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ベビーセンスホームを実機レビュー!誤検知で鳴らないか、説明書の読みやすさを検証
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公開日:2024年11月12日
睡眠中の赤ちゃんを見守るベビーモニタリングセンサーの「ベビーセンスホーム」は、日本国内の産院などでも使用されているため、自宅での導入を検討している方も多いのではないでしょうか。本記事は、ベビーセンスホームを実際に使用したレビューをはじめ、よかった点や気になった点を徹底レポートしています。
目次
1 ベビーセンスホームとは?
△ベビーセンスホームの本体
ベビーセンスホームは、非接触・非着用のベビーモニタリングセンサーです。寝ている間の赤ちゃんのわずかな体動も感知し、異常があれば大きなアラーム音で知らせてくれます。
ベビーセンスの技術を活かした製品は、1997年の発売以来、日本国内の医療施設・保育施設に累計10万台以上の導入実績があり、ベビーセンスホームは、日本をはじめとした世界各国で医療機器として承認されています。信頼と実力を兼ね備えているのが、ベビーセンスホームの魅力です。
■ベビーセンスホームでできること
ベビーセンスホームは、布団やマットレスの下に設置した2枚のセンサーパネルで、寝ている赤ちゃんの体動を感知します。動きが20秒以上感知できなくなったり、体動の頻度が不規則になったりすると、警告ランプと警告音で知らせてくれるため、寝ている赤ちゃんに異常が生じた際の早期発見に役立ちます。
赤ちゃんの身体に直接触れることなくモニタリングできるので、赤ちゃんがストレスを感じにくいほか、コードはマットレスや布団の下に収納できるため、コードが外れてセンサーが機能しなくなったり、赤ちゃんにコードが絡まったりする危険性がありません。
動きが少ない新生児期の間は1枚のパネルで対応し、寝返りをするようになったら2枚のパネルで広範囲のカバーをすることもできます。
また、電池式かつWi-Fi やインターネット接続が不要なので、外出先で使用することも可能。昼間はリビング、夜は寝室といったように簡単に使い分けられるのも、便利なポイントです。
■ベビーセンス7との違いは?
ベビーセンスが販売している「ベビーセンス7」は、ベビーセンスホームとは違い、国内で販売されていません。そのため、購入するためには海外から並行輸入する必要があります。
ベビーセンス7もベビーセンスホームと同様に、2枚のセンサーパネルを布団やマットレスの下に設置し、寝ている赤ちゃんの体動に異常を感知するとアラームが鳴る仕組みです。使い方に大きな差はないものの、ベビーセンス7は医療機器として認定されていないため、メーカー保証の対象外となってしまいます。
また、取扱説明書が日本語に対応していないので、使い方やトラブルの対処法を調べるのに手間取ってしまう可能性があります。
■ベビーセンスホームの口コミを紹介
公式サイトでベビーセンスホームの口コミをチェックしてみると、以下のようなポジティブな意見が見られました。
- ●病院でも使用していたので安心できた
- ●寝ている間の不安な気持ちが軽減された
- ●設置も操作も簡単でよかった
新生児期は、ただでさえ夜中の授乳が頻回になるので、少しでも安心して眠れる時間が増えると、身体や心に余裕ができますよね。
しかし、一方で以下のような意見も見られました。
- ●夜中の授乳時にセンサーを切り忘れて、アラームが鳴ってしまう
- ●畳の上に置くと少し反応が悪いような気がする
- ●センサーの感度がいいのでベビーベッドで使用するのが向いていると思う
センサーの感度が高いという意見が多く、赤ちゃんと一緒に寝ている場合は、誤検知を起こしてしまうケースがあるようです。また、畳の上ではやや感度が悪いという意見もあったので、畳の上に設置するときは平面の板やボードを挟むと感度が改善されるかもしれません。
2 ベビーセンスホームの実機レビュー
△説明書通りに設置すれば簡単に使えます
今回は、実際に0歳5ヶ月の子を持つ筆者が、ベビーセンスをレンタルして設置方法や使用感をチェックしてみました。
■ベビーセンスホームの本体や付属品の紹介
△シンプルな内容で複雑な組み立てが不要です
ベビーセンスホームの箱の中には、マウス型の本体とセンサーパネルが2枚、本体をベビーベッドなどに設置できるコントロールユニットモニターやフック、取扱説明書が入っていました。
ベビーセンスは電源ではなく電池式なので、単三電池4本が必要になります。電池カバーを開けるときに使う専用の器具は付属されています。
△便利な電池カバーを開封する器具が付属しています
機械の電池カバーを開けるときに爪が折れてしまうことがたまにあるので、電池カバーの開封器具がついているとケガが防止できて安心だと思いました。
△取扱説明書は日本語かつイラスト入りでわかりやすい内容です
取扱説明書は日本語かつイラスト入りで丁寧だと感じましたが、取扱説明書を読むのが苦手な筆者からすると、コントロールユニットのランプ表示と操作が書面だと少し難しかったです。
ただ、実際にやってみればシンプルでわかりやすく、シンプルで使いやすい製品だと感じました。
■ベビーセンスホームの設置・初期設定をしてみよう
△布団やマットレスにも簡単に設置できます
設置や初期設定(テスト)は、本当に簡単でした。本体の電池カバーを開けて電池を入れ、本体とセンサーパネルをつないで布団の下に入れて、電源を入れれば準備完了。
電源を入れたら赤ちゃんを寝かせてランプが点灯するかチェックをして、赤ちゃんを抱き上げたときにアラームが鳴るか確認するだけなので、たった3分で終了しました。設置と初期設定が想像以上に簡単で「こんなに楽なの?」というのが、正直な感想です。
△設置や初期設定(テスト)は想像以上に簡単でした
わが家ではベビー布団の下に敷いて試してみましたが、ベビーベッドで使用するときは、フックとコントロールユニットホルダーを取り付けて、ベッドの柵に設置することもできます。使用する場所に限らず簡単に設置できるので、家の中での移動や付け替えがとても楽でした。
△ベビーベッドにも簡単に設置できます
電池式でコンセントの有無に左右されないのも、うれしいポイントです。とくに、赤ちゃんまわりには、オムツやおしり拭きなど、物がどうしても増えてしまうのですが、電源コードがない分、スッキリ見えるのも好印象でした。
マザーズバッグに収納して持ち運べるサイズではあるものの、「慎重に取り扱わなければ。」と思うと心配になってしまうので、わが家では日常的な外出時に持っていくことはあまりないような気がします。ただ、設置が簡単で場所を取らないので、家の中では場所を変えて使うには、とても便利です。
帰省や旅行など、家族で泊まりに行くときには、ぜひ持って行きたいです。
■0歳の赤ちゃんにベビーセンスホームを使ってみた
△ベビーセンスホームはコンパクトでスッキリ見えるのが魅力です
実際にベビーセンスホームを使用して、誤検知やランプの点灯、アラーム音の大きさをチェックしてみてみました。
◎少しの動きもしっかり感知する
誤検知はほとんどありませんでしたが、誤検知で鳴ってしまうことはありました。とはいえ、赤ちゃんが危険が状態なのに感知してもらえないのが一番怖いので、感知が漏れがないと考えれば安心して使えると思います。
夜泣きや深夜の授乳でまとまった睡眠が取れない親にとって、異常を感知したときに確実に知らせてもらえると思うだけで、寝ている間に余計な心配をしなくて済みます。赤ちゃんの安全を見守りつつ、親の負担も考えられた設計だなと感じました。
◎体動確認のランプが確認しやすい
△ランプは夜中にまぶしさを感じるほどの明るさではありませんでした
ベビーセンスホーム本体のランプは、エアコンなどの一般的な家電と同じくらいの明るさだと思います。暗闇で電源を入れても、とくにまぶしいと感じることはありませんでした。
ランプの色や点灯のパターンによって、電池残量や赤ちゃんの呼吸が確認できるので、暗闇でもはっきり見えるのは安心感があります。
◎寝ていても気付くほどアラーム音が大きく安心感がある
ベビーセンスホームのアラーム音はかなり大きく、寝ていても確実に起きられる音量でした。iPhoneの地震速報くらいの大きさで、隣の部屋でテレビを見ていても聞こえるほどです。
誤検知すると確実に目が覚めてしまうほどの音量なので、ちょっとイライラしてしまうこともありました。一方で、アラーム作動前に鳴るクリック音(カウントダウンのようなもの)は控えめな音量で、寝ていたら気づかないくらいです。
3 ベビーセンスホームを使用してみて、よかった点・気になった点
実際にベビーセンスホームを使用してみて、設置や設定が簡単で、寝ている間の心の余裕につながると感じました。その反面、デメリットや向き不向きがあると感じた点もあったので、筆者の個人的な感想をお伝えします。
■ベビーセンスホームのよかった点(メリット)
△ベビーセンスホームは使用するメリットが多い
- ベビーセンスホームのよかった点は、次の3つです。
- ●0歳児の親にとっては精神的な面で大きな支えになる
- ●子どもの睡眠中の見守りに特化している
- ●スマホやWi-Fiなどに接続せずに済んで使いやすかった
◎0歳児の親にとっては精神的な面で大きな支えになる
0歳児の親はSIDS(乳幼児突然死症候群)に、何より恐怖を感じています。筆者も例外なく、夜中に何度も赤ちゃんの呼吸を確認するのが習慣になっていました。
その点、ベビーセンスホームが異常を検知してくれると思うと、かなり精神面の支えになりました。
◎子どもの睡眠中の見守りに特化している
ベビーセンスホームは、センサーパッドで対応できる範囲に限りがあるほか、赤ちゃんが寝ているときの体動から異常を感知するので、起きている間は使用できません。その反面、睡眠中の見守りに特化しているからこそ、睡眠中はかなりの信頼感があると思います。
睡眠中の赤ちゃんをしっかり見守ってくれていると感じることで、精神的な余裕が生まれました。
◎スマホやWi-Fiなどに接続不要で使いやすかった
スマホのアプリをダウンロードしたり、Wi-Fiに接続したりなど、余計な接続や設定が不要なので、本当に使いやすいです。赤ちゃんの安全を見守るための機器として、複雑な操作なしですぐに使えるのは大きなメリットだと感じました。
■ベビーセンスホームの気になった点(デメリット)
△ベビーセンスホームは気になる点もある
- ベビーセンスホームの気になった点は、次の4つです。
- ●布団での使用など近くに大人がいると誤検知してしまうことがある
- ●物理的・時間的な余裕が生まれる効果は期待できない
- ●スイッチを切り忘れて鳴らしてしまうことが多かった
- ●成長段階に応じて使用感が変わる可能性があると感じた
◎布団での使用など近くに大人がいると誤検知してしまうことがある
子どもの睡眠中に誤検知で起きてしまうことはありませんでした。ただ、テスト中に誤検知を起こしたり、子どもがいなくても大人が布団の近くにいるとアラームが鳴らなかったりすることがあり、きちんと感知するようにテストしながら作動環境を整えるのに苦労しました。
とくに、広いマットレスに赤ちゃんを寝かせると感知が分散してしまったり、大人用の布団とベビー布団を並べて寝かせると誤検知が起こったりするので、対策が必要です。正直なところ、子どもを0歳から独立したベビーベッドで寝かせるライフスタイルでないと、この製品の効果を完全に発揮するのは難しいかもしれません。
日本の寝かせ方や生活スタイルに合わせて使用するには、少し工夫が必要だと思います。
◎物理的・時間的な余裕が生まれる効果は期待できない
ベビーセンスホームは、赤ちゃんの異常にすぐ気付くためのアイテムとして安心感を与えてくれますが、時間的・物理的な余裕が生まれる効果は必ずしも期待はできないといえます。
ベビーセンスホームは、赤ちゃんが目覚めてもアラームは鳴らないので、赤ちゃんの睡眠中に完全に目が離せるわけではありません。
当然、赤ちゃんが起きているときは目が離せないので、日中の家事時間が増えるといった効果は、あまり感じられませんでした。あくまで睡眠中の見守りに特化しているイメージです。
◎スイッチを切り忘れて鳴らしてしまうことが多かった
正直、スイッチの切り忘れは、かなりありました。夜泣きや夜中の授乳で起きるときは、親もかなり意識が朦朧としているので、電源を入れ忘れたり、逆に切り忘れて誤ってアラームが何度も鳴ったりすることがありました。
無意識下でもON/OFFできるようになるまで、ある程度の慣れが必要です。使う人によっては、慣れるまで少し大変に感じるかもしれません。
◎成長段階に応じて使用感が変わる可能性があると感じた
ベビーセンスホームは新生児〜生後4ヶ月くらいまでの、動きが少ない時期には効果的だと思いますが、赤ちゃんが成長して活発に動けるようになると誤検知が増えるような気がします。
また、寝返り返りができるようになると自分であお向けに戻れるので、窒息のリスクはやや軽減されると思います。
そのため、効果的な使用期間は生後4ヶ月くらいまでかなと感じました。安心感を得られる一方で、赤ちゃんの成長段階によって使用感が変わる可能性があるかもしれないです。
4 まとめ
ベビーセンスホームを実際に使ってみて、新生児〜生後4ヶ月以下の赤ちゃんや、ベビーベッドの場合は、ベビーセンスホームを効果的に使用できると感じました。
たまに誤検知があるものの、「起こされてもいいから赤ちゃんの異常にすぐ気付きたい」という方や「睡眠中の不安を少しでも減らして安心したい」という方には、おすすめできます。
kikitoでは、ベビーセンスホームを購入しなくても、サブスク形式で必要な期間だけレンタル可能です。また、ベビーセンスでは見守りカメラ・ベビーモニターも販売しており、あわせて利用することで、寝ているときも起きているときも、赤ちゃんをしっかり見守ることができます。
kikitoではベビーセンスホームと見守りカメラ・ベビーモニターもレンタルできるので、ぜひkikitoでお試ししてみてはいかがでしょうか。
※2024年10月時点での情報です。最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
※表示金額はすべて税込価格です。
※商品写真および画像はイメージです。