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1.一人暮らしで食洗器を導入するメリットは多い！

実は一人暮らしでも、食洗器の導入には多くのメリットがあります。それは節水、衛生的、時短の3点です。以下で詳しく解説します。

■節水

食洗機は庫内に溜めた少量のお湯・水を循環させて洗うので、使った水がそのまま流れていく手洗いよりも、遥かに水量が少なく済みます。商品によっては、手洗いの約1/8で済むほどです。

パナソニックの調査では食洗機を1日2回利用（6人分）すると、年間約28,600円の節約につながるとされています。一人暮らしでも単純計算で約4,800円は節約できる計算です。

■衛生面

食洗器は高圧水流・高い水温・強力な洗剤により、手洗いでは時間のかかる頑固な汚れも簡単に洗い落とせます。細長いコップや、ザル、といった手洗いしにくい形状のものも、隅々まで洗えて清潔に保てるのも利点です。

また、商品によっては除菌機能も搭載。台所用スポンジには多くの雑菌が潜むといわれているので、むしろ手洗いよりも衛生的かもしれません。

■時短・時産

そして最大の利点ともいえるのが、時短と時産です。

時産とは、家事を効率化・アウトソーシング化して、自分の時間を作りだす考え方。家事のストレスから解放され、楽しいことに時間を使えるようになります。

一人暮らしの食器洗いは、10分ほどかかりますが、食洗機であれば食器をセットするのに5分もかかりません。たった5分の短縮ですが、1日2回×365日とすると年間で約60時間（約2.5日）相当の余暇が生まれます。

浮いた時間を趣味や勉強に活用したり、ちょっと長く睡眠できたりと、生活にゆとりができます。

なにより「食器を洗わなきゃ」という心理的負担を軽減できるので、疲れて帰ってきて食事の後片付けまでする余裕がない方にぴったりです。

2.一人暮らし用の食洗器の選び方

一人暮らしのQOLを高めてくれる食洗機ですが、どのような点に着目して比較検討すべきなのか、なかなか想像できない人も多いはず。そこで、あなたの住宅環境に合った商品を選ぶために、押さえておきたい選び方のポイントを4つお伝えします。

■設置スペースに収まるかサイズをチェックしよう

おおよその置き場所が決まったら、幅・奥行・高さを測り、収まる食洗機を選びましょう。このとき 食洗機本体の寸法だけでなく、食洗機の扉が開閉できるスペースがあるか、排水ホースがシンクに届くか、も忘れず確認してください。

また、食洗機によっては「コンロから〇cm離す」など設置条件が規定されていることもあるので、必ずホームページなどで確認しましょう。

家事動線を考えた場合、シンク横や調理台など食器を出し入れしやすい場所が理想的ですが、スペースがなければ、ラックや棚で置き場所を増やすのも手です。メーカーによってはスマホ・タブレットで、ARによる置き場所のシミュレーションができる場合もあります。

ただし、本体サイズが小さいものほど、一度に洗える点数も少なくなります。あまり自炊をしない場合は容量6点程度でも問題ないですが、毎日自炊をしたり、お弁当や水筒などをまとめて洗ったりするのであれば、容量10点前後を目安に検討するとよいでしょう。

■賃貸なら卓上型を選ぼう

食洗機にはビルトイン型、卓上型という2種類があります。ビルトイン型は、キッチン工事が必要で、導入ハードルが高くなるため、賃貸であれば工事不要で設置できる卓上型を選びましょう。卓上型には主に2種類あるため、以下で詳しく解説します。

◎手軽に導入するならタンク式がおすすめ

タンク式とは、タンクに補給した水で食器を洗う方式です。工事がいらず、電源コード、排水ホースをつなぐだけで使えます。

設置するだけで即使用可能なので、賃貸でも工事不要で気軽に導入可能。ほかのタイプの食洗機と比べ、安価なものが多く、手が届きやすいのもメリットです。

ただし、使うたびに給水する必要があるため、手間に感じやすいのがデメリット。シンク横であればそれほど手間ではないものの、シンクから離れた場所に設置する場合は、めんどうに感じやすいかもしれません。

◎使用頻度が高いなら分岐水栓式がおすすめ

毎日自炊するなど使用頻度が高い場合は、自動で給水してくれる分岐水栓式がおすすめ。

蛇口に簡単な工事を施す必要はありますが、食洗機へ自動で水を供給できるため、ボタンを押すだけで食器洗いが完了する手軽さがメリットです。

ただし簡単とはいえ、設置に手間がかかるのがデメリットです。工事を行うとなると、管理会社・大家さんに工事の可否を確認したり、マンションの規約を確認したりと手間も時間もかかってしまうため、すぐには使用できません。

また、賃貸の場合は原状復帰が必須なので、引っ越しが多い場合は何度も工事が必要になります。

加えてタンク式よりも大型のものが多く、一人暮らしの狭い家では置き場所に困るかもしれません。

■時短したいなら乾燥機能付を選ぼう

乾燥機能付の食洗機なら、ボタン一つで洗浄から乾燥までできるので、食器を拭いたり乾燥を待ったりする手間が省けます。

また、乾燥機能があることで、自然乾燥のように半乾きになることがなく、衛生的なのも魅力ですし、食器と同時に食洗機内も乾燥させられるので、庫内に水分が残って雑菌・カビが繁殖するのを防げるのもメリットです。

　　　　

■節水・節電などの省エネ性能に優れるものを選ぼう

一人暮らしだと、 一人あたりにかかる光熱費が大きくなりやすいため、省エネ効果が高いものを選ぶとランニングコストを下げられお得です。

食洗機は、手洗いより水量は抑えられますが、節水量は食洗機によって異なります。各メーカーの表示を確認して、少しでも節水できるものを選ぶと節約につながります。

また、水を温めたりノズルを回転させたりなど電力も消費するため、消費電力の低いものを選ぶのも大切です。なかにはエコモードで光熱費を抑えられるものや、汚れレベルに合わせて自動で節電するものもあるので、省エネ機能の有無も確認してください。

　　　　

■迷ったらレンタルしてみるのもアリ

置き場所や自分のライフスタイルに食洗器が必要か？そんな不安をお持ちなら、まずは買う前に自宅でレンタルして試してみるのもおすすめです。

「思ったより大きかった」「本当にきちんと洗えるの？」「買ってから失敗した…」を防ぐために一度レンタルしてから購入を検討してみましょう。

3.一人暮らしにおすすめの食洗器6選

数ある食洗器のなかでも、一人暮らしにおすすめの食洗器を6つ紹介します。それぞれの機能や特徴、スペックをお伝えするので、商品選びの参考にしてください。

■パナソニック「パーソナル食洗機SOLOTA｜NP-TML1」

SOLOTA（NP-TML1）は、一人暮らしのキッチンに最適なコンパクトサイズの食器洗い乾燥機です。幅31cm・奥行22.5cmとほぼA4ファイルサイズのスペースに設置可能で、国内卓上食洗機最小*のコンパクト設計を誇ります。

SOLOTAは、狭いキッチンにもなじむすっきりしたデザインで、前面・背面に大きなクリア窓を採用しているため、ワンルームでも圧迫感なく置けます。

またスマホ・タブレットを使ってARでシミュレーションできるサービスもあり、自宅での使用イメージを確かめてから購入できるのもポイントです。

一人暮らしに必要最低限な機能だけに絞られており、直感的な操作が可能なのも魅力。食洗機に馴染みのない方でも難なく操作できるので、はじめての購入にぴったりです。

実際の使用感について、詳しくはレビュー記事でご確認ください。

*パナソニック調べ：2023年2月17日時点

パーソナル食洗機SOLOTAをレンタルする

■シロカ「食器洗い乾燥機アドバンスシリーズ｜SS-MA251」

シロカの食器洗い乾燥機「SS-MA251」は、水道工事不要のタンク式、自動で給水できる分岐水栓式、どちらにも対応しており、設置場所や使用頻度などに応じた使い方ができるのが特徴です。

独自の洗浄技術「360°キレイウォッシュ」により、あらゆる角度から洗い上げることが可能で、油汚れや粘着性の汚れもしっかり落としてくれます。6つの自動洗浄プログラムが用意されており、汚れの度合いや食器の材質などに合わせた洗浄方法を選べます。

洗浄後に自動でドアが開く「オートオープン」機能が搭載されており、高温洗浄の蒸気を自動で逃がして結露を防ぐため、食器・庫内を衛生に保ってくれるのも魅力です。庫内の洗浄が面倒な方にうってつけの機能です。乾燥に電力を使用しないため、節電にもつながります。

SS-MA251をレンタルする

■シロカ「食器洗い乾燥機アドバンスシリーズ｜SS-MU251」

同じくシロカの食器洗い乾燥機「SS-MU251」は、先ほどの「SS-MA251」と同様にタンク式、分岐水栓式どちらにも対応しており、環境に合わせた使い方ができます。

最大の特徴は、 UVライト照射による除菌機能されていること。洗浄後も清潔な状態が長続きすることに加え、水を使わないUV除菌専用コースで食器以外のものも99.99%除菌できます。

たとえば、水筒、タンブラーのような洗いにくいものをはじめ、スマートフォンケース、マスク、食器洗いスポンジ、などの除菌もできます。衛生面が気になる方に、特におすすめの食洗機です。

また省スペース設計ながら16点もの食器を洗える容量のため、来客が多い人でも食器をまとめて洗えますす。

シロカのSS-MU251をレンタルする

■サンコー「タンク式食洗機｜ラクアminiPlus」

ラクアmini Plusは、スタンダードモデルである「ラクアmini」にノズルを追加した小型＆強力洗浄モデルです。ノズルが上下合わせて2本に増えたことから、上下から水を噴射できるようになり、より隅々まで洗浄することが可能になりました。

ラクアminからより洗浄力が高まり、 少し時間が経って落ちにくくなった頑固汚れも問題なし。にもかかわらず、使用水量は約3Lのままと変わらず、節水効果も高くなっています。

加えて幅30.8cm×奥行31.5cmとコンパクトでありながら、食器が最大12点入るサイズのため、「一日分の食器を夜にまとめて洗いたい」「数日分のお皿を一気に洗いたい」というズボラな人におすすめです。

本体カラーはマットブラックとホワイトの2パターンあり、キッチンやインテリアのテイストに合わせて選べます。

ラクアmini Plusをレンタルする

■エスケイジャパン「食器洗い乾燥機｜Jaime（SJM-DW6A）」

Jaime（SJM-DW6A）は、コンパクトでありながら1回で食器12点・小物（カトラリー類）12点を洗浄できる比較的容量の大きなタイプです。開口部が大きく食器カゴが手前に引き出せるので、食器を出し入れしやすく使い勝手のよい食洗機です。

洗浄コースは「ソフト洗い」「強力洗い」「標準洗い」「スピーディー洗い」の4コースあり、汚れのれ別に応じて洗い方を使い分けられるので、節電効果が期待できます。操作はタッチパネルにアイコンが表示されるので、誰でも直感的に操作できます。

目安2～3人分の食器が収納できるので、一日分の食器をまとめて洗いたい方や、友人・恋人など来客の多い方におすすめです。

■AND・DECO「タンク式食洗器1～3人用｜bst01」

bst01は、住空間に溶け込む製品を販売する「AND・DECO」の食洗機で、インテリアに溶け込むデザイン性が魅力です。くすみがかったニュアンスカラーがかわいく、女性の一人暮らしでもインテリアの雰囲気を邪魔しません。

もちろん機能性も抜群で、 上下のノズルによる強力洗浄や汚れに応じて使いわけられる5つの洗浄モード、自由に運転開始できる予約運転、乾燥のみもOKの温風乾燥モードなど機能性も充実しています。タッチパネル式なので、簡単に設定できるのもポイントです。

1～3人用と容量が大きいことに加えチャイルドロックも搭載していることから、一人暮らしはもちろん、子どもやペットのいる家庭にも適しています。

4.まとめ

代表的な6つのおすすめ食洗機を紹介しましたが、どれも機能性が充実しておりデザイン性も高いことから、どれを購入すべきか悩んでしまうはず。一人暮らし用のコンパクトなものといっても高価なため、どうしても気軽に購入するのは難しいでしょう。

商品のスペックを見ていても、実際に自宅に置き洗ってみないと、使用できるスペースがあるのか・十分にお皿が入るのかまではわからないものです。「自宅で試せたらいいのに」という方は、購入前にレンタルで使ってみるのがおすすめです。

ドコモのレンタルサービス「kikito」では、月額（30日単位）で商品をレンタルでき、3日間からの短期お試しが可能。気に入った商品は、そのまま購入することもできます。今すぐ、「kikito」をチェックしてみましょう！