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スマートロックをドアに取り付けたイメージの画像

【賃貸でもOK】スマートロックのおすすめ人気モデル4選を紹介!後付け可能で手ぶら解錠もできる!

Qrio スマートロック Qrio Lock Q-SL2

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スマートロック
公開日:2024年9月12日


スマホ一つで玄関の鍵を開け閉めできるスマートロック。便利な反面、「本当に安全なの?」と防犯上の不安があって設置に踏み切れない人もいますよね。賃貸住宅にお住まいの人は、「スマートロックを後付けできるのか?」も気になるポイントでしょう。

家電のプロがスマートロックのメリット・デメリットや、取り付け方法、ライフスタイルごとにおすすめの施錠・解錠方法など選び方のコツを伝授。さらに、人気のおすすめモデル4つをご紹介します。

1 スマートロックとは?

スマートロックで鍵を施錠・解錠するイメージ画像

スマートロックとは、玄関錠の鍵(サムターン)に取り付けることで、スマホなどを使って鍵の施解錠ができる便利で安全な鍵システムです。鍵を持ち歩かずにスマホから施解錠できるのが魅力で、スマホを持っているだけで自動的に鍵が開くハンズフリー解錠機能を備えたモデルもあります。オートロック機能や開閉履歴の閲覧機能により、鍵の閉め忘れや不正な侵入を防ぐことができるなど、防犯対策にもつながります。

■スマートロックを導入するメリット・デメリット

スマートロックを導入するメリットは、鍵の閉め忘れを防止できたり、外出先からの施解錠ができたりすることで、防犯対策が強化できること。友達や知り合いにワンタイムパスワードを発行して、一時的に鍵を開けることもできます。

指紋認証やリモコンキーなどによる解錠に対応するモデルなら、スマホなしでも解錠が行えるので、手ぶらで外出できるのも魅力です。

デメリットは、スマホやスマートロックの電源がOFFになったり、装着する両面テープがはがれて本体が外れたりすると、解錠できないなどのリスクがあること。導入を検討する場合は、メリット・デメリットを知ったうえで、好適なタイプを選ぶとよいでしょう。

メリット ・オートロック機能で鍵の閉め忘れを防げる
・オートロックがない賃貸住宅でも防犯対策ができる
・外出先から施錠確認ができる
・ワンタイムパスワードで防犯を強化できる
・スマホで簡単に鍵の開け閉めができる
・合鍵を作る手間とコストを省ける
デメリット ・ドアや鍵の形状によっては設置できない
・解錠ツールを忘れると自宅に入れない
・解錠ツールをなくすと再設定が必要
・スマホやツールの充電が切れると操作できない
・誤作動が発生したり反応が鈍くなったりする可能性がある

■スマートロックは後付け可能?

後付け可能なタイプのスマートロックのイメージ画像

△賃貸住宅でも後付け可能な工事不要のスマートロックが続々と登場しています

現在販売されているスマートロックは、玄関ドアの鍵(サムターン)に両面テープなどを用いて貼り付ける後付けタイプがほとんど。取り付け作業は必要ですが、業者による工事の必要はないため、賃貸住宅でも難なく導入できます。

ただし、鍵(サムターン)の形やドアの形状などによっては取り付けられない場合がありますので、製品情報サイトなどを参考に取り付けが可能かどうかをチェックしてください。

2 スマートロックの選び方

スマートロックの選び方を紹介していきます。

■取り付け方法をチェック

スマートロックの取り付け方法を確認するイメージ画像

△粘着テープや両面テープで貼るタイプのスマートロックは、工事ができない賃貸住宅におすすめです

◎取り付け方法は3種類

スマートロックは、大きくわけて「貼り付けタイプ」「シリンダー交換タイプ」「穴あけ工事タイプ」の3種類があります。貼り付けタイプは、手軽に取り付けや取り外しができる半面、鍵(サムターン)の形状によっては取り付けられない場合や、はがれ落ちてしまうリスクがあります。

シリンダー交換タイプは、ドライバーを使って鍵(サムターン)を取り外すなどの作業が必要ではあるものの、工事が不要なため、原状回復ができれば賃貸住宅でも取り付けられます。

穴あけ工事タイプは業者への依頼が必要になり、原状回復もできないため賃貸住宅には向きません。

  貼り付けタイプ シリンダー交換タイプ 穴あけ工事タイプ
取り付けやすさ 簡単 DIYの知識が必要 業者への依頼が必要
工事の有無 不要 不要 必要
賃貸住宅での利用 原状回復ができれば可 不可
管理会社への連絡 不要 必要 必要
外れる可能性 ある 低い 極めて低い

◎鍵(サムターン)形状によっては取り付けできないので注意

貼り付けタイプのスマートロックの場合、鍵(サムターン)を回す金具をサムターンの形に合わせて設置しなければなりません。そのため、鍵(サムターン)の形状によってはスマートロックの取り付けができない場合があります

ただし、特殊アダプタを別途注文することで取り付けが可能になる製品もあります。

購入前に、自宅の鍵(サムターン)に取り付けられるかどうかをしっかりチェックしましょう。
IT・家電ジャーナリスト 安蔵靖志IT・家電ジャーナリスト
安蔵靖志

■ライフスタイルに合わせた施錠・解錠方法を選ぼう

スマホで鍵をロックするイメージ画像

△スマホで鍵を解錠できるなどさまざまなタイプのスマートロックがあります

施錠・解除の方法は、ライフスタイルや家族構成に合わせて選びましょう。

◎施解錠には手ぶら方式が便利

ハンズフリー解錠機能を搭載したリモコンキーでドアの鍵を開けるイメージ画像

△ハンズフリー解錠機能を搭載したリモコンキーならスマホを持っていなくても鍵の施解錠ができます

スマートロックは、基本的にどの製品もスマホで施解錠が可能です。なかには、ドアの外に端末を設置することで指紋認証やICカードによるタッチ認証、暗証番号による認証、専用リモコンによる解錠などに対応しているタイプもあります。

それに加えて、登録したスマホが近づいたことをBluetoothやGPS情報から検知すると自動的に解錠するハンズフリー解錠機能を搭載した製品などもあります。

子どもやお年寄りなど、スマホを持っていない家族がいる家庭では、スマホなしで施解錠できる端末がおすすめです。

施錠・解錠方法 メリット デメリット
スマホアプリ ・スマホを持っていれば誰でも使える ・スマホが必要
・充電が切れると使えない
・自宅にスマホを置いたままだと締め出されるリスクがある
指紋認証 ・スマホなしで使える
・防犯性が高い
・紛失のトラブルがない
・別途端末が必要
・指紋が読み取れない場合がある
・家族それぞれの指紋を登録する必要がある
タッチ(IC)認証 ・スマホなしで使える
・専用カードキーや一般のICカードなどを合鍵に使える
・別途端末が必要
・カードキーを紛失すると解錠できない
ハンズフリー解錠 ・かばんから鍵を出す必要がない
・両手がふさがっていても解錠できる
・スマホが必要
・Bluetoothの接続状況が悪いと解錠に時間がかかる
暗証番号認証 ・スマホなしで使える
・紛失のトラブルがない
・締め出しを防げる
・番号を忘れると解錠できない
・電池切れすると解錠できない
リモコン解錠 ・スマホなしで使える ・リモコンを紛失したり、電池切れしたりすると解錠できない

◎施錠はオートロック式が便利

お出かけの際には、スマートロックを自動的に施錠するオートロック機能が便利。オートロック機能は、大きくわけて「開閉センサー式」「ジャイロセンサー式」「タイマー式」の3種類があります。

開閉センサー式やジャイロセンサー式は、ドアが閉まると同時に施錠されます。何かが引っかかるなどしてドアが閉まっていない状態では当然施錠されません。

一方で、タイマー式は、スマートロックが解錠されてから一定時間後に施錠するものです。開閉を確認するセンサーがないため、ドアが閉まっていない状態でも施錠されてしまう恐れがあるので注意しましょう。

オートロックの種類 メリット デメリット
開閉センサー式 ・ドアを閉めると自動的に施錠される
・引き戸でも利用可能
・センサーの設置スペースがないと使えない
・センサーが落下する恐れがある
ジャイロセンサー式 ・ドアを閉めると自動的に施錠される
・設定が簡単
・引き戸では利用不可
タイマー式 ・余裕のある施錠が可能 ・急いで施錠できない
・ドアが閉まっていない状態でも施錠される恐れがある

■電池やバッテリーの残量がわかるものを

スマートロックは電池で駆動するため、電池残量がなくなると施解錠ができなくなってしまいます。そのため、電池やバッテリー残量がわかりやすいものがおすすめ。ほとんどのスマートロックは電池残量をスマホでチェックできるようになっており、残量が少なくなると通知される製品もあります。

いつでもスマートに施解錠できるようにするためには、電池残量をしっかりとチェックしましょう。また、電池の持ちがよい製品を選んでおくと安心です。

■家族や友達と鍵をシェアできるタイプも

アプリで鍵をシェアしているイメージ画像

△鍵をシェアできる製品には、家族用のファミリーキーと友達用のゲストキーとで鍵の使いわけができるものがあります

スマートロックにはオーナー用のキーのほかに、友人や知人などに一時的にゲストキーをシェアできる製品があります。こうした製品を使えば、家主が帰宅する前に友人やホームヘルパーなどに家に入ってもらう、といった使い方ができて便利です。

■セキュリティー対策がされている製品なら安心

指紋認証で施解錠できるセキュリティーの高いスマートロックのイメージ画像

△防犯が心配な人には生体認証タイプのスマートロックがおすすめです

ハッキングによる施解錠のリスクも視野に入れるなら、データの暗号化などのセキュリティー対策が施されている製品を選ぶとよいでしょう。

スマートロックは、BluetoothやWi-Fiを介してクラウドを経由することで施解錠を行うため、第三者からハッキングによって解錠されるリスクも考えられるからです。ハッキングの懸念がある場合は、生体認証タイプも好適でしょう。

■あると便利な機能

スマートウォッチで鍵を施解錠しているイメージ画像

△アップルウォッチのウォレットキーは家や車などの鍵を施解錠できて便利です

おすすめしたい便利機能は、遠隔操作機能です。遠隔操作機能があれば、外出後に「鍵を閉めたかな…?」と心配することもなくなります。うっかり閉め忘れが多い人や、心配性の人にはぴったりな機能です。

Wi-Fiに接続することで、スマートスピーカーを経由して音声による施解錠に対応する製品もあります。家族が帰宅したときや来客時には、スマートスピーカーに話しかけるだけでリビングからでも玄関の鍵を開けることができて便利です。

スマホで施解錠履歴を確認できる機能が搭載されている製品では、「いつ」「だれ」が鍵を開けたのか履歴がわかるため、防犯対策にも活用できます。

さらに、自宅のスマートロックがいつ施解錠されたかが通知として届くので、家族のお出かけや帰宅が確認できます。アップルウォッチと連携できる製品の場合、アップルウォッチの画面をタッチするだけで解錠ができるため、外出の際にスマホやデバイスを持ち歩く必要がありません

■もしもに備えてサポート体制もチェック

スマートロックに不具合が生じた場合は、サポート窓口に連絡する必要があります。電話やメール、チャットなど、どのようなサポート体制が敷かれているのかもチェックしておくとよいでしょう。

3 スマートロックのおすすめ人気モデル4選

スマートロックのおすすめモデル4機種を厳選して紹介しましょう。

■ソニーネットワークコミュニケーションズ「Qrio Lock Q-SL2」

Qrio/「Qrio Lock Q-SL2」の本体画像

タッチ解錠 対応(Qrio Padが必要)
指紋認証 非対応
暗証番号 対応(Qrio Padが必要)
リモコンキー 対応(Qrio Key/Qrio Key Sが必要)
遠隔操作 対応(Qrio Hubが必要)
オートロック 開閉センサー
権限管理 あり
バッテリー残量お知らせ あり
バッテリー残量の確認 可能
開閉履歴の閲覧機能 あり
鍵のシェア機能 あり
ハンズフリー解錠 あり
サイズ 約115.5×57.0×77.0mm
重さ(電池込み) 約240g
電源 CR123A×2
電池寿命 1年以上(電池4本使用時)

ドア付タイプや面付箱錠タイプ、プッシュプル錠タイプなどさまざまな鍵(サムターン)に対応するスマートロックです。付属の開閉センサーを使ったオートロック機能に加えて、ゴミ捨てなど短時間の外出の際にオートロックを一時停止できる機能も備えています。

専用カードキーや暗証番号で解錠できる「Qrio Pad」のほか、ハンズフリー解錠機能も搭載するリモコンキーの「Qrio Key S」など、スマホを持たない家族でも使える別売品が便利です。

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■SwitchBot「SwitchBot ロックPro」

SwitchBot/SwitchBot ロックProの本体画像

タッチ解錠 対応(SwitchBot キーパッド/SwitchBot 指紋認証パッドが必要)
指紋認証 対応(SwitchBot 指紋認証パッドが必要)
暗証番号 対応(SwitchBot キーパッド/SwitchBot 指紋認証パッドが必要)
リモコンキー 非対応
遠隔操作 対応(SwitchBotハブミニ/SwitchBotハブ2が必要)
オートロック 開閉センサー
権限管理 あり
バッテリー残量お知らせ あり
バッテリー残量の確認 可能
開閉履歴の閲覧機能 あり
鍵のシェア機能 あり
ハンズフリー解錠 なし
サイズ 約120×59×83.9mm
重さ(電池込み) 約450g
電源 単3形乾電池×4
電池寿命 約9か月

無段階可変構造のアタッチメントで鍵(サムターン)をホールドすることで、市販の約99%の鍵(サムターン)に対応するスマートロックです。ほかの製品と違って単3形乾電池を使用しており、ランニングコストが一般的なCR123Aよりも低くて入手しやすいのが魅力です。

リモコンキーには対応しないものの、別売品の導入によって指紋やタッチ、暗証番号による解錠に対応します。ゴミ捨てなど短時間の外出の際にオートロックを一時停止できる機能も備えています。

■ミネベアミツミ「SADIOT LOCK2」

ミネベアミツミ/SADIOT LOCK2の本体画像

タッチ解錠 対応(付属NFCタグ)
指紋認証 非対応
暗証番号 非対応
リモコンキー 対応(SADIOT LOCK Keyが必要)
遠隔操作 対応(SADIOT LOCK Hub2が必要)
オートロック 開閉センサー、タイマー式
権限管理 あり
バッテリー残量お知らせ あり
バッテリー残量の確認 可能
開閉履歴の閲覧機能 あり
鍵のシェア機能 あり
ハンズフリー解錠 あり
サイズ 約124×70×61mm
重さ(電池込み) 約202g
電源 CR123A×2
電池寿命 約6か月(リチウムイオン電池2本、1日10回の解施錠で想定)

スマホで操作しなくてもドアの前5~10mくらいまで近付くと自動的に解錠するハンズフリー解錠に対応しているスマートロックです。オーナーキーと家族用のファミリーキーはアップルウォッチでも操作ができるのに加え、スマホを持たない家族でも解施錠できるリモコンキーも別売りで用意されています。

また、一部の端末を除きますが、スマホのショートカット、ウィジェット機能にも対応しており、アプリを起動しなくても、ホーム画面やウィジェット画面から施解錠できます。

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■CANDY HOUSE「SESAME5」

CANDY HOUSE/SESAME5の本体画像

タッチ解錠 対応(セサミタッチ/セサミタッチProが必要)
指紋認証 対応(セサミタッチ/セサミタッチProが必要)
暗証番号 対応(セサミタッチProが必要)
リモコンキー 対応(リモート/リモートnanoが必要)
遠隔操作 対応(ハブ3が必要)
オートロック タイマー式/開閉センサー(オープンセンサーが必要)
権限管理 あり
バッテリー残量お知らせ なし/今後対応予定
バッテリー残量の確認 可能
開閉履歴の閲覧機能 あり
鍵のシェア機能 あり
ハンズフリー解錠 あり
サイズ 約92.7×57.0×53.7*mm
*サムターンを含めたサイズ
重さ(電池込み) 約140g
電源 CR123A×2
電池寿命 1年以上

約99%の鍵(サムターン)に対応(自社調べ)するほか、3Dプリンターを使った特殊アダプタのオーダーメイドにも対応するスマートロックです。QRコードを利用した鍵のシェア機能も備えています。

オートロック機能はタイマーのみですが、別売のオープンセンサーを利用することで開閉センサーによるオートロックに対応します。内蔵の開閉センサーではドアの開閉を確認できない場所にある鍵(サムターン)を使っている家庭におすすめです。

4 まとめ

スマートロックは、各製品が搭載している機能や取り付けられる鍵(サムターン)の形状がそれぞれ異なります。スマホアプリの機能や使い勝手も異なりますし、別売アクセサリー類もさまざまです。

実際の使い勝手を知ってから購入したいという人には、事前にレンタルして試してみることをおすすめします。kikitoのレンタルサービスは、ご自身の生活に合えば、そのまま継続して利用できますし、一定期間利用し続けると最終的にはご自身のものになります。使い続けても一般的な購入費用と大差はないので、購入を考えている人はお試しレンタルから始めてみてはいかがでしょうか。

※2024年8月時点での情報です。最新の情報はメーカーのホームページでご確認ください。
※商品写真および画像はイメージです。

取材・執筆

安蔵靖志

IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。AllAbout家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演中。その他ラジオ番組の家電製品リサーチや構成などにも携わっている。
公式ブログはこちら
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