体験記事詳細
借りるからわかる使い勝手!スマートフォンでテレビが見られるnasneは最強です
BUFFALO ネットワークレコーダー&メディアストレージ nasne (ナスネ)
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(30日単位/自動更新)
PC周辺機器
公開日:2022年8月3日(2024年6月26日更新)
テレビに接続するのではなく、家庭のネットワークに接続してテレビ番組を視聴・録画・再生できるネットワークレコーダー「nasne(ナスネ)」。場所や時間に縛られることなく、スマートフォンやPCのアプリからテレビ番組を楽しめるとあって、根強い人気を誇るレコーダーです。専門ライターが、nasneのある生活=持ち運べるテレビ体験の楽しみ方をお届けします。
目次
テレビに接続するのではなく、家庭のネットワークに接続してテレビ番組を視聴・録画・再生できるネットワークレコーダー「nasne(ナスネ)」。場所や時間に縛られることなく、スマートフォンやPCのアプリからテレビ番組を楽しめるとあって、根強い人気を誇るレコーダーです。
しかし、ネットワーク機器であるがゆえ「家の環境で使えるのかわからない」「設定が難しそう」「どういったシーンで便利なのか想像できない」といった声も聞こえてきます。そこで、ここではnasneの推奨とされる環境から、nasneでできることについて紹介します。そして、nasneのある生活=持ち運べるテレビ体験の楽しみ方をお届けします。
1 nasneでできる3つのこと
「nasneでどんな体験が得られるのか?」を知るには、まずnasneでできることをお伝えしておく必要があります。一言で言えばnasneは、お手持ちのスマートフォンやタブレットから、テレビを観ることができる機器です。
■テレビをどこでもリアルタイム視聴できる
nasneをセットアップすることで、普段利用しているスマートフォンやタブレット、PCのアプリから、現在放送している地上デジタル/BS・110度CSデジタル放送番組や録画した番組を観ることができます。nasne本体のチューナーが受信しているテレビ放送映像を、Wi-Fiのデータ通信を使いアプリ上で動画として再生するという仕組みです。
テレビに依存しないので、Wi-Fiが届く範囲であれば、家庭内のどこでも放送中の番組をリアルタイムで視聴できます。さらに、モバイルデータ通信にも対応しているため、データ通信量に気をつければ外出先でも視聴できるのです。
■テレビをHDDに録画・再生できる
nasneには2TBのHDDが備わっているので、テレビ番組をnasneに録画することができます。録画した番組は、放送中の番組と同じくスマートフォンやタブレットなどから再生可能です。
■メディア保存ストレージとして利用できる
やや上級者向けの使い方となりますが、nasneでは録画したテレビ番組のほかに、ネットワークストレージとして、画像や音楽、ビデオ、文書などのデータを保存できます。同一のホームネットワークに接続された機器からnasneにアクセスして、メディア再生を楽しんだり、機器間でコピーしたりすることも可能です。
■nasne現行機種のスペック
初代nasneはソニーが開発・販売していましたが、2019年に出荷を終了。現行の最新nasneはバッファローが開発・販売を引き継ぎ、現代に求められる仕様へとアップデートされています。主な仕様としては以下となります。
- ▼nasneの主な製品仕様
- ・内蔵ストレージ容量:2TB
- ・ストレージ拡張:外付けストレージ対応 最大容量 6TB(ポータブルHDD/SSD対応)
- ・外付けストレージの対応ファイルシステム:XFS
- ・ファイルサーバー機能:ファイル共有方式ーSMB2.0
HDD容量は標準で2TBと大きく、外付けストレージと合わせれば8TBとたっぷりの容量を用意でき、視聴時の画質なども向上しています。詳しいスペックはこちらからチェックできます。
2 nasneを使うメリット
■家事をしながらでもOK! 場所に縛られずにテレビが観られる
ほとんどのテレビは好きな場所に移動できないので、観る場所は固定されます。しかしnasneを使えば、スマートフォンやタブレットで視聴できるため、自分の好きな場所、好きな時にテレビを観られるようになるのが最大のメリットです。
たとえば、夕食を終えた時。「リビングのテレビで見ていた番組の続きが観たい。でも、食事の片付けや洗い物もしなければ……。」と、思うこともあるでしょう。そんな時、nasneとスマートフォンがあれば、家事をこなしながら番組の続きを「ながら見」できるのです。
■スマートフォン・タブレット・PCなど、好きな端末がテレビになる
また、家族と違う番組を自分だけで楽しめるのもnasneのメリット。チャンネル争いに負けたとしても、スマートフォンやタブレット、PCなどさまざまな環境から自分の観たい番組を楽しめます。
■大容量HDDに番組を録画して好きな時に再生できる
nasneは録画にも対応しており、予約・再生も直感的。2TBのHDDを内蔵しているので、何も買い足すことなくすぐに録画ができます。
録画した番組はWi-Fiや4G、5Gなどのモバイルデータ通信で再生可能です。スマートフォンにダウンロードしておけば、データ通信が利用できない場所で視聴できる点もメリットとして見逃せません。
■外出先からの予約録画に対応
「しまった!あの番組録画を忘れた!」と、出先で予約忘れに気がついてもnasneなら安心。nasneと連携して使う「torne® mobile」アプリでは、どこでも番組表をチェックでき、自宅のnasneへ予約録画の指示も可能です。おかげで番組の見逃しもなくなり、その時に話題にあがった番組を忘れないうちに予約することができます。
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3 nasneを使うときの注意点
nasne本体にはLAN接続とアンテナケーブルの接続が必要となるため、設置場所がやや限定されてしまいます。環境によっては、部屋をまたいでLANケーブルを引くといった配線の手間もかかります。
また、シングルチューナーとなるため、視聴と同時録画や2番組同時録画は不可です。同じ時間帯の番組を同時に録画したい場合は、複数台のnasneを用意する必要があり、やや配線も複雑になります。
視聴・録画用アプリ「torne® mobile」は無料でダウンロードできますが、テレビや録画の視聴には、有料プラグインの「視聴再生機能」を一度だけ購入する必要があります。視聴再生機能は610円(iPhone・iPad)/500円(Android)、書き出し機能は860円(iPhone・iPad)/840円(Android)で購入できます。
有料プラグインを一度購入すれば、その後はずっと機能を使い続けられますし、複数台の端末で利用可能です。
4 nasneをレンタルする前のポイント
最近の家庭内ネットワークはWi-Fiが定番ですが、nasneは有線LANでの接続が求められるため、Wi-Fiルーターやハブなどのネットワーク機器とnasne本体を有線ケーブルで直接接続する必要があります。
同時にアンテナ端子への接続も必要となるので、これらのケーブルが同時に届く設置場所を見つけておきましょう。テレビの近くにルーターがある場合や、壁のコンセントから有線LANの宅内配線・アンテナ端子が用意されていれば、設置はスムーズです。
5 nasneの設置方法
設置場所の環境さえ整っていれば、nasneの設置は3ステップです。
- ステップ1
- まずは本体側面に付属のmini B-CASカードを挿入します。
- ステップ2
- 本体背面にアンテナケーブル、LANケーブル、電源ケーブルを接続し、それぞれのコネクタに接続します。アンテナケーブルとLANケーブルは短いものしか付属してこないため、配線距離が必要な場合は別途ケーブルを用意しましょう。
また、アンテナケーブルとテレビは「テレビ」ー「nasne」ー「アンテナ端子」と、アンテナ端子からnasneを経由して接続することもできます。
- ステップ3
- nasneを接続できたら、スマートフォンやタブレットの「torne® mobile」アプリを設定します。PS5/4では、「torne」アプリなどから初期設定を行ないます。
6 nasneの基本的な使い方
nasneはアプリから直感的に利用でき、手軽に視聴や録画、番組表のチェックが行なえます。使用するアプリは接続する機器によって異なっており、スマートフォン・タブレットでは「torne® mobile」アプリ、Windows PCでは「PC TV Plus」アプリ、PS5/4では「torne」アプリを利用します。
■スマートフォン・タブレットなら「torne® mobile」アプリ
nasneのオーソドックスな視聴方法は、スマートフォン・タブレットから「torne® mobile」アプリを利用して観る方法です。「テレビ(TV)」「ビデオ(VIDEO)」「番組表(GUIDE)」「番組検索(SEARCH)」「ランキング(RANKING)」といった、機能がわかりやすく配置されているので、直感的に操作できます。
特に便利なのが番組表。スワイプでのスクロールや、ピンチ操作でのスムーズな拡大縮小など、スマートフォンの操作感にマッチしており、ブラウザで記事を読む感覚で、目当ての番組をチェックできます。
視聴や録画も簡単です。番組表のコマをタップすれば、放送中の番組なら視聴が開始されます。先の時間帯なら、録画画面が表示されるので、録画先、繰り返し録画、録画モードを決めて予約録画を実行します。
繰り返し録画では、「毎日」「月〜土」「月〜金」「毎週」から選択が可能です。連続ドラマも一度の予約でしっかりとフォローできるので便利です。
・人気番組や話題の番組がひと目で分かる
話題性の高い人気番組を知ることができるのも、「torne® mobile」アプリのポイント。リアルタイムで番組を録画(トル)している人数と視聴(ミル)している人数がわかる「トルミル」機能や、予約録画数のランキング表示など、その時々のトレンドを素早くキャッチできます。
このランキングは、新番組を探す際に活躍します。注目度や前評判の高い番組は、ランンキング上位に入ってくるので、番組表とにらめっこしたりキーワード検索で入力したりしなくとも、すぐに探し出して録画予約を入れられるのでぜひ活用してみてください。
・録画番組の書き出し保存が可能
「torne® mobile」アプリでは、有料の「書き出し機能」を購入すれば、録画した番組をスマートフォンやタブレットに書き出し保存することができます。Wi-Fiやモバイルデータ通信を使わずに録画番組を楽しめるので、電波の届かない場所や電車移動時など、データ通信が安定しないシーンで大活躍します。
■PS5/4なら「torne®」アプリ
PS5/4でnasneを利用する場合は、「torne®」アプリをインストールします。基本的な画面や使い方は「torne® mobile」と同じですが、録画番組の書き出し機能は備わっていません。
■Windows PCは「PC TV Plus」アプリ
Windows PCでは、「PC TV Plus」アプリでnasneを利用できます。視聴の他、PCへの転送(ハードディスクやSSDに保存)や、BD/DVDメディアへの書き出しにも対応しています。
アプリの価格はPC1台用が3,300円〜となっていますが、体験版として14日間は無料で利用できます。まずは、自分の環境で利用できるかを体験版で確認してみましょう。
なお、利用しているPCがMacの場合は、AppleSiliconチップを搭載したモデルであれば、iOS/iPadOS用の「torne® mobile」アプリが利用可能です。Macでもテレビを楽しむことができます。
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7 nasneを利用したいシーン
■家の居間・リビング
固定されているテレビと違い、自分の好きな場所、好きなタイミング、好きな姿勢で楽しめるのがnasneの醍醐味。家族と観たい番組がかち合うこともよくありますが、チャンネル権を巡った戦いを回避できるのも便利です。
また、ひとりで集中して楽しみたい番組を観るのにも便利。テレビに接続されているレコーダーだと、ひとりになるまでタイミングを見計らう必要がありますが、nasneであればスマートフォンやタブレットを持って部屋を移動してしまえばOK。
リアルタイム視聴だけでなく、録画番組を観るのも便利です。録画番組は自動でチャプターが振られ、シーン検索やCMスキップなどにも対応しているおかげで、リアルタイムに視聴するより短時間で視聴が可能。情報入手の効率化や時短にも繋がってきます。
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■仕事中の流し見
nasneを使った流し見は、テレワーク中にもおすすめです。PCの横にタブレットやスマートフォンを固定して、ニュース番組や情報番組を流しておけば、仕事中でも時事の話題へとアンテナを伸ばしておくことができます。
■移動中やカフェでのスキマ時間に
モバイルデータ通信でもテレビや録画番組を視聴できるので、電車やバスでの移動時間や、カフェでの待ち合わせの合間など、外出中の貴重なスキマ時間をテレビ時間へと変えることができます。
それまで時間が取れなくて観るのを諦めていた番組をカジュアルに楽しめるため、通勤通学との相性も抜群です。
また、外出時には、書き出し機能がおすすめです。1時間の番組を約3分で書き出すことができ、画質はワンセグよりもはるかに高画質。シークもチャプタースキップも高速でサクサク、快適です。なにより、書き出したビデオを再生するのにデータ通信はほぼ発生しないため、スマートフォンの高速通信容量を使い切ってしまう心配がないのも安心できます。
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8 nasneのまとめ
ネットワークレコーダー「nasne」は、冒頭で説明したように一般的なレコーダーと比べると大きく使い方が異なるため、テレビに依存せずにテレビ番組を好きな時、好きなタイミング、好きな場所で楽しめるのがnasneならではのメリットです。素晴らしいテレビ体験を享受できます。
とはいえ、設置するとなれば場所の確保や家庭内のネットワーク環境の確認も必要になるので、まずはレンタルして「自宅で快適に利用できるか? 」や、「自分のテレビの視聴スタイルとマッチするか?」をチェックしてみるのがおすすめです。
※2022年8月3日時点での情報です。
最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
※商品写真および画像はイメージです。