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レイコップ/RAYCOP PROを使用しているイメージ

【プロ厳選】おすすめの布団クリーナー5選。選び方や効果的な使い方も紹介

raycop ふとんクリーナー レイコップ PRO RS3-100JPWH

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生活家電
公開日:2022年3月10日(2024年4月23日更新)


家電ライターが、布団クリーナーの機能とメリット・デメリットについて解説!おすすめの機種も紹介します。一日の疲れを癒やしてくれる布団を清潔かつ寝心地よく保つために、ぜひ活用してみてください。

花粉症をはじめとするアレルギー体質の方はもちろん、赤ちゃんがいたりペットを飼っていたりするお宅にとって、一日の疲れを癒やしてくれる布団は「清潔」かつ「寝心地のよい」場所であってほしいですよね。

その一助となってくれるのが「布団クリーナー」です。でもイマイチその効果を信用できない…と思っている方も多いのでは? そこで本記事では、布団クリーナーの機能とメリット・デメリットについて解説。おすすめの機種もご紹介します。

1 布団クリーナーって何ができるの?

布団クリーナーは、布団に潜むダニの死骸やふん、ハウスダストなどのアレルゲン物質吸引する布団専用のクリーナーです。

■掃除機と何が違うの?

掃除機と布団のイメージ

布団クリーナーは、基本的に布団を掃除することに特化しているので、ヘッドが布団専用で取り回しやすく吸引しやすい構造となっています。ヘッドは布団を掃除するための角度となっており、またシーツなどを巻き込みにくい構造でストレスなく掃除できます。

一方、掃除機は床やカーペットなど、足元のごみを吸い取るためのモノです。ふだん床を掃除しているヘッドで布団を掃除するのは雑菌が付着する可能性があるので、おすすめしません。

最新の掃除機は布団専用のヘッドやアタッチメントを替えることで、布団やマットレスなどを掃除できるモデルもあります。布団まで掃除するのであれば、そういったタイプを選ぶとよいでしょう。

▼掃除機と布団クリーナーの違い

掃除機 基本的に床のごみを吸い取るための機械。製品によってはハンディクリーナーにしても大きく、布団には向いていないものも。
布団クリーナー 布団専用のクリーナーなのでヘッドを交換する必要がなく、いつでも使える。

■布団クリーナーのメリット/デメリットは?

アイリスオーヤマ/ふとんクリーナーハイパワーKIC FAC 4を使用しているイメージ

布団クリーナーのメリットとデメリットについてまとめた表がこちらです。

メリット シーツの上から掃除してもヨレたり、巻き込んだりしにくい。たたき機能がついているものは、奥に潜んだホコリを浮かせて吸い込んでくれる。
デメリット 布団掃除のみに特化して使用するタイプは、布団のみの使用で、ハンディクリーナーとしてほかに使用できない。

最近は、掃除機につけられる布団用のアタッチメントも数多く販売されています。使いにくさを感じないのであれば、そちらでも十分効果はあります。

2 選ぶときにチェックするポイントは?

生きているダニは鋭いツメを持ち、布団の繊維に潜んでいるので布団クリーナーでは吸引できません。ダニは約50℃以上で20~30分加熱しないと死滅しないので、天日干しではダニを殺すのは難しいと言われています。

寝具にはダニのエサとなる皮脂やフケ、毛髪などがふんだんにあります。ダニを増やさないために、こまめに掃除することが大事です。アレルゲンとなるハウスダストなどと共に、ダニの死骸やふんを減らし、しっかり吸い取ることで、心地よい睡眠につながります。

■吸引力

ダニの死骸やふん、花粉、皮脂などを取りきるには、パワフルな吸引力が必要です。ブラシが回転するタイプは強く、たたくタイプは比較的弱めですが、たたくタイプのほうが幅広で一度に広範囲を掃除できるため、短時間で終わります。

布団を隅々まできちんと掃除する必要があるため、ブラシの幅なども確認しておきましょう。

ごみやダニ、花粉の大きさイメージ

△これらのごみをしっかり吸引できないと、清潔を保つのはなかなか難しい

■集塵方式

お手入れのしやすさで選ぶなら、専用パックを交換するだけの「紙パック式」が便利です。ごみの飛び散りも少なく、あっという間に終わるので忙しい方におすすめです。その代わり、専用のパックを購入しなければならないのでランニングコストがかかります。

「フィルター式」や「サイクロン式」の場合、ごみ捨ての際にホコリが舞いやすく、こまめに掃除をする必要があります。また、ダストカップが洗えるタイプであれば、定期的に洗うようにしてください。

▼集塵方式

紙パック式 専用パックを装着し、そこにごみが溜められる。捨てるときはパックごと捨てられるのでごみの飛び散りはほぼない。ただし、ランニングコストがかかる。
紙パックレス・フィルター式 紙パックがなく、ダストボックスにごみを直接溜める。フィルターが詰まると吸引力が下がるのでこまめなお手入れが必要。
サイクロン式 遠心力でごみと空気に分離。フィルターが目詰まりしにくく、吸引力が持続する。ストボックスのこまめな手入れが必要。

■+αの機能(センサー、ブラシ)

布団クリーナーは、さまざまな独自機能があります。

高感度センサー ハウスダストなどを検知するとランプで教えてくれるので、キレイになったかどうか、確認できる。
ブラシ 掻き出して吸引するブラシタイプ、トントンたたきながら浮き上がらせて吸引するタイプがある。
コードレス コンセントをいちいち差し替えなくてよく、コードの煩わしさから解放される。ただし、運転時間が限られるので、一度にたくさん布団を掃除したい場合には時間が足りないことも。充電する必要もある。

■重さ・大きさ

アイリスオーヤマ/ふとんクリーナーハイパワーKIC FAC 4が寝室に置いてあるイメージ

布団は広く、しっかりと吸引するためにゆっくり動かすので手首の負担が大きいかどうか、可能であればチェックしてください。スペックの重さと実際の体感は異なるので注意が必要です。重心が下にあるタイプは比較的動かしやすいです。

■手入れのしやすさ

布団をお手入れすると、驚くほどごみが溜まります。ダストボックスのお手入れはこまめにしなければならないので、ランニングコストとのバランスをみながら選んでください。

パナソニック/MC-DF500G、レイコップ/RAYCOP PRO、ダイソン/Dyson V7 Mattressの集塵方式、手入れのイメージ

3 家電ライターおすすめの布団クリーナー5選

使いやすく、しっかり吸引できるおすすめの布団クリーナーをご紹介します。布団クリーナー専用タイプ、布団だけでなく棚やソファなども掃除できるタイプがあります。用途に合わせて選びましょう。

■ダイソン/Dyson V7 Mattress

オープン価格

ダイソン/Dyson V7 Mattressの製品画像

布団への使用はもちろん、棚やタンスなどの隙間を掃除する際にも利用できるハンディタイプの布団クリーナー。ミニモーターヘッドを使用してしっかりごみを掻き出しながら吸引できます。パワフルな吸引力で微細なごみまで驚くほどよくとれます。

【注目ポイント!】
アタッチメントが6種類も付属しています。細長い隙間ノズルや延長ホースは布団だけでなく、ベッドの隙間などの複雑に入り組んだ場所の掃除も得意なクリーナーです。

ダイソン/Dyson V7 Mattressのアタッチメント

△6種類の付属品でさまざまな場所を掃除できます

【こんな人におすすめ!】
繊維の奥まで入り込んだハウスダストまで掃除したい方に。細かいごみがどんどん溜まっていくので効果を実感できます。アタッチメントを使って布団だけでなく、ハンディクリーナーとしても使用したい方におすすめ。

レンタルして使ってみる

■レイコップ/RAYCOP PRO

25,300円

レイコップ/RAYCOP PROの製品画像

レイコップ史上最軽量、最もコンパクト。約60℃に温められた空気で布団内部の湿度をあげる原因となる水分を取り除くドライエアブローを搭載。ダニが繁殖しにくい環境をつくります。

【注目ポイント!】
布団にちょうどいい強さでたたく「パワフルたたき」で、ダニのふんや死がいを含むハウスダストをたたき出してから吸引します。布団に特化した布団クリーナーで、動かしやすい形状もポイント。布団の上で滑るように動きます。

レイコップ/RAYCOP PROのパワフルたたき機能のイメージ

△従来品(RP)と比べて、約35%の軽量化を実現。掃除しやすくなりました

【こんな人におすすめ!】
なめらかに動くので、毎日のようにしっかり布団を掃除したい方におすすめ。また、マンションなどで外干しができないご家庭にも。力強い温風で乾燥できるので、かけた後はふんわりとしています。

レンタルして使ってみる

■パナソニック/MC-DF500G

33,000円前後(実勢価格)

パナソニック/MC-DF500Gの製品画像

紙パック式を採用しており、ごみを捨てるときにハウスダストが舞い上がりません。しかも、ダストボックス内部やフィルターの掃除も不要なので、お手入れもラク。本体は2kgと軽く、スムーズに動かせます。

【注目ポイント!】
ダニの死がいやふんなど、約20 μmのハウスダストまで検知し、赤くランプが光ります。ごみがなくなると青く光るので、キレイになったことが一目でわかります。

パナソニック/MC-DF500Gのクリーンセンサー

△見やすい位置にあるクリーンセンサー

【こんな人におすすめ!】
ごみの有無を確認したい方におすすめ。センサーは優秀で、微細なごみもしっかり検知してくれます。

■アイリスオーヤマ/ふとんクリーナーハイパワーKIC FAC 4

21,780円

アイリスオーヤマ/ふとんクリーナーハイパワーKIC FAC 4の製品画像

約15,000回/分の高速たたきで繊維の間に潜り込んだハウスダストを浮き上がらせます。さらに4本のブラシを高速回転させ、1分間に約2,000回/分して髪の毛や糸くず等の繊維ごみをかき取ります。幅が広いので広い範囲を一度に掃除できます。

【注目ポイント!】
高感度ダニちりセンサーがもれなくハウスダストを検知し、ダストカップのイルミネーションでお知らせ。肉眼では認識することが困難な微細なごみも検知します。

アイリスオーヤマ/ふとんクリーナーハイパワーKIC FAC 4の高感度ダニちりセンサー

△ダストボックス全体が光るので確認しやすい

【こんな人におすすめ!】
幅が広く、1回のストロークで広範囲を掃除できます。ダブル布団など大きな布団でも短時間で終わります。さっと終わらせたい方におすすめです。

■Shark/Shark EVOPOWER SYSTEM CS401JGR

49,500円

Shark/Shark EVOPOWER SYSTEM CS401JGRの製品画像

スリムで置き場所をとらないコードレススティッククリーナー。ワンタッチでハンディ掃除機にもなり、アタッチメントが豊富で、床だけでなく家中掃除できます。

【注目ポイント!】
ミニモーターヘッドで、布団やマットレスはもちろん、さまざまなファブリックも掃除できます。高速回転で汚れや髪の毛を取り除きます。

Shark/Shark EVOPOWER SYSTEM CS401JGRのミニモーターヘッド

△軽くスリムなクリーナーで部屋全体を掃除できます

【こんな人におすすめ!】
布団掃除だけではなく、部屋全体も掃除したい方におすすめ。軽く、パワフルな吸引力が魅力です。

4 効果的な使い方は?よくある質問に回答!

Q. 使う頻度はどれくらいがいい?

A. 週に3~4回くらいがGood!

一晩でも髪の毛や皮脂、ハウスダストなどが付着しているので、週3~4回は掃除を行ってください。布団クリーナーはコンパクトなものが多いので、ベッドの横など、いつでもサッと掃除できるような場所に収納しておくと便利です。

Q. かけ方にコツはあるの?

A. 布団を乾燥した後に、布団クリーナーで掃除すると効果アップ

布団を干した後に、取り込む前に表面を軽く叩いたら、表と裏、両面に掃除機をかけます。布の上をゆっくり何度も往復させて、布団の表面についたダニの死がいや糞、花粉などをしっかり取り除くと効果的です。
また、布団乾燥機をかけた後も同様です。布団を丸ごと入れられる乾燥袋が付属しており、高温かつ長時間でダニ対策が行えるタイプも人気です。運転後は必ず布団クリーナーで吸い取っておきましょう。

5 布団クリーナーで快適な睡眠環境を!まずはレンタルがおすすめ

人の汗や湿気等で、年中問わず布団には湿気がこもりがちです。外干しや布団乾燥機による定期的な乾燥、そして布団クリーナーによるこまめな掃除は快適な睡眠をとるために、とても大事です。

布団1枚当たりの目安は約5~10分で、ゆっくり何度も往復させるのがコツ。実際に布団クリーナーを試してみたい、という方はレンタルから始めてみてはいかがでしょうか。

※2022年3月10日時点での情報です。
最新情報について、詳しくはメーカーのホームページでご確認ください。
※表示金額はすべて税込価格です。
※商品写真および画像はイメージです。

取材・執筆

家電プロレビュアー/ライター 石井和美

家電プロレビュアー/ライター 石井和美

白物家電や日用品などを中心に製品レビューを得意とするライター、家電コメンテーター、家電コンサルタント。レビュー歴15年以上。茨城県守谷市に家電をレビューするための一戸建てタイプ「家電ラボ」を開設、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電のテストも行っている。

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