い「防塵」、落下に強い「耐衝撃」、-10℃の寒さでも使える「耐低温」という4つの保護性能である「QUAD PROOF」を備えた、アウトドアにもってこいのビデオカメラといえます。

2つにおすすめなのが、ソニーの「HDR-CX470」。小型かつ軽量なので、手持ち撮影や持ち運びの負担を最小限に押さえてくれます。また、パネルを開けばすぐに起動し、撮影できるので、とっさのシーンにも瞬時に対応できます。

搭載されている「おまかせオート」を使用すれば、屋内外関係なく状況にあった撮影が可能。夜間の撮影でも大活躍間違いなしです。

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5 まとめ

動画の撮影で重要なことは、思い出をきれいに記録することです。そのためには撮影シーンに応じて、適した機種を選ぶことが重要になります。

しかし、ビデオカメラは安価なものではありません。使用する頻度が高くない、いろいろな機種を試してみないと判断できない、などの理由で購入を迷っている方も多いと思います。そういった方はレンタルを視野に入れてみることをおすすめします。レンタルであれば、利用目的に合わせて臨機応変に最適な機種が選べ、いくつかの機種を気軽にお試しできます。

※2023年6月時点での情報です。最新の情報はメーカーのホームページでご確認ください。
※商品写真および画像はイメージです。

取材・執筆

阿部信行

千葉県生まれ。主に書籍を中心に執筆活動を展開。自著に必要な素材はできる限り自分で制作することから、「自給自足ライター」と自称。原稿の執筆はもちろん、図版、イラストの作成、写真の撮影やレタッチ、さらに動画の撮影・ビデオ編集、アニメーション制作、そしてDTPも行う。自給自足で養ったスキルは、書籍だけではなくセミナーや動画講座など、さまざまなリアル講座、オンライン講座で伝えている。
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