体験記事詳細
パナソニック「SOLOTA」を実機レビュー!パーソナル食洗機を実際に使って口コミの真偽を検証してみた
Panasonic パーソナル食洗機 SOLOTA 食器洗い乾燥機 NP-TML1
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食洗機
公開日:2024年11月28日
一人暮らしで「食器洗いが憂鬱」と感じているなら、パナソニックの食洗機「SOLOTA」がおすすめです。省スペースなのに高い洗浄力を誇り、生活にゆとりを生んでくれると評判です。口コミの真偽を確かめるべく、実機で率直にレビューします。
「食器洗いが憂鬱」。そんな一人暮らしのお悩みを抱える方のあいだで、SNSを中心に話題になっているのがパナソニックの一人暮らし用食洗機「SOLOTA(ソロタ)」です。
省スペース、かつ高い洗浄力を誇り、なにより食器洗いのわずらわしさから解放されると評判です。その口コミの真偽を確かめるべく、料理は大好きだけど、食器洗いが大っ嫌いな筆者が、実際にSOLOTAを使って検証してみました!
「食洗機を導入するほどでもないかも…」と踏ん切りがつかない方の参考になるよう、リアルな声をお伝えしたいと思います!
目次
1. パナソニックの食洗機「SOLOTA」とは?
ファミリー層が主要ターゲットである食洗機市場において、あえて単身世帯を狙ったコンパクトな食洗機「SOLOTA」。どのような食洗機なのか、概要や魅力、口コミを紹介します。
■一人暮らし向けの簡単・手軽なパーソナル食洗機
SOLOTA(NP-TML1)は、幅31cm・奥行22.5cmとほぼA4ファイルサイズのスペースに設置可能で、ワンルームなど一人暮らしの狭いキッチンにも設置できるのが最大の特徴です。
前面・背面ともにクリア窓が採用されているなど、圧迫感を抑え部屋になじむよう工夫が凝らされています。
乾燥機能もあり、洗剤と水を入れてボタンを押すだけで食器洗いが完了。一人暮らしに必要十分な機能だけに絞られているので、洗浄コースの選択などに悩まずに済みます。
操作は2ボタンのみとシンプル(電源ボタンとスタート・一時停止ボタン)。はじめて食洗機を使う人でも、簡単に扱えるでしょう。
また、使用のたびに給水するタンク式で工事が不要なので、賃貸でも使用しやすい設計です。
■SOLOTAの魅力
SOLOTAは一人暮らしのなかでも、 特に「自炊しない単身者」にターゲットとされており、機能を削ぎ落とすことで徹底的な省スペースに成功しました。一人暮らしの方にとって、SOLOTAはどのような魅力があるのか解説します。
【項目】 | 【仕様】 |
---|---|
タイプ | 卓上型 |
方式 | タンク式 |
サイズ | 高さ43.5cm×幅31cm×奥行22.5cm |
重量 | 約7.5kg |
除菌機能 | あり |
乾燥方式 | 送風乾燥 |
収納容量 | 食器点数:6点、小物(カトラリー):4点 |
標準使用水量 | 約2.5L |
消費電力 | 約230Wh |
価格(公式通販サイト価格) | 37,620円(税込) |
◎業界最小設計の食洗機
SOLOTAの発売時、国内卓上食洗機最小サイズとして公式から発表され、 2024年10月現在でも国内でSOLOTAを下回るサイズの食洗機は出ていません。そのため、「調理台のスペースが足らず置けない」「置くと料理しにくくなる」といった設置場所の心配もクリアしやすいでしょう。
仮にスペースがなかったとしても、A4ファイルほどのサイズなのでラックに置いてバケツに排水する使い方も可能です。ちなみにパナソニックの公式サイトでは、スマホ・タブレットを使ったARによる設置シミュレーションができるので、購入前に置き場所をリアルに想定できます。
一人暮らしに最低限必要な食器6点(ご飯茶碗・汁椀・中鉢・小皿・大皿 or 中皿)とカトラリーが入るよう設計されているので、お惣菜や冷凍食品などで食事を済ませる方には十分。必要最低限の機能とサイズだからこそ、一人暮らしのキッチンでも圧迫感なく使えます。
◎手洗いよりも節水できる省エネ性能
パナソニックの公式サイトによると、下記のような条件において、SOLOTAは手洗いの約1/8の水で食器を洗えるとされています。
SOLOTA | 手洗い | |
---|---|---|
使用水量 | ● 使用水量:約2.5L | ● 使用水量:約20.3L |
水道代(1回あたり) | ● 0.6円 | ● 約4.8円 |
条件 | ● 食器点数:6点・小物4点
● 水温:20 ℃ ● 食器洗い機専用洗剤:2g使用 |
● 食器点数:6点・小物4点
● 水温:20 ℃、10 Lのお湯(約40 ℃)につけ置き洗い ● 毎分6Lで食器1点あたり13.5秒、小物1点あたり5.5秒流し湯ですすぐ ● 洗剤:1.4mL使用 |
水道代を1Lあたり0.24円*として、 SOLOTAと手洗いの水道代を比較すると、1回あたり約4円の差が出ます。毎日2回洗うとすると、1年で約2,900円の節約につながります。
手洗いは、すすぎに意外と多くの水を使っており、5分間水を流しっぱなしにした場合の使用量は約60L。つけ置き洗いをしない場合は、上の表よりも、さらに大量の水を使うことになります。
対して食洗機は高濃度の洗剤を使うので、手洗いより少ない水でも汚れが落とせるうえ、少ない水を循環させて効率よく使用するため、手洗いよりも使用水量を抑えられるのです。
また、SOLOTAの運転1回あたりの消費電力量は、約230Wh。電気代を31円/kWhで計算すると、1回あたりの電気代はおよそ7.13円*なので、毎日2回洗うとすると、1年で約5,200円の電気代がかかる計算になります。
「結局電気代の方が高いのか」と思われるかもしれませんが、普段お湯でお皿を洗っている人であれば、SOLOTAの方が安くなる可能性が高いでしょう。
資源エネルギー庁の算出によると、冬期のみ給湯器(40℃)を使用して手洗いする場合は、ガス・水道代を含め合計約25,560円かかるのに対し、食洗機の場合は電気・水道代を合わせても合計約19,090円しかかからず、年間で6,000円ほど節約できる見込みです。
*参考:東京都水道局が2012年度生活用水実態調査をもとに算出
*公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会による目安単価(2024年7月22日時点)
◎時間と心に余裕が生まれる
食器洗いを自動化することで、面倒な家事が一つ減り、余暇を楽しく過ごす「ゆとり」が生まれるのも大きな魅力です。
食事1回分の食器を手洗いするのに、大体3~5分。食洗機なら食器をセットするのに、1分もかかりません。 1回5分の時短でも、毎日2回洗うなら1週間で約70分、1年間で約60時間も余裕が生まれます。
「仕事から帰って、食べて寝るだけ」という生活でも、ほんの少しゆとりがあるだけで「趣味を楽しもう」「ご褒美にデザートを食べよう」などの気力が湧きやすくなります。多くの食洗機はファミリー層向けですが、実は家事をすべて行わなければいけない一人暮らしこそ、食洗機の恩恵は大きいのです。
■SOLOTAの口コミや評判は?
人気のSOLOTAですが、購入を検討するにあたっては、買った人がどのくらい満足しているのか、感想や口コミが知りたいところです。よい口コミ・悪い口コミをもとに、どのような特徴があるのか見ていきましょう。
【プラス評価の口コミ】
- ヌメリがなかなか取れない食器も完璧に洗い上げてくれる
- よく使う食器を気軽に洗えて楽
- おしゃれでコンパクトなデザインがよい
洗浄力に対する口コミが多く、手洗いでは残りやすい油汚れもキレイに洗浄できるという意見が多く見られました。なかには、気軽に食器が洗えることで、溜めがちだった洗い物の山がなくなり、QOLが向上したユーザーもいるようです。
シンプルかつコンパクトな見た目が好きという声も多く、キッチンを圧迫せず快適に使える点が喜ばれています。
【マイナス評価の口コミ】
- 食器を上手く収めるのが難しい
- 運転音が大きく気になる
- 大きなもの・取っ手のある調理器具などは洗えない
マイナス評価としては「食器が思ったより入らない」という声が目立ちました。一回分の食事なら問題ないものの、お弁当箱など、ほかの洗い物が溜まっていたりすると、容量が小さいと感じるようです。
また、大きな食器や調理器具が入らず、自分で洗うことになる点は、自炊する方にとって少し面倒に感じるかもしれません。
運転中の音が気になるという声もみられました。洗浄に1時間、乾燥に1時間、トータル2時間という長さも相まって、運転音は気になりやすいようです。
では、こういった口コミがリアルなのか、実際にSOLOTAを使用してチェックしてみましょう!
2. パナソニック「SOLOTA」を実機レビュー!
高評価の口コミも多いSOLOTAですが、実際の使用感はどうなのか実機で試してみました。率直にレビューしていくので、一人暮らし用の食洗機が気になる方は要チェックです!
■SOLOTAの本体や付属品を紹介
届いたSOLOTAを開封すると、本体と説明書のみと非常にシンプルです。箱から取り出した 第一印象は「意外と大きい!?」と少し驚きましたが、実際にキッチンに運んでみると、噂どおりのコンパクト設計で、食洗機のイメージを覆す小ささです。
ただし、高さは約40cmあるため、もし戸棚が低かったり、調理器具などを浮かせて収納していたりすると干渉するかもしれません。公式サイトでARによる設置シミュレーションをしておくことをおすすめします。
また、見た目はくすみカラーのツートンがかわいく、自然とキッチンに溶け込むデザインだと感じました。主張しすぎない落ち着いたデザインなので、男女問わず幅広い住居にマッチするでしょう。
排水ホースには本体と同系色の薄いグレーの吸盤が付いており、シンクに貼り付けても目立ちにくい仕様。吸盤の性能も高く、検証中に落ちることは一度もありませんでした。
地味な部分ではありますが、電源プラグがL字になっているのもありがたいですね。狭いキッチンでも使えるよう、細やかな気配りが施されています。
■SOLOTAを設置・初期設定してみよう
SOLOTAの設置は簡単で、場所が決まったら電源プラグとアースをつなぐだけ。工事いらずのタンク式。おかげで、届いたその日から使用できました。
アースは漏電時に感電を防ぐので、必ず接続しましょう。
今回は、排水しやすく食器類を入れやすいことから、シンク横のスペース(幅52×42cmほど)にSOLOTAを設置しました。置き場所を選ぶ際は、下記を守りましょう。
- 本体と壁面の間を1.7cm以上確保する
- 熱源(コンロなど)から15cm以上離す
もし置けない場合は、ラックなどに設置してバケツへ排水するのもありです。
取扱説明書は、イラストが多めでわかりやすい。洗剤を入れる箇所、食器の向き・位置などが図示されていて、表示に従うだけで迷わず使用できます。
エラー時の解説もイラスト付で、どんな表示が出るかはもちろん、「ここを確認すればOK」というのがていねいに書かれており分かりやすい印象です。
タンクに水を入れてみると、 取り出し口が本体最下部にあるおかげで、満タンにしたタンクを持ち上げる必要がなく、スムーズに給水できました。タンクの注ぎ口は蛇口より二回りほど大きくなっていて、水が注ぎやすくなっています。
ただし、タンクが乳白色で水がどこまで入っているのかが少しわかりづらく、注視していても満水ラインを超えて水があふれることが何度かありました。
■SOLOTAで食器を洗ってみた
ここからは実際にSOLOTAを5日間使ってみた使用感を紹介します。購入を検討している方は、ぜひリアルな感想を参考にしてみてください。
◎フライパンの洗い上がり
油汚れでギトギトになったフライパンは洗えるのか? そもそもフライパンが入るのか? 検証してみました。
今回、使用したフライパンは14cmのミニフライパンで、取っ手部分を含んでも全長28cmほど。コンパクトサイズのSOLOTAにも余裕を持って入れられる大きさです。計測してみたところ、内寸は高さ22cm×幅25.5cm×奥行17.5cmほどなので、これに収まるサイズなら洗えそうです。※メーカー非推奨
もしくは、取っ手が外せるタイプのものであれば、やや大きなフライパンや小鍋なども洗浄できるでしょう。
今回はハンバーグを焼いて、肉の油がべっとり付いた状態で庫内へ。水で流したりつけ置きしたりせずに、汚れっぱなしの状態で入れてみました。
なんということでしょう! まさに「これ、洗うの嫌だな」「1回洗うだけじゃヌメリ取れなさそうだな」と食器洗いの憂鬱さが凝縮されていたフライパンが、ピカピカにキレイに。
力を入れて擦る必要がなくなるので、洗う手間を気にせず調理器具が使えるのはストレスフリーです。
ただし、フライパンをはじめ、調理器具には食洗機に対応していないものもあるので、メーカー・販売店の表示確認は忘れずに。
◎1人分の食器の洗い上がり
フライパンに続き、ハンバーグを食べた後の1人分の食器をまとめて洗ってみました。
- ご飯茶碗(直径12cm×高さ8cmほど)
- 汁椀(直径11.5cm×高さ6.5cmほど)
- 中皿(直径21cm×高さ2.5cmほど)
- お箸
ご飯を食べた後のでんぷん質の汚れと、ハンバーグの油汚れが残ったお皿を、水で流したりつけ置きしたりせずに、そのまま洗ってみましょう。筆者の食べるスピードが遅いせいで、すでにお米も油も固まりつつある状態です。
洗い上がりの見た目はキレイで、においも一切ありません。お米のカピカピ感もなく、固まったお米を剥がすわずらわしさから解放されました。
ハンバーグの油汚れにまみれていたお皿も、ピカピカになりました。においも一切なく、本当にハンバーグを食べたのかわからないぐらい、汚れの痕跡がありません。
また、落ちにくい汚れの代表格であるカレーも洗ってみました。広範囲にカレーが付いたまま食洗機に入れてみましたが、汚れ・においともに残らずキレイに洗えました。
ただ……!
1粒だけ米粒がフチに残ってしまいました。
深めの皿はフチに汚れが残りやすいようです。
とはいえ、予洗いなしでここまで洗えていれば、家事の負担を軽減してくれることは間違いないでしょう。
◎庫内の汚れ残りや清掃
レビューのため5日間(1日2回)使用してみましたが、 庫内に目立った汚れはなく、むしろ開封時と同じ状態が続いており、気になる臭いもありません。
お手入れとして、食器を置くかごの下にある「残さいフィルター」を定期的に清掃する必要があります。排水溝のゴミ受けのようなもので、食器に残った食ベカスなどのゴミを受け止めてくれるパーツです。
「どれくらい汚れたかなぁ」とドキドキしながら確認しましたが、いくつかゴミが残っている程度。5日間では、それほど目立った汚れは現れないようです。
お手入れは非常に簡単で、残さいフィルターに溜まったゴミを洗い流すだけ。掃除がなによりも嫌いな筆者でも、心理的な負担を感じませんでした。取っ手が付いているおかげで、残さいに触れずに済むのも、うれしいポイントです。
今回は使用期間が短かったのもあって、軽く洗い流すだけで十分でしたが、 汚れが気になるようなら歯ブラシなどで掃除するのがよいそうです。
残さいフィルターを戻す際に注意したいのが、設置する向きです。突起部分を向かって右側にセットしないと、ノズルが回転せず洗えません。慣れないうちは取扱説明書を確認しながら、間違いのないようセットしましょう。
3. SOLOTAを使って気になったこと
一人暮らしの心強い味方であるSOLOTAですが、気になった点が3つほどありました。
◎食器を入れるのが難しい
食洗機内が狭いことに加え、カゴの突起が短く、洗い残しが出ないよう食器をセットするのにコツがいると感じました。
コンパクトさが売りな反面、内部が狭く、食器の配置に苦労することが多々ありました。大きめのお茶碗、カレー皿など深さがあるものは、突起がうまく支えてくれずセットが難しくなります。
決められた向きで食器を入れられなかったり、食器が重なったりすると、汚れが残りやすくなるので、余ったスペースがあるのに泣く泣く手洗いしたことも…。
小さめの食器を使う・できるだけ平たい皿を使うなど、庫内に並べやすい食器を使用すると、洗い残しが出にくくなりますよ。
◎運転音が大きい
「ウゥゥーーン」という洗浄中の運転音がそれなりに大きく、ノイズに感じやすいのが気になりました。 洗浄には1時間かかるので、ワンルームだとその間、テレビ、電話の声などが聞き取りにくくなります。
ずっと音が鳴っているわけではなく、運転音が鳴る・鳴らないを交互に繰り返すため、突然の音にびっくりすることも。動作完了時の「ピー」という音も大きく、同じくびっくりさせられます。
「食洗機はこういうもの」と思えば問題ないレベルですが、はじめて食洗機を使う人にとっては意外かもしれません。特にワンルームの方や、就寝中に使用したいと考えている方にとっては、気になるポイントでしょう。
筆者は、ゲーム、アニメの視聴などにはイヤホンを使うことが多く、夜はなるべく入浴中に使用したため、さほど気になりませんでした。
もし気になる場合は、運転中に買物へ行ったり、出社前に使ったりするなど工夫が必要です。
◎大きなもの・長いものは入らない
ワンプレート皿や調理器具など、大きい・長いものは入らないので、自炊する方は使いにくく感じるかもしれません。
SOLOTAは中食(惣菜、弁当、デリバリーなど)中心の一人暮らしをターゲットとしているため、最低限の食器のみが入れられる設計です。
計測してみたところ、内寸は高さ22㎝×幅25.5cm×奥行17.5cmほどとなっており、対角線でも29cmほどしかありません。一般的な直径20cm以上のフライパンは、取っ手を含めるとサイズオーバーになってしまいます。
一度に主菜・副菜が盛れる便利なワンプレート皿も、直径20cmを超えることが多く、向いていません。そのため、毎日のように自炊する人は、菜箸やヘラのような長い調理グッズは入らない点は留意しておくとよいでしょう。
とはいえ、それ以外だけでも十分時短になります。食器洗いが大嫌いな筆者にとっては、洗うものが減る、数点で済むというだけで心が軽くなりました。
実際の使い心地が気になる方は、レンタルで試してみるのもおすすめです。イメージとのギャップを埋めてから購入できるので、後悔のない買物ができます。
4. SOLOTAのレビューで使用したおすすめ洗剤を紹介
SOLOTAのレビューにあたって、多くの通販サイト・ランキングサイトなどで見かける人気・知名度の高い食洗機用洗剤を使ってみました。今回使用した洗剤は、下記のとおりです。
- JOY ジェルタブPRO(タブレット)
- フィニッシュ パワーキューブ(タブレット)
- キュキュット ウルトラクリーン(液体)
- クリスタ クリアジェル(液体)
- キュキュット クリア除菌(粉末)
いずれの洗剤も、ドラッグストアやホームセンターなどで手軽に購入できるものばかりです。
5つの洗剤すべてで、カレーが付いた皿を洗って検証してみましたが、 どれも洗浄力では優劣がつかず、汚れはもちろん臭いも残りませんでした。
そこで使い勝手やコスパなどの観点から、どの洗剤が使いやすいのか比べてみました。
商品名 | 良かった点 | 気になった点 | おすすめの人 |
---|---|---|---|
JOY ジェルタブPRO | ● タブレット型でポンと入れるだけでOK
● フィルムに包まれており、洗剤の香りが手に残りにくい |
● 1粒がやや大きく、かさばりやすい
● 袋から取り出す際の香りが強め |
● 計量の手間を省きたい人 |
フィニッシュ パワーキューブ | ● タブレット型でポンと入れるだけでOK
● フィルムに包まれており、洗剤の香りが手に残りにくい ● 1粒が小さく、かさばらずに保管できる |
● 特になし | ● 計量の手間を省きたい人
● 省スペースに保管したい人 |
キュキュット ウルトラクリーン | ● 1プッシュでOKのため計量いらず
● 袋の開閉がないため、サッと使ってすぐ片付けられる |
● 洗浄中に、シトラスの香りが部屋に充満するため苦手な方もいるかも | ● 計量の手間を省きたい人
● 袋の開閉が面倒に感じる人 |
クリスタ クリアジェル | ● 余計な香りがなく使いやすい | ● フタで計量するのが手間に感じる | ● 臭いに敏感な人 |
キュキュット クリア除菌 | ● 計量スプーンがフタの裏側に固定でき、手に粉が付かない親切設計
● 大容量のため低コストなのも魅力 |
● スプーンで計量するのが手間に感じる
● 重たいため購入時に労力がかかる |
● ランニングコストを抑えたい人 |
ちなみにSOLOTAは粉末・液体・タブレットいずれも使用可能ですが、食洗機用洗剤でも3cm以上のタブレット洗剤は使用不可です。
台所用洗剤や重曹もNGで、大量の泡が発生したり重曹が固まったりと、どちらも故障の原因になります。
5. まとめ
SOLOTAは、コンパクトで使い勝手のよい食洗機でありながら、洗浄力も申し分なく、油汚れや残りやすいカレー汚れも難なくキレイに洗い落としてくれました。中食する単身者をメインターゲットとしているため、自炊する方にとっては物足りないサイズ感ですが、料理しない方にとっては十分な大きさです。
気になる点はあるものの、満足度が高く、「食器洗いが嫌で心理的な負担になっている方」「普段料理はせず汚れる食器が少ない方」などにはおすすめしたい製品です。
使用感が気になる方は、ぜひレンタルサービス「kikito」でお試しください。「kikito」なら気に入れば買取りもできるので、レンタル費用が無駄になることもありません。「買ったけど自分には合わなかった…」という失敗を防ぐためにも、ぜひ購入前に一度お試しください。
※商品写真および画像はイメージです。