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ブルブル・振動マシンは効果がある?プロが乗り方とおすすめの製品5つを紹介!
DOCTOR AIR ドクターエア 3Dバランスブレード SB-07RZBK
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フィットネス/トレーニング>フィットネスマシン
公開日:2024年11月8日
テレビCMなどで話題の振動マシン。「使ってみたいけど、本当に効果があるのかわからないのから、手を出せない」という方が多いのではないでしょうか。そこで今回は理学療法士の方にお話をうかがいながら、振動マシンで期待できる効果を詳しく解説。また、どんな姿勢で使用すればいいのか、機器を選ぶときのポイントもレクチャーします。ぜひ参考にしてください。
目次
1 振動マシン・ブルブルマシンとは
振動マシンとは、ブルブルとした細かい速振動を体に伝えることで、筋肉を鍛えるフィットネスマシンです。基本的には平たいプレート型で、その上に立つ・座る・足を乗せるといった使い方をします。コロナ禍で一気に注目され、自宅でできる手軽なエクササイズ手段として今でも人気を博しています。
2 理学療法士に聞く!ブルブル・振動マシンに期待できる効果
振動マシンは本当に効果があるの?と思われる方も多いでしょう。そこで、理学療法士の井上直樹さんにお話をうかがいながら、振動マシンに期待できる効果を挙げていきます。
■インナーマッスルを中心とした筋肉への刺激
「振動マシンは1分間に数百回、機種によっては数千回もの高速スピードで振動します。振動マシンを使うと、 筋肉が小刻みに弛緩と収縮を繰り返し、運動しているときと同じような筋肉の状況になります。
特に振動マシンの振動は、通常の運動では届かないような体の深いところにある筋肉群にも刺激を与えます。マシンの上で姿勢を保持することで、深いところにある インナーマッスルを含め筋肉をバランスよく鍛えることが可能です」
■足裏を健康にすることで全身の体調を整える
「特に シニアの方は、足裏を意識して振動マシンを使うとよいと思います。無理せず、椅子やソファに腰を掛けたまま、足だけ振動マシンに乗せてもいいですね。
私は職業柄、多くの方の足をよく見ていますが、足裏が鍛えられていないと感じる方が多くいらっしゃいます。足裏が衰えると、うまく歩けなくなったり、体のほかの部位が痛みだしたりすることがあります。 体を支える土台となる足の裏は、健康を保つうえで重要な箇所なのです」
3 理学療法士に聞く!ブルブル・振動マシンの基本的な使い方
理学療法士の井上直樹さんに振動マシンの基本的な使い方や注意点をうかがいました。
■まずは10分×週2セットからはじめる
「私なら まずは10分の使用をおすすめします。張り切ってたっぷり時間をかけるよりも、まずは短時間の使用がおすすめです。 頻度としては、週に2、3回程度がよいでしょう。 慣れてきても1回の使用時間は15~30分くらいで十分です。
大切なのは、 一定の頻度で実施して習慣にすること。継続しやすいメニューを自分で考えて実施しましょう」
■鍛えたい箇所によって姿勢は変える
「普通に立っていても十分ですが、エクササイズをしたい人は 姿勢を変えることで特定の部位を集中的に鍛えることができます。
下半身を鍛えたいときはプレートの上でスクワットをすると効果的です。ももの前にある大腿四頭筋、後ろにあるハムストリング、ふくらはぎにアプローチできるでしょう。 上半身を鍛えたいときは、振動マシンに手をついて腕立て伏せを行えば、肩周りや腕、胸筋をより刺激できます。このようにさまざまな姿勢を保持しようとすることで、インナーマッスルも同時に鍛えられます。多くのメーカーは動画などで使い方を解説しているので、それらの姿勢を参考にしてもよいですね」
■使用時の注意と使用を控えるべき人
「まず 絶対に使用を避けていただきたいのは、妊婦の方。振動が胎児にもたらす影響はわかっていないことも多いので、振動マシンの使用は見送りましょう。 持病があったり、体調面に不安があったりする方も避けてください。使用する場合は必ず医師と相談をしてくださいね。
私はデイケアの現場で、シニアの方に振動マシンを使ってもらうことがあるのですが、その場合はサポートする方が必要だと感じています。決してひとりで使わず、 シニアの方の体重を十分に支えられる人と組んで使用しましょう。
また、 骨粗しょう症の方も要注意です。過度の振動は骨折のリスクを上げることになります。必ず低振動で様子を見ながら使ってください。
あらゆるケースで、振動が強い、痛みが出てきた、など不快感を覚えたら即座に使用を中止して医師に相談してください」
4 実際に使ってわかったブルブル・振動マシンの効果と選び方
編集部でも振動マシンを借りて、自宅で試してみました。本当に振動マシンは必要なのでしょうか。また、振動マシンを実際に選ぶときは、どのような機能やスペックに注意すればよいのでしょうか。使用感と選ぶ際のポイントについて解説します。
はじめにお伝えしておきたいのは、振動マシンを使ってみたらしっかり鍛えている感覚があり、40代半ばの編集部員にとって意外ときつかったということ。振動が弱くても刺激を感じます。足や腹筋の奥のあたりにグッと力が入り、負荷がかかっている感じがしました。
■振動の調節段階数は最低でも8段階以上がおすすめ
製品によっては、振動の強弱や速度を少し変えるだけでも立ち続けるのが難しいことがあります。
そのため、最低でも8段階など細かく振動を調節できるモデルを選びましょう。段階が多いことで実施できるエクササイズの幅が広がったり、ご家族で使用する場合は使用できる方も増えたりします。結論としては、多ければ多いほどよいのが調節段階数です。
先生は「まず10分間から始める」とおっしゃっていましたが、正直私は5分でキツく感じました。初心者のうちは無理せず、自分に合った振動レベルで数分間実施して体を慣らすのがおすすめです。
■使い方に合わせて重量やプレートの形状を選ぶ
まず 振動マシンは意外と重いです。ペッドの下などに収納する場合は、10kg程度のコンパクトモデルを選びましょう。常に置いておく場合は重量を気にせず安定感のあるモデルを選ぶのがおすすめ。
また、プレートの形状にも違いがあります。プレートの幅が広ければ足を開きやすくなります。さらに、U字型に反っているプレートは重心がずれにくく安定するという特徴があります。エクササイズを効果的に行いたいという方は、幅が広く、反りのあるプレートのモデルを選びましょう。多くの製品では緩やかな反りがあります。
■静音性能が高ければマンションや夜間の使用も安心
夜間に自宅で運動したい方、またマンションなどの集合住宅に住んでいる方は静音性が高い製品を。振動マシンの動作音は50dbから65db程度(普通の会話や洗濯機やTVの生活音レベル)と言われています。実際に最大振動に設定すると、確かに「静かな洗濯機レベル」で、集合住宅に住む私は少しだけドキッとしました。集合住宅やフローリングの上で使う方は、静音マットの上に載せて使うのがマストです。
ちなみに私は、朝起きたときにまず使うことをおすすめします。慣れないうちは足が疲れて朝の運動にはキツい!と感じましたが、慣れてくると体がしっかり目覚めていくように感じました。目的はもちろん人それぞれですが、エクササイズ以外の用途でも役立ちそうです。
■振動タイプは2種類の振動を備えるマシンを基本に選ぶ
体が振動パターンを覚えてしまうと、刺激が減ってしまう感覚があるので、 振動バリエーションが2種類以上ある製品がおすすめです。振動マシンには「振動タイプ」というものがあります。上下振動のみの製品もあれば、微振動、複雑な振動をミックスしたものなど、さまざまな振動が加えられる製品もあります。
■振動パターンが自動で変わるプログラム機能は楽
実際に使うときは、振動のバリエーションやレベルが組み合わさったプログラム機能、オートモードがベースになると思います。実際に15分試してみましたが、じんわりと汗をかき、足がかなり疲れました。乗っているだけでOK!と訴求される振動マシンですが、それだけの負荷がしっかりかかっていることは実感。慣れるまでは10分、最初はそれでもキツいので5分で切り上げてもよいと思います。
自分で設定しなくても、自動でさまざまな振動をしてくれるプログラム機能。このプログラム機能の数は意外と重要です。
■リモコン付きが初心者にはおすすめ
使いはじめのうちはプレートの上で自由に姿勢を変えることが意外と難しいです。そのため、スタートやストップは手元で行えるほうがあんしんです。特に振動が大きいときに操作部に触れようとしてプレート上でしゃがむ動きは、恐怖心もあって初心者には難しいので、リモコン付きモデルを選びましょう。なかには腕時計型のモデル、スマートフォンから本体操作ができるモデルなど、より使いやすいものもあります。
■さらに高い運動効果のあるEMS機能つきモデルもある
EMSは電気で刺激を与え、筋肉を動かすトレーニング方法のことです。振動とEMSで負荷をかけるハイブリッド振動マシンもなら、さらに高い運動効果が期待できます。タイプが異なる複雑な刺激を与えることができるのが魅力です。
【編集部からひと言】買う前にレンタルもおすすめ!
振動マシン、狭い屋内スペースでこれだけ体に負荷がかけられる、しっかり疲れられるなんてすごい!と少し感動しました。2週間ほどで体が慣れてきて、15分間乗り続けること、スクワットしながら乗ることもできるようになりました。
振動マシンは継続的に使ってこそ効果が期待できるもの。初めて使う方は、本当に続けられるか、振動で具合が悪くなったりしないか心配ですよね。また、動作時には実際どのくらいの音がするのかなども気になる人も多いはず。
家電のレンタルサービスなら、自宅で数週間~数カ月お試しできますし、気に入ったらそのまま購入できたり、サブスク型で使い続けると自分のものになる場合もあります。いきなり購入するのが心配な人は、こういったサービスを利用してみるのもおすすめです。
5 編集部おすすめのブルブル・振動マシン5選
ここからは編集部がおすすめするブルブル・振動マシン5機種を紹介します。特徴を見極めながらぴったりの1台を探してみてください。
画像 | |||||
製品名 | 3Dバランスブレード SB-07RZ | 3Dスーパーブレード スマート2 ESB-08 | 3Dスーパーブレードスマート SB-003 | 3Dスーパーブレード PRO SB-06 | W FIT ACTIVE |
メーカー | ドクターエア | ドクターエア | ドクターエア | ドクターエア | MYTREX |
価格 | 71,500円 | 49,500円 | 40,537円 | 59,800円 | 32,780円 |
特徴/向いている人 | ライザップとコラボしたモデル。振動幅が大きく、ライザップ監修プログラムも体験でき、本格的にエクササイズをしたい人におすすめ。 | コンパクトでありながら、必要な機能を備えたエントリーモデル。初心者はこちらから試すのもあり。初心者やスペースが限られている人におすすめ。 | 3Dスーパーブレードシリーズのなかで一番安価なエントリーモデル。まず振動マシンというものを体験したい人におすすめ。 | シリーズ最大の振動幅を誇るモデル。振動調整段階が多いので、あらゆるニーズに応えてくれるモデル。運動を本格的にしたい人におすすめ。 | 電気刺激を筋肉に与えるEMSを備えたハイブリッドモデル。コンパクトでありながら、パワフルで、初心者やスペースが限られている人におすすめ。 |
■ドクターエア「3Dバランスブレード SB-07RZ」
パーソナルジム「ライザップ」とのコラボレーションモデルの振動マシン。上下振動のほか、最大10度の前後傾斜があるので、不安定な動きが加わり、足腰を中心としたバランストレーニングにはぴったりです。スマホとつなげて音楽と同期させると、音楽に合わせて振動モードが変化してくれます。
マニュアルモードとオートモードを基本にしつつ、1分ごとのエクササイズを15回行うライザップモードが大きなポイント。動画を見ながら進められるほか、付属のエクササイズバンドを使えば、鍛えるポイントを絞って、効果的なトレーニングができます。本格的に鍛えたい!と思っている方にはおすすめの1台です。
価格 | 71,500円 |
本体サイズ | 高さ21.0×幅76.0×奥行54.5 cm |
重さ | 約19.0 kg(本体のみ) |
振動の種類 | 上下振動 |
振動回数 | 最小300回/分 最大600回/分 |
振動調節段階 | 10 |
プログラム機能の数 | オートモード5種+ライザップモード |
リモコン | ○(スマホ操作も可能) |
その他付属品 | エクササイズバンド |
■ドクターエア「3Dスーパーブレード スマート2 ESB-08」
プレートの幅は65cm、振動調節は15段階でパワフルな振動。それなのに、約11.5kgの軽量で価格は控えめ。扱いやすく、十分な機能を備えた、初心者にはおすすめのエントリーモデルです。また静音性もすぐれており、付属のフロアマットを使えばさらに音がおさえられます。早朝や深夜に使いたい人にもぴったりです。また、リモコンはバンド型なので、プレートに乗っているときの操作も簡単です。
色はホワイトとブラックの2色の展開。シンプルなデザインなのでインテリアにもすっと馴染んでくれます。片付けやすい重さですが、置きっぱなしにしても問題ありません。
価格 | 49,500円 |
本体サイズ | 高さ15.8×幅65.0×奥行36.0 cm |
重さ | 約11.5 kg |
振動の種類 | 上下振動、微振動、MIX振動 |
振動回数 | 上下振動:最小600回/分 最大770回/分 微振動:最小1,420回/分 最大2,020回/分 |
振動調節段階 | 15 |
プログラム機能の数 | 3種類 |
リモコン | ○ |
その他付属品 | フロアマット |
■ド■ドクターエア「3Dスーパーブレードスマート SB-003」
「3Dスーパープレードスマート 2」同様、約11.5kgと軽量でありながら十分な機能を備えるモデル。3Dスーパーブレードシリーズのなかでは、振動の種類や振動調節段階の数が少ないものの、価格はおさえめです。まず振動マシンを試してみたいという方にはうってつけの入門機で、レンタルで試してみるのもおすすめです。
価格 | 40,537円 |
本体サイズ | 高さ15.0×幅65.0×奥行35.0 cm |
重さ | 約11.5 kg |
振動の種類 | 上下振動 |
振動回数 | 最小:約480回/分 最大:約840回/分 |
振動調節段階 | 8 |
プログラム機能の数 | 2種類 |
リモコン | ○ |
その他付属品 | なし |
ドクターエア「3Dスーパーブレード PRO SB-06」
理想的なボディをめざしてトレーニングをする方におすすめの本格モデル。トレーニング向きの振動「Highモーション」とストレッチ向きの振動「Lowモーション」、ふたつを組み合わせた「HLモーション」と、振動のパターンが3種類あります。「Highモーション」は、上下30mmの高低差があるシリーズ最大の振幅で、強い負荷をかけるトレーニングが可能です。付属しているエクササイズ用バンドを活用すれば、腕や肩周りを中心に鍛えられます。
振動調節も細かく、30段階もあります。トレーニングしたい人、ストレッチに使いたい人など、それぞれのニーズに応えられるので、家族で使うのにもおすすめです。重量があるので、移動はしないことを前提に考えましょう。
価格 | 59,800円 |
本体サイズ | 高さ22.8×幅75.0×奥行43.0 cm |
重さ | 約24.0 kg |
振動の種類 | 上下振動、微振動、MIX振動 |
振動回数 | Highモーション:最小:約300回/分、最大:約520回/分 Lowモーション:最小:約1,250回/分、最大:約2,500回/分 |
振動調節段階 | 30段階(Highモーション、Lowモーション、HLモーションそれぞれ) |
プログラム機能の数 | 7種類 |
リモコン | ○ |
その他付属品 | エクササイズ用バンド |
■MYTREX「W FIT ACTIVE」
EMSで足に負荷をかけつつ振動で全身を揺らす、ハイブリッド型振動マシン。「速筋」と「遅筋」に同時にアプローチすることで、バランスのよいエクササイズを実現しています。しかもプレートに温熱機能があり、足の裏から体を温めて、さらにエクササイズを効果的なものにしてくれます。振動調節は30段階、EMSも20段階で、自分に合う強度を調整しやすいのもメリットです。
面積はA3よりも少し大きい程度、そして約8.8kgという超がつくコンパクトサイズで、家庭用としての扱いやすいのもポイント。
価格 | 32,780円 |
本体サイズ | 高さ11.8×幅45.7×奥行28.5 cm |
重さ | 約8.8 kg |
振動の種類 | 上下振動+EMS |
振動回数 | 最大640回/分 |
振動調節段階 | 30 |
プログラム機能の数 | 3種類 |
リモコン | ○ |
その他付属品 | エクササイズバンド |
6 効果が気になるからこそ、買う前に自宅で試してみるのがおすすめ!
今回、実際に振動マシンを試してみて、全身が疲れるということを体験しました。最初はかなり足にくるので毎日使うのは苦しくても、1日から2日おきなら続けていくことができるはずです。
ただし、振動にそのものに対しての好き嫌いもあると思うので、買う前に自宅で試してみることをおすすめします。kikitoではサブスクプランを一定期間利用し続けると自分のものになるので、使い続けても一般的な購入費用と大差はないのがうれしいところです。習慣として続けられそうか、ぜひレンタルで見極めてみてください!
※2024年8月時点での情報です。
最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
※表示金額はすべて税込価格です。
※商品写真および画像はイメージです。