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1　ヘアアイロンはますます多機能・高性能化！最新の傾向は？

△最近は「髪の健康」を意識したモデルがトレンドです

近年は、低価格帯のヘアアイロンでもダメージを抑えるコーティングを施しているのが当たり前になっています。

高価格帯製品ともなれば、髪に均一な熱を伝える独自機構を搭載するなど、さらなる髪ケア機能を搭載しており、単にスタイリングをするだけの低価格ヘアアイロンとはひと味違う進化をしています。

ただ、なかには「ふんわりカールやサラサラストレートにも憧れるけれど、髪が傷みそう」という理由でヘアアイロンを使うのを躊躇している人も多いでしょう。そこで、今回はヘアアイロンの選び方とともに、今人気の「髪が傷みにくいヘアアイロン」のおすすめを紹介します。

2　ヘアアイロンを選ぶ際のポイント

■髪の悩みや用途に合わせてタイプを選ぶ

△うねっている髪をまっすぐにするだけでテンションが上がりますよね

ヘアアイロンには主に、「ストレート」、「カール」、そして両機能を備えた「2WAY」の3タイプがあります。まずは自分がつくりたいスタイルから、ヘアアイロンの種類を選択しましょう。

◎艶のあるストレートヘアをつくりたい：ストレートアイロン

うねりを抑えたり、艶のあるまっすぐな髪をつくったりしたい場合は、2枚のプレートで挟んで伸ばすストレートアイロンを利用します。少しコツがいるものの、ストレートアイロンを回転させながら使用すれば、毛先のカールや巻き髪もつくれます。 慣れればさまざまな応用が利くので、最初の一本として特におすすめです。

◎巻き髪をつくりたい：カールアイロン

華やかな印象や自然なゆるさを巻き髪で演出したい場合はカールアイロン（コテ）が手軽でおすすめ。筒状プレートに髪を巻き付けて滑らせるだけなので、 ストレートアイロンでカールをつくるより簡単で失敗のないスタイリングができます。ただし、スタイリングに合わせてパイプの太さを使い分ける必要がある点は注意しましょう。

◎ストレートも巻き髪も両方手軽につくりたい：2WAYアイロン

ストレートもカールも両方楽しみたい場合には、2WAYアイロンが便利です。ストレートとカールの両方の機能を一本に搭載しています。一見するとカールアイロンのようですが、パイプ部を 2 枚に開けば、ストレートの機能も利用できます。 ヘアアイロンを複数所有したくない人に人気のタイプです。

■髪へのダメージを抑えるポイントをチェック

髪へのダメージを抑える機能は製品やメーカーによってさまざまです。ここでは、ヘアアイロンの購入前にチェックしてほしいポイントを紹介します。

◎【温度調節】は範囲が広く、細かいものを

△使うときは低い温度からはじめて適切な温度を見つけるのがおすすめ

選択できる温度の範囲が広く、細かく調整できる製品がおすすめです。つくりたいスタイルや髪質などで、適切な温度が変わるからです。最近は5段階、10段階など細かな温度調整ができるモデルが増えています。なお、ヘアアイロンによるダメージの理由の一つが、熱による髪タンパク質の変質です。適切な温度での利用は、熱ダメージの低減にも重要です。

◎プレートはダメージ軽減の工夫が施された【形状・構造】がグッド

△髪に直接触れるプレートの形状や構造はしっかりと確認しましょう

髪に直接触れるプレートは、ダメージ軽減に重要なチェックポイントです。特に 形状や構造については、メーカー各社がさまざまな工夫をこらしているので、選ぶ際に注意してチェックしたいところです。

たとえば、ヤーマンの保水ヘアアイロンのプレートには過剰な水蒸気を逃がすための溝がつくられています。これは、水分がある状態でアイロンを使うときに、水蒸気爆発で髪がダメージを受けるのを抑える工夫です。

ヴィダルサスーンのヘアアイロンのプレートにはコームが装着されており、髪が絡まったり、折れたりした状態でアイロンを当てることを防いでくれます。

また、髪へ均一に圧力がかかるように、プレートが稼動する仕組みの製品も複数メーカーから出ています。これは、挟んだ毛束の一部だけに熱が伝わってきれいにまとまらず、なんどもアイロンを当てて髪にダメージを与えてしまうのを避ける工夫です。

◎摩擦が起こりにくい【プレート素材・コーティング】を

△プレートの素材やコーティングによって滑りやすさが変わります

プレートによる摩擦も、髪にダメージを与える原因の一つです。髪へのやさしさを考慮するなら、「テフロン™」素材のプレートがおすすめ。 髪の滑りをよくして摩擦が発生しにくいうえ、熱ムラが少なく耐久性が高いなど多くのメリットがあります。

熱伝導性や耐久性が高いセラミックやチタンは、プレート素材としてだけではなく、コーティングとして利用されることもあります。コーティングは経年劣化する可能性にも注意が必要です。

◎髪のパサつきを抑えて潤いを与える【スチーム機能】

△スチーム機能搭載モデルなら髪に潤いを直接与えスタイリング力もアップ

ヘアアイロンの 熱で蒸発する水分を補い、スタイリング力もアップさせられるのがスチーム機能です。保湿によって髪のダメージを抑えられるうえ、静電気も起きにくくなります。

ただし、スチームを発生させるために専用タンクがあり、水を事前に補充したり、使用後に捨てたりする必要があります。手入れに手間がかかるという点から、昔に比べてスチーム機能を搭載したヘアアイロンが減少している傾向があるようです。

◎静電気を抑えて髪をまとまりやすくする【イオン機能】

△マイナスイオンにはキューティクルを傷める静電気を抑える効果があります

マイナスイオンを発生させる機能を搭載したヘアアイロンなら、 静電気を抑えたり、髪のキューティクルを閉じて艶を出したりする効果が期待できます。なかでも、水を微粒子化したイオンを利用する、パナソニック独自の「高浸透ナノイー」を搭載したヘアアイロンなら、髪の内側までうるおい、キューティクルの補修・保護効果が期待可能です。

■使い勝手を大きく左右する【形状・重さ】をチェック

△使いやすい製品なら使用時間を短縮させて髪ダメージも減らせます

形状や重さをチェックして、使い勝手のいい製品を選びましょう。取り回しがしやすいことでセット時間を短縮でき、なおかつ髪へのダメージも減らせます。ただし、 髪の毛の長さや理想とする髪型によって、ストレートアイロンやカールアイロンのなかでも使いやすい形状は異なります。また、髪全体に使用するなら腕が疲れにくい軽量タイプがよいなど、使用する環境によっても使いやすい製品はそれぞれです。

ここでは使いやすさにフォーカスした製品選びのポイントを紹介します。

＜ストレートアイロン＞

＜カールアイロン＞

＜重さ＞

■時短派は【予熱時間】を重視して

△1分1秒が惜しい朝の時間帯。予熱時間の短さは重要です

忙しい朝などに利用するなら予熱時間の短さも重要です。設定する温度で差があるものの、 30秒以内で使用可能になる製品なら、比較的予熱が早い製品といえます。

予熱時間でイライラしてしまう人には特に、使用可能になるまでの目安がわかりやすい「現在のプレート温度をリアルタイムに表示」する製品もおすすめです。

■消し忘れても安心の【自動オフ機能】

△急いで家を出ても自動オフ機能があれば安心ですね

高温になるヘアアイロンは電源の消し忘れも心配です。 電源の自動オフ機能を搭載した製品なら、外出中に「そういえば電源は消したっけ？」と不安になる心配もありません。とはいえ、自動オフ機能の過信は禁物です。使用後はきちんと電源を落とし、自動オフ機能は万が一の場合の保険だと考えておきましょう。

■迷ったときの決め手となる機能性や特長

ヘアアイロンによっては、使いやすさにつながる独自機能や特長がある製品もあります。

◎【温度表示】は見やすさ重視で

温度表示の見やすさも製品によって異なります。多くのヘアアイロンは、準備中に点滅、使用可能になったら点灯と、ライトの光り方や色変化で予熱の終了を知らせます。製品ごとの違いを確認して、見やすいものを選ぶのがおすすめです。また、ここ数年は プレート温度をデジタル表示する、見やすく使い勝手のよい製品も増えています。

◎用途に合わせて選びたい【コードレス】モデル

用途に合わせて、外出先でも利用できる充電式のコードレス製品は便利です。ただし、ヘアアイロンは多くの電気を必要とするため、コードレスで使える製品のほとんどが前髪用などのコンパクトサイズです。標準サイズのコードレス製品は本体の重さにも注意しましょう。

◎【コードの長さ】は短過ぎないこと

ヘアアイロンは後頭部などにも利用するため、 コードの長さはそれなりにあった方が使いやすいでしょう。使用環境による違いはあるものの、1.5m以上が目安といえます。ただし、コードが長過ぎると収納が大変なので、自分に環境に合わせて選択しましょう。

◎世界旅行好きの人は【海外対応】モデルを

さまざまな国を旅行するときにも ヘアアイロンを使いたいなら、「海外対応モデル」を選択しましょう。対応していないヘアアイロンを海外で利用するには、100Vの変圧器が必要になります。飛行機への持ち込みができるかも要チェックです。

髪質の変化が気になる方は、まずはレンタルでお試しください！良ければそのまま買取も可能！

3　髪が傷みにくい！おすすめの人気ヘアアイロン8選

どのようなポイントに注意して選んだらいいかチェックしたところで、美容家電のプロがおすすめするヘアアイロンをご紹介します。

■人気のストレートヘアアイロン5選

◎ダイソン「ヘアーアイロン Dyson Corrales™｜HS07NF」

標準サイズとしては珍しいコードレスタイプのストレートアイロンです。電源につながずに最大30分の使用ができます。最大の特長は、 プレートに挟んだ毛束の形に合わせて変形する独自構造のフレックスコッパープレートです。この構造により、一般的な硬いプレートと比較すると、熱ダメージを大幅に減らせます。

【プロのおすすめポイント】

波打つ金属プレートが髪を包み込むため、一度 通すだけでも艶が出てしっかりスタイリングできます 。コードレスで、後頭部などのスタイリングもしやすいです。

ダイソンのヘアアイロンをレンタルする

◎ヤーマン「ナイトリペアアイロン｜YJHB4」

美髪器としても利用可能な1台3役のストレートアイロンです。美髪器としては、超音波の振動と約50℃の低温ヒーターを使って、いつものヘアトリートメントをしっかり浸透させる性能を備えています。前夜のシャワーでトリートメント浸透をさせ、寝る前にうねりを伸ばせば、翌日はストレートアイロンにサッと通すだけでサラサラに整うでしょう。

【プロのおすすめポイント】

時間のある夜にケアすることで、翌日のストレートアイロンの時間を短縮しましょう。髪をしっかりケアしたい人や、朝の時間を確保したい人に使ってほしい製品です。

ヤーマンのヘアアイロンをレンタルする

◎パナソニック「ナノケア｜EH-HN50」

キューティクルの密着性を高めて髪を補修・保護するストレートアイロンです。水を微粒子イオン化した高浸透ナノイーとミネラルの力で、髪の内側まで水分を補給してくれます。上下左右に動く3Dクッション機能を搭載したプレートで、根元から毛先までしっかり圧力をかけながら髪をスタイリングできます。

【プロのおすすめポイント】

アイロンにありがちな「パサつき」を抑えながらしっかりストレートにスタイリングできます 。先端部がスリムで、髪の根元までしっかりプレートを当てやすい形です。

◎MTG「リファ ストレートアイロン プロ」

3層構造になった「カーボンレイヤープレート」で 優しく熱を伝えつつ、低反発コートで髪を包み込んで、傷みの3大原因である「水分・熱・圧力」をコントロールしながらスタイリングできます。ヘアアイロンに慣れていなくても髪を傷めにくい構造です。二つあるプレートのどちらにも温度センサーを内蔵し、熱をムラなく・素早く伝えて髪のうねりを整えます。

【プロのおすすめポイント】

しっかり艶が出るだけではなく、髪全体をスタイリングしても疲れにくい本体形状も魅力といえます 。プレート背面の適度な丸みでカールヘアもつくりやすい構造です。

◎ヴィダルサスーン「マジックシャイン スチームストレートアイロン｜VSS-9920/WJ」

大量のスチームを当てて、艶のある美しいストレートヘアを実現できると謳うストレートアイロンです。高温スチームの効果で、スタイリングが長持ちするのも特長です。プレートにサイドコーム（着脱式）を装着できるので、髪をとかすような感覚で手軽にスタイリングができます。ストレートアイロンに慣れていない人でも扱いやすくなっています。

【プロのおすすめポイント】

スチームの力でしっかりストレートがキープできます。普通のストレートアイロンだと、なかなかうねりが取れない人にもおすすめできる製品です。

■人気のカールヘアアイロン2選

◎クレイツ「レピ スクエアバー｜ 40mm」

カールアイロンとしては珍しい四角いパイプ形状をしています。 四角の角が髪にテンションをかけるため、しっかりと弾力と艶があり、長持ちするカールがつくれます。巻くときに、アイロンの挟み跡が付きにくいのも魅力です。パイプ径は40mmと太めです。韓国ファッションアイコンのようなニュアンスカールが簡単につくれます。

クレイツのヘアアイロンをレンタルする

◎オルゴ「ヴィナシス マイナスイオン カールヘアアイロン｜VAC-8032E」

プレートコーティングにテフロン（フッ素樹脂）を採用したヘアアイロンです。 穏やかな熱伝導と点接触構造により髪の水分を過剰に蒸発させず、摩擦ダメージも減らします。パサつきを抑えた、艶やかな仕上がりが魅力です。プレートの一部に毛束をキャッチするラバーを配置し、髪にしっかりテンションをかけながらのスタイリングができます。

■人気の2WAYヘアアイロン

◎クレイツ「アフロート エクストリームカールII プラス｜ 32mm」

本体のスイッチでストレートとカールを切り替えられる2WAYアイロンです。気分に合わせてストレートもカールもどちらも楽しめます。 摩擦を軽減し、艶のある髪に仕上げる「クレイツイオン®️ゴールド」をプレートに採用しているのも特長です。同シリーズは32mmのほか、38mmも選択できます。

クレイツのヘアアイロンをレンタルする

4　まとめ

機能が増えたり性能が上がったりすると、どうしてもヘアアイロンは値段が高くなってきます。失敗したくない、購入する前にまずは自分に合うか試してみたい方は、レンタルの利用がおすすめです。期待通り良ければそのまま自分のモノになりますし、万が一合わなくても、返却できるのがうれしいポイント。kikitoでもヘアアイロンのレンタルを行っていますので、気軽にお試しください。