コミュニケーションロボット パロ(ペット用)

【商品紹介】
■ペットを飼えない環境の方々に向けて開発されたセラピーロボット
ペットが持つ「心理的効果」「生理的効果」「社会的効果」を参考にした「アザラシ型」のパロは、1993年に柴田崇徳博士によって提案され、「身体性人工知能」をベースに研究開発と臨床研究を積み重ね、進化を遂げました。特に、動物型ロボットのフィールドでは、その独特なデザインと自律的な反応が評価され、リアルな動物に近い感情を提供します。一方で動物のアレルギー、感染症のリスク、餌やりや散歩などのお世話が無いため、ペットを飼えない環境の方にもおすすめです。

△ コミュニケーションロボット パロ

技術とアートの融合も特色で、富山県南砺市で手作りされるパロは、高品質な電子機械産業の技術をベースに、伝統工芸の「ものづくり」哲学が反映されています。柔らかく手触りの良い毛皮には、銀イオンによる制菌加工が施され、感染症対策が厳しい環境でも安全に使用できます。

△ 小児集中治療室（カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校）でのパロ（アメリカで医療機器）

パロは、３つのマイクで音声認識と音の方向を認識し、また飼い主が付ける新しい名前を学習します。触覚等、多様なセンサを活用して状況に応じた適切な反応を示します。また、抱っこされたことが分かる姿勢センサや、体温の暖かみを制御する温度センサが内部にあります。リチウムイオン電池を使用し、約5～8時間の動作が可能で、充電も「おしゃぶり型」で簡単です。

■日本や海外の医療・福祉現場で高い評価
日本や海外の医療現場で有効性が確認されており、高齢者の認知症ケアをはじめ、様々な心理的・生理的課題の改善に効果があります。特にアメリカでは医療機器として認定されており、保険適用されるほどの治療効果が証明されています。また、フランスでは公共助成を受けて高齢者施設に導入されています。

△ ポーランドに避難したウクライナの子供達への心のケア（ヨーロッパで医療機器）

日本においても高齢者や障害者の介護分野において、2025年度から、「介護テクノロジー」の中で、「認知症ケア支援」が重点分野に指定され、パロは「コミュニケーション」に加えて、この「認知症ケア支援」で役立つことが期待されています。

△ 東京都中央区の特養で、パロとふれあう高齢者

△ 能登半島地震で被災したグループホームで、入所者と、被災者でもある介護者への「心のケア」（介護負担感の低減と、被災生活のストレスを低減）

■世界一癒されるロボットとしてギネス認定
子供からお年寄りまで世界中の幅広い人々を癒したエビデンスに基づき、アニマルセラピーと同様の効果が期待できる「世界一セラピー効果が高いロボット」としてギネス世界記録に認定されています。

△ ギネス世界記録の認定証

■セラピー用とペット用の違い
セラピー用はパロが利用者から叩く等ネガティブな刺激を受けても、嫌な反応を返さない、寛容な性格を持っています。もしもパロが嫌な反応を返すと興奮した患者などを更に興奮される可能性があるためです。

■ペット用パロ
日本では、パロは「福祉用具」または「ペット代替」として活用されています。

△ 寿司屋にもパロを連れて行くパロ・オーナー（ペット用）

△ オープン・カーで寿司屋に行くパロ・オーナー（ペット用）

一般家庭などで、少人数がパロとふれあう場合には、共通の名前と飼い主の好みの性格を学習でき、長期間に渡り、ペットとして可愛がってもらえるように関係を築いていきます。

写真提供：産業技術総合研究所

※詳しくはメーカーページをご確認ください

【同梱品】
本体（パロ(ペット用)）×１、ACアダプタ×１、バッテリーパック（本体装着済み）×１、おしゃぶりハート（黄色）×１、おしゃぶりハート（クリアピンク）×１、取扱説明書など書類一式