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最強を目指すなら妥協したくない、ゲーミングヘッドセットのおすすめ7選

Sony ゲーミングヘッドセット INZONE H9 ホワイト WH-G900NWZ

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公開日:2022年11月14日(2023年10月17日更新)


スマホゲームやeスポーツ、ゲーム実況などが盛り上がっている昨今。スマホやテレビのスピーカーもいいけれど、ぜひ使いたいのが「ゲーミングヘッドセット」です。ガジェット専門ライターが、ゲーミングヘッドセットの選び方からおすすめ製品までをご紹介します。

1 ゲーミングヘッドセットとヘッドホンの違いとは?

ゲーミングヘッドセットを使ってゲームをプレイしている人の写真

△ゲーミングヘッドセットはゲームに最適化されています

「ゲーミングヘッドセットは普通のヘッドホンとどう違うの?」と、素朴な疑問を感じている人もいることでしょう。ゲーミングヘッドセットはゲームの世界をよりリアルな音で感じられたり、あるいは試合で勝つために正確な音を聞き取れるようになっていたりと、音楽視聴のための一般的なヘッドホンとは違った特性を持っています。

例えば普通のヘッドホンに求められる役割は、良い音楽が聞けること。そのためにメーカーは音のバランスや原曲の再現性、楽器やボーカルなどの聞こえ方といった音作りに全力を傾けます。メーカーごとの個性が感じられる部分です。

一方でゲーミングヘッドセットの場合、音楽のリスニングよりも優先すべきことがあります。例えばFPSゲームの場合、他プレイヤーの足音や銃声を聞き分けることができたり、オープンワールドゲームの場合はまるでその世界にいるかのような立体的でリアルな音を感じられたりします。ゲームへの没入感を大幅に引き上げてくれるわけです。

また、マルチプレイのゲームの場合はボイスチャット機能も忘れてはいけません。ゲーミングヘッドセットにはマイクを内蔵しているものも多数あり、音質やマイク自体の使いやすさも重要。一緒にプレイする仲間の声が聞き取りやすければ、勝率も上がるものです。

2 ゲーミングヘッドセットがゲーム体験にどれだけ重要か

カジュアルにゲームを楽しむ場合は、必ずしもゲーミングヘッドセットは必要ではありません。テレビゲームでもスマートフォンゲームでも、音はスピーカーから聞こえますからね。でも、ゲーミングヘッドセットを使うことの利点もあります。

①聞き取れる音が違う!

ひとつは耳元で音を聞き取れること。スピーカーから音を聞く場合とヘッドセットで聞く場合とでは、やはり聞き取れる音に違いがあります。スピーカーの場合は小さな物音が聞き取りづらいですし、外の雑音も混ざってしまいます。

②音漏れを気にせず迫力サウンドを楽しめる!

もうひとつは、音量を自由に操作できること。比較的音量が小さいスマートフォンのスピーカーであっても、音量をMaxにすると、ご近所へ迷惑がかかる可能性もあります。でも、ヘッドセットなら音量を上げても問題なし(耳への健康に影響がない範囲で!)。リズムゲームなどは音量が大きいほうがノれますからね。

3 ゲーミングヘッドセットを選ぶときのポイント

ゲーミングヘッドセットの選び方

△ゲーミングヘッドセットはゲームをするなら持っておきたいアイテムです

いざゲーミングヘッドセットを探そうとしたら、どんな要素をチェックすればいいのか?選ぶときにチェックすべきポイントを紹介します。

■音質:FPSで壁の向こうにいる敵を検知できる立体音響

まずは基本となる、音質の違い。ゲーミングヘッドセットは構造の違いにより、「開放型」「密閉型」の2つに大別できます。

開放型は耳をカバーするハウジング部分が通気する構造になっていて、高音の聞き取りやすさや音場の広さ、それに蒸れにくさが特徴です。一方で、音漏れもしやすいですし遮音性も低くなります。

対して密閉型は、ハウジングが耳を完全にカバーすることで、低音の迫力や音漏れ、周りの騒音に強いのが特徴です。音場の広がりについては開放型にはおよびませんが、いわゆるヘッドホンと言われて想像する多くのタイプはこちらの密閉型になるでしょう。

また、音が立体的に聞こえるサラウンド機能に対応しているかも重要。例えば人気FPSゲーム『Apex Legends』は立体音響に対応していて、対応するヘッドホンで聞くと足音や銃声の発生源(音の定位)がよりわかりやすくなります。

立体音響は自分自身がゲームの中にいるような感覚を得られるため、オープンワールドやアドベンチャーゲームにもオススメですよ。

■ノイズキャンセリング:没入感が増すためゲームでも必要

ゲーミングヘッドセットの選び方

△ゲームプレイ時のノイズキャンセリングは集中できます

ノイズキャンセリング(ノイキャン)機能は、近年のワイヤレスイヤホンやヘッドホンでは当たり前の機能ですね。ノイズキャンセリング機能を使うと雑音が大幅に消えるため、よりゲームの世界に没入できます

チャットで会話するプレイヤーの声が聞き取りやすくなるのも、ノイズキャンセリング機能の利点です。人の話し声はマイク性能に左右される部分がありますが、それでもノイズキャンセリング機能があるとクリアに聞き取れます。電話の話し声を想像してもらえるとわかりやすいでしょう。

副次的な効果として、ゲーム以外にも動画や映画といったコンテンツを楽しむ際にもノイズキャンセリング機能があると便利です。「雑音が少ない=そのコンテンツに集中できる」ということなので、コンテンツを楽しみたいならノイズキャンセリング機能の有無は重要といえますね。

■装着感:ゲームで長時間装着するためイヤーパッドなどで快適性を犠牲にしないもの

ヘッドセットは頭に装着するため、装着感も重要。よくあるのが耳に当たるイヤーパッドが、蒸れて暑さを感じたり、ヘッドバンドが窮屈で頭頂部に痛みを感じたりするといったケースです。ヘッドホンでもありがちな悩みでしょう。

こうした問題を回避するには、開放型にして通気性を確保する、イヤーパッドがメッシュ素材になったものを選ぶなどの方法があります。ヘッドセット本体の軽さも重要です。

装着感に関しては、実際に使って試してみるのが一番。それも短時間だけ使うのではなく、実際に数時間ゲームをプレイしてみることをオススメします。1時間くらいプレイして「最初はなんともなかったけど耳が蒸れてきたな……」なんてこともありますから。

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■接続方法:有線接続か無線接続か

ゲーミングヘッドセットならではの要素が、接続方法です。近年のイヤホンやヘッドホンはケーブルを取っ払ったワイヤレス接続が主流ですが、ワイヤレスは信号が届くまでに遅延が発生するため、映像に対して音が遅れて聞こえてくることがあります。バッテリー充電が必要なのも弱点でしょう。

一方でケーブルを使う有線接続の場合、遅延は一切なしで充電も不要。それに、有線接続のモデルはワイヤレスに比べてお値段も手頃な傾向があります。でも、ケーブルが邪魔になってしまうというデメリットも。

正直、どちらも一長一短です。ほんのわずかな遅延も許さないという人は有線を選ぶこともあるし、遅延しても問題ないゲームをプレイする人は無線を選ぶこともあります。中には有線と無線の両方が使えるモデルもあるため、はじめは両方使えるモデルから試してみるのもアリ。「ワイヤレスで全然イケるじゃん!」と感じてきたら、ワイヤレスに特化したモデルに乗り換えるのもいいですね。

■マイク性能

ゲーミングヘッドセットは、ハウジングから口の周囲に向かってブームマイクが伸びているものが主流です。といっても、マイクの音質は使っている本人ではわかりにくいのが実情で、製品ごとの差がイメージしづらい部分でもあります。マイクから聞こえる声も、その声を聞く人が使っているデバイスに依存するため、比較するのがこれまた難しい。

そこで、マイクは音質ではなく機能性で見分けるのもひとつの方法です。機種によってはマイクを跳ね上げることでミュートにできたり、マイクの音量を簡単に調整できたりします。ブームマイクの動かしやすさ、取り外しが可能かどうかも重要ですね。

■カッコよさ

スペックには表れませんが、見た目のカッコよさはある意味一番大事な要素かもしれません。どんなに高性能なデバイスでも見た目を好きになれなければ、使っていてテンションが上がらないもの。せっかく楽しむためにゲームをするのだから、テンションも上げたいじゃん!

というわけで、カッコよさだけは直感で決めてしまってOK。個人的にはスペックで選ぶよりも、「コレが使いたい!」というモチベーションを優先しちゃっていいと思っています。幸いにもゲーミングヘッドセットのデザインはとても豊富なので、気に入るデザインがきっと見つかるはず。

4 遊びたいゲームにあわせて、ヘッドセットを選ぶ

ゲーミングヘッドセットの選び方

△ゲーミングヘッドセットは遊ぶゲーム機によって選び方を変えるのがおすすめです

予算に余裕があるのなら、プレイするゲームに合わせてヘッドセットを替えてしまうのも手です。コンマ1秒の遅れも許されない格闘ゲームをプレイするときは有線接続のヘッドセットを、一人プレイ用のアクションゲームをプレイするときは使いやすいワイヤレスのヘッドセットを、といった具合に。

それに、プレイするゲームハードの種類によっては所有しているヘッドセットが使えないことがあります。どんな環境でどんなゲームを遊ぶのかも、ざっくりとイメージしておくと良いでしょう。

■PCでFPSゲームを遊ぶとき

おそらくもっともゲーミングヘッドセットが活躍する場面が、PCでFPSゲームをプレイするとき。『Apex Legends』や『Rainbow Six Siege』、『Fortnite』などは、遠くの銃声や手榴弾を投げる音など、いかにわずかな音を聞き分けられるかが勝敗に直結します。

PCゲームの場合はPC本体にヘッドホン端子があるため、遅延の無い有線接続モデルが使いやすいのもメリット。「自分はPCゲームしかやらないぜ」という人であれば、有線接続のゲーミングヘッドセットをひとつ持っておけば間違いなし。

■PS5/PS4と遊ぶとき

PS5やPS4もFPSゲームが豊富です。しかしPCのようなキーボード+マウスよりもコントローラーでの操作が主流となるため、プレイスタイルは若干異なってきます。具体的には旋回速度や使えるキーの数が違うため、PCでのプレイほどシビアさは要求されないかと。こうなるとカジュアルなワイヤレスが使いやすいかも。

また、PS5やPS4はリビングに設置するケースもあるため、有線接続だと使いにくい可能性があります。この場合もワイヤレスなゲーミングヘッドセットの方が使いやすいでしょう。

■スマホゲームを遊ぶとき

スマートフォンゲームにおいてもゲーミングヘッドセットがあると、臨場感が大きく向上します。例えばリズムゲームの場合はタップ音がよく聞こえるようになり、セリフのボイスもクリアな音声で聞くことが可能。『原神』のような広大なオープンワールドゲームの場合は、ゲーミングヘッドセットがあれば、よりその世界観が感じられるでしょう。

ただし、接続方式には気をつける必要があります。iPhoneの場合、2015年発売のiPhone 6s以降の機種にはヘッドホン端子がありません。そのため、ワイヤレスのヘッドセットを使うか、Lightning端子をヘッドホン端子に変換するアダプターを使う必要があります。

Androidの場合はほとんどがヘッドホン端子を備えているので、有線接続モデルを使うことが可能です。

5 おすすめゲーミングヘッドセット7選

以上の要素を踏まえて、それぞれ個性が異なる7つのゲーミングヘッドセットをピックアップしてみました。

■ソニー「INZONE H9」

公式製品情報

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ソニー「INZONE H9」

△ソニーの技術が結集したINZONE H9は注目です

INZONEはソニーが立ち上げたゲーミングギアブランド。記事執筆時点(2022年10月)ではゲーミングモニターとゲーミングヘッドセットがラインナップされています。

シンプルでクリーンな印象の美しいデザインがソニーらしいですね。ソニーは音質やノイズキャンセリング機能に優れたオーディオ製品をいくつも手掛けており、そのあたりのノウハウが「INZONE H9」にも活かされています。快適な装着性や、広がりが良く定位感に優れた音を再現できる、独自の360立体音響技術、そして「1000X」シリーズに代表されるノイズキャンセリング機能。ヘッドセットとしての音質は流石のソニークオリティーです。

さらに「Perfect for PlayStation®5」を謳っており、Playstaiton®5にUSBトランスミッターを接続すると、ヘッドセットの接続・電池残量・ボリュームなどといった各ステータスを画面上の表示で確認できます。

■EPOS「GSP 600」

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EPOS「GSP 600」

△老舗オーディオメーカー・ゼンハイザーがルーツのゲーミングヘッドセットです

高級オーディオメーカーとして世界的に有名なゼンハイザーの一部門として立ち上げられた背景を持つゲーミングブランドのEPOS(イーポス)空間の表現に優れていて、「どの方向のどれくらいの距離から敵が近づいてきている」といった、音に関する情報戦で優位に立つことができます。

アクティブノイズキャンセリング機能は非搭載ですが、人間工学に基づくイヤーパッドのデザインにより遮音性は十分。音質や機能性を考えるとコスパの良いヘッドセットと言えるでしょう。有線モデルのみとなっています。

■Razer「Kraken X」

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Razer「Kraken X」

△ゲーミングデバイスで有名なRazerのゲーミングヘッドセットです

ゲーミングブランドの名を世に知らしめた、Razer。この「Kraken X」は7.1chのサラウンドに対応しており、低価格ながら立体音響を楽しめます。また、250gと極めて軽量なため、長時間装着していても疲れにくいのが利点。シンプルゆえのメリットですね。

搭載されている単一指向性マイクのアームは、フレキシブルに動かすことができ、マイク本体の向きも柔軟に変更可能。楽器演奏の録音などにも使えます。「ゲーミングヘッドセットデビューしたいけど、高価なものは選びにくい」といった人にも程よいスペックです。

■Razer「BlackShark V2」

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おすすめのゲーミングヘッドセット

△Razerは多様なゲーミングヘッドセットを発売しています

FPSに最適なRazerの人気シリーズ。発売時期もこちらの方が新しく、デザイン的もより洗練されています。音質的にもRazer製品の中ではトップクラスで、FPSゲームのサウンド表現に特化したチューニングが持ち味。Apex Legendsのシニアオーディオディレクターが公式に推薦しており、Apexのプレイにも最適です。

こちらも7.1chサラウンドに対応していますが、Windows 10 64ビット以降に対応したRazer独自の立体音響「THX SPATIAL AUDIO」という技術を採用しています。「FPSゲームに特化したヘッドセットが欲しい!」という人は、これを選べば間違いなし。

■ロジクール「G535 LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング ヘッドセット」

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ロジクール「G535 LIGHTSPEED」

△パソコンデバイスメーカーのロジクール製は安心できます

マウスやキーボードなどのPC周辺機器を手掛けているロジクールも、ゲーミングデバイスを多数取り扱っています。「G535 LIGHTSPEED」はUSBレシーバーを使ったワイヤレス接続タイプです。

イヤーパッドが通気性の良いメッシュ生地だったり、ヘッドバンドがリバーシブル&取り外し交換可能だったりと、装着感に関するケアが手厚いのが持ち味。そして、236グラムの軽量ボディのため、長時間ゲームプレイ時には頭の違和感を感じにくいかもしれません。

Windows Sonic for Headphones対応により、仮想的に立体音響を体験できます。

■オーディオテクニカ ATH-G1

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オーディオテクニカ「ATH-G1」

△国産のオーディオテクニカがゲーミングヘッドセットを出しています

オーディオテクニカは国産オーディオメーカーの老舗。ここのヘッドセットは有線モデルの「ATH-G1」のほか、ワイヤレスモデルの「ATH-G1 WL」も存在します。音質には並々ならぬこだわりがあり、MMORPG『ファイナルファンタジーXIV』の推奨機種にも認定されています。リッチサウンドの表現ならおまかせ!

RPGや映画、オンライン会議など、音質&マイク性能が求められる多くの場面で活躍してくれます。マイクは取り外せるためシンプルなヘッドホンとして使うことも可能です。

■SteelSeries「ARCTIS NOVA PRO」

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SteelSeries「ARCTIS NOVA PRO」

△SteelSeriesはRazerと並んで人気のゲーミングデバイスメーカーです

価格的にも上位クラスだけあり、定位感や音質にも定評のあるSteelSeries(スティールシリーズ)の「ARCTIS NOVA PRO」。大きな特徴は、ヘッドセットの他に「GameDAC Gen 2」という外部コントローラーが付属する点です。

「GameDAC Gen 2」は、PCなどのゲーム機本体からGameDAC Gen 2→ヘッドセットと繋いで使います。サウンドの解像性能の向上(ハイレゾ音質になる)はもちろん、ダイヤルによるスムーズな音量操作、Discord通話をしながらのゲームサウンド試聴など、より高度なサウンド設定が可能になります。

6 ゲーミングヘッドセットのよくある質問に回答

ゲーミングヘッドセットのよくある質問に回答

最後に、ゲーミングヘッドセットの持ち味や性能について、よくある質問をまとめました。

Q1.普通のヘッドホンとゲーミングヘッドセットは何が違う?

A.ゲーミングヘッドセットはゲームのサウンド表現や、ゲームを中心としたコミュニケーションに特化した性能を持っています。FPSゲームなら足音や銃声を正確に聞き分けたり、RPGゲームなら壮大なサウンドを立体感たっぷりに味わえたり。また、マイクを搭載しているものはボイスチャットも可能です。

Q2.ゲーミングヘッドセットは普段使いできる?

A.音質の好みは人それぞれ違いますが、状況によっては普段使いも可能です。逆に普段使いしづらいケースとしては、マイクが邪魔でヘッドホンとして使いにくいとか、音の立体感が強すぎて普通の音楽を聞くと違和感がある、という場合です。

特にFPS向けヘッドセットの場合はその傾向が顕著で、高価格なヘッドセットは普段使いできる品質のものが多くあります。

Q3.ゲーミングヘッドセットにノイズキャンセリングっているの?

A.ノイズキャンセリング機能は周囲の雑音を大幅にカットしてくれるため、ゲームの世界に強く没入できます。しかし、遮音性(パッシブノイズキャンセリングとも言う)に優れたヘッドセットの場合、ノイズキャンセリング機能が無くとも十分な静寂性を感じられることもよくあります。

ゲームをプレイするのは夜だけ、もしくは自分の部屋でだけといった、そもそも雑音が少ない環境であれば、必ずしもノイズキャンセリング機能は必要ではないでしょう。とはいえ、静かな環境をさらに静かにすることでゲームへの没入性が強くなるのは事実です。

Q4.ゲームしているときに立体音響(サラウンド機能)ってどこで役に立つの?

A.音を立体的に聞き分けることで、「前方斜め約30度の位置に人がいる」「後方から車が近づいてきている」といった、目では見えない情報を認識することができます。FPSゲームではこうした音の情報が戦況を左右することもあるため、ゲーミングヘッドセットを使うなら立体音響に対応したモデルがオススメです。上位プレイヤーであれば音だけで安定したヘッドショットを決める人もいるとか……。

Q5.各メーカーの特徴を知りたい

A.あくまで一例ですが、今回ピックアップしたメーカーに限ると、個人的には以下のような印象です。ゲーミングヘッドセットを選ぶときの参考にしてもらえれば嬉しいです。

  • ・ソニー:音質もノイズキャンセリング機能も優秀。やや高価。
  • ・EPOS:音質は極めて優秀。ヘッドセットが大型になる傾向。
  • ・Razer:コスパに優れ、ゲームに特化した製品づくり。
  • ・ロジクール:製品種類が豊富で、交換パーツなども揃っている。
  • ・オーディオテクニカ:音質に優れていて、普段使いも可能。
  • ・SteelSeries:種類が豊富、デザインもカッコいい。DACとの連携がユニーク。

7 まとめ:ゲーミングヘッドセットは試してから購入しよう!

各メーカーから多数登場しているゲーミングヘッドセット。いざ自分で買うとなると、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。上述しましたが、理想的な選び方は「しばらく自分で使ってみること」です。

装着感は問題ないか、音質は満足しているか、ゲーム体験は向上しているか。数日使ってみないとわからない部分はいっぱいありますからね。

スペックだけでは選びにくいゲーミングヘッドセットの違いを知るためにも、気になったモデルはkikitoでサクッとレンタルして、実際に試してみてください。自分の耳にあったゲーミングヘッドセットで、次の勝利を目指しましょう!

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取材・執筆

ヤマダユウス型

ヤマダユウス型

ガジェット、音楽、楽器を主食とするライター。電気の通るモノに囲まれたアーバン暮らしを送りつつ、休日は登山やキャンプで魂を漂白している。

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