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「Fitbit Charge 6」を実機レビュー!アプリ連携や高精度なヘルスケア機能を搭載

Fitbit Charge 6 GPS搭載 フィットネストラッカー スマートウォッチ ブラック
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スマートウォッチ>Fitbit
公開日:2024年12月24日
Fitbit Charge 6は心拍数の測定や睡眠の記録・分析、Suicaでの決済など、多彩な機能で生活や運動のサポートをするスマートウォッチです。今回はFitbit Charge 6を実際に使用し、その機能や特徴、メリット、デメリットを徹底紹介。Fitbit Charge 5からどのように進化したのかもわかりやすく解説します。
目次
1 GPSやSuicaも対応!高機能と軽量を両立した「Fitbit Charge 6」
△Fitbit Charge 6はスタイリッシュなデザインと充実した機能を兼ね備えたスマートトラッカーです
2023年10月に発売されたFitbit Charge 6は、健康管理に特化したスマートトラッカーです。トラッカーとは健康管理に特化したデバイスで、 スマートウォッチと比較するとよりコンパクトで軽量な作りとなっています。
Fitbit Charge 6は23,800円(税込)と他のスマートバンドやスマートウォッチと比べるとミドルレンジの価格帯ですが、 多彩なヘルスケア機能やGPS、電子決済機能を搭載。心拍数や血中酸素飽和度の測定、睡眠トラッキング、ストレスレベルのモニタリングなど、幅広い健康管理機能を提供します。
△AMOLEDディスプレイ搭載で日中の晴天時でも視認性が高い
1.04インチの鮮明なAMOLEDディスプレイは、 屋外でも見やすく、タッチ操作も快適です。5ATMの防水性能により、水泳やシャワー時でも安心して使用できます。さらに、内蔵GPSにより正確な運動データを記録し、SuicaやGoogle ウォレットを使用した電子決済機能も搭載しているため、財布やスマートフォンを持ち歩く必要がありません。
また、約40種類のエクササイズモードを備え、ランニングやサイクリング、水泳などさまざまな運動に対応しています。
▼Fitbit Charge 6エクササイズリスト
インターバルトレーニング | スピニング |
インドアクライミング | スポーツ |
インラインスケート | ダンス |
ウェイトトレーニング | テニス |
ウェイトリフティング | トレッドミル |
ウォーク | ハイキング |
エアロビクス | バイク |
カヤック | パドルボード |
キックボクシング | パワーリフティング |
クロストレーニング | ピラティス |
クロストレーナー | ブートキャンプ |
クロスカントリースキー | ローイングマシン |
クロスフィット | ワークアウト |
ゴルフ | 体幹トレーニング |
サーキット | 屋外ワークアウト |
サーフィン | 格闘技 |
スキー | 水泳 |
スケート | 筋力トレーニング |
ステアクライマー | HIIT |
スノーボード |
バッテリー持続時間は最大約7日間と長く、日常的な使用でも頻繁な充電の必要がありません。コンパクトで軽量なデザインのため、腕時計感覚で24時間365日快適に装着できます。スタイリッシュな外観と実用的な機能の両立により、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで幅広く活用できる点が、多くのユーザーから高い支持を得ている理由です。
▼Fitbit Charge 6スペック表
製品名 | Fitbit Charge 6 |
---|---|
価格 | 23,800円(税込) |
対応アプリ | iOS 15.0以上、Android 9.0以上 |
画面サイズ・種類 | 1.04インチ カラー AMOLEDディスプレイ |
解像度 | 260×170ピクセル |
健康管理機能 | 心拍数測定、血中酸素飽和度測定(*)、睡眠モニタリング、ストレスレベル測定、皮膚温度測定など |
アクティビティ機能 | 約40種類のエクササイズモード、歩数計、消費カロリー計算、歩行距離測定、ペースと距離の追跡、心拍ゾーンの追跡、トレーニングの自動検出、音楽再生機能、Googleマップとの連携など |
電子決済機能 | Google ウォレット、Fitbit Payなど |
防水機能 | 5ATM(50m) |
GPS機能 | GPS、GLONASS |
バッテリー持続時間 | 最大約7日間 |
充電時間 | 約2時間 |
サイズ | 縦 36.73 ×横 23.09 ×高さ 11.20mm |
重量 | 30g |
カラー | コーラル、ポーセレン、オブシディアン |
付属品 | インフィニティベルト(S サイズと L サイズ)、充電ケーブル |
(*)医療的な診断や治療、その他の医療目的での使用を意図した機能ではありません。健康管理と情報記録の支援を目的とした機能です。
2 前モデル「Fitbit Charge 5」から進化したポイント
Fitbit Charge 6は、前モデルのFitbit Charge 5から機能面と操作性の両面で改善が図られています。進化したポイントを詳しく見ていきましょう。
■ナビゲーションボタンが復活
△Fitbit Charge 5では廃止されていた物理ボタンが復活しました
Fitbit Charge 6では、前モデルのCharge 5で廃止されていた 物理ボタン(ナビゲーションボタン)が復活し、操作性が大幅に向上しました。
たとえば、ランニングや自転車乗車中など画面に集中できない状況でも、ボタンの感触だけで簡単に操作できるようになりました。また、汗や雨で画面が濡れているときや手袋を着用している際も、確実な操作が可能になり、運動中の誤操作を防ぐことができます。
通常の操作においても、素早く正確に必要な機能にアクセスできるようになり、デバイスの使用効率が向上しています。さらに、視覚障害のあるユーザーにとっても、触覚フィードバックによる、より直感的な操作が可能になり、アクセシビリティが改善されました。
物理ボタンの復活は単なる操作方法の追加にとどまらず、さまざまな使用シーンや用途に対応した、ユーザーフレンドリーな改善となっています。
■Google系アプリの連携が可能に
△GoogleマップやYouTube MusicなどGoogle系のアプリと連携してより便利に
米Google社がFitbit社を買収したことにより、FitbitはGoogleの各種サービスとの連携機能が強化されました。具体的には、 Google マップやYouTube MusicなどGoogleのアプリを操作したり情報を受信したりすることができます。
たとえばGoogleマップとの連携では、Fitbit Charge 6から直接ナビゲーションを利用できるようになりました。ランニングやサイクリングのルート設定、目的地までの距離や到着予定時刻の確認が、腕時計型デバイスだけで可能になったのです。これにより、スマートフォンを取り出す必要がなくなり、運動中や外出時の利便性が格段に向上しました。
△スマホにインストールしたYouTube MusicをFitbit Charge 6から操作できます
また、YouTube Musicと連携すれば、音楽の再生・停止・次の曲・前の曲などの操作がFitbit Charge 6からできるようになります。
これらのGoogle系アプリとの連携は、Fitbit Charge 6をより統合的なスマートデバイスへと進化させ、日常生活をよりスムーズでテクノロジー活用型のものにしてくれます。
■シリーズ史上最高精度の心拍数測定機能で健康管理もバッチリ
△Fitbit Charge 6はアクティビティ中でも睡眠中でも24時間正確な心拍数を測定
Fitbit Charge 6は、 史上最高精度の心拍数測定機能により、24時間体制で詳細なデータを収集し、より精密な健康管理ができるようになりました。柔軟な測定頻度設定により、通常時は5秒ごと、運動中は1秒ごとに測定を行い、バッテリー節約モードも備えています。
また起床時、安静時、運動中、そして睡眠時の心拍数変化を自動で記録します。これにより、日常生活のあらゆる場面での心拍変動(HRV)を把握し、総合的な健康状態を評価することができます。
Fitbit Charge 6はユーザーの健康管理をより効果的にサポートし、トレーニング効果の最適化にも貢献するといえるでしょう。
3 「Fitbit Charge 6」を実際に使って本音レビュー!
ここからは、Fitbit Charge 6を実際に使用してみてわかった使い心地や機能性について、よかった点と気になる点を詳しくレビューしていきます。
■よかった点
まずはFitbit Charge 6を実際に使用してみてよかった点を3つご紹介します。
- (1)Suicaによるキャッシュレス決済
- (2)GPS内蔵でパワーアップしたアクティビティ機能
- (3)高精度な心拍数測定や睡眠分析などのヘルスケア機能
これらの機能により、日常生活での利便性向上、トレーニング時のパフォーマンス分析、そして継続的な健康管理と維持まで、ユーザーの生活全般をサポートする多機能デバイスとして活躍します。それぞれ詳しく見ていきましょう。
◎Suicaによるキャッシュレス決済:財布もスマホも取り出さずに快適生活
Fitbit Charge 6はFitbit Payに対応しており、 Suicaなどの電子マネーを登録して利用することができます。スマートフォンを取り出す必要がなく、Fitbit Charge 6だけでさまざまな支払いができるので、日常生活がぐっと便利になりました。
△Suicaに対応しておりFitbit Charge 6だけで鉄道に乗ったり買い物したりできます
たとえばコンビニやスーパーでの買い物時に、レジで腕をかざすだけで支払いが完了します。 財布やスマートフォンを探す手間が省け、特に手荷物が多い時や急いでいるときに重宝するでしょう。また、電車やバスの乗車時にも、改札やリーダーにFitbit Charge 6をかざすだけでスムーズに通過できます。
さらに、Fitbit Payは高いセキュリティを備えています。 各取引には固有の暗号化コードが使用され、デバイスを紛失した場合でも、簡単に支払い機能を無効化できるので安心です。また、支払い履歴はFitbitアプリで確認できるため、支出の管理も容易にできる点に魅力を感じました。
◎高精度GPSを内蔵:スマホなしでトレーニングを自由に
△内蔵GPSによりスマートフォンなしでも正確な運動データを記録できます
Fitbit Charge 6は、 内蔵GPSを搭載することで、アクティビティトラッキングの自由度と精度を大幅に向上させました。スマートフォンを持ち歩くことなく正確な距離、ペース、ルート情報を記録できるようになったため、より快適で効果的なトレーニングが可能になりました。
△アクティビティ(ラン)の結果とGPSトラッキング
Fitbit Charge 6は約40種類のエクササイズモードに対応し、ランニング、サイクリング、水泳などの屋外アクティビティはもちろん、HIIT、筋力トレーニングなど、幅広い運動を正確に記録します。リアルタイムで心拍ゾーンを表示する機能もあり、常に適切な運動強度を維持しながらトレーニングを行うことができました。
また、 運動後には詳細なワークアウト分析をFitbitアプリで確認できます。消費カロリー、平均心拍数、運動強度の分布など、多角的な運動の評価がわかるため、長期的な運動の目標が立てやすいと感じました。GPS機能と連動したマップ表示により、ランニングやサイクリングのルートを視覚的に確認することも可能です。
◎包括的なヘルスケア機能:日常の健康管理が簡単・正確に
Fitbit Charge 6は、心拍数、血中酸素飽和度、睡眠パターン、ストレスレベル、皮膚温度など幅広い指標を測定可能で、 特に睡眠分析機能が充実しています。睡眠ステージの詳細な記録や総合的な「睡眠スコア」が表示でき、自身の睡眠の質を客観的に理解して改善につなげることができます。
△過去の睡眠に関する詳細データを表示する「睡眠ステージ」
△睡眠の質を一目でわかる数値に変換してくれる「睡眠スコア」
また、心拍変動(HRV)の継続的測定によるストレスレベルの推定や、皮膚温度モニタリングによる体調変化の早期察知など、他のスマートウォッチ・トラッカーにはない革新的な機能も搭載しています。
Fitbit Charge 6を使うことで心身の状態を深く理解でき、生活習慣の改善や運動の習慣化につなげることができました。
■気になった点
Fitbit Charge 6は多くの魅力的な機能を備えている一方で、実際に使ってみるといくつか気になる点もありました。
◎すべての機能を使用するにはサブスクへの加入が必要
△すべての機能を活用するには有料サブスクのFitbit Premiumに加入する必要があります
これまでご紹介したFitbit Charge 6の すべての機能を利用するには、「Fitbit Premium」という同社の有料サブスクリプションサービスへの加入が必要になります。購入後半年は無料でFitbit Premiumを体験できますが、それ以降は月額640円または年間6,400円かかります(年払いをすると約17%お得)。
Fitbit Premiumに加入しなくても使える基本機能には、心拍数計測、歩数計測、消費カロリー測定、基本的な睡眠トラッキング、ストレスレベルの測定などがあります。これらの機能でも日常的な健康管理は可能ですが、Fitbit Charge 6の真の強みを体験するにはPremium加入が必要となります。
Premiumに加入した場合は、睡眠スコアや月次の睡眠プロファイルによる詳細な睡眠分析、個別の健康アドバイス、プロのトレーナーによるガイド付きワークアウト、高度なストレス管理ツール、定期的な健康レポートの生成などが利用できるようになります。また、栄養管理ツールやマインドフルネスセッション、ゲーム感覚のチャレンジ機能も提供され、総合的な健康管理が可能になります。
◎心電図アプリが日本未対応
Fitbit Charge 6は心電図アプリを搭載しており、不整脈などの心疾患の早期発見に役立つ機能を提供しています。しかし、 日本国内ではこの心電図アプリはまだ利用できません。これは、医療機器としての認可が必要なためであり、現時点では日本での利用が制限されています。
心電図アプリは、ユーザーが自分の心拍リズムをチェックし、異常を早期に発見できるツールです。特に、不整脈やその他の心疾患の兆候を検出することができる有用なツールなので、現時点では日本での利用はできませんが、今後の対応に期待が寄せられています。
◎対応しているアクティビティの数が約40種類と少ない
Fitbit Charge 6は、約40種類のエクササイズモードを搭載していますが、他社のスマートウォッチと比べると種類は少なめです。
▼代表的なスマートウォッチのアクティビティの数
製品名 | アクティビティの数 |
---|---|
Amazfit Balance | 150種類以上 |
Amazfit Active | 120種類以上 |
Xiaomi Watch S3 | 120種類以上 |
Suunto RACE S | 100種類以上 |
HUAWEI WATCH GT 4 | 100種類以上 |
HUAWEI Band 9 | 100種類以上 |
Samsung Galaxy Watch 6 | 90種類以上 |
Garmin Forerunner 965 | 80種類以上 |
Apple Watch Series 10 | 50種類以上 |
Fitbit Charge 6 | 約40種類 |
たとえばサッカーやロッククライミングなど、リストに含まれていない運動に対する回数のカウントや消費カロリーの算出は正確に行われない可能性があります。 より多くのアクティビティを正確にトラッキングできるスマートウォッチを求めるユーザーにとっては、物足りないと感じるかもしれません。
また、アクティビティ実行中はGoogleマップのナビゲーション機能は動作しません。たとえばどこか目的地を指定して、そこにランやジョギングで向かう場合はナビゲーションされない点には注意が必要です。YouTube Musicはアクティビティ動作中も画面をスワイプすることで操作画面にアクセスできます。
4 【結論】「Fitbit Charge 6」 はこんな人におすすめ!
Fitbit Charge 6は、 健康管理を重視する方や日々の運動を記録・分析したい方におすすめです。特に、以下のような方にとって最適な選択肢といえるでしょう。
●日々の健康状態をしっかり把握したい方
心拍数、睡眠、血中酸素飽和度など、さまざまなヘルスケアデータを記録・分析することで、自身の健康状態をより深く理解することができます。たとえば毎朝ジョギングをする習慣のある方や、健康診断に向けて日々の体調管理をしたい方は、Fitbit Charge 6で心拍数や睡眠の質を記録し、運動のモチベーションを維持することができます。
●Suicaなどの電子マネー決済を頻繁に利用する方
Suicaに対応しているので、スマートフォンを取り出さずに、Fitbit Charge 6だけで買い物や電車に乗ることができます。毎日の通勤・通学に電車を利用する方や、買い物の際にSuicaをよく使う方は、Fitbit Charge 6でスムーズに決済できるため、非常に便利です。
5 まとめ
Fitbit Charge 6は、GPS機能や電子決済機能を搭載し、健康管理をサポートするスマートトラッカーです。高精度なヘルスケア機能とGoogle系アプリとの連携が特徴です。
特に、健康管理や運動を効果的に行いたい方、電子マネー決済をよく使う方におすすめです。 kikitoでもFitbit Charge 6のレンタルを行っており、お試しで使ってみて、気に入ったらそのまま使い続けることで自分のものにすることもできます。自分に合わなければ返却すればいいので、買ったあとに後悔するリスクを減らせるでしょう。詳しくは以下からチェックしてみてください。
※2024年10月時点での情報です。
最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
※表示金額はすべて税込価格です。
※商品写真および画像はイメージです。