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1　スマートリングとは？

■スマートリングは最新の指輪型ウェアラブルデバイス

△スマートリングはアクセサリー感覚で健康管理や決済ができるデバイスです

スマートリングとは、睡眠や心拍・体温・ストレスなどを24時間計測できる指輪型の最新ウェアラブルデバイスです。同様の機能を持つApple Watchなどのスマートウォッチよりもバッテリー持ちにも優れ、また、軽量で圧迫感や装着感がないのが特徴。寝返りを打っても違和感が少ないので就寝中のデータ測定にも最適です。キャッシュレス決済や家電操作に使えるモデルもあり、アクセサリー感覚で健康管理と日常の利便性を両立できます。

■主に健康管理系・決済系の2種類がある

スマートリングを大きく分けると「健康管理系」と「決済系」の2種類があります。健康管理系のスマートリングは、内蔵のセンサーによって睡眠の深さ・心拍変動・体温リズム・ストレス指標を高精度に解析します。データはアプリに自動保存され、体調の傾向をひと目で把握できます。一方、決済系はNFCチップを内蔵し、タッチするだけで支払いができます。モデルによっては充電が不要なこともメリットです。

2　スマートリングでできること

スマートリングで何ができるのか。まずは、代表的な機能をざっと確認しましょう。機種ごとに対応範囲が異なるため、「自分が何を重視したいか」を決めておくと購入時の比較で迷わないでしょう。

■睡眠の質や心拍、ストレスなど健康指標のモニタリング

△スマートリングで取得したデータは、スマホでわかりやすくモニタリングすることができます

健康管理系のスマートリングを装着して就寝すると、睡眠中の心拍、体温、体動などを解析し、深い眠りやレム睡眠の割合を点数化した「睡眠スコア」を翌朝提示してくれます。また、日中もリアルタイムで心拍・ストレス・体温・SpO₂（血中酸素濃度）をモニタリングするほか、ストレス度や体調変化をグラフで表示できるタイプもあります。

■iPhone／Android連携で通知・アプリ同期

スマートリングには基本的にディスプレイがないため、取得したデータの確認はスマートフォンの専用アプリで行います。機種によってアプリは異なりますが、睡眠データ・歩数・心拍数などをグラフで視覚的に確認できます。iPhoneではヘルスケアアプリへ、Androidでは Google Fit へ同期できるモデルもあり、その場合はスマートリングで取得した健康情報と、そのほかの健康情報を、ヘルスケアアプリやGoogle Fitだけでまとめて管理できます。また、機種によっては指輪の振動で着信やメッセージを通知してくれるタイプもあります。

■ジェスチャー操作・スマホ遠隔シャッター

スマートリングの機種によっては、ジェスチャーでスマホカメラのシャッターを遠隔操作したり、音楽プレーヤーを操作したり、アラームを解除したりすることができます。スマホをポケットから取り出さなくても、指先がスマホのリモコンになるわけです。スマートリングのジェスチャー操作には、タップ、ダブルタップ、ピンチ、スワイプ、傾け、回転などがあります。

■かざして決済

△事前にチャージをし、スマートリングをレジの端末にかざすだけで支払いができます

Visaのタッチ決済などに対応したモデルなら、レジ端末に指先をかざすだけで決済が完了します。NFCを利用した機能のみを搭載するモデルならバッテリーが不要のため、充電の必要がないのは嬉しいポイント。ICカード同等の暗号化に加え、紛失時にはアプリから即停止できる安全設計となっています。なお、2025年7月時点ではSuicaなどの交通系IC（FeliCa）に正式対応したスマートリングは存在しませんが、Visaのタッチ決済で乗車できる電鉄であれば、リングをタッチするだけで乗車ができます。

3　スマートリングの選び方

ここからは「失敗しないスマートリングの選び方」を紹介。機能はもちろん、対応スマホやサイズ、サブスク費など見落としがちなポイントまで丸ごとチェックしていきましょう。

■健康管理？決済？目的の機能を備えているか確認しよう

はじめに、何のためにスマートリングが必要なのか、確認しましょう。睡眠やストレスを細かく管理したいなら健康管理系、レジでサッと支払いたいなら決済系。目的がはっきりしていれば、買ってからの後悔を防止できます。

◎健康管理系：健康管理機能が豊富なものがおすすめ

健康管理向けスマートリングの多くは、心拍数・HRV（心拍変動）・SpO₂（血中酸素レベル）・ストレス指標・活動量（歩数など）を測定し、これらのデータから睡眠スコアや体の回復度を示すリカバリースコアを推定します。さらに、機種によっては皮膚温度センサーを用いた体温変動の推定や、呼吸数・睡眠時の呼吸乱れ（睡眠時無呼吸リスク）の検出にも対応しています。血圧の測定は基本できませんが、推定するタイプはあります。基本的に機能が豊富なものがおすすめですが、センサー数が増えるほどリングの厚みや価格も上がる傾向にあるので、自分にどんな機能が必要なのかを考えるといいでしょう。

◎決済系：対応決済方法は事前に要チェック

決済対応スマートリングを選ぶときは、対応するクレジットカード／ブランドを必ず確認しましょう。ただし、国内で一般流通しているモデルでは、Visaのタッチ決済（Visaタッチ）に対応する「EVERING」が主力で、楽天Edy対応の「RINGO PAY（RINGO PAY STONEなど）」といった少数モデルがある程度です。EVERINGは、プリペイド式でチャージにクレジットカードが必要になりますが、Visaブランドのカードでなくても大丈夫です。前述していますが、交通系IC(Suica等)対応モデルは2025年7月時点でありませんが、Visaのタッチ決済対応の電鉄なら、EVERINGだけで乗車が可能です。

■対応スマホ・OSをチェック

スマートリングの利用にはスマホが必須となります。購入を検討しているモデルが自分のスマホに対応しているか、必ず対応OSを確認しましょう。現在発売されているほとんどのモデルはiOS／Android両対応ですが、Samsung Galaxy RingのようにAndroid専用の製品もあります。なお、一部には対応OSと表記されていても接続できなかった例も報告されています。購入前に口コミやレビューをチェックしておくと安心です。

■装着感とサイズフィッティング

△スマートリングのモデルよっては、指のサイズを調べるためのサイジングキットを取り寄せることができます

リングのサイズが合わないと、指に装着できなかったり、緩すぎるとセンサーが指に密着せず計測誤差が生じたり、不意に抜けて紛失のリスクが高まったりします。サイジングキットが提供されているモデルなら、事前に取り寄せて、自分に合ったサイズの号数を選びましょう。また、人気モデルであれば家電量販店で販売されている場合もあります。その場合は、店頭でサイズや装着感を確認しましょう。なお、号数表記には日本サイズとUSサイズがあるので注意してください。

SOXAI スマートリング SOXAI RING 1.1用サイジングキットをレンタルする

MedVigilance スマートリング Fy Ring サイジングキットをレンタルする

■日本語サポート対応しているものなら安心

海外製のスマートリングは、説明書やサポートが英語のみの場合が多く、初期設定でつまずくことも少なくありません。英語に不安のある方はアプリが完全に日本語化され、日本語によるサポートが受けられるモデルを選んでおくと安心です。最近は日本製スマートリングも増えているため、そちらを選ぶのも一案です。
また、トラブル時に迅速なサポートを受けられるかどうかも重要なチェックポイントになります。
さらに、返品・交換時の送料や保証期間の有無も事前に確認しておきましょう。

■1日中装着するなら防水性能も重要

1日中スマートリングを使うなら、防水性能は必須です。防水性能を示すIPコードでは、日常使用には「IPX7」で十分で、「IPX8」かつ10気圧（10ATM、100m）に対応していればスイミングでも問題ありません。なお、「IP68」のように最初の「X」に数字が入っている場合は防塵性能も示し、最後の数字が防水性能を表します。つまり、「IP68」と「IPX8」では同等の防水性能があります。

■アプリのサブスク利用の必要性もチェック

スマートリングの管理アプリには、月額料金を支払うと全機能が開放されるサブスク制のものがあります。サブスクが必要なタイプは高機能ですが、本当に必要かどうかは慎重に見極める必要があります。少なくとも、購入したあとになってサブスク契約が必須だと判明する事態は避けたいので、事前にチェックしておきましょう。また、決済特化型のEVERINGのように、サブスクまたは年間料金の支払いが必須のタイプもあります。

■使い勝手・サイズの確認にはレンタルが便利

スマートリングは似たような機種が多く、サイズやアプリとの相性も実際に試してみないと自分に合っているかどうかわかりにくいものです。数万円もする高額な機器だけに、買ってから後悔するのはもったいないです。そこで、購入前にレンタルし、サイズや装着感、アプリの相性を確認しておきましょう。kikitoでも人気の2機種をレンタルできるため、スマートリング選びのはじめの一歩としておすすめです。

4　スマートリングおすすめ10選【比較】

ここからはkikito編集部がおすすめするスマートリング10モデルを一挙比較！
健康管理系が8モデル、決済系1モデル、さらにはリモコンに特化した特殊なモデルを1つ紹介します。SOXAI RING 1.1とMedVigilance スマートリング Fy Ringはkikitoのレンタルに対応していますのでチェックしてみてください。

■SOXAI「SOXAI RING 1.1」

SOXAI RING 1.1はチタン外装に4つのセンサーを内蔵する国内シェアNo.1の高性能な日本製スマートリング。
心拍・HRV・SpO₂・皮膚温を24時間取得し、日本睡眠学会の監修も受けた学術的にも信頼性のある評価ロジックにより、睡眠を100点満点で評価してくれます。睡眠時無呼吸の傾向も分析できるなど、より本質的な睡眠の質がわかるのが特徴です。
また、体調スコア（回復度）・運動スコア・QoLスコア・月経周期トラッカーで24時間コンディションを計測。測定データをもとに、AIが健康に関するアドバイスしてくれる機能もあります。
そのほか、ドコモのdヘルスケアアプリと連携可能で、歩数・体重・血圧・体温・睡眠データを一元管理する機能も。カラーはシルバー、マットシルバー、マットブラック、ピンクゴールド、ゴールドの5色展開（kikitoでのレンタルはゴールドを除く）。睡眠管理を重視する人におすすめです。

SOXAI RING 1.1をレンタルする

■MedVigilance「Fy Ring」

Fy Ringは心拍数・HRV・SpO₂・皮膚温・歩数を24時間自動記録する国産のチタン製スマートリングです。
センサー精度は国立大学や大学病院で検証済みで、日本トップレベルなので安心。無呼吸傾向や回復度まで解析し、睡眠とストレスの改善に役立ちます。
また、 Fy Ringは「自動間隔計測」と「即時計測」の2つの計測モードを搭載。「自動間隔計測」は睡眠品質/心拍数/酸素レベル/歩数カロリーなどを10分～60分間で計測します。一方、「即時計測」はリアルタイム計測を行い、スポーツ時や突然の不調時などに最適です（バッテリー消費は大きくなります）。
充電は付属のマグネット式充電ケース/クレードルで行い、約2時間で満充電。7～10日間の連続使用が可能。カラーはブラックとシルバーの2色。
運動時のリアルタイム計測を重視するスポーツ系の趣味を持つ人におすすめです。

MedVigilance スマートリング Fy Ringをレンタルする

■Samsung「Galaxy Ring」

Samsung Galaxy RingはSamsung製のスマートリング。心拍・HRV・SpO₂・皮膚温・睡眠などの取得データをAI分析し、睡眠や健康のレポートを作成してくれます。
また、Samsung製だけに、同社のGalaxyスマートフォンやGalaxy Watchと相性が抜群。リングをダブルピンチすると写真撮影やアラーム停止ができるなどの遠隔操作が可能です。
さらに、リングで取得するセンサー情報の一部をGalaxy Watchと分担させ、電池持続時間を延ばすこともできます。
一方で、対応スマホはAndroidのみで、iPhoneには対応しません。充電は専用ケースで行い、満充電には約90～120分必要（編集部調べ）で、最大7日間の連続使用が可能です。カラーはチタニウムブラック／チタニウムシルバー／チタニウムゴールドの3色。価格は高めですが、端末連携と操作性を重視するGalaxyユーザーにおすすめです。

■Oura「Oura Ring 4」

Oura Ring 4は、内外フルチタンとセンサー凹型化で装着感を改良した第4世代のスマートリング。性能はスマートリングでも最高クラス。心拍・HRV・SpO₂・皮膚温・睡眠段階を精密測定し、ブラッシュアップされた専用アプリで回復度・心血管年齢・VO₂Max・日中ストレスなど30超の指標を提示します。
また、「症状レーダー」によって体の緊張状態を捉え、問題がある場合は休息と回復を勧めてくれます。バッテリーはUSB‑Cドックによる20～80分充電で公称最大8日。
カラーはSilver、Black、Brushed Silver、Stealth、Gold、Rose Goldの6色展開。
価格はやや高めで、フル機能を使うためには月額999円（税込）のメンバーシップに加入する必要があります。
サブスク料金を払ってでも、最高性能のスマートリングで性能を体感したい人、体の不調をいちはやく感知したい人におすすめです。

■EVERING「EVERING」（決済特化）

キャッシュレス決済に特化したスマートリング。Visaのタッチ決済対応の端末にかざすだけで決済ができます。
料金は事前にチャージ（入金）するプリペイド式で、チャージはVisaのほか、mastercard、アメックス、JCB、ダイナースの各クレジットカードに対応します。残高と履歴はアプリで即確認できます。
決済端末から給電を受ける仕組みのため、充電不要で常時使用できます。
EVERING は完全な買い切りプランであるスタンダードプランとサブスク型の定額プランの2パターンから選べます。
本体のシリーズは大きく分けて3つあり、シリーズによって料金が異なります。また、万博限定モデルも発売されています。
決済機能のほかにも、別売りのスマートロック（※対応機種は公式HPを参照ください）を自宅に取り付ければ、自宅の鍵として活用できたり、Visaのタッチ決済に対応している公共交通機関では電車・バスに乗ったりすることもできます。

■モノマム「Monomam Ring」

Monomamスマートリングは2万円以下の手頃な価格ながら、PPG＆温度センサーで睡眠・心拍・SpO₂をトラッキングしてくれます。専用アプリは、アクティビティログ、睡眠記録・分析、エクササイズ、心拍測定、血中ウェルネス、ストレスレベルについてわかりやすいUIで表示。ただし、血中ウェルネスとストレスレベルについては自動測定しません。
IPX7防水ですが、水泳や入浴は避ける必要があります。カラーはブラック／シルバー／ゴールドの3色。初めてスマートリングを試す健康管理ビギナーやライトに運動データを取りたい人におすすめです。

■RingConn「RingConn 第2世代」

香港RingConn社の第2世代スマートリング。チタン合金にエポキシ樹脂コーティングされて軽量薄型で、約90分の充電で最長12時間使用できます。充電ケースは150日分給電できるモバイルバッテリー兼用となっています。
心拍数、血中酸素濃度、体温、睡眠状況、歩数、運動時の消費カロリー、その他の指標を継続的にモニタリングし、睡眠時無呼吸モニタリング機能も搭載します。IP68防塵防水で100m防水のため、手洗いだけではなく、プールでの水泳やシャワーもOK。カラーはフューチャーシルバー、マットブラック、ロイヤルゴールド、ローズゴールドの4色展開。リング形状は完全な円形ではなく外側がやや四角いデザインで指から抜けにくくなっています。今後のアップデートとしてAI連携も予定されています。睡眠時無呼吸の可能性がある人や、バッテリーの持ちを重視する人、軽量薄型モデルを求めている人におすすめです。

■issin「Smart Recovery Ring」

「Smart Recovery Ring」は東大発スタートアップ issin製 の厚さ2.2mm、約3gと国内最軽量級のチタン製スマートリング。睡眠・ストレス・前日の活動量・HRVを統合し、毎朝「リカバリースコア」で回復度をパーセンテージで提示してくれます。
計測項目はほかに、ストレス、身体活動量、心拍数、血中酸素濃度、心拍変動、皮膚温など。体重が測れるスマートバスマットと同一アプリ「ウェリー」でデータ統合し、パーソナルヘルスケアAIがデータを見ておしまいではなく、習慣化ができるようにラクで楽しいコンテンツをユーザーごとに提案してくれる機能も。
バッテリーは2時間充電で最長7日持続。防水は、IP68／5 ATMで、シャワーOK。
価格は29,800円でサブスクなし。睡眠の質を見やすく管理したい人、ゲーム感覚で健康の習慣をつけたい人におすすめです。

■ARTRIP「スマートリングSO+」

スマートリングSO+は、スマホやタブレットのリモート操作に特化したスマートリング。リング上に「再生ボタン」と「ストップボタン」を備え、電子書籍の上下左右スワイプ、写真や動画撮影、メディア系アプリの再生・停止・早送り、SNSやWebの上下スクロールを遠隔で操作することが可能です。
充電は約1～1.5時間、連続使用は約12時間。ヘルスケア系の機能はありませんが、「スマートリングSO+ヘルスケア」というヘルスケア機能付きモデルもあり。離れた場所から自撮りをするケースが多いなど、スマホを遠隔操作したい人におすすめです。

■Zepp Health「Amazfit Helio Ring」

Amazfit Helio Ringは、軽量なチタン製で装着感に優れたスマートリングです。睡眠の質・ストレス・活動量を常時記録し、毎朝「レディネス」というスコアで心身の回復具合を100点満点でチェックできます。
睡眠モニタリングに強く、睡眠ステージ、睡眠の質、睡眠呼吸の質、昼寝のトラッキングなどに対応。また、専用アプリにはAIによるアドバイス機能が搭載されていながら、サブスクは不要です。カラーはメタリック系の1色のみ。サイズは3種類しかないため、自分の指に合うか必ず確認しましょう。
激しい運動後のリカバリーをモニタリングしたいアスリートや、毎日の睡眠を詳細に解析したい人におすすめです。

5　スマートリングに関するよくある質問（FAQ）

■スマートリングで血圧は本当に測れる？

正確な血圧を測定できるモデルは、2025年7月現在では存在しません。ただし、推定血圧を計測できるモデルがクラウドファンディングで発売された例はあります。いずれにしても医療機器ではないため、得られた数値は目安として活用し、家庭用血圧計で誤差を確認しましょう。

■iPhoneで使えるおすすめモデルは？

iPhoneには、Galaxy Ringを除く多くのモデル、たとえばSOXAI RINGやFy Ringなどが対応しています。ただし、OSアップデートの対象外となった古いiPhoneでは利用できない場合があるため注意しましょう。SOXAI RINGのように「ヘルスケア」アプリと連携できるタイプは、データ管理が簡単なのでおすすめです。

■スマートリングとスマートウォッチ、どっちがいい？

スマートリングのメリットは、就寝中でも装着感がよくてバッテリー持続時間が長く、体温計測精度が高い点です。一方、スマートウォッチはディスプレイを搭載していることで、スマートフォンからの通知を手軽に確認できるほか、健康管理や決済、リモコン機能など、多機能性が魅力。健康管理に特化したい人や就寝時のバンドが蒸れて嫌という人はスマートリングがおすすめです。なお、両方付けても問題ありません。

■スマートリングのデメリットや注意点

時計のバンドと違い、リングは形状が固定されているため、サイズ選びが難しい点がデメリットです。さらに、月額料金がかかるモデルもあるため注意が必要です。また、健康データなどの個人情報を収集するため、情報漏洩のリスクもあります。メーカーのプライバシーポリシーを必ず確認しましょう。

6　まとめ

指先につけるだけで、健康管理派には睡眠スコアやストレス測定が、決済派にはバッテリーレス決済が手に入る。スマートリングは夢のある超小型ガジェットです。まだ一般に浸透しているとは言えませんが、誕生から世代も進んで洗練され、実用度は十分に高まっています。購入を迷っているなら、まずはレンタルで装着感や使い勝手を試してみましょう。健康意識が高まっている今こそ、データを取り入れて生活リズムを整えるチャンス。指一本で未来感のあるセルフケアとキャッシュレスを体験し、毎日の行動をスマートにアップデートしてみませんか？きっと暮らしが変わります。

＼kikitoの利用は4ステップ／