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1　ドライヤーの寿命って何年くらい?

△ドライヤーは使い方次第で寿命が変わる

ドライヤーの平均寿命は、一般的に約3年から4年といわれています。寿命の長さは機種や使い方にも左右されますが、合計使用時間が130～140時間を超えると寿命を迎えると考えられます。毎日5分程度ドライヤーを使うとすれば、130時間に到達するには4年程度の時間が必要です。

ただし、これはあくまで平均的な数字であり、適切なお手入れと使用方法を心がければ、もっと長く使用できる可能性もあります。適度な頻度でフィルタを掃除し、なるべく長時間運転を避けることで、寿命を延ばすことができるでしょう。

逆に、乱暴な扱いや不適切な使用方法をしている場合、突然使えなくなっても不思議ではありません。特にモーターへの負担が増加するような使い方をすると、内部の損傷を招くリスクも高まりやすくなります。

2　寿命が近いかも？買い替え時のサイン

△ドライヤーの寿命が尽きるときにはサインがある

ドライヤーの寿命が近づいてくると、次のような症状が出るといわれています。

■焦げたにおいがする

わかりやすい症状のひとつが焦げたようなにおいです。内部に溜まってしまったホコリや髪の毛などがモーターの熱で焦げているおそれがあります。掃除により改善する可能性はありますが、焦げたにおいがしたまま使い続けてしまうと、最悪の場合、火災の原因になることも考えられます。

■ドライヤー本体が熱い

使用中にドライヤー本体が熱くなる場合も、寿命を迎えているサインであるといえます。異常な発熱は本体の熱をコントロールする制御装置が正常に動かないために発生するケースが多く、そのまま使い続けると、やけどの原因にもなりかねません。

■コードが熱い

ドライヤーのコードが熱くなる場合も、寿命を疑ってよいでしょう。多くの場合はコード内部の断線が原因であるため、近い将来、全く電源が入らなくなることも考えられます。また、使用中に突然電源が切れたり、コードが溶けてしまったりする場合もあるため、異常な発熱を感じたら急ぎ対処した方がよいでしょう。

■変な音がする

ドライヤーの使用中に発生する異音も、寿命のサインかもしれません。異音にもいくつかの種類がありますが、多くは内部部品の劣化やホコリやゴミの詰まりが原因です。音がするだけで機能に問題がない場合でも、異音が出たまま使い続けるのは避けた方がよいでしょう。

■温風の温度が低い

ドライヤーから出る温風が温かくなくなったなら、ドライヤーが故障している可能性があります。温風が出ない原因には、ヒーター部分の故障や劣化、内部配線のトラブル、ゴミやホコリの詰まりなどが考えられます。髪も乾かしにくくなりますので、早めに交換しましょう。

■電源が入りにくい

電源スイッチの反応が悪くなってきたなら、内部にトラブルが発生している可能性があります。スイッチの接点の劣化、コードの断線、内部部品の故障など、さまざまな原因が考えられます。この状態になると、使用中に突然電源が切れるといった状況も発生しやすくなります。やけど、火事の原因にもなりかねないので「電源が入りにくい」と感じたなら、早めの交換を心がけましょう。

3　ドライヤーの寿命を延ばすためのお手入れ・使用方法

△お手入れや使い方次第でドライヤーの寿命は変わる

ドライヤーの寿命を延ばすには、次のようなお手入れや使い方が有効です。

■吸込口と吹出口のゴミ・ほこりを取り除く

ドライヤーの不調は、内部のゴミ、ホコリが原因になっているケースが多々あります。風のとおりも悪くなるので、適度なペースで掃除をするのがおすすめです。

掃除のペースは、使用頻度にもよりますが、週に1回程度が理想的。柔らかいブラシや掃除機などを使い、吹出口、吸い込み口に付着しているゴミをきれいに取り除きましょう。吸い込み口のフィルターが水洗いできるタイプなら、掃除のタイミングに合わせて洗うのがベターです。

■冷風運転してから電源を切る

ドライヤーは熱が原因で内部の部品が劣化する場合があります。熱が逃げ場を失い、内部を熱で傷めないよう、使用後は冷風運転を行い、熱を外に逃がしましょう。

冷風運転は、こもった熱を逃がすのが目的なので長く行う必要はありません。30秒程度、運転すれば十分です。

■コードをきつく巻き付けない

ドライヤーを収納する際に、本体にコードを巻き付ける方は多いでしょう。確かにお手軽なコードのしまい方ではありますが、きつく巻きすぎることで、内部の断線を招く恐れがあります。

特にコードの根元は負担がかかりやすいため、いつの間にか内部の電線が見えてしまっていることも。

コードをしまう際には軽く折り曲げる程度に留めるのがオススメです。もし本体に巻くとしても、緩めに巻くのがよいでしょう。また、収納時にはコードをねじったり、折り目ができるほどきつく折ったりしないように注意が必要です。

4　ドライヤーを買い替えるときの選ぶポイント

△自分にあったドライヤーの選び方を知っておこう

ドライヤーの買い替えを検討する際は、自分に合った機能や性能を持つ製品を選ぶことが大切です。以下に、ドライヤーを選ぶ際のポイントを詳しく解説します。これらの点を考慮することで、より快適で効率的なヘアケアをしやすくなるでしょう。

■風量

ドライヤーを選ぶ際に、最も重視したいポイントが風量です。十分な風量があれば髪を乾かす時間を短縮できるため、朝の忙しい時間でも効率よくヘアセットができます。

風量は毎分1.0～2.0m³程度が家庭用ドライヤーの一般的な水準だといわれています。1.5m³あれば困ることはほとんどありませんが、髪の毛の量が多い人や、とにかく髪を乾かす時間が惜しいという人は、風量が多めのドライヤーを選ぶとよいでしょう。

強い風量で乾燥時間を短縮できると、髪への負担を抑えてキューティクルを守りやすくなります。一方で強すぎる風を当て続けると髪が絡まりやすくなり、かえってダメージを増やすことになりかねません。必要に応じて風量をコントロールできるよう、調節機能つきのドライヤーを選ぶのがおすすめです。

■本体の重さ

ドライヤーを選ぶ際、意外と見落としがちなのが本体の重さです。髪が多い人ほど長時間ドライヤーを持ち続ける必要がありますので、腕に負担をかけない重量の製品を選ぶのがおすすめです。

一般的な家庭用ドライヤーの重さは、400～700g程度です。軽いほど腕への負担は軽くなりますが、反対に軽すぎると安定感に欠ける場合もあります。

また、ハンドル部分と吹出口部分の重量バランスも重要です。重量バランスがよいものの方が、長時間の使用でも疲れにくくなります。

どのドライヤーが使いやすいのか、実際に手に取って重さを確認し、使用中のバランスや持ちやすさをチェックするとよいでしょう。

■機能性

現代のドライヤーにはさまざまな機能が搭載されています。温度調整機能は、ほとんどのドライヤーに搭載されている基本的な機能です。「弱」「中」「強」の3段階で調整が可能な製品が多く、適度な温度調整によって髪や頭皮へのダメージを軽減できます。

そのほか近年では、髪をしっとりさせる「マイナスイオン機能」や、髪や頭皮の健康をサポートする「ヘアケア機能」など、使用者のニーズに合わせた機能が、数多く登場しています。ドライヤーの枠を越えるような便利な機能を持つものもありますので、自分の髪質や生活スタイル、予算に合わせたドライヤーを選びましょう。

■購入に迷ったらレンタルで試すのもおすすめ

ドライヤー購入時に悩ましいのは、濡らした髪を実際に乾かしてみる、というお試し使いができないことです。各社が力を入れているヘアケア機能も、髪が濡れてキューティクルが開いた状態から乾くまでに、さまざまな機能でパサつきやうるおいを与えるものです。そのため売り場で乾いた髪に温風を当ててみても、真価を感じるのは難しいでしょう。また、髪質や実現したいスタイリングによっても相性の良いドライヤーは異なることからも、カタログ上の情報だけで判断するのは難しいといえます。

購入前にドライヤーのレンタルサービスを利用すれば、実際に自宅で髪を乾かしてみることができるので、理想のドライヤーを求めて何台も買い替えるということもありません。サービスによっては、購入額の差額を払えばそのまま買い取れるところもあるので、購入に迷っている方はレンタルを利用してみるのもおすすめです。

レンタルできるドライヤー一覧はこちら

5　おすすめの人気ドライヤー8選！

△自分にぴったりのドライヤーを選ぼう

ここからは、おすすめの人気ドライヤーを8製品紹介します。どのドライヤーも優れた機能性があるのと同時に、異なる個性を持っています。ご自身がドライヤーに求める機能や価値などの条件を満たす製品を探す際には、ぜひ参考にしてください。

■パナソニック「ヘアードライヤー ナノケア」

パナソニック「ヘアードライヤー ナノケア」は、短いヘッドでコンパクトなボディのドライヤーです。「高浸透ナノイー」が髪の芯まで水分を補給し、乾かすたびに髪のツヤとまとまりを実感。さらにはキューティクルの密着性を高めることでヘアカラーや白髪染めの退色を防止する上、紫外線を防ぐUVケア効果も期待できます。

ボディは約550gと標準的な重さながら、1.6m³/分の豊富な風量を実現。自動温度調整による温度コントロールにより、髪や肌を熱から守ります。

パナソニックのナノケアをレンタルする

■MTG「リファ ビューテックドライヤースマートダブル」

MTG「リファ ビューテックドライヤースマートダブル」は、速乾力の高さが魅力のヘアドライヤー。新型モーターと広く風を届ける構造で、静かでパワフルな風により髪を早く美しく乾かします。

空気中の分子をイオン化するイオナイザーと遠赤外線の融合が生み出すハイドロイオンにより、なめらかな髪の仕上がりを実現。さらには内蔵センサーで環境温度に合わせたプログラムを選択する「センシングプログラム」が髪へのダメージを最小限に抑え、いつでも美しい髪をキープします。

リファのドライヤーをレンタルする

■シャープ「プラズマクラスタードレープフロードライヤー」

シャープ「プラズマクラスタードレープフロードライヤー」は、プラズマクラスターによる水分子コートでしっとりしなやかな髪を実現。また、4つの吹出口から根元まで風を届けるドレープフローX4の速乾性能により、ドライ時間を最大35%削減します。

運転モードは、仕上がりや目的に合わせた7種類から選択できます。距離センサーとAIで温度をコントロールする「SENSINGモード」なら、髪の温度を傷みにくい55℃以下にキープ。5番目のモードであるAPPモードでは、美髪アプリ「プラズマクラスタービューティアプリ」と連携し、温度帯と時間を組み合わせた自分好みのドライモードにカスタマイズできます。

型番は異なりますが、同じ性能モデルがkikitoでお試しできるので、気になる人はチェックしてみてください。

シャープのドライヤーをレンタルする

■ダイソン「Dyson Supersonic Shine ヘアドライヤー」

ダイソン「Dyson Supersonic Shine ヘアドライヤー」は、「ツヤ出しツール」「低温ツール」「なめからツール」3つのアタッチメントを切り替えることで、サロンのプロが使うようなテクニックを自宅で再現するドライヤーです。浮き毛やうねりを抑えつつ、なめらかでまとまりのある髪への仕上げを可能にします。

付属する3種のアタッチメントを切り替えれば、髪の毛のコンディションに合わせたブローも。低温ツールで優しく乾かし、ツヤ出しツールで髪のうねりや浮き毛を抑え、なめらかツールでシルクのような指触りに仕上げます。

ダイソンのドライヤーをレンタルする

■KINUJO「KINUJO ヘアドライヤー」

KINUJO「KINUJO ヘアドライヤー」は、T字型のデザインがユニークなヘアドライヤー。本体重量はわずか348gと軽量のため、腕を高く上げたブローもつらくありません。

「GLOSS」「SCULP」「SWING」の3モードを切り替えれば、髪質とコンディションに合わせて美髪をサポートします。プロも驚く2.2m³／分の大風量も魅力的。さらには髪の内側に届く遠赤外線が、髪表面のダメージを押さえながら優しい速乾を実現します。

KINUJOのドライヤーをレンタルする

■ヤーマン「リフトドライヤー」

ヤーマン「リフトドライヤー」は、専用リフトヘッドにより頭皮が「上がる」ドライヤー。髪の毛の根元と頭皮を物理的にリフトアップし、髪の質感を美しく引き上げます。また、持ち上げるのは髪の毛だけではありません。美顔器のように表情筋や頭筋を持ち上げつつ、独自のLED光美容テクノロジー「美肌光」で潤いのある肌に仕上げます。

約400gの軽量ボディでありながら、最大風量は2.2m³／分と非常にパワフル。プラスとマイナスのWイオンが静電気を除去し、なめらかでツヤのある髪の毛へと仕上げます。

ヤーマンのドライヤーをレンタルする

■クワッズ「ハンズフリースタンドヘアドライヤー BISARA」

クワッズ「ハンズフリースタンドヘアドライヤー BISARA」は、ハンズフリーで使えるスタンド型のヘアドライヤー。本体を手に持つ必要がなく、読書やスマホ操作を楽しみながら髪を乾かせます。

3段階の風量調整、5段階の温度調整機能により、髪質や長さに合わせた好みのブローが可能。シチュエーションに合わせて自由に高さや角度を調整できます。p

温風と送風を交互に繰り返す「美髪モード」は、髪へのダメージを最小限に抑えながら優しく乾かしてくれます。ヘアドライの時間を有効活用しながら美しい髪の毛に仕上げたい方におすすめです。

クワッズのドライヤーをレンタルする

■シルフ「スマートヘアードライヤー シルフエアー 2」

シルフ「スマートヘアードライヤー シルフエアー 2」は、コンパクトな軽量ボディから最高クラスの大風量を送り出すドライヤーです。毎分110,000回転の高速モーターにより、2.5m³／分の強力な風を実現します。

超強力な風量ながら、重量はスマホと同等の248g。ロッド型のスマートなデザインは、出張や旅行先に持ち運ぶ際にも邪魔になりません。

吹出口付近からは約2億個の高濃度マイナスイオンを発生させるため、髪や頭皮のケアも万全。出先でも普段と変わらないヘアケアをしたい人にこそぴったりのドライヤーです。

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6　まとめ

ドライヤーの平均的な寿命は3〜4年といわれていますが、使い方によって寿命が延びる場合も縮む場合もあります。異音や焦げ臭さといった買い替えサインに注意し、新しいドライヤーを選ぶ際は機能や性能をよく確認しましょう。

新しいドライヤーを選ぶ際、機能や性能、使い勝手などの違いから迷うこともあるでしょう。もし買い替え先のドライヤーを選びかねるようなら、まずは気になる製品をレンタルし、実際に使用してから検討してみるのもよいでしょう。

レンタルサービス「kikito」では、上記で紹介したような人気の最新ドライヤーを試すことができます。風量や重さ、機能性など、カタログやレビューだけではわからない使用感を直接体験できるのが、レンタルの大きなメリットです。また、kikitoでは気に入ればそのまま購入額の差額を払ってそのまま買い取ることもできます。レンタル料金と合計してもお手頃な価格となっているので、購入前のお試しとして利用してみてもよいでしょう。