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【レビュー】Qrio Lockの快適すぎるスマートロック生活。注意点や便利アイテムも紹介
スマートロック
公開日:2022年7月13日(2024年5月23日更新)
家のドアロックを自動で解錠することができるスマートロック。一度は導入しようと考えた方が多いのではないかと思います。そんなスマートロックの代表格「Qrio Lock」をスマートロック初体験の筆者がレビューします。
目次
スマートフォンにスマート家電、スマートウォッチ……。近年、あらゆるスマートデバイスが登場していますが、「スマートロック」はご存知ですか?
スマートロックとは読んで字のごとく、カギをIoT化したものです。例えば家のカギをスマートフォンアプリで操作したり、アプリを使って家族や知人と合鍵を共有したりできます。モノによってはスマートフォンが近づくと自動でカギを解錠でき、ハンズフリーな快適オートロック体験ができます。
そんなスマートロック製品の中で人気なのが「Qrio Lock(キュリオロック)」です。初めてスマートロックを使う人でもわかりやすく、かつスマートロックに求められる機能をほとんどカバーした製品となっています。スマートロック初体験の筆者が実際に試してみたので、その使い心地をレビューします。
1 スマートロックの取り付け方法
スマートロックの設置方法をご紹介します。
スマートロックは家のドア(鍵を開け閉めするための金具)に設置します。設置と聞くと特別な工事が必要なようにも聞こえますが、「Qrio Lock」は粘着テープで取り付けるだけなので簡単です。ドライバーなどの器具は必要ありません。
ちなみに「Qrio Lock」の設置方法は、以下の紹介動画がわかりやすいのでご参考に。位置を確認したらあとは粘着テープで取り付けるだけだったのでとても簡単でした。設置時間は5分かからなかったんじゃないかと思います。
2 スマートロックを利用するメリットと注意点
できることは、アプリ(対応するスマートフォン、スマートウォッチ)を使ってのワイヤレスな施錠・解錠です。「Qrio Lock」はBluetoothでデバイスと繋がるので、外出から帰ってきたらアプリから解錠したり、あるいは家のリビングにいながらにして施錠したりできます。
Qrio Lockはオートロックができるため、ドアの開閉をセンサーで検知して、ドアが閉まると自動的に鍵を締めてくれます。まるでホテルのよう!
■ドアに近づいただけで解錠されるハンズフリーの便利さ
実際に「Qrio Lock」を使ってみると、「Qrio Lock」は登録してあるスマートフォンがドアへ近づくと自動で解錠する設定にできます。これとオートロックを併用すれば、外出するときは自動で施錠→帰宅したら自動で解錠と、すべての動作をハンズフリーで行えます。これがとっても楽ちん!
ドアに近づくと「ウィーン」と音がして、「Qrio Lock」がカギを開けてくれたのがわかります。
例えば、近所のスーパーに買い物に行って、両手に大量に荷物を持っている時。今までは一度荷物を地面に置いてから、ポケットやバッグからカギを取り出していましたが、「Qrio Lock」ならドアの前に来るだけで自動的に解錠されるので、その手間もナッシングです。
ドアから3メートルくらいまで近づくと解錠してくれるようなので、待ち時間を気にすることなく、スムーズにドアを開けられます。もちろん、スマートフォンを持っていないと開かないのでご注意を。
また、同梱のセンサーを使ったオートロック化も簡単でした。オートロックにすると、家を出る時にカギを閉めなくてよいため、これまた楽ですね。カギの閉め忘れもないし、カギを締める→カギをバッグにしまうという動作もなくなります。
■スマートロックを使う上での注意点
スマートロックを利用する上で、いくつかの留意すべき点もあります。
ひとつは、家のドアがスマートロックに対応しているかどうかです。ほとんどのスマートロックはいろんなドアに対応できるよう考えられていますが、例えば古いドアだったり、ドアを開閉する金具(サムターン)の形状が特殊だと、上手く取り付けられない、もしくは動作しない可能性があります。購入前に、家のドアがスマートロックに対応しているかしっかりとチェックしておきましょう。kikitoでレンタルして使用感を確かめるのもおすすめです。
もうひとつは、スマートロックの電池切れにも注意が必要です。スマートロックは内蔵電池で動くため、電池が切れると動かなくなります。アプリで電池残量が確認できるので、電池が完全に空にならないよう気をつけておきましょう。
また、スマートロックはスマートフォンさえあればカギいらずで解錠できますが、逆に言えば、スマートフォンを持たずに外に出るとオートロックによって締め出される可能性があります。例えばゴミ出しや郵便受けの確認など、スマートフォンを持たずに外に出るシーンなどですね。
対応策としては、短時間でも外に出る時はスマートフォンか家の鍵を持っておく。オートロック機能をオフにする。別売の周辺機器を活用するなどがあります。もしスマートロック生活を始めるなら、あらかじめ対応策を考えておくといいでしょう。
筆者は、念のため物理カギを持ち歩いています。スマートフォンと物理カギの2種類の解錠方法を持つことで、どちらかを紛失した際も保険となります。
賢く使えば生活が快適に!
買う前に試して便利さをチェックしよう
Qrio Lockを借りて使ってみる
3 Qrio Lockをさらに便利にする周辺アイテム
Apple Watchを持っている人はQrio Lockをもっと便利に使うことが可能です。
「Qrio Lock」はApple Watchでの操作に対応しているため、Apple Watchユーザーであればスマートフォンを使わなくても解錠・施錠が可能です。
さらに、スマートリモコン「Nature Remo」に対応していて、「Qrio Lock」と連携させれば、外出先からの遠隔操作で「Qrio Lock」の操作が可能。様々なデバイスと連携できるのがIoT製品の面白いところですよね。
他にも、暗証番号による解錠システムを設置できる「Qrio Pad」、カードでピッと解錠できる「Qrio Card」、ドアの前に来ると自動でカギを解錠してくれるリモコンキー「Qrio Key S」など、様々なアクセサリーが展開されています。
「Qrio Lock」+「Qrio Pad」の組み合わせなら、オートロックの締め出しも怖くありません!
賢く使えば生活が快適に!
買う前に試して使い勝手をチェックしよう
Qrio Lockを借りて使ってみる
4 スマートロックは試してみてから買うのがおすすめ
スマートロックは確かに便利ですが、使ったことがない人には使い心地を想像するのが難しい製品だと感じます。
「買ってみたら思っていたのと違った」「自分の生活環境に合わなかった」など、一度使うことで見えてくるものがある製品だからです。そうした製品はいきなり購入するより、短期間であってもお試しで使ってみるのがオススメです。
実際に筆者は「Qrio Lock」を試してみて、便利さを感じた一方で、やっぱりオートロックの締め出しが不安になってしまったため、鍵を持ち歩くのをやめませんでした。ホテルのオートロックの場合は受付に駆け込めばなんとかなりますが、自宅の場合はそういうわけにもいきませんからね。
こういった使用感を確かめるためにも、kikitoでは「Qrio Lock」のレンタルができるので、スマートロックが気になっていた人は実際に自宅で使ってみてはいかがでしょうか。
気に入ったら購入しても良いし、思ったのと違うと感じたらそのまま見送ることもできます。まずは何でも、試すことが重要です。
※2022年6月時点での情報です。
最新情報について、詳しくはメーカーのホームページでご確認ください。
※商品写真および画像はイメージです。