体験記事詳細
【2024最新】VRゴーグル・VRヘッドセットおすすめ7選!Meta Quest 3など最新機種も紹介
HTC VIVE XR Elite 折りたたみ型オールインワンXRヘッドセット
月額サブスクプラン
初月無料キャンペーン
(2025/01/12まで)
初月のみ
0円/月額
7,900円/月額
(30日単位/自動更新)
短期レンタルプラン
19,980円/3日間~
VRゴーグル
公開日:2024年11月21日
VR対応のゲームが拡大するなど、「VRゴーグル」はより身近なものになりつつあります。今回は、IT・家電に詳しいジャーナリストが、「VRゴーグル」の最新おすすめ機種や選び方をご紹介。VRゴーグルを使ってみたい、試してみたいという人は必見です。
目次
1 VRゴーグル・VRヘッドセットの種類やタイプ
一口にVRゴーグルといっても、スマホを取り付けて楽しめるシンプルなものから本格的なタイプまで種類はいくつかあります。まずはどのような種類があるのかを紹介しましょう。
もっともお手軽な「スマホ取付型」 | ケーブルのわずらわしさなく本格的に楽しめる「スタンドアロン型」 | 幅広いゲームを楽しみたいなら 「PC接続型」 | |
---|---|---|---|
イメージ画像 | |||
本体価格 | 5000円以下 | 約3万円~10万円 | 約2万円~8万円 |
対応アプリ数 | 数百程度。アプリゲームはスマホで接続 | 製品によるが、独自コンテンツ数百程度 | PC側でアプリゲームと接続。SteamVRコンテンツ1000以上 |
画質 | ○ スマホの解像度に依存するが、ほかに比べて劣る | ○ グラフィック処理能力やソフトウェアの選択肢が限られる場合がある | ◎ PCの性能次第で、非常に高画質なVR体験が可能 |
手軽さ | ◎ スマホを取り付けるだけで体験できる | ◎ セットアップが簡単で、場所を選ばずにVRを楽しめる | △ 高性能PCが必要 |
性能 | ○ スマホが動作するため、スマホの性能に依存する | ○ VRゴーグル単体の性能で動作するため、本体性能に依存する | ◎ 高性能PCがあれば、高度なVRコンテンツやゲームに対応できる |
■スマホ取付型 | とにかくVRを経験してみたい入門編なら!
スマホを装着することで、スマホの画面を裸眼立体視用のディスプレイとして使えるようにするVRゴーグルです。スマホのディスプレイとグラフィック性能を利用するため、使い勝手はスマホの処理能力に依存します。一度VRコンテンツを試してみたいという初心者に向く入門モデルです。
■スタンドアロン型 | 初めての本格VRなら!
スタンドアロン型は映像や音声を再生できる機器が本体に内蔵されており、本体とコントローラーを装着するだけで(Meta Questはハンドトラッキングするためコントローラーも不要)VRコンテンツを楽しめるVRゴーグルです。性能が高ければ高いほど価格も高くなりますが、高性能なPCを用意しなくても単体で利用できるのが魅力です。ケーブルによる有線もしくはWi-Fi経由でPCと接続できる製品も多くあります。
■PC接続型/PS連動型 | VR上級者で高品質なプレイを楽しむなら!
PCもしくはPlayStation5と接続することで、PCやゲーム機のパワフルな処理性能を活かして高精細かつなめらかなVRコンテンツを楽しめるのがPC接続型/PS連動型VRゴーグルです。PCの場合はSteamVRなどのプラットフォームで多数のVRコンテンツが販売されており、購入してダウンロードすることでさまざまなVRコンテンツを楽しめます。ゲーミングPCと呼ばれる高性能PCを用意することで、より即応性が求められるVRゲームなども楽しむことができます。
PlayStation 5と接続するPlayStation VR2の場合、別売のアダプターを介してPCに接続することも可能です。PlayStation VR2専用のVRコンテンツだけでなく、PC用のVRプラットフォームで提供されている膨大なコンテンツも楽しめるようになります。
2 VRゴーグルはやりたいことで選ぶのがおすすめ!
VRゴーグルのタイプ別の特徴と、それぞれにできること、向いていることを紹介していきましょう。
■VRゴーグルのタイプ別できること
VRゴーグルはタイプ別に特徴やメリット・デメリットがあり、用途によって最適なタイプが異なります。
できること | できないこと | |
---|---|---|
スマホ取付型 | ・YouTubeなどにある360°動画の視聴 ・ジェットコースターなど、乗っているだけのライド系ゲーム | ・ユーザーの動きを伝えるアクションゲーム ・高精度画像、Steam VRなどのゲーム |
スタンドアロン型 | ・YouTube、Netflixなどアプリでの動画・映画鑑賞 ・ライド系/音ゲーム/ソーシャルVR/MRなどアクションゲーム ・寝ながらのVR ・大画面作業モニターとして | ・Steam VRのゲーム(Meta Questでは可能) ・PS VRのゲーム |
PC接続型 | ・スタンドアロン型でできるゲームはすべて。高性能なゲーム | ・スタンドアロン型専用のゲーム (『サンバDEアミーゴ:バーチャルパーティー』『Eleven Table Tennis』など) |
■VRChat目的なら行きたいワールドで種類が変わる
VRの中で世界中のさまざまな人とコミュニケーションを図れるメタバースプラットフォームはいくつかありますが、その中でも盛り上がっているのが 「VRChat」です。
VRChatは、PC接続型VRゴーグルはもちろん、Meta Quest等のスタンドアロン型VR/MRヘッドセット、HTC Viveといったスタンドアロン型VRゴーグルにも対応しており、それらを購入すればすぐに楽しめます。
ただし、 スタンドアロン型では行けるワールドが限られてしまいます(Meta Questでは人数制限がある場合がありますが、ワールドの制限はありません)。高品質の美しいVRワールドを訪れたいのであれば、スタンドアロン形VRゴーグルを PCに接続するか、PC接続型VRゴーグルを使うのがおすすめです。ただしPC接続の場合はゲーミングPCなどのハイスペックなPCが必要になります。VRChatは友達と時間を見つけてさっと遊んだりしゃべったりすることも多いので、すぐ接続できて、横になったり姿勢がラクなスタンドアロン型も根強い人気です。
■Steam VRはプレイ予定のゲームと相性がよいものを
PC向けのVRコンテンツプラットフォームであるSteam VRでVRゲームを楽しみたいのであれば、プレイする予定のゲームで必要なPCのスペックを確認した上で、ディスプレイの解像度やリフレッシュレート(1秒間に表示される画像の数)、視野角、快適性などを総合的に考慮してVRゴーグルを選ぶことが重要です。
例えばFPS(1人称シューティングゲーム)などをプレイしたいのであれば、リフレッシュレートが高い製品を選ぶのがおすすめですし、VRゲームの名作として名高い「Half-Life: Alyx」などは精緻な世界観描写を体験してこそ感動が生まれるので、高画質に対応できるVRゴーグルを選ぶのがおすすめです。スタンドアロン型VRゴーグルでもPCに接続できるものはありますが、PC接続型VRゴーグルの方が画質や応答速度が速いことが多いです。
3 VRゴーグルのスペック確認ポイント
VRゴーグルのスペックは、以下のようなポイントを確認しましょう。
■本体のフィット感や重さ
VRゴーグルを着け続けると頭や頬、おでこ、耳などが痛くなるため、フィット感や重さ、重量バランスが重要です。 装着性では重さやサイズ、瞳孔間距離調整機能、フォーカス調整機能などもチェックしましょう。メガネをかけている人は、メガネを着けたまま装着できるかどうかも重要な要素です。バッテリー駆動時間やバッテリー交換が可能かどうか、持ち時間なども重要です。相性もあるので、購入前にお試しで装着してみることをおすすめします。
■トラッキング方法
頭や体の動きを検知する「トラッキング方式」も重要です。トラッキングには、頭の動き(上下左右、回転)を感知する「3DoF(Degrees of Freedom)トラッキング」と、頭の動きに加えて体の位置(前後左右、上下)も感知する「6DoFトラッキング」の2種類があります。
動画視聴やシンプルなVR体験であれば3DoFトラッキングで十分ですが、ゲームなど、よりアクティブなVR体験をしたければ6DoFトラッキングが必要になります。
そのほか、目の動きを検知するアイトラッキング、顔の動きを検知するフェイストラッキング機能を備えるVRゴーグルもあります。
■ディスプレイ性能
ディスプレイは 「解像度」「リフレッシュレート」「視野角」が重要です。解像度が高いほど、よりクリアで美しい映像を楽しめます。リフレッシュレートが高いほど、映像がなめらかに表示され、VR酔いになりにくくなります。視野角は視界の広さを表しており、広い視野角ほど没入感のある体験ができます。
また、PCと接続する場合は接続方法や、使用するケーブルの種類などを確認しましょう。
4 スタンドアロン型VRゴーグルのおすすめ4選
まずは、スタンドアロン型VRゴーグルのおすすめ製品を紹介しましょう。
■Meta Quest 3
2台のRGBカメラを搭載し、周囲の環境を見渡せるパススルー機能や、周囲の映像とVRコンテンツを組み合わせたMR(複合現実)体験が可能なスタンドアロン型のVR/MRヘッドセットです。高コスパで高性能なライバル機種も登場していますが、独自コンテンツが豊富なMeta Questプラットフォームに対応しているのが大きな強みです。
メールアドレスだけでも作成できるMetaアカウントで利用が可能で、ほかのMeta Questユーザーと交流したり、Meta Horizon WorldsなどのソーシャルVRプラットフォームへのアクセスが容易に行えたりします。
そのほか、Steam VRにも対応しており、対応コンテンツ数の多さは随一といえます。人気の高いVRゴーグルだけあって、コントローラー用ストラップやヘッドストラップ、キャリングケースなどサードパーティ製の製品が多いのも特徴です。
■Meta Quest 3S
Meta Quest 3よりも新しく登場した製品ですが、以前のモデルであるMeta Quest 2をベースに進化した、Meta Quest 3の廉価版モデルという位置付けのVR/MRヘッドセットです。
パンケーキレンズを採用することで薄型化と広視野角化を実現したMeta Quest 3に比べて、Meta Quest 3Sは、現在は販売終了となっているQuest 2と同様のフレネルレンズを採用。解像度やFOV(視野角)もMeta Quest 3に比べてやや劣ります。瞳孔間距離(IPD)調整機能はMeta Quest 3ではIPDホイールを回すことで調整できましたが、Quest 3Sは非搭載で、3段階の調整しかできません。
低価格ながらMeta Quest 3と同じプロセッサを搭載しており、パフォーマンス面ではほぼ同等といえます。コスパのよいVR/MRヘッドセットを求める人に向いているモデルです。
■DPVR P2
5700mAhの大容量バッテリーを搭載することで、最大4時間の連続使用が可能な3DoFタイプのVRゴーグルです。VR動画配信サービス「VeeR VR」やアプリストア「VIVEPORT」に対応しています。
内蔵ストレージ128GBに加えて、最大1TBのmicro SDカードを利用できるので、大容量の動画やVRコンテンツを楽しむことができます。日本語対応が弱い点やコンテンツの数が少ない点がデメリットではあるものの、コスパのよさが大きな魅力です。
■HTC VIVE Focus Vision
2つの高解像度カメラと深度センサーを搭載することで、周囲の環境を見渡せるパススルー機能に加えて、周囲の映像とVRコンテンツを組み合わせたMR体験も可能なスタンドアロン型VRゴーグルです。
「VIVE Desk」を導入することで、PCの画面を仮想空間に映し出す空間コンピューティングも利用できます。
赤外線センサーと4つのカメラによって26点のハンドトラッキングが可能になっており、簡単なジェスチャーでVR/MRを操作できます。赤外線ライトとカメラ、コンピュータービジョンを使用したアイトラッキング機能も備えており、コンテンツによっては視線入力やアバターの視線制御などもできます。体の動きをトラッキングする「VIVEトラッカー(Ultimate)」などを組み合わせることで、顔も含めた全身のトラッキングが可能になります。
VRコンテンツプラットフォームは独自のVRストア「VIVEPORT」のほか、Steam VRに対応しています。
5 PC接続型/PS連携VRゴーグルのおすすめ2選
PC接続型/PS連携VRゴーグルのおすすめ製品を紹介しましょう。
■DPVR E4
ストラップを除くと約285gと、ほかのVRゴーグルに比べてかなり軽量なPC専用VRゴーグルです。
120Hzとかなり高いリフレッシュレートに対応し、本体の軽さもあってVRゲームなどを快適にプレイできます。パススルー機能などは搭載していませんが、ヘッドセットを90°上に持ち上げるフリップアップデザインを採用しており、すぐにVR体験を中断できます。
視野角は116°とかなり広く、専用ソフトを用いることでIPD(瞳孔間距離)調整が可能です。比較的安価で装着時の快適性も高いことから人気の高いVRゴーグルです。
■HTC VIVE XR Elite
4個の広視野角トラッキングカメラと高解像度RGBカラーカメラ、深度センサーを搭載することで、ゴーグルを外さずに周囲を見渡せるパススルー機能や、現実世界の中にVRコンテンツを映し出すMR体験も可能なスタンドアロン型VRゴーグルです。
「VIVE Desk」を導入することで、PCの画面を仮想空間に映し出す空間コンピューティングも利用できます。無段階のIPD(瞳孔間距離)調整ができるほか、焦点距離ダイヤルで片目ごとにフォーカスを調整する機能も備えています。
体の動きをトラッキングする「VIVEトラッカー(Ultimate)」や視線と顔をトラッキングする「VIVEフルフェイストラッカー」など、オプション品が充実しているのも魅力です。
VRコンテンツプラットフォームは独自のVRストア「VIVEPORT」のほか、Steam VRに対応しています。
6 スマホ取付型VRゴーグルのおすすめ1選
スマホ取付型VRゴーグルのおすすめ製品を紹介しましょう。
■エレコム VRG-M02RBK
4.8~7.0インチまでのスマートフォンに対応するVRゴーグルです。
瞳孔間距離(IPD)調整ダイヤルに加えて、左右のフォーカスを独立して調整できる機能を備えています。動画視聴時に再生/一時停止、早送り/巻き戻し、音量調整、決定、カーソル操作などをワイヤレスで行える7ボタン+1スティックのリモコンが付属しており、操作性も抜群です。
リモコンはVRゴーグル使用時だけでなく、iPhoneやiPadシリーズ、Androidスマートフォンやタブレットでも使用できるので便利です。
7 まとめ
VRゴーグルは大きく3種類に分かれており、それぞれにさまざまなメーカーが製品をラインナップしています。まずは自分のニーズに合わせて種類を選び、自分に合った製品がどれかを絞り込んでいくといいでしょう。
最終的にどれを購入すればいいのか迷うという人は、kikitoでレンタルしてみるのもおすすめです。試して気に入ったらそのまま買い取りもできます。自分にぴったり合ったVRゴーグルを探す上で、レンタル利用も検討してみてはいかがでしょうか。
※2024年10月時点での情報です。
最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
※表示金額はすべて税込価格です。
※商品写真および画像はイメージです。