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XREAL One実機レビュー!旧モデルとの違いやiPhoneとの接続方法まで細かく解説

XREAL One実機レビュー!旧モデルとの違いやiPhoneとの接続方法まで細かく解説

【新品】XREAL One + Hubセット

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公式ストアで完売するほど人気の「XREAL One」は、次世代のスマートグラスとして注目されています。しかし「実際の使い心地はどうなの?」「旧モデルと何が違うの」などわからない点も多いはず。実際に使用した使用感・接続方法などをお伝えします。


2025年1月17日に日本で発売した「XREAL One」は、公式ストアではすべて完売となるほどの人気ぶりで、次世代のスマートグラスとして注目されています。(2025年4月25日現在)

高価なデバイスを買うときは、買ってから後悔するのは避けたいもの。とはいえ、「実際の使い心地はどうなの?」「旧モデルと何が違うの?」と、公式サイトの説明だけではなかなかXREAL Oneの魅力がイメージしにくい、という方も多いはず。

そこでガジェット大好きな筆者が、旧モデルとの違いはもちろん、実際に使用したうえで使い心地・使用感・接続方法などをお伝えします。気になる点も正直にレビューするので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

1 XREAL Oneとは

XREAL One

「XREAL One」は、日本Xreal株式会社が開発・販売しているスマートグラスの最新モデル(2025年4月25日現在)です。2025年1月17日に日本で発売されました。

スマホ、PCの画面をAR表示できるメガネ型のデバイスで、レンズにあたる部分がディスプレイになっており、いつでもどこでも動画視聴やゲームプレイなどを楽しめます。

しかもAR技術により、直接レンズに映像が表示されるのではなく、数メートル先にディスプレイが浮かんでいるように表示されるため、自宅にいながら映画館のような大画面を楽しめるのが魅力です。よりダイナミックで、迫力のある映像が楽しめます

XREAL Oneの各パーツには、以下の機能が備わっています。

  • ●レンズ部分:透過型の有機ELディスプレイ
  • ●つる部分:スピーカー
  • ●フレーム部分:マイク・調節ボタンなど

重さはわずか82gと軽量で、Meta QuestシリーズなどのVR用ヘッドマウントディスプレイよりはるかに軽いため、装着していても重さを意識しにくくエンタメ作品への没入感を高めてくれます。

また、事前のアプリインストールなどの手間も不要で、ケーブルをつなぐだけですぐに使用できます。

2 XREAL Oneでできること

XREAL Oneでできること

XREAL Oneは、AR技術によりレンズ越しに見える景色に映像が映し出され、いつでもモニターレスで大画面映像が楽しめます

「大きなモニターを置くスペースがない」「プロジェクターは置き場所に困る」など、大きな画面でエンタメを楽しめずにいる方にはとくにおすすめのアイテムです。

どのような体勢でも使用できるため、ソファやベッドで寝転がりながらアニメを観たり、ゲームをプレイしたりと、自宅でくつろぎながら楽しめるのも魅力です。

また、スポーツ用のサングラスほどのサイズで、持ち運びしやすいのもポイント。たとえば旅行中に飛行機や新幹線内でエンタメを楽しんだり、出張先でノートパソコンの小さな画面の代わりに仮想ディスプレイとして使ったりと、プライベートでもビジネスでも活躍してくれます。

レンズを段階的に暗くできる調光機能のおかげで、周囲の明るさにも左右されにくく、明るい部屋でも使用できます。

しかも、XREAL Oneから独自開発の空間コンピューティングチップ「XREAL X1」が搭載されたことで、最低0.003秒の低遅延へと進化。低遅延により操作と反応のラグが小さくなったことで、よりストレスフリーになりました。

3 XREALシリーズのラインナップは?機種ごとの特徴・違いを解説

XREALシリーズは、これまでいくつも発売されており「何がどう違うのかわからない」「どれを買うべきか決められない」という方もいるでしょう。そこで、XREAL Oneが過去のモデルとはどう違うのか、比較しながら具体的に解説していきます。

■XREALシリーズのスペック表

最新モデルである「XREAL One」を含め、XREALシリーズの各モデルでどのような違いがあるのか、スペックを表で比較してみました。(発売日順)

シリーズ名 重さ 解像度 視野角 最大輝度 調光機能 3DoF kikitoレンタル有無
XREAL One 82g 400万画素、1080p解像度 50° 600ニット 3段階 対応 あり
XREAL Air2 Ultra 83g 400万画素、1080p解像度 52° 500ニット 3段階 追加デバイスが必要
XREAL Air2 Pro 75g 400万画素、1080p解像度 46° 500ニット 3段階 追加デバイスが必要 あり
XREAL Air2 72g 400万画素、1080p解像度 46° 500ニット 追加デバイスが必要 あり
XREAL Air 79g 400万画素、1080p解像度 46° 400ニット 追加デバイスが必要 あり

新しいモデルになるほど最大輝度も明るくなっているなど、機能面や使いやすさが向上。どのモデルを選ぼうか悩む方は、それぞれの特徴を把握したうえで、自分に合ったモデルを購入しましょう。

ちなみに家電レンタルサービスの「kikito」では、これまで発売されたモデルがレンタルできます(開発者向けモデルのXREAL Air2 Ultraを除く)。なかにはアクセサリーとセットのモデルもあり、実際の使用感をご自宅で体感することが可能です。

複数レンタルも行えるので、どちらにしようか悩む場合は、まとめてレンタルして比較してみるのもおすすめです。

■XREAL Oneと旧モデルとの違い

「XREAL Oneと旧モデルって何が違うの?」と思われる方に向けて、直近モデルのXREAL Air2 Pro/Ultraなどと比較して、どのように進化したのか解説します。

◎XREAL Oneは家庭でエンタメを楽しめる空間ディスプレイ

XREAL Oneはエンタメを楽しむためのモデル

XREAL One以前に発売された「XREAL Air2 Ultra」は、空間認識用カメラが内蔵された空間コンピューティング向けの開発者向けのデバイスでした。

そのため、開発者向けのソフトウェア開発キットが用意されており、また、内蔵センサーとカメラを使って着用者の手の位置や頭の動きの検出が可能。ゲームパッド、マウスなどを使わなくても、体を動かすだけでアプリが操作できました。

対して「XREAL One」は、あくまで家庭などで空間ディスプレイとして使用されることを前提としており、開発キットの提供、体を使った操作の機能などは省かれ、シンプルで扱いやすいモデルになっています。

◎XREAL Oneは操作デバイスやアプリが不要に

XREAL Oneには空間コンピューティングチップ「XREAL X1」が搭載

XREAL Oneには空間コンピューティングチップ「XREAL X1」が搭載されており、旧モデルには必要だった補完用デバイスやアプリが不要に。そのため複数デバイスを接続・使用する手間や、アプリを起動させる面倒さがなくなり、XREAL One単体で完結できるシーンが増えました。

①単体でも3DoFに対応
たとえば、従来のモデルでは追加デバイス(XREAL Beam)やアプリが必要だった「3DoF」機能も、XREAL Oneであれば単独で利用できます。3DoFとは、3方向に自由に動けることを指しており「首を前後・左右に振る&頭を傾ける」ことが可能です。 それに付随して、仮想ディスプレイの空間固定もできるようになりました。通常であれば、首を横に向けると画面も連動して動き、常に前方に表示されますが、固定すれば画面は指定の位置に留まり続けます。眼球の動きだけで画面の端を見ると疲れるので「見やすい位置で見られるよう頭を動かしたい」場合に有効です。
②素早いレスポンスによる自然な使い心地
XREAL Oneは最低0.003秒の低遅延で、素早いレスポンスが期待できるのも魅力。自分の動作・入力に、ディスプレイの反応が追い付いていない違和感が、従来のモデルよりも抑えられており、より自然な使い心地となっています。
③単体で2画面やウルトラワイド表示もサポート
32:9のウルトラワイドスクリーンでの表示および、2画面のサイドビューモードも、補完用デバイスやアプリなしで利用できるように。とくに外出先で仕事をする方にとっては、場所を選ばず広い画面やデュアルディスプレイ環境が手に入るのは、恩恵が大きそうです。

◎6パターンの動きに対応できる6DoF対応は、XREAL Air2 Ultraだけ

XREAL Oneは3DoFに対応

XREAL Oneは3DoFにのみ対応しており、6DoFに対応しているのは開発者向けの「XREAL Air2 Ultra」のみとなっています。

6DoFとは、3DoFの「前後・左右・傾き」の動きに加えて「前後・左右・上下の位置移動」の3つを加えた6パターンの動きに対応できることを表しています。

たとえば、しゃがんだときにだけ宝箱が見えるなど、目線の位置・体の動きに合せた演出もできるようになるのが6DoFです。

XREAL Oneは3DoFにのみ対応しているため、あくまでソファやベッドでリラックスして楽しめるエンタメ作品の鑑賞に適したデバイスです。

◎XREAL Oneは視野角50°

XREAL Oneの視野角は50°

XREAL Oneは視野角50°で、XREAL Air2 Pro以前のデバイスよりも4°広くなっています。唯一、開発者向けのXREAL Air 2 Ultraよりは2°狭くなっています。

「視野角」とは、スマートグラスのレンズに情報が表示される範囲のこと。視野角=グラスを通して見える仮想世界の広さといえ、視野角が広いほど現実世界・仮想世界が自然に融合した世界を体感できます。

メガネの端がボヤけて見える・サングラスの端が明るく見えるのと同じで、XREAL Oneの端には現実世界が広がっています。そのため視野角が広ければ広いほど、視界に占める仮想世界の割合が高くなり、没入感のある映像を楽しむことが可能です。

XREAL Oneは、XREAL Air2 Pro以前のデバイスより視野角が4°広くなったことで、現実世界がチラついて集中力を削るリスクがグッと軽減されました。

ちなみに人間が安定して注視できる範囲(安定注視野)は、水平60~90°ほどとそこまで広くないため、視野角50°もあれば、十分に没入体験を楽しめるといえます。

4 XREAL Oneの使い心地は!?実機をレビュー

XREAL OneとXREALシリーズの違いがわかったところで、気になるのが実際の使い心地。決して安くはないデバイスだからこそ、実際に使ってみた人の感想や意見が気になりますよね。

そこで筆者が自宅で使用感をチェック。正直によいところも悪いところもお伝えするので「買ってから後悔するのが怖い」「使ってみたいけど近くに試せる場がない」など、使い心地を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

■XREAL Oneの本体&同梱品

XREAL Oneと同梱物一式

△キラキラ光る外箱は、どんなものが入っているのかと期待感が高まります

XREAL Oneの外箱は白地にキラキラ光る銀と、近未来を感じさせるデザイン。開ける前から「未来的なガジェットが入ってそう!」と思わせてくれ、ワクワクさせられます。

その中にはラバーっぽい質感の丸いケースに、XREAL Oneが包まれています。『ドラゴンボール』の宇宙船を彷彿とさせるデザインに、これまた近未来なイメージを感じました。

同梱品は、以下のとおりです。

  • ●本体
  • ●USB-Cケーブル
  • ●ノーズパッド(S/M/L)
  • ●クリーニングクロス
  • ●保護ケース
  • ●取扱説明書

XREAL One本体の外観

△全体的にマットで落ち着いた雰囲気。高級感ある作りになっています

見た目の第一印象は「マットな質感がいい!」。変に光沢があるとチープさが出たり指紋が気になったりしてしまうので、やや明るいマットな黒というカラーはカッコよくて好感触です。

個人的には、黒一辺倒ではなく、シルバーの部分や赤いボタン(Xボタン)がアクセントになっているのが、かっこいいなと感じました。

XREAL Oneとメガネのサイズ比較

△メガネよりは大きなサイズで、使用していると存在感があります

大きさは、一般的なメガネと比べると、ふた回りほど大きく、スポーツ用のサングラスぐらいのサイズ感です。

XREAL Hub

△給電用の挿し口と映像出力用の挿し口は別なので、間違えないよう注意が必要です

今回はXREAL One本体に加え、専用アクセサリーの「XREAL Hub」も使用。XREAL Hubは、デバイスとXREAL Oneを接続すると、デバイスを充電できなくなる問題を解決するための充電ハブです。

たとえば、スマホとXREAL OneをUSB-Cケーブルで接続すると、スマホを充電できなくなってしまいます。機種によってはワイヤレス充電も可能ですが、対応していないスマホや他のデバイスだと長時間使用できません。XREAL Hubを使えば、充電しながらXREAL Oneを利用できます。

また、別売のアイテムとして「インサートレンズ」といった商品も用意されています。

インサートレンズは、視力矯正が必要な人のためのレンズ。XREAL One 本体には視力補正の機能がないため、視力が低い場合はインサートレンズが必要です。メガネの上から装着することも不可能ではありませんが、かけにくさ、レンズとの距離感から、圧倒的に没入感が損なわれます。

■XREAL Oneの接続方法

XREAL Oneの接続はとても簡単で、付属のUSBケーブルでXREAL Oneとデバイスを接続するだけ。アプリをインストールしたり、初期設定をしたりといった手間が一切ありません。

XREAL OneとUSBケーブル

△付属のUSBケーブルは、XREAL One側が斜めになっていて使いやすくなっています

今回は使用頻度が高いと思われるスマホ、パソコン、ゲームとの接続方法を紹介します。

まず大前提として、接続するデバイスが「DisplayPort Alternateモード」という映像出力機能に対応している必要があります。

XREAL Oneとスマホを接続

スマホの場合であれば、iPhone 15以降のモデル、Pixel 8以降のモデル、一部のXperia、Galaxy、AQUOSなどが対応しており、USBケーブルで接続するだけでXREAL Oneに映像を映すことが可能です。

ちなみにUSB-C非対応のiPhoneシリーズとの接続は、別売りの「XREAL Adapter」とApple純正の「Lightning – Digital AVアダプタ」を使用する必要があります。

XREAL Oneとパソコンを接続

パソコンの接続も同様で、USBケーブルで接続すればXREAL Oneのレンズに映像が出力されます。ただしパソコン側のUSBポートが映像出力に対応している必要があり、非対応の場合は「ビデオ信号入力が検出されませんでした」と表示されてしまいます。

そういった場合はHDMI変換アダプタを購入するなど、別途対応が必要になります。

XREAL OneとNintendo Switchを接続

また、ゲーム機とは直接の接続はできません。Nintendo Switchであれば専用アクセサリーの「XREAL Hub」経由で接続すると映像出力が可能になります。ただしNintendo Switch Liteは映像出力機能がないため使用できません。

PS5・PS4の場合は、別途HDMI変換できるケーブルを使用して接続する必要があります。PSリモートプレイを使って、スマホとXREAL Oneを接続してプレイする方法もあります。

■XREAL Oneの使い心地

ここからはXREAL Oneを実際に使ってみて、どのように感じたのか使い心地を正直にお伝えします。興味はあっても、使用感を知らずに買うのは怖い方は、ぜひチェックしてください。

◎装着感・見やすさ

XREAL Oneをかけている姿

メガネやサングラスを使うような、心地よくフィットしてくれる装着感です。メガネなどと比べると重たく感じますが、2時間の映画を1本観る程度であれば、そこまで大きな負担には感じませんでした。

XREAL Oneのフィット感は、付属のノーズパッドが、グリップの効く素材になっている影響が大きいでしょう。水を飲んだり顔を触ったりと動いてもグラスがズレにくく、ストレスがありませんでした。「スマートグラスをかけている」と意識させにくい点も、没入感を高めてくれます。

ただ、視聴後にXREAL Oneを外すとヘッドホンを外した際のような開放感がありました。そのため3~5時間も連続でゲームをプレイするなど、長時間の使用は重さでの疲れが出やすくなると思います。

XREAL Oneとノーズパッド

付属のノーズパッドは、大きさは選べるものの高さは固定のため調整できません。筆者は特に感じませんでしたが、顔立ちによっては、高過ぎる・低過ぎるなど着け心地の悪さを感じる可能性があるかもしれません。

XREAL Oneを明るい部屋で使う様子

XREAL Oneには調光機能があるため、日中の明るい部屋でも問題なく映像を楽しめます。「あれ、部屋の明かり消したんだっけ?」と思うぐらい、部屋の明るさに左右されずに視聴できます。

ただ、使用環境はできるだけ暗い方が没入感を高められました。というのも、部屋が明るいと、どうしても視界の端に「生活感ある部屋」が見えてしまうんです。

XREAL Oneの隙間

たとえば、ホラー映画の暗い夜道を歩くドキドキするシーンを観ているのに、視界の端に明るい自宅リビングが入っていると面白さは半減してしまうはず。どれだけ非日常の映像が流れていても、日常の風景も視界に映ることで、スッと冷めてしまう感覚がありました。

映画やゲームなど、作品の世界にどっぷり浸りたい方は、部屋を暗くして視聴しましょう。

◎映像の美しさ

XREAL Oneは、解像度1920(H) x 1080(V)のフルHDかつ、XREALシリーズで最も明るい輝度でくっきりとしたメリハリのある映像を楽しめます。

視界の少し先にスクリーンがあるかのように仮想ディスプレイが表示されるので、真っ暗な部屋で鑑賞すれば映画館に来たような気分になります。

映画館でいうF~Hぐらいの席のような、スクリーンの端も含めて見えるような感覚です。映像を映し出す距離は1m~10mの間で自由に設定でき、デフォルトは4mです。

「画面が近過ぎると疲れるから離そう」「もっと近くで見たい」など、好みに応じて奥行きを切り替えられるのがうれしいなと思いました。

XREAL Oneで映像作品を鑑賞

△視界に作品世界だけが広がるので、集中を削がれることがありません

『シン・ウルトラマン』を視聴してみたところ、ウルトラマンを見上げる映像は臨場感があり、スペシウム光線が目の前で放たれているような迫力がありました。映像のクオリティもパソコンのモニターと遜色なく、色鮮やか、かつ高精細に表現してくれます。

戦闘シーンのような動きの激しい部分でも、映像のブレなどはありませんでした。

また、デバイスを操作・入力しても映像や音声とのタイムラグはなく、操作・音声と映像のラグが気になって、映像に集中できない…というストレスは全く感じられません。

パソコンと接続して『フォートナイト』をプレイしてみましたが、普段との違いは感じられなかったので、FPS・TPS系のゲームなど少しの遅延が大きなストレスになるゲームでも快適にプレイできるといえます。

◎音の聞こえ方

XREAL Oneのスピーカー

XREAL Oneのスピーカーはテンプル(つる)にあるため、ちょうど耳の横あたりから音声が聞こえます。イヤホンのような籠った感じがないので、作品世界で音を聞いているような自然な迫力があります。

TV版『機動戦士ガンダムUC』を視聴したところ、ユニコーンガンダムの格納庫で主人公バナージが覚悟を決めるシーンが、圧倒的な臨場感によって表現され、知っているシーンなのに新鮮な気持ちで泣いてしまいました。

XREAL Oneは、印象的なBGMのワクワク感を高めたり、熱いセリフをその場で聞いているような感覚で楽しめたりと、迫力のある体験ができます。

また、YouTubeでYOASOBI公式チャンネルがアップしている『劇場版YOASOBI 5th ANNIVERSARY DOME LIVE 2024 “超現実”』の「アイドル」を視聴すると、目の前で歌うYOASOBIや盛り上がるファンたちが映り、ライブ会場にいるような感覚を味わえました。

高音・低音どちらもバランスよく聴こえるものの、どうしても音の抜けがよく、一つ一つの音をつぶさに聴くことは難しいと感じます。「細部のサウンドまで聴きたい」という方は、イヤホンと併用するなど、音声出力は別の機器にわけるのがおすすめです。

◎操作のしやすさ

XREAL Oneと操作ボタン

XREAL Oneには、本体右側に3つのボタンが用意されており、メニュー表示などに使うXボタン(赤いボタン)とプラスマイナスボタン(音量・明るさなどを調整)、クイックボタン(ショートカットキー)があります。

必要最低限のボタンしかなく、操作に迷わないのはうれしいポイントですね。しかも、どのボタンで何ができるのかチュートリアルがあるのも親切です。説明書を読まずとも、かけたまま操作方法を覚えられます

またショートカットキーには下記のうち、いずれか2つ(クリック&長押し)の機能を割り当てることが可能です。

  • ●透過モード:視界を透過して周りを見えるようにする
  • ●ワイドスクリーンモード:横に広い湾曲したワイドディスプレイに切り替える
  • ●3D Full SBS:3Dコンテンツを視聴できるモード(フルサイズ)
  • ●3D Half SBS:3Dコンテンツを視聴できるモード(ハーフサイズ)
  • ●オーディオ規格:オーディオ規格(UAC/DP)を切り替える
  • ●調光クロミック:レンズの透過度を切り替える

筆者としては、ワンタッチで透過モードに切り替えられるのは、非常にありがたいと感じました。飲み物を取る際など、ちょっとしたアクションのたびにXREAL Oneを外すのは面倒なので、かけたまま周囲を見られるのは便利です。

ただ欲をいえば、XREAL Oneからデバイスの操作もできると最高でした。

たとえば、パソコンで映画鑑賞中に飲み物を取りたいとき「マウスを操作して映画を止める⇒XREAL Oneを操作してグラスを透過させる⇒飲み物を取る」という手順になるので、これがXREAL Oneでまとめて操作できれば楽だったのに…と感じます。

■XREAL Oneを使って気になった点

XREAL Oneは使いやすく、手軽に臨場感のある体験をできる点が素晴らしい一方で「ここがちょっと気になるな」という点もいくつかあります。実際に使用してみて気になった点を3つ紹介します。

◎レンズが浮いているように見える

XREAL Oneをかけた横顔

△レンズと目の間に距離があり、横から見ると浮いているように見えます

XREAL Oneのレンズは非常に薄くなっていますが、レンズに投影する装置があるため、どうしても普通のメガネと比べると分厚く、レンズが浮いているように見えてしまいます。

自室にて一人で使用する分には気になりませんが、人目に触れる場では使いにくいなと感じました。たとえば飛行機や新幹線のような公共交通機関や、カフェなどのオープンスペースで使用するには少し目立ちそうな印象です。

また、レンズと目の間に距離があることで、どうしても現実世界が視界に入りやすくなってしまいます。何度もお伝えするように、視界の端(特に下方向)に現実世界が見えてしまうのが没入感を損なう原因になってしまいます。レンズと目に距離があることで、レンズと目に距離があることで、現実世界が視界に入りやすくなっていると感じました。

もちろん部屋を暗くするなど対処は可能ですが、飲み物やリモコンが見えなくなって不便など弊害があるので、スマートグラスは「周囲も視界に入るものだ」と思って購入すれば、ギャップを感じにくいのではないでしょうか。

◎長時間の使用は疲れやすい

XREAL Oneをずっとかけていると疲れる

たった82gの重さとはいえ、一般的なメガネやサングラスに比べると重いため、長時間使用すると疲れやすいのはネックです。

長時間ヘッドホンを使っているときのように、重さで首や肩に疲労が溜まってくる感覚があるので、XREAL Oneをずっとかけ続けるのは身体的に負担が大きくなりそう。座ったまま使うのであれば、2~3時間ほどが限界ではないでしょうか。

XREAL One含めスマートグラス全般の課題として、どうしても前方に荷重がかかるのも、疲れやすさにつながる原因だと感じました。鼻を下方向に押す力が積もり積もって首、肩の負担になっているのではないかと感じます。

映画一本分ぐらいの使用時間に収めるか、長時間使うなら、寝転んだまま使う、リクライニングに身を任せるなど、楽な姿勢を見つける必要がありそうです。

◎画面が表示されるまでに時間がかかる

XREAL Oneに画面が表示されるまでの時間

XREAL Oneはデバイスと接続するだけで視聴できるのは便利なのですが、つないだ瞬間に投影されるわけではありません。デバイスと接続して、レンズに画面が映し出されるまで、読み込み時間が発生します。

筆者が計測したところ、仮想ディスプレイが表示されるまで約5秒かかり、それまではXREALのロゴが表示されるだけの時間でした。

「たった5秒か」「5秒も待つのか」人によって感じ方はさまざまだと思いますが、個人的にはNetflixのロゴが表示される時間(約2~3秒)より長いので、はじめは「毎回待つのがめんどうだな」と感じました。

最近はパソコンでもゲームでもローディングで待つことがほとんどなく、スピーディーな読み込みに慣れている方も多いはず。たった5秒ですが、使うたびに積み重なると接続するのが面倒になるかもしれません。

筆者は使っているうちに慣れて気にならなくなってきたものの、感じ方は人それぞれ。約5秒の待ち時間が長いと感じるのか、短いと感じるのか、レンタルしてみて確かめるのも一つの手です。

5 XREAL Oneを買う前に「kikito」でレンタルがおすすめ!

XREAL Oneが気になっているものの、購入に至っていない方は、なにかしら気になるポイントがあるはず。今回紹介した気になる点も含め、着け心地や使い勝手などは人によって異なるものです。

購入してから「思っていたのと違った」とならないように、まずは「kikito」でレンタルしてみるのがおすすめです。特にスマートグラスのような身につけて使うものは、実際に使ってみないとわからない点が多くあります。

高価な商品だからこそ、買ってから後悔しないように、自宅で試して納得してから購入しましょう。

ドコモのレンタルサービス「kikito」では、月額(30日単位)で商品をレンタルでき、気に入った商品は、そのまま購入することもできます。

今すぐ、「kikito」をチェックして、XREAL Oneの魅力を体験してみましょう!

6 まとめ

XREAL Oneは、目前に仮想ディスプレイが広がることで、自宅にいながら映画館のような臨場感のある映像体験を楽しめます。

従来のモデルでは追加デバイスやアプリが必要だった「3DoF」機能を単独で使用できたり、遅延が少なかったりと機能性がアップしています。特にゲームをプレイしたい人にとっては、低遅延に磨きがかかったのは大きなポイントでしょう。

とはいえ、使ってみないことには「どのように見えるのか」「着け心地はよいのか」などがわからず、購入の踏ん切りがつかない方も多いはず。ドコモのレンタルサービス「kikito」なら、自宅でしっかり試したうえで購入するか判断できます。

XREAL Oneが気になっている方は、まずレンタルしてみましょう!

\kikitoの利用は4ステップ/

※2025年4月時点での情報です。最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
※表示金額はすべて税込価格です。
※商品写真および画像はイメージです。

取材・執筆

フリーWebライター ダル

大阪府在住のフリーWebライター。メディアへの寄稿や編集・ディレクションを行うほか、広報経験を活かしプレスリリースやクラウドファンディングのプロジェクトページの作成なども行う。趣味は漫画とゲームと音楽というわかりやすいオタクで、身の回りのモノは吟味して購入する。家事の「めんどくさい」を解決するインスタ運営中。

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