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プロジェクターをスマホ接続する方法を解説!必要な準備物や注意点も紹介

プロジェクターとスマホを接続する方法解説!必要な準備物や注意点も紹介

Anker Nebula Capsule 3 モバイルプロジェクター

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プロジェクター
公開日:2025年2月20日


YouTubeや映画・アニメ鑑賞、ゲームプレイなどで、平日・休日のリラックスタイムを楽しむ方は、プロジェクターと接続するのがおすすめ。より大きな画面で迫力ある映像や高精細で美しい映像を楽しめますよ。接続方法を解説するとともに、おすすめプロジェクターを紹介します!

平日・休日のリラックスタイムに、YouTube動画の視聴や映画・アニメ鑑賞、ゲームプレイなどを、スマホで楽しむ方も多いでしょう。なかには「もっと大きな画面で見たい」と感じている人も多いのではないでしょうか?

そんな人におすすめなのが、スマホをプロジェクターにつなげて壁や天井に大きく映し出す方法。実は、スマホとプロジェクターは簡単に接続できます。プロジェクターとスマホを接続する方法を解説するとともに、必要な準備物や注意点も紹介します。

1 プロジェクターとスマホは接続可能!方法は2パターン

プロジェクター

プロジェクターとスマホの接続方法は、有線接続と無線接続の2パターンあります。両者にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、まずは下記の表を参考にどちらが理想的か確認してみてください。

  メリット デメリット
有線接続 ●安定して高画質な映像転送ができる
●遅延が少ない
●ケーブルをつなぐだけで接続できる
●配線の手間がかかる
●プロジェクターの位置が制限される
●引っ張る・躓くなど断線の可能性がある
●アダプタやケーブルが必要となる
無線接続 ●配線不要でスッキリする
●プロジェクターの位置の自由度が高い
●簡単に移動できる
●周辺機器がいらない
●スマホの充電がしやすい
●接続の安定性が環境に左右される
●電波干渉による遅延や画質劣化の可能性がある
●接続に設定がいる
●Wi-Fi環境が必要になる商品もある

有線接続・無線接続は、どのような目的で使用するかや、使用環境を踏まえて、使いやすい接続方法を選ぶのが大切です。

たとえば、「ゲームをプレイしたいから遅延は避けたい」「少しでも高画質な映像を楽しみたい」などの場合は有線接続の方が適しています。一方で「子どもやペットがいて有線は引っかけそう」「キャンプなど屋外でも利用したい」場合は、無線接続の方が使いやすいといえます。

ただし、有線接続の場合はケーブルが映像出力に対応していなかったり、接続端子に対応するケーブルがなかったりすると、プロジェクターと接続できないこともあります。対応ケーブルや変換アダプタなど、必要な機器も確認しておきましょう。

2 スマホとプロジェクターを接続する方法

具体的に、どのようにしてスマホとプロジェクターを接続するのか解説します。iPhoneとAndroidスマホでは接続方法が異なるので、それぞれのOSごとの有線接続・無線接続について詳しく紹介します。

■iPhoneの場合

iPhoneの場合、下記2つの接続方法があります。それぞれの手順や必要な準備物などを紹介します。

  • 1 Lightning/USB-Cケーブルを使った有線接続
  • 2 AirPlayを使った無線接続

◎ 1 Lightning/USB-Cケーブルを使った有線接続

プロジェクターとiPhoneを有線接続する方法

iPhoneをプロジェクターに有線接続する方法は、端子の種類によって異なります。iPhone 15シリーズ以前は独自規格であるLightningポートでしたが、15シリーズ以降はUSB Type-Cが導入されています

接続手順はほとんど違いがなく、どちらもHDMIケーブルと各接続端子に対応した変換アダプタが必要となります。具体的な手順は、下記のとおりです。

【Lightningポート搭載のiPhoneの場合(15シリーズ以前)】
1. iPhoneにLightning-Digital AVアダプタを接続する
2. HDMIケーブルをアダプタのHDMI端子に接続する
3. HDMIケーブルの反対側をプロジェクターのHDMI入力端子に接続する
【USB-Cポート搭載のiPhoneの場合(15シリーズ以降)】
1. iPhoneにHDMI変換アダプタを接続する
2. HDMI変換アダプタにHDMIケーブルを接続する
3. HDMI変換ケーブルのHDMI端子を、プロジェクターのHDMI入力端子に接続する

ちなみにHDMI変換ケーブル(変換アダプタとHDMIケーブルが一体化しているもの)も販売されています。HDMIケーブルを持っていない場合は、HDMI変換ケーブルを購入するのがおすすめです。

◎ 2 AirPlayを使った無線接続

プロジェクターとiPhoneを無線接続する方法

iPhoneのAirPlay機能を使って、プロジェクターと無線接続する方法もあります。

具体的な接続手順は、下記のとおりです。

  • 1. iPhoneとプロジェクターを同じWi-Fiネットワークに接続する
  • 2. iPhoneのコントロールセンターを開き、「画面ミラーリング」もしくは「AirPlay」のアイコンをタップする
  • 3. 表示されるデバイス一覧から、使用するプロジェクターを選ぶ
  • 4. パスコードを入力したら、接続を完了させる

ただしAirPlayは、Apple社独自の無線通信技術なので、プロジェクターやアプリが対応していない可能性もあります。AirPlayに非対応の場合は、有線接続のみ可能です。

■Androidスマホの場合

Androidスマホの場合、下記3つの接続方法があります。それぞれの手順や必要な準備物などを紹介します。

  • 1 MHL対応の場合の有線接続
  • 2 MHL非対応の場合の有線接続
  • 3 Miracast/Chromecastを使った無線接続

◎ 1 MHL対応の場合の有線接続

プロジェクターとAndroidスマホを有線接続する方法(MHL対応の場合)

端末がMHL(Mobile High-Definition Link)に対応している場合、MHL-HDMI変換アダプタを使用して接続します。具体的な接続手順は、下記のとおりです。

  • 1. MHL-HDMI変換アダプタのMHL端子をスマホに接続する
  • 2. HDMIケーブルを変換アダプタのHDMI端子に接続する
  • 3. HDMIケーブルのもう片方をプロジェクターのHDMI入力端子に接続する

接続が完了すれば、スマホの画面がプロジェクターへ自動的に映し出されます。自動的に表示されない場合は、スマホの設定から「キャスト」や「画面ミラーリング」の機能を有効にしてください。

主に2012~2015年頃に販売されたAndroidスマホで、microUSB端子搭載の機種はMHL対応であることが多くなっています

ただしmicroUSB端子搭載でもMHL非対応の機種もあるので、自分のスマホがMHLに対応しているか、スマホの取扱説明書もしくはメーカー公式サイトで確認しましょう。

◎ 2 MHL非対応の場合の有線接続

プロジェクターとAndroidスマホを有線接続する方法(MHL非対応の場合)

MHL非対応の場合は、USB-C(またはMicro USB)-HDMI変換アダプタを用いて接続します。お使いのスマホの端子に合った変換アダプタを用意しましょう。

具体的な接続手順は、下記のとおりです。

  • 1. USB-C(またはMicro USB)-HDMI変換アダプタをスマホに接続する
  • 2. HDMIケーブルを変換アダプタのHDMI端子に接続する
  • 3. HDMIケーブルのもう片方をプロジェクターのHDMI入力端子に接続する

接続が完了すれば、こちらも同じくスマホの画面がプロジェクターへ自動的に映し出されます。

◎ 3 Miracast/Chromecastを使った無線接続

プロジェクターとAndroidスマホを無線接続する方法

Androidスマホを無線接続させる場合、MiracastもしくはChromecastを利用します。多くのプロジェクターが対応しており、簡単に画面を映し出せます。

具体的な接続手順は、下記のとおりです。

  • 1. Androidスマホとプロジェクターを同じWi-Fiネットワークに接続する
  • 2. スマホの設定メニューから「接続」や「デバイス接続」などの項目を探す
  • 3. 「キャスト」や「スクリーンミラーリング」などの機能を選択する
  • 4. 利用可能なデバイス一覧から、接続したいプロジェクターを選ぶ

スマホの機種やAndroidのバージョンによって、メニューの名称・手順は若干異なるかもしれません。もしプロジェクターが対応していない場合は、有線接続のみ可能です。

3 スマホ画面をプロジェクターに投影する方法

プロジェクターで壁に映像を投影する

スマホ画面をプロジェクターに投影する方法は「ミラーリング」と「キャスティング」の2つに大別できます。どちらも投影可能ですが、表示のさせ方が異なるため、用途によって使いわけることが大切です。

  ミラーリング キャスティング
画面表示 ●スマホの画面を”そのまま”映し出す ●特定のコンテンツ”のみ”映し出す
操作性 ●スマホの操作がそのまま反映される ●特定コンテンツに応じた操作が反映される
メリット ●スマホ画面と全く同じものを映せる ●特定コンテンツを映しながら、スマホで別の操作ができる
デメリット ●映像の投影中は、スマホで他のアプリを使えなくなる
●スマホの通知も画面に映ってしまう
●対象のアプリでしか利用できない
おすすめの用途 ●操作説明 ●動画視聴
●映画・アニメ鑑賞
●ゲーム

ミラーリングは、スマホの画面をそのままプロジェクターに映し出すため、特定のアプリに限定されず、広く使えるのがメリットです。ただしスマホをほかの用途で使えなくなってしまうのがデメリットです。通知などの余計な情報まで映してしまうため、エンタメを楽しむには適していません。

一方で、キャスティングは特定のコンテンツのみをプロジェクターに投影可能です。たとえば、Netflixで映画鑑賞しながらスマホで感想をSNSに投稿するなど、投影しながらスマホを別の目的で使用できます。エンタメ作品を楽しんでいる最中に、画面に通知が出て邪魔されることもありません。
ただし、アプリが非対応の場合は使用不可な点はデメリットです。

4 スマホと接続して使うプロジェクターの選び方

スマホと接続して使うプロジェクターの選び方

スマホと接続して利用する前提で、プロジェクターを選ぶ場合は5つの点に注意が必要です。具体的に、どのようなポイントに着目して選ぶべきなのか選び方を解説します。

■スマホのOSに対応しているか

スマホとの接続を前提にプロジェクターを選ぶ場合、接続予定のスマホのOS(AndroidもしくはiOS)に対応しているか確認しましょう。

なぜならお使いのスマホのOSによって、使用できる接続方法が異なるからです。「スマホ対応」と記載されているプロジェクターでも、AirPlayに対応していないなど、想定している方法で接続できない可能性も考えられます

接続したいスマホのOSに対応したプロジェクターであることを確認してから、購入を決断しましょう。

■接続方法をチェックする

お使いのスマホのOSに応じて、使いたい接続方法に対応しているかチェックしましょう。

特に無線接続を想定している場合は、必要な機能が搭載されているか確認することが大切です。有線接続の場合は変換アダプタの購入などで対応できるケースが多いものの、無線接続の場合はそもそもプロジェクターが対応していなければ、どうすることもできません。

iPhoneの場合は「AirPlayの対応有無」を、Androidの場合は「MiracastもしくはChromecastの対応有無」を確認しましょう

また、どのような有線接続の端子があるかの確認も大切です。もし手持ちの接続機器が対応していない場合は、追加でケーブルや変換アダプタの購入が必要になります。

■置き場所(投写距離)や投影する画面の大きさを考える

投写距離とは、プロジェクターからスクリーンまでの距離のこと

部屋の広さや投影する壁・天井の大きさ、家具の配置などを踏まえ、プロジェクターの置き場所や、どのぐらいの画面サイズで投影させたいか考えることも大切です。

プロジェクターには、適切な投写距離(プロジェクターからスクリーンまでの距離)があります。最適な投写距離は、下記によって異なります。

  • ●機種ごとの適切な距離
  • ●どのくらいのサイズで映し出すか

そのためプロジェクターの購入時には「どのくらいの大きさで映したいか」を決めて、それを実現するための投写距離が確保できるかどうか確認する必要があります。

スクリーンの大きさは、テレビと同じくインチで表されるので、まずは下記を参考に「どのくらいの大きさの画面がほしいか」決めてください。

スクリーンの大きさ
60インチ 約75cm 約133cm
80インチ 約100cm 約177cm
100インチ 約125cm 約221cm
120インチ 約149cm 約266cm
150インチ 約187cm 約332cm
200インチ 約249cm 約443cm

投影したいサイズが決まったら、投写距離を確保できるかどうか、下記表を参考に確認してみてください。必要になる投写距離は製品によって異なるため、ここでは一例としてアンカー・ジャパンの「nebura capsule 3」のスペックを参考に記載しています。

投写距離 スクリーンの大きさ(縦×横)
1.60cm 60インチ(約75×133cm)
2.13cm 80インチ(約100×170cm)
2.65cm 100インチ(約125×221cm)
3.18cm 120インチ(約149×266cm)

希望のスクリーンサイズが決まったら、製品ごとの投写距離を確認して、自宅で実現できるか否か確認してください。

また、ズーム機能を搭載している製品なら、投写距離を調節可能です。特に自宅のような狭い空間で利用する場合は、短い距離でも大きく投影できる短焦点モデルが適しています。

自宅のスペースや家具の配置などの都合で投写距離を確保できない場合や、アウトドアなど屋外でも使いたいときは、バッテリー内蔵のモバイルプロジェクターがおすすめです。

■映像の美しさ・見やすさを比較する

同じ解像度でも明るさで映像の美しさは異なる

映像の美しさ・見やすさも比較しておきたいポイントです。具体的には、解像度・明るさ・コントラスト比、パネルなどが、映像のクオリティにかかわってきますが、なかでも重要なのが明るさと解像度

特に、明るさは映像の見え方を大きく左右し、明るいほど色鮮やかでくっきりとした映像を映し出します。反対に明るさが不足していると、霧がかったような白くぼんやりとした画面になってしまいます。

十分な明るさがあると、壁紙の凹凸が気になりにくいので、没入感を高めてくれる効果もあります。また、映像が明るいと暗室でなくても映像が見やすくなるので、昼間などの明るい部屋で楽しみたい人は1500ANSIルーメン以上を目安に選びましょう。

ちなみに、明るさはANSIルーメンやISOルーメンなど複数単位があるので、同一の単位で比較するのがおすすめです。

解像度は高ければ高いほど、映像はより詳細かつ鮮明になります。特に、大きな画面で表示する場合には、高い解像度が求められるため4K以上の解像度を選ぶのがおすすめです。

■内蔵スピーカーの有無やスペックを確認する

プロジェクターは、商品によってスピーカーの有無が異なります。映画鑑賞やゲームプレイ、ライブ鑑賞が目的なら、スピーカー内蔵のものがおすすめです。一方で、プレゼンなどビジネスで使用する場合は、必ずしもスピーカーが必要とはいえないでしょう。

ただしエンタメを楽しむのがメインでも、下記のように使用シーンや自宅環境などによって、内蔵スピーカーの必要性は異なります

内蔵スピーカーが必要 内蔵スピーカーは不要
●アウトドアなど屋外で使いたい
●部屋の移動など持ち運ぶ機会が多い
●スマホのスピーカーよりも音の広がりや臨場感を感じたい
●スマホのスピーカーで満足できる
●ハイエンドなスピーカーやサウンドバーと接続したい

ある程度、音響にこだわりたい場合は内蔵スピーカーのW数に注目してください。W数の大きなスピーカーほど大きな音が出せ、20W以上あれば屋外などの広い場所でも迫力あるサウンドを楽しめます。

スピーカーに加えてウーファー(重低音専用のスピーカー)が搭載されていると、低音が強調されるため、映画やゲームの臨場感・迫力を高められます。

また、別途スピーカー・サウンドバーなどに接続する場合は、HDMI端子がARCもしくはeARCに対応しているものを選びましょう。通常のHDMI端子は映像出力のみに対応しており、音声出力も行うにはARCもしくはeARCに対応している必要があります。

■迷ったらレンタルしてみるのもあり

選び方を押さえていても、実際に自宅で使ってみないとわからないことは多くあります。画質や音質はもちろん、画像調整のしやすさやスマホとの接続の手軽さ、収納性・持ち運びやすさなどの使い勝手は、実際に使用してみないとわかりません

購入してから「画質がイマイチかもしれない」「もっと小さい方がよかった」「調整がめんどう」などの不満が出るかもしれません。

プロジェクターは決して安い買物ではないからこそ、悩んでしまう場合はレンタルがおすすめです。ドコモのレンタルサービス「kikito」では、月額(30日単位)で商品をレンタルでき、3日間からの短期お試しが可能。気に入った商品は、そのまま購入することもできます。

ほしいプロジェクターの候補が決まっているなら、今すぐ「kikito」で使い心地を確認してみましょう!

5 スマホに接続しやすいプロジェクター7選

プロジェクターの選び方がわかったところで、スマホに接続しやすいおすすめのプロジェクター7選を紹介します。ほとんどの商品がkikitoでお試し可能なので、気になったものがあれば自宅で使い心地をチェックしてみてください。

■アンカー・ジャパン「Nebula Capsule 3」

「Nebula Capsule 3」

片手で持ち運べる軽さと、500mlペットボトルよりもコンパクトなサイズにもかかわらず、最大120インチの大画面でフルHDの映像を楽しめます。自宅での収納スペースに困らないのはもちろん、キャンプなどアウトドアでも使いやすいサイズです。

またGoogle TVが搭載されており、NetflixやAmazon Prime Video、YouTubeなどが、スマホやパソコンなどと接続しなくても楽しめるのも魅力です。HDMI端子もあるため、スマホやNintendo Switch・PS5などゲーム機との接続もできます。

独自技術である「Nebula IEA™ 3.0」によって、各補正がわずかな時間で自動的に完了します。斜め方向からでも映像を投影できるため、設置場所を選びません。ワンルームなどスペースに限りがある部屋でも、大迫力の映像を楽しめます。

詳しい使い心地は、「Nebula Capsule 3」を実際に自宅で使用してみたレビュー記事をご覧ください。

サイズ 高さ:約160mm、直径:約78mm
重量 約850g
輝度 200ANSIルーメン
解像度 1920×1080画素
スクリーンサイズ 40~120インチ
自動補正機能 オートフォーカス/台形補正/水平補正/スクリーンフィット/障害物回避
HDMI端子 あり
スピーカー あり
Wi-Fi接続 あり
バッテリー持続時間(動画再生) 約2.5時間
価格 69,990円(税込)

Nebula Capsule 3をレンタルする

■アンカー・ジャパン「Nebula Cosmos」

「Nebula Cosmos」

「Nebula Cosmos」はNebulaシリーズのエントリーモデルといえるホームプロジェクターです。10万円未満と比較的安価なため、はじめてプロジェクターを購入する際にぴったりです

手が届きやすい価格ながら色鮮やかで、難しいとされる黒色もしっかりと表現、より深み・濃さのあるダイナミックな映像表現が可能です。独自アルゴリズム「ダイナミック・スムージング」により、コンテンツのフレームレートを上げられるため、動きの激しいゲームやアクション映画なども繊細に映し出せます。

また、360°に広がるサウンドで、映画館のような臨場感を味わえます。ささやく声や効果音も鮮明に聞こえるので、聞き逃して巻き戻すわずらわしさもありません。

ただし、搭載されている自動補正機能は垂直方向のみ自動なので、水平方向は手動で行う必要があります。毎回調整するのが面倒な場合は、定位置を決めておきましょう。

サイズ 高さ:約8.8cm、幅:約28.9cm、奥行:約19.8cm
重量 約2.0kg
輝度 810ANSIルーメン
解像度 1920×1080画素
スクリーンサイズ 30~120インチ
自動補正機能 オートフォーカス/台形補正(垂直)
HDMI端子 あり
スピーカー あり
Wi-Fi接続 あり
バッテリー持続時間(動画再生) 内蔵バッテリーなし(電源アダプタを使用)
価格 89,990円(税込)

Nebula Cosmosをレンタルする

■アンカー・ジャパン「Nebula Cosmos 4K SE」

「Nebula Cosmos 4K SE」

Nebulaの最上位ホームプロジェクターシリーズ Cosmosの中でも、映像の美しさに特化したモデルです。優れた映像の再現性を持つDolby Vision対応の4Kコンテンツを投影でき、フルHDモデルよりも高精細でリアルな映像を楽しめます。

従来のLED光源にレーザーを組み合わせたハイブリッド光源により、鮮明かつ自然光に近い映像となっており、10.7億色もの色域で緻密な色彩を表現できます。さらに1800ANSIルーメンの圧倒的な明るさと、映像美をとことん追求したモデルです

また操作性の高さも魅力です。Google TVが搭載されているため、起動後すぐにホーム画面から複数のアプリを選択可能。しかもリモコンにはNetflix・Amazon Prime Video・YouTubeのボタンが設置されているなど、「見たい!」という熱を冷まさずに視聴できます。

とにかく映像の質にこだわりたい方や、使いやすさに重きをおく方におすすめです。

サイズ 高さ:約22cm(※ハンドル部分を除く)、幅:約16.5cm、奥行:約26.3cm
重量 約4.5kg
輝度 1800ANSIルーメン
解像度 3840×2160画素
スクリーンサイズ 20~200インチ(60インチ未満・150インチ以上のサイズで投影する場合、台形補正はマニュアル設定に)
自動補正機能 オートフォーカス/台形補正(垂直・水平)/スクリーンフィット/障害物回避
HDMI端子 あり
スピーカー あり
Wi-Fi接続 あり
バッテリー持続時間(動画再生) 内蔵バッテリーなし(電源アダプタを使用)
価格 199,900円(税込)

■BenQ「モバイルプロジェクターGV31」

モバイルプロジェクターGV31

モニターやモニターライトで有名なBenQのプロジェクターで、カタツムリのようなホイール状のデザインが特徴的です。BenQ独自の135°の回転機構を搭載しており、ホイール状の本体を回すだけで手軽に天井投影を実現してくれます

また4W×2のステレオスピーカー&パワフルな8Wのサブウーファー(重低音用のスピーカー)の2.1chスピーカーを搭載。音の広がりや密度、臨場感、迫力があるサウンドを体感可能です。映画やゲームはもちろん、ライブ映像を楽しみたい方におすすめです。

ただし輝度が300ANSIルーメンと、それほど高くないため、明るい環境では鮮やかに見られない点は要注意。消灯しカーテンを閉めた、暗い部屋での鑑賞に適しています。

サイズ 高さ20.32cm、幅13.13cm、奥行19.14cm
重量 1.7kg
輝度 300ANSIルーメン
解像度 1920×1080画素
スクリーンサイズ 30~120インチ
自動補正機能 オートフォーカス/台形補正(垂直)
HDMI端子 あり
スピーカー あり
Wi-Fi接続 あり
バッテリー持続時間(動画再生) 180分
価格 104,800円(税込)

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■エプソン「dreamioEH-TW6250」

dreamioEH-TW6250

エプソン独自のテクノロジーにより、4K相当の高精細な高画質を実現しており、近くで見ても精細で粒状感のない美しい映像を投写可能です。

さらに3LCD方式と呼ばれる投写方式を採用していることで、白もカラーも同じ明るさを実現。2,800lmと輝度が高いため、昼間のリビングなど完全に暗くできない部屋でも、明るく見やすい映像を鮮明に映し出せます。1ドットレベルで原色に忠実な色を再現できるため、繊細なグラデーション表現が可能なのも美しい映像の投写につながっています。

また前後のフレームを比較して中間のコマを自動生成する「フレーム補間技術」によって、60フレームを120フレーム/秒で表示でき、動きの激しい映像もなめらかに投影可能です。

部屋の照明を落とさずとも細部まで鮮明に映し出してくれるので、日中でもカーテンを閉めれば問題なく使用可能。4K相当の高画質で映画・ゲームを楽しみたい方や、テレビモニターの代わりに常時使いたい方にぴったりです。

サイズ 高さ:12.3cm、幅:33.3cm、奥行:27.5cm
重量 約4.1kg
輝度 2800lm
解像度 4K*
スクリーンサイズ 40~500インチ
自動補正機能 オートフォーカス/台形補正(垂直)
HDMI端子 あり
スピーカー あり
Wi-Fi接続 あり
バッテリー持続時間(動画再生) 内蔵バッテリーなし(電源アダプタを使用)
価格 159,500円(税込)

*4K信号を入力し、2軸シフトテクノロジーによって4Kの高画質で表示します。

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■Aladdin「Aladdin X2 Plus」

Aladdin X2 Plus

天井に設置するプロジェクターで、シーリングライトも兼ねています。常に頭上に設置されている状態なので、出し入れしたりセッティングしたりする必要がなく、いつでもすぐに使用可能。起動時間はわずか7秒しかかからないため、準備や待ち時間のストレスがありません。

専用の短焦点レンズを搭載しており、天井の引掛けシーリングから壁までの距離が短くても、鮮明な大画面を投影できます。4畳の部屋で設置距離が1.2mほどしかない場合でも、60インチの大画面を投影できるので、どのような広さの部屋でも使用しやすくなっています。

投影面は上下左右に調整でき、見やすい位置にセッティング可能。天井の梁など障害物があっても、回避して投影させられます。

また、ハーマンカードン製のDolby Digital Plus対応の8Wステレオスピーカーを採用しており、音響面でも迫力ある体験ができるのも魅力です。

省スペース化したい方やセッティングが面倒な方、エンタメ作品の音響にもこだわりたい方におすすめです。

サイズ 高さ:14.5cm、幅:47.6、奥行:47.6cm
重量 4.9kg
輝度 900ANSIルーメン
解像度 1920 x 1080
スクリーンサイズ 40~120インチ
自動補正機能 台形補正/水平補正
HDMI端子 なし
スピーカー あり
Wi-Fi接続 あり
バッテリー持続時間(動画再生) 内蔵バッテリーなし(引掛シーリングに設置)
価格 129,800円(税込)

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■KABĒNI「カベーニ スマホ型プロジェクター」

カベーニ スマホ型プロジェクター

最大の特徴は、ズボンのポケットにも入れられるスマホサイズなこと。携帯しやすいモバイルプロジェクターのなかでも特にコンパクトです

付属の三脚を使用することで、壁や天井へ投影します。三脚が必要にはなるものの、三脚込みでも非常にコンパクトです。大きな荷物にならないので、キャンプをはじめアウトドアにも気軽に持って行けます。

小さいながらも垂直方向の自動台形補正が搭載されており、見やすい位置へ調整しやすくなっています。フォーカスおよび水平補正は手動なので、その点は留意しておきましょう。

コンパクトで使い勝手がよいものの、フルワイドVGAと画素数は少なめ。輝度もそれほど高くないので消灯・カーテンは必須ですが、暗い空間であれば問題なく映像を楽しめます。

3万円台と比較的安価なので、はじめてのプロジェクターとして購入しやすい価格帯です。プロジェクターに初挑戦する方や、持ち運びやすさにこだわりたい方にぴったりです。

サイズ 高さ:1.7cm、幅:8cm、奥行:14.5cm
重量 220g
輝度 1000lm
解像度 854×480画素
スクリーンサイズ 17~130インチ
自動補正機能 台形補正(垂直)/四点補正
HDMI端子 あり
スピーカー あり
Wi-Fi接続 あり
バッテリー持続時間(動画再生) 2.5時間
価格 39,800円(税込)

6 プロジェクターとスマホを接続するときの注意点

プロジェクターとスマホを接続する際は、いくつか覚えておきたい注意点があります。有線接続の場合・無線接続の場合にわけて、iPhoneとAndroidスマホで共通する注意点を4つ紹介します。

■【有線接続】使用するケーブルやアダプタによる違い

HDMIケーブル

どのようなケーブルやアダプタが必要になるか確認して、似たようなものと間違えないよう注意してください

たとえばHDMIケーブルは、一般的なタイプAのもの以外にも、ミニHDMIコネクタやマイクロHDMIコネクタといった、端子が異なるものもあります。端子の形状が違うと接続できなかったり、アダプタが対応していなかったりするので、ケーブルを購入する際は端子が間違いないか入念に確認しましょう。

また、iPhoneとプロジェクターを接続する際は、Apple純正品もしくはMFi認証されたケーブル・アダプタの使用がおすすめです。MFiとは「Made For iPhone」の略で、Appleに認められた商品です。純正品以外も使用可能ですが、iOSのバージョンアップで突然使えなくなる・データ通信ができない・不具合が生じる可能性があるなど、さまざまなリスクがあります。

■【有線接続】電源管理と充電対策

スマホの充電管理

有線接続の場合、スマホの充電ポートが埋まってしまうため「バッテリーが消費されて途中で電源が落ちてしまうのではないか」と、心配されるかもしれません。

スマホに給電しながらプロジェクターを使用するには、下記のような方法があります

  • ●ワイヤレス充電を利用する:スマホがワイヤレス充電に対応している場合、ワイヤレス充電パッドで充電しながら使用できる
  • ●充電しながら映像出力できるアダプタを選ぶ:HDMI変換アダプタやMHL変換アダプタには、充電ケーブルを接続できるものもある

スマホがワイヤレス充電に対応していなくても、アダプタ次第では充電しながらの使用が可能です。長時間使用する場合やスマホのバッテリーに不安がある場合は、給電可能なアダプタを選びましょう。

■【無線接続】Wi-Fi環境

Wi-Fi環境

iPhoneのAirPlay機能やAndroidのMiracast・Chromecastは、いずれもWi-Fi経由で接続します。そのためiPhone・Androidともに、スマホとプロジェクターを無線接続するには、基本的にWi-Fiへの接続が必要です。

映像や音声が途切れることなく映画やゲームを楽しむには、安定したWi-Fi環境を整えましょう。下記のような工夫を施すことで、通信品質の安定化が期待できます。

  • ●ブースター・中継器を使用する
  • ●扉やドアで遮らない場所にルーターを移動させる
  • ●ルーターをアップデートする
  • ●同時接続台数を見直す

また、古いルーターを買い替えるのも手です。Wi-Fiルーターの寿命は5年前後で、古くなるとパフォーマンスが落ちるので速度が低下しているかもしれません。この場合は、最新のルーターに買い替えることで、通信の安定性・速度ともに高まると考えられます。

「ルーターを長らく買い替えていない」「ルーターの選び方がわからない」場合は、おすすめWi-Fiルーター12選の記事をご覧ください。一戸建やマンションにあった選び方も解説しています。

■【無線接続】Bluetooth®接続

Bluetooth接続に対応しているプロジェクターもありますが、Bluetoothでは映像の転送ができない点には注意が必要です。

BluetoothはWi-Fiよりも通信速度が遅く、映像のような大容量のデータを送受信するには不向き。そのためオーディオやコントロール機能のサポートとしてBluetoothが採用されているケースがほとんどです。

そのため、無線接続できるプロジェクターを探す際は「Wi-Fi搭載」のモデルを選び、Bluetoothの有無はスピーカー出力、スマホからの操作などの機能を検討しているときに、確認するようにしましょう

7 まとめ

最近のプロジェクターにはOSが搭載されていることも多く、単独で動画配信サービスにアクセスできるものも珍しくありません。しかしプロジェクターとスマホを接続することで、思い出の映像の上映やサブスク配信されていない音楽の再生、スマホゲームのプレイなど使い方の幅がグッと広がります。

プロジェクターは、使いやすさや接続方法、映像のきれいさ、音質の良さ、起動の早さ、セッティングしやすさなどに、さまざまな違いがあります。どのような使い方をしたいのか、できるだけ具体的に想定しておくと、比較検討しやすくなりますよ。

とはいえ、実際に自宅で使ってみないとわからないことも多くあります。購入してから不満点が見つかって後悔しないように、レンタルで使い心地を体感してから購入するのがおすすめです

ドコモのレンタルサービス「kikito」では、月額(30日単位)で商品をレンタルでき、3日間からの短期お試しが可能。気に入った商品は、そのまま購入することもできます。気になるプロジェクターを見つけたら、今すぐ「kikito」で使い心地を確認してみましょう!

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※2024年12月時点での情報です。最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
※商品写真および画像はイメージです。
※表示金額はすべて税込価格です。

取材・執筆

フリーWebライター ダル

大阪府在住のフリーWebライター。メディアへの寄稿や編集・ディレクションを行うほか、広報経験を活かしプレスリリースやクラウドファンディングのプロジェクトページの作成なども行う。趣味は漫画とゲームと音楽というわかりやすいオタクで、身の回りのモノは吟味して購入する。家事の「めんどくさい」を解決するインスタ運営中

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