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【2024年】電動歯ブラシのおすすめ・人気11選!黄ばみ対策用や携帯性についてもプロが解説

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オーラルケア
公開日:2024年10月10日


日本でも少しずつ利用者が増えている電動歯ブラシ。実は世界的に見ると日本での利用率はかなり低い水準なのをご存じでしょうか。2024年に行われた歯科検索サイト「Teech」の調査によると、10〜20代の国内利用率はおよそ28%。それに対してイギリス、フランス、アメリカは約40%。 特に歯科医療先進国であるスウェーデンは世界で最も高い63%の利用率を誇ります。

日本でも人気メーカーが高機能で魅力のあるさまざまな電動歯ブラシを展開しているものの、機能や特徴の違いを把握するのがなかなか難しく「どれを選べばいいかわからない」と感じている方もいるでしょう。この記事では「自分に合う電動歯ブラシを見つけたい」という方に向けて、 家電ライターの視点で電動歯ブラシの選び方と、最新のおすすめ機種を解説していきます。

目次

1. 電動歯ブラシの効果やメリット

 カラフルな電動歯ブラシ

△通常の歯ブラシと電動歯ブラシは磨き方やメリットが異なります

高速の振動や回転、水流を利用して歯を磨くため、歯垢や汚れを除去しやすいのが電動歯ブラシの最大の特徴です。

電動歯ブラシを利用するメリットは以下の3つです。

  • 効率良く汚れや歯垢を落とせる
  • 全体に一定の力でブラシを当てられる
  • 誰もが簡単に使える

通常の歯ブラシよりも短時間で効果的に歯を磨けることに加え、高い歯垢除去能力が期待できます。電動歯ブラシブランドのブラウンを展開するP&G社の調べによれば、Bluetooth®を搭載した同社の電動歯ブラシとスマホの専用アプリを連携して歯を磨いた場合、 手磨きに比べて歯垢除去力が99.8%向上した例もあるようです。(参考:P&G『Oral-B 歯垢除去検証プロジェクト』,2015年2月6日発表)

さらに、奥歯や歯の裏など磨きにくい場所もブラシを当てるだけで掃除できる電動歯ブラシは、 高齢の方や子どもにとっても歯の健康を守る強い味方になってくれます。その便利さ、快適さから電動歯ブラシを利用する方は年々増えています。

2. 電動歯ブラシのおすすめの選び方

黒い電動歯ブラシ

△電動歯ブラシはさまざまな特徴を持っています

各メーカーが発売している電動歯ブラシには、それぞれ特徴と機能の面で少しずつ違いがあります。5つのポイントにわけて選び方を確認しましょう。

■電動歯ブラシの駆動の違いで考える

電動歯ブラシの駆動は大きくわけて、「回転式」と「振動式」の2つに分けられます。


回転式

振動式
ブラシの動き 軸を中心に回転 上下・左右に振動
歯垢除去力
価格帯 高め 高め~並
メーカー ブラウン オーラルB (Oral-B by Braun) フィリップス パナソニック オムロン

丸型のブラシが回転して汚れを落とす回転式は、ブラウン オーラルB(Oral-B by Braun)の特許技術です。効率的にブラッシングしている感覚を得られ、高い歯垢除去力がメリットです。

振動式は一般的な電動歯ブラシの駆動方式で、フィリップスのソニッケアーシリーズをはじめ、さまざまなメーカーで採用されています。通常の歯ブラシと形状が似ており、 回転式に比べて歯ぐきへの刺激が少ないため、電動歯ブラシに慣れていない方にもおすすめです。

振動式は各メーカーによって細かく振動量や振動方向が異なり、フィリップスでは「音波式(音波水流)」、パナソニックでは「W音波振動」とそれぞれ呼ばれています。

値段も高めから手頃なものまで幅広く、小型で携帯しやすいラインナップが揃っているのもポイントです。

■電動歯ブラシの大きさ(ヘッド・本体)を確認する

人それぞれ手や口の大きさ、歯並びが違うため、自分のサイズに合った電動歯ブラシを使うことが重要です。

ブラシ装着時で23〜25cmほどのサイズになるモデルが主流ですが、オムロンは20~23cmと、比較的小さいサイズで展開しています。

ヘッドが大きいものを選ぶと歯を広範囲に磨きやすい半面、重く取り回しがしづらくなります。小型のヘッドを選ぶと歯を磨くのに時間はかかりますが、奥歯をていねいに磨きやすくなるのがメリットです。

あごが小さい方や子どもが使う場合は、コンパクトなヘッドの製品を選びましょう。

■電動歯ブラシを自宅用か携帯用かで給電方法を考える

電動歯ブラシには給電方法が「充電式」と「乾電池式」の2つあり、近年は充電式が主流です。

従来の充電式は乾電池式よりも持ち運びがしにくいものが多くありました。ただ最近は、ケースのままUSB充電ができるタイプも発売され、 持ち運びのデメリットも解消されつつあります。

自宅と外出先で兼用したい場合は、充電スタンドに加え専用ケースが付属しているモデルがおすすめです。

■電動歯ブラシの替えブラシの価格や種類を確認する

電動歯ブラシの替えブラシは、 どのメーカーも約3か月での交換を推奨しています。替えブラシ1本あたりの金額はオムロンが比較して安く、約350円。フィリップスの上位モデルになると1本あたり約1500円のものまであります。電動歯ブラシを選ぶ際は、ランニングコストも考慮しましょう。

また、替えブラシはサイズだけでなく、舌磨き用やステイン対策などの機能によってもわかれます。一つひとつ購入して試すには費用がかかるところ、パナソニックやオムロンの製品にはあらかじめ複数のブラシが同梱されています。

自分はどのブラシを継続して購入していくか、検討してみてください。

■電動歯ブラシを便利に使える+αの機能をチェックする

冒頭で紹介したP&G社の例のように、近年発売されている電動歯ブラシには Bluetooth®でスマホと接続し、歯ぐきを傷つけないようにブラッシング強度を検知する機能が搭載されたものもあります。

上位機種では歯磨きの際のクセや磨き残しを把握し、専用アプリで歯科医監修の磨き方を学べる機能もあります。

口腔内の健康を守りたい方は、機能面が充実した電動歯ブラシを選びましょう。

3. 電動歯ブラシの人気メーカー・ブランドの特徴

2種の電動歯ブラシ

△メーカーごとの電動歯ブラシの特徴を掴みましょう

電動歯ブラシはメーカーによって少しずつ特徴や強みが異なります。今回取り上げるパナソニック、オムロン、ブラウン オーラルB(Oral-B by Braun)、フィリップスの4メーカーの特徴をチェックしましょう。

■パナソニック(Panasonic)の電動歯ブラシ「ドルツ(Doltz)」

パナソニックの歯周ケアブランド「ドルツ(Doltz)」は、「気持ちよく続けられる、⻭と⻭ぐきのトータルケア」をモットーとしたブランドです。

ドルツは日本人の口腔内と歯並びから考えた製品作りを1977年から行ってきました。現在はキッズドルツやポケットドルツ、水流と気泡で洗浄するジェットウォッシャーなど多数のラインナップがあります。

駆動は音波式であり、特に最新機種では手磨きで再現できない「W音波振動」を採用し、プラークを効果的に除去します。

■オムロン(OMRON)の電動歯ブラシ「メディクリーン(Mediclean)」

オムロンの電動歯ブラシはほかのメーカーと比べて価格が安く、電動歯ブラシ初心者も手に取りやすいのが特徴です。

充電式、乾電池式ともに ほかのメーカーに比べて小さく、重量も軽いため扱いやすいと評価を受けています。

駆動は音波式でありながらタテとヨコの両方向へ振動し、歯垢を隅々まで除去します。替えブラシも4種あり、歯の間を掃除するすき間みがき用も選べる点がメリットです。

■P&G・ブラウン オーラルB(Oral-B by Braun)の電動歯ブラシ「オーラルB(Oral-B)」

ブラウン オーラルB(Oral-B by Braun)の電動歯ブラシが持つ 最大の特徴は、独自の丸型回転ブラシです。

ブラウン オーラルB(Oral-B by Braun)の全ラインナップに丸型回転ブラシが採用され、中心を軸に高速回転し、強力に歯垢を落とすのが特徴です。

人気のiOシリーズはエントリーモデルのiO3から、シリーズ最上位モデルのiO10までの8機種が現在販売されています。ホワイトニングや舌磨き、歯ぐきケアなどのモードが搭載され、上位機種では7つのモードを本体ひとつで使いわけられます。

Bluetooth®接続することで、AIがブラッシングをガイドする機能も備わっており、アプリと連携して自分の歯をチェックしたい方におすすめです。

■フィリップス(Philips)の電動歯ブラシ「ソニッケアー(Sonicare)」

フィリップスのソニックケアーは、歯科専門家とともに開発され、日本の歯科医・歯科衛生士の使用率・推奨率で「No.1」(POHC 2023 Dental Professional Tracking Research調べ)を誇るブランドです。

駆動は振動式を採用し、フィリップス独自技術の「音波水流」を使い、優しく歯垢をかき出します。「音波水流」とは、ブラッシング中の唾液の流れを使って ブラシの届かない部分まで働きかける技術で、歯ぐきが弱い方にも適しています。

ソニッケアーシリーズの歯垢を除去する効果は、175件以上の臨床試験や研究によって裏付けされており、安心できる点も魅力です。

ハイエンドモデルから小型モデル、子ども用と幅広いラインナップがあるため、自分に合ったタイプを選択できます。

4. 電動歯ブラシのおすすめランキングから人気メーカー品を11種紹介

■フィリップス ソニッケアー「ダイヤモンドクリーン9000」

ダイヤモンドクリーン 9000

ソニッケアーの「ダイヤモンドクリーン9000」は、 4つのモードと3段階の強さで計12種類の磨き方が可能です。

ステインを落とすホワイトプラス、歯ぐきに優しいガムヘルスなど自分に合ったモードを使いわけられ、Bluetooth®接続することで磨き方や使用時間をアプリでチェックできます。

ブラッシングの度にブラシ圧と使用時間が記録され、交換時期近くになるとランプ点灯で教えてくれるため、ブラシの交換タイミングを逃さないのも利点です。

フル充電にかかる時間が長いものの、自宅で使用する場合は充電スタンドに立てておくので問題ありません。

持ち運びしやすい専用のトラベルケースも付属したオールインワンの商品で、出張や外泊先で使用したい方など、幅広い需要に応えられる製品です。

サイズ(ブラシ装着時) 高さ252mm×幅31mm×奥行28mm
重さ(ブラシ装着時) 約140g
使用可能時間 約2週間(2分間使用を1日2回で)
充電時間 約24時間
付属品 プレミアムガムケアブラシヘッド、充電器グラス、充電器台、USB充電トラベルケース
コスパ
携帯性
おすすめタイプ 男性、女性

フィリップス ソニッケアーの電動歯ブラシをレンタル

■フィリップス ソニッケアー「9900 プレステージ」

9900 プレステージ

ソニッケアーの「9900 プレステージ」は、ソニッケアー現行シリーズで最も豊富な6つのブラッシングモードを搭載し、軽量化に成功した最上位モデルです。

「ダイヤモンドクリーン9000」と比べサイズを抑えたことにより、力が弱い方あごが小さい方も使用しやすくなっています。ブラッシングモードに「舌磨き」が追加され、ヘッド交換をすれば口臭対策も可能になりました。

内部のSenseIQテクノロジーも進化し、 位置センサーがブラッシングを追跡し、磨き残しをリアルタイムで教えてくれます。

付属品のUSB充電トラベルケースは、本体を容器から出さずとも充電できる点が魅力です。職場での昼食後や外出先など、口臭エチケットをしたい場面にもおすすめです。

サイズ(ブラシ装着時) 高さ237mm×幅27mm×奥行29mm
重さ(ブラシ装着時) 約116g
使用可能時間 約2週間(2分間使用を1日2回で)
充電時間 約16時間
付属品 プレミアムオールインワンブラシヘッド、舌磨きブラシヘッド、充電器台、USB充電トラベルケース、USBケーブル、電源アダプタ
コスパ
携帯性
おすすめタイプ 男性、女性

フィリップス ソニッケアーの電動歯ブラシをレンタル

■フィリップス ソニッケアー「3100シリーズ」

3100シリーズ

「3100シリーズ」は、ソニッケアーシリーズのなかでもベーシックな機能を持ったラインナップです。スリムで軽量なため、女性や幼い子どもでも使いやすいのが魅力です。

ほかのソニッケアーシリーズと同様に高速振動で歯垢を浮かし、シリーズ共通の音波水流で洗浄します。過圧防止センサーで優しくブラッシングできるほか、30秒ごとに時間の区切りを知らせる通知音を鳴らすことで、口のなかを一定スピードでブラッシングできます。

使いはじめの1回目から14回目にかけて少しずつパワーが上がっていく「イージースタート機能」が搭載されているため、 電動歯ブラシを初めて使用する方にもおすすめです。

コスパのいいソニッケアーを試してみたい方は「3100シリーズ」を選びましょう。

サイズ(ブラシ装着時) 高さ238mm×幅25mm×奥行26mm
重さ(ブラシ装着時) 約97g
使用可能時間 約2週間(2分間使用を1日2回で)
充電時間 約24時間
付属品 ホワイトプラスブラシヘッド、充電器台
コスパ
携帯性
おすすめタイプ 女性、子ども

■フィリップス ソニッケアー「プロテクトクリーン<プラス>」

プロテクトクリーン<プラス>

「プロテクトクリーン<プラス>」は、 重要な機能のみに絞って上位機種よりも価格を落としたコストパフォーマンスの高い電動歯ブラシです。

磨き方はクリーン・ホワイト・舌磨きの3種類があり、クリーンモードは歯垢の除去、ホワイトモードはステイン等の着色汚れに対応しています。音波水流で優しく歯垢をかき出すため、矯正器具や詰め物をしている方にもおすすめです。

ただ、フル充電に48時間かかり携帯ケースも付属していません。自宅以外での利用には不向きかもしれませんが、海外の電圧に対応しており、充電器を用意して海外でも利用できる点は大きいでしょう。

スマホアプリには非対応で、アプリ上でのブラッシング管理はできない点にも注意が必要です。自分に必要な機能とコスパを計算した上で、検討してみてください。

サイズ(ブラシ装着時) 高さ252mm×幅31mm×奥行28mm
重さ(ブラシ装着時) 約133g
使用可能時間 約2週間(2分間使用を1日2回で)
充電時間 約48時間
付属品 ホワイトプラスブラシヘッド、舌磨きブラシヘッド、充電器
コスパ
携帯性 ×
おすすめタイプ 男性

■ブラウン オーラルB(Oral-B by Braun)「オーラルB iO10」

オーラルB iO10

「オーラルB iO10」はブラウン電動歯ブラシの最上位モデルであり、7つのモードを使いわけてブラッシングできます。

磨いているリアルタイムで磨き方をAIが立体検知し、口内を16エリアに分割して磨き残しを教えてくれます。また、オーラルBアプリと連携して、ブラッシングの改善ポイントを教えてくれる点も魅力です。

マグネット式のスタンド充電、スマート充電器「iOsense™」は急速充電対応で、約3時間でフル充電ができます。充電をし忘れてバッテリーが不足した場合は、わずかな時間で使えるため便利です。

付属品も充実しており、歯科医の健診項目に対応した替えブラシが4種同梱されています。自分に合ったものを見つける目的や、家族での使いわけなどにもおすすめのモデルです。

サイズ(ブラシ装着時) 高さ253mm×幅29mm×奥行28mm
重さ(ブラシ装着時) 約137g
使用可能時間 約12日間(2分間使用を1日2回で)
充電時間 約3時間(充電スタンド使用時)
付属品 替えブラシ4種、マグネット式充電スタンド「iOsense™」、充電機能付きトラベルケース、ブラシホルダー
コスパ
携帯性
おすすめタイプ 男性、女性

■ブラウン オーラルB(Oral-by Braun)「オーラルB iO6」

オーラルB iO6

「オーラルB iO6」はオーラルB特有の丸型回転ブラシと遠心マイクロモーションで歯垢を除去し、歯垢の蓄積も防ぎます。

モードは5種類あり、 標準・強・弱・歯ぐきケア・ホワイトニングが搭載されています。ボタンひとつで磨き方の変更が可能です。

付属している替えブラシはぎっしり毛束が詰まったアルティメットクリーンと、極細毛のジェントルケアの2タイプが同梱されています。1本あたり1,000円以上する替えブラシが追加購入なしで試せる点も魅力です。

電源をつけると自動でタイマーが起動し、2分経過を教えてくれるため、磨きすぎ防止にもつながります。

コンパクトに持ち運べるトラベルケースが付属しているため、出先で利用したい方にもおすすめです。

サイズ(ブラシ装着時) 高さ239mm×幅30mm×奥行39mm
重さ(ブラシ装着時) 約137g
使用可能時間 約12日間(2分間使用を1日2回で)
充電時間 約12時間
付属品 替えブラシ2種、差し込み式充電器、トラベルケース
コスパ
携帯性
おすすめタイプ 男性、女性

■ブラウン オーラルB(Oral-B by Braun)「オーラルB iO5」

オーラルB iO5

「オーラルB iO5」は6の一つ前のモデルであり、サイズやスペックにわずかな違いがあります。

6との違いは、フル充電が16時間かかる点とモードを教えてくれるディスプレイ表示がモノクロな点です。丸型回転ブラシと遠心マイクロモーションの歯垢除去力は変わりません。

スマート押し付け防止センサーは、赤・緑・白の3色の点灯によって、ブラッシングの強さを教えてくれます。歯ぐきを傷つけないようにするのはもちろん、弱く当ててしまうクセも正せるため、ブラッシングの改善に役立てられます。

販売サイトによって異なるものの、 「オーラルB iO6」に比べ最大で2,000円近く安く購入できるため、コスパ良く電動歯ブラシを購入したい方におすすめです。

サイズ(ブラシ装着時) 高さ239mm×幅30mm×奥行39mm
重さ(ブラシ装着時) 約137g
使用可能時間 約12日間(2分間使用を1日2回で)
充電時間 約16時間
付属品 替えブラシ2種、差し込み式充電器、トラベルケース
コスパ
携帯性
おすすめタイプ 男性、女性

■ブラウン オーラルB(Oral-B by Braun)「オーラルB iO3」

オーラルB iO3

オーラルB iO3は、最上位モデルのラインナップで、重要な機能だけを残した最もシンプル簡素な電動歯ブラシです。

Bluetooth®接続やAIブラッシングガイドなどの難しい機能はなく、標準クリーンとやわらかクリーンの2モードで歯を磨きあげます。すべてのiOシリーズと同様に、手磨きに比べて歯垢除去力が99.7%向上していることを臨床報告で認められた製品です。(P&G社調べ)

オーラルB iO3には派生のモデルが存在し、モード数や付属品の数量に違いがあるため、購入時には注意しましょう。

今まで電動歯ブラシを使ってこなかった方や、ほかのメーカーを使っており、 丸型回転ブラシを試したい方にはおすすめなモデルです。

サイズ(ブラシ装着時) 高さ239mm×幅30mm×奥行39mm
重さ(ブラシ装着時) 約137g
使用可能時間 約12日間(2分間使用を1日2回で)
充電時間 約16時間
付属品 替えブラシ1本、差し込み式充電器
コスパ
携帯性
おすすめタイプ 男性、女性、

■パナソニック「ドルツ(Doltz)」EW-DT73

「ドルツ(Doltz)」EW-DT73

現行のパナソニック製電動歯ブラシにおける最上位機種です。最大の特徴は「W音波振動」にあります。

横向きの振動と叩くような振動を駆使し、 通常ではかき出せない歯間や歯周ポケットのプラークを効果的に除去できるほか、5つのモードを使いわけて、自分に合ったブラッシングができます。

また、磨く角度や動かし方、押し付け度合いを察知するセンサーと専用アプリが連動し、一人ひとりに合わせた磨き方を提案してくれる点も魅力です。

IPX7(常温の水道水を深さ1mほどためたところに、約30分間沈めて放置したのち、取り出しても機能が動作する程度)という高い防水性能が本体に備わっており、多少なら水に浸っても壊れません。丸洗いしても問題ないため、定期的に本体の洗浄もできます。

ブラシのヘッドが薄く、口を大きく開かなくても奥歯まで届きやすいため、特に口の小さいにおすすめです。付属品も替えブラシや充電機器ともに充実しており、に自宅・携帯用どちらでも利用しやすいモデルです。

サイズ(ブラシ装着時) 高さ241mm×幅29mm×奥行33mm
重さ(ブラシ装着時) 約110g
使用可能時間 約16日間(2分間使用を1日2回で)
充電時間 約3時間
付属品 替えブラシ4種、携帯ケース、ブラシスタンド、USB充電スタンド、USB電源アダプター、専用USBケーブル
コスパ
携帯性
おすすめタイプ 男性、女性

■オムロン「メディクリーン(Mediclean)」HT-B322

「メディクリーン(Mediclean)」HT-B322

オムロンの電動歯ブラシは、ほかのメーカーの電動歯ブラシとサイズはほぼ変わらないのに軽く、女性や幼い子どもでも使用しやすいのが特徴です。

タテとヨコの2方向の動きを組み合わせた振動で、叩き浮かせながら歯垢を除去します。振動幅が小さく、口を開けてもしぶきの飛び散りが少ないよう設計されているのもポイントです。

また、ブラシを振動させるための振動ユニットは先端までの距離から近くに作られています。歯先にダイレクトな刺激が伝わりやすく、 ヘッドに角度をつけて歯列に沿いやすい作りが実現しました。

携帯用のケースも付属しているため、数日の出張や出先での使用にも適しています。ただ、サイズが小さい分、連続使用可能時間も短めです。一定期間持ち歩く際は、外出前に満タンまで充電しておきましょう。

サイズ(ブラシ装着時) 高さ230mm×幅24mm×奥行24mm
重さ(ブラシ装着時) 約64g
使用可能時間 約10日間(2分間使用を1日2回で)
充電時間 約10時間
付属品 替えブラシ4種、ブラシスタンド、携帯ケース、充電器
コスパ
携帯性
おすすめタイプ 女性、子ども

■オムロン「メディクリーン(Mediclean)」HT-B319

「メディクリーン(Mediclean)」HT-B319

「メディクリーンHT-B319」は目的に合わせた3種類のブラシがあり、「タテ・ヨコ振動」で歯垢をすみずみまで除去できます。

駆動は音波式が採用され、クリーンモードと歯ぐきケアモードでのブラッシングが可能です。歯磨き時間ナビタイマーが、 30秒ごとに一時停止して時間経過を知らせてくれるため、磨き残しをなくして一定ペースでのブラッシングが可能な点も特徴です。

フル充電での稼働時間が短く、携帯用ケースも同梱されていないため、自宅以外で使用したい場合はHT

-B322を選びましょう。

カラーバリエーションとしてゴールドとホワイトがあり、親子や夫婦で使用する場合にも適しています。

重量がほかのメーカーの電動歯ブラシと比べて半分ほどと軽いため、電動歯ブラシ初心者や子ども用での利用もおすすめです。

サイズ(ブラシ装着時) 高さ230mm×幅21mm×奥行21mm
重さ(ブラシ装着時) 約64g
使用可能時間 約1週間(2分間使用を1日2回で)
充電時間 約10時間
付属品 替えブラシ3種、充電器、ブラシスタンド
コスパ
携帯性
おすすめタイプ 女性

5. 電動歯ブラシのおすすめの使い方

■電動歯ブラシの使い方

歯の模型と歯ブラシ

△正しい磨き方とコツを覚えることが歯の健康を守ります

歯垢は、磨きにくい歯ぐきと歯の境目、奥歯や奥歯同士の間に付着しやすく、放置して硬化するとブラッシングでは取りにくくなります。

電動歯ブラシは自動で動いてくれるため、ていねいに優しく当てながら歯垢を落としましょう。

歯ブラシの握り方は、手のひらで握る「パームグリップ」と、鉛筆のように握る「ペングリップ」の2種類があります。パームグリップは重い電動歯ブラシも持ちやすく、ペングリップは繊細な操作がしやすいため、両方を使い分わけながら全体を磨くようにしてください。

電動歯ブラシ特有の圧が苦手に感じる方は、徐々にパワーが強くなる「イージースタート機能」がある電動歯ブラシがおすすめです。

それでも慣れない場合は平日と休日で歯ブラシを使い分ける方法もあります。定期的に歯科検診へ行く感覚で、週末に電動歯ブラシを使い、溜まった歯垢を落として清潔さを保ちましょう。

■電動歯ブラシと一緒に使いたいアイテムを確認

旅行用アメニティセット

△電動歯ブラシをサポートするアイテムも駆使しましょう

電動歯ブラシを使ったとしても、歯の健康を完璧に保てる訳ではありません。

日本人は欧米人と比べて骨格上、歯の隙間ができやすいため、 電動歯ブラシを使った後にも必要に応じて歯間ブラシやフロスを使って歯垢を取り除きましょう。

電動歯ブラシを使用する際は、歯磨き粉にも注意が必要です。

電動歯ブラシは基本的に、歯磨き粉なしで歯垢を落とせます。逆に研磨剤入りの歯磨き粉を使用することで、歯や歯ぐきを必要以上に傷つけてしまう可能性もあります。電動歯ブラシ用の歯磨き粉も発売されているため、検討してみましょう。

電動歯ブラシの刺激がどうしても合わない方は、 水流のみで口内を洗浄する「ジェットウォッシャー」もおすすめです。

水流内に含まれるナノサイズの気泡が低刺激かつ強い洗浄力を実現します。最近注目されている製品なので、気になっている方は初月無料でレンタルできるため、ぜひ試してみてください。

ジェットウォッシャーをレンタル

6. まとめ

電動歯ブラシは値段や特徴が幅広く、各メーカーから多数の製品が発売されているため、自分に合った電動歯ブラシを選ぶことが重要です。

電動歯ブラシの選び方には重量やサイズ、携帯性などのポイントがあり、実際に手に取ってみないとわからない部分も多く、購入して失敗しないためには一度試してみるのも手です。

kikitoでは電動歯ブラシや関連製品のレンタルを行っています。キャンペーンを利用して初月無料でレンタルして使ってみましょう。

※2024年9月時点での情報です。最新の情報はメーカーのホームページでご確認ください。
※商品写真および画像はイメージです。
※表示金額はすべて税込価格です。

取材・執筆

廣岡篤

家電ライター。健康産業で働く傍ら家電ブログを運営し、ライターとして大手メディアへ寄稿も行う。調理家電や健康器具に関しての知識が豊富で、今まで購入・レビューしてきた機器の山で家が圧迫されている。趣味は温泉と料理。

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