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1　掃除機の寿命はどのくらい？タイプ別に紹介

△掃除機の寿命について解説します。

使用頻度の高い掃除機は、使用年数に伴い寿命がやってきます。「最近、掃除機の調子が悪いけどそろそろ寿命かな？」という方も多いのではないでしょうか。ここでは、掃除機の平均寿命を解説します。

■コードありの場合

一般的にコード付き掃除機の平均寿命は約7年と言われています。

コード付きの掃除機は、コードレス掃除機と比較してバッテリー劣化の心配がありません。そのため、 適切なメンテナンスを行うことで長期間使用できるのが一般的です。しかし、使用状況や製品によって実際の寿命は変わってくるため、これらの数字はあくまで目安として考えましょう。

■コードレスの場合

コードレスの掃除機は主に2種類あり、それぞれ平均寿命が異なります。

スティック掃除機は、搭載されたバッテリーで動くコードレスタイプのものが多く、電源コードなしで使用できるものが増えています。 充電と放電を繰り返すコードレスタイプの掃除機は、バッテリーが劣化しやすいのが特徴です。

特にロボット掃除機は、一般的なコードレスの掃除機よりもバッテリーの平均寿命が約2年と短い傾向です。

しかし、本体の寿命は5〜7年ほどであるため、寿命がきた掃除機のバッテリーを交換することで長く使えます。

メーカーや使用頻度によっても、バッテリーの寿命は異なるため、上記の年数は目安程度に知っておきましょう。

■集じんタイプごとの寿命

掃除機の種類によっても平均寿命は異なります。掃除機の種類と平均寿命は以下の通りです。

特に、紙パック式は掃除機の中でも平均寿命が約15年と長いのが一般的です。 紙パック式の掃除機は、紙パック自体がフィルター代わりとなり、ゴミが直接モーターに入るのを妨げ、機器の劣化を防止できるためです。

一方、サイクロン式やカプセル式は、内部にフィルターを使用しており、ゴミが詰まるとモーターへの負担がかかるため寿命に悪影響を及ぼすと言われています。

その中でも、カプセル式掃除機はゴミを直接カプセル内に集めるシンプルな工程のため、フィルターが詰まりにくく、サイクロン式よりも寿命が長いのが一般的です。

できるだけ1つの掃除機を長く使いたい方は紙パック式の種類を選ぶとよいでしょう。

2　そろそろ寿命かも？掃除機を買い替える4つのサイン　

△掃除機は4つのサインのいずれかが当てはまれば買い替えた方がよいです。

「うちの掃除機はもう少し使えそうだけど、買い替えた方がよいサインはあるの？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。ここからは、掃除機の買い替えサインを4つご紹介します。

■電源が入らない・途中停止する

掃除機の電源が入らない、 途中で動作が止まる場合は、買い替えた方がよいサインです。

考えられる大きな原因としては、電源コードやボタン、掃除機内部のモーターが劣化している可能性があります。

もし、掃除機の電源が入らない場合は、以下の点を確認してみましょう。

• 電源が差し込まれてあるか
• チャイルドロック機能がオフになっているか
• 保護装置が作動していないか

保護装置とは、掃除機のモーター部分が熱くなりすぎるのを防ぐため、一時的に運転を停止する機能です。電源を抜いて30分ほど放置すると、熱が冷めて再び動き出す可能性があります。

もし、これらの確認ポイントを行なっても電源が入らない場合は故障している可能性もあるため、買い替えや修理を検討しましょう。

■ゴミをうまく吸えなくなっている

購入した時よりも、 掃除機でホコリが吸いにくい、吸引力が落ちている気がする場合は、故障している可能性があります。

買い替えを検討する前に、まずは以下の3つの点を確認してみましょう。

• ダストボックスや紙パックにゴミが詰まっていないか
• フィルターにゴミが詰まっていないか
• ホースやノズル、ヘッドブラシにゴミが絡まっていないか

これらの箇所をキレイに掃除しても吸引力が変わらない場合は、ゴミの詰まりが原因ではなく、掃除機内部のモーターやフィルターが故障している可能性があります。

その場合は、速やかに掃除機を新たに購入するのがおすすめです。

■本体が熱い・焦げた臭いがする

掃除機本体が熱くなったり、 焦げた臭いがしたりする場合は要注意です。そのまま使用を続けると発火する恐れがあるため、使用するのはやめましょう。

本体に熱がこもっていると、掃除機が高温になることもあるため、フィルターにゴミが詰まっていないか確認してください。

フィルターを掃除しても状況が変わらない場合、考えられるのはモーターに寿命がきているのかもしれません。そうなった場合は、買い替えを検討するとよいでしょう。

■コードの巻き取りがうまくできない

コードの巻き取りが遅くなったり、巻き取れなかったりすると寿命がきている可能性があります。

「コードの巻き取りの不調だけで買い替えるのは勿体無い！」と思いがちですが、 コードが断線していた場合、発火する原因にもなるため使用を続けるのは危険です。

コードの巻き取りに不調がある場合は、放置するのではなく、買い替えの検討をおすすめします。

3　掃除機を修理するか買い替えに迷ったら？

△掃除機が壊れた場合は修理するか新しく買い直した方がよいケースがあります。

「今持っている掃除機は、修理して使い続けたいけど買い変えたほうがいいのかな…」このような疑問を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。

ここからは、掃除機を買い替えるべきか迷った際の判断基準を解説します。

■修理した方がよい場合

掃除機のメーカーごとに決められた保証期間内であれば、無料で修理してくれるため新しく購入するよりも安く済む場合があります。

また、 掃除機の「コードだけ」と部品のみの交換だけでも、新規購入するより安く済む場合もあるため修理を検討してもよいでしょう。

掃除機の故障の度合いによって、料金は変動するため、修理に出す前に見積もりを確認して検討するのがおすすめです。

■新しく買い直した方がよい場合

掃除機の修理費用が、新しく購入したい掃除機よりも高い場合や購入から6年以上経過している場合は買い直した方がよいでしょう。

6年以上経過している場合、故障した部品を新しく交換しても、別の箇所が新たに破損する可能性があります。また、メーカーは掃除機の製造終了から6年間は部品を保有します。しかし、6年以上を過ぎると部品を製造しておらず交換できないケースが多いため、新たに購入するのがおすすめです。

掃除機を廃棄する際は、掃除機のメーカーによって、古い掃除機を下取りしてくれるところもあります。掃除機を新規購入する際に利用するとよいでしょう。破損や、メーカーの掃除機ではなくても下取りしてくれるケースもあります。

4　失敗しないために！掃除機を選ぶ際の5つのポイント

△掃除機を選ぶ際は5つのポイントに着目しましょう。

新しく掃除機を購入する場合、使い勝手が悪く「失敗した」ということもあり得ます。これから掃除機を購入する方に向けて掃除機を選ぶポイントを5つご紹介します。

■ライフスタイルに合わせて掃除機の種類を選ぶ

掃除機の種類は主に2種類あり、「スティック掃除機」「キャニスター掃除機」に分かれます。スティック掃除機は、本体とヘッドの部分が直線的に連結されているタイプのものです。

キャニスタータイプは、本体とヘッドの部分がホースで繋がっている掃除機でコードありのタイプが多い掃除機です。

掃除機を選ぶ際は、使用する時間や場所など、ライフスタイルに合わせて掃除機を購入するとよいでしょう。

例えば、毎日少しずつ掃除機をかける方は、コンセントをささずにサッと掃除ができるコードレスのスティック掃除機がおすすめです。一方、一戸建てなどの広い室内を掃除する方は、ゴミの量が多くなるため、タンク部分が大きいコードがあるキャニスター型がおすすめです。

ご自身の生活スタイルや使用場所に合わせて、掃除機を選ぶと、ピッタリの商品が見つかりやすいでしょう。

■赤ちゃんやペットがいる家庭なら静音モデルを選ぶ

赤ちゃんや犬や猫などのペットがいるご自宅などは、音を抑えた掃除機を選ぶのをおすすめします。

赤ちゃんやペットは掃除機の大きな音が苦手なことも多いため、掃除機を使用する時間が限られてくるでしょう。

掃除機のモデルの中には、静音性に優れた掃除機があります。 掃除機の音は、「dB（デシベル）」で表記され、これが40〜50dBの数値になると、静音性に優れた掃除機だと言えるでしょう。

■集じんタイプで使い勝手と吸引性能を見極める

吸い取った掃除機を集める際に、 ゴミを収容する部分でお手入れの方法などが変わるため、集じんタイプで選ぶのもおすすめです。集じんタイプは主に3種類あります。

紙パック式は、ゴミがパックに溜まるとすぐに手を汚すことなく、捨てられるのがメリットです。しかし、紙パックは取り替える必要があるため、ランニングコストが発生します。

一方、サイクロン式は、紙パックと違いランニングコストがかからずに、すぐに捨てられる点がポイント です。ゴミを捨てる際に微細なゴミが舞い散るため注意が必要です。

また、ゴミが集まるダストボックスは、ホコリが直接溜まるため、定期的に拭いたり洗ったりするお手入れが必要になるでしょう。

■絨毯の有無でヘッドを選ぼう

ヘッドの種類によって吸引力が異なるため、使用場所によってヘッド部分にこだわって選ぶのもおすすめします。ヘッドのタイプはおもに3種類あります。

これらを参考に、自宅内での使用場所によって検討するとよいでしょう。

■充電容量と連続使用可能時間を確認する

コードレスの掃除機を選ぶ際、充電容量と連続使用可能時間も重要なポイントになるでしょう。掃除機によっては、 使用モードでも異なりますが、連続使用できる時間は約20〜40分程度と幅があります。

例えば、少しずつ掃除するのであれば連続使用時間が多少短くても問題はありませんが、一気に家中の掃除を仕上げる方は少なく感じるでしょう。

充電が無くなるたびに、掃除を中断して充電が溜まるまで待機することになるため、掃除が滞ります。また、連続使用時間と合わせて充電時間も確認しておくと、なおよいでしょう。

■あったら便利な機能や性能面に着目する

掃除機を選ぶポイントとして、ヘッドや集じんタイプの他に掃除機の種類によって機能面も異なります。例えば、以下の機能が付いている掃除機はおすすめです。

これらの便利な機能が搭載されている分、値段も高くなる傾向があるため、予算に合わせながら選ぶのをおすすめします。

5　おすすめの掃除機9選

△おすすめの掃除機を9つご紹介します。

ここからは、おすすめの掃除機を9選ご紹介します。

■さまざまな用途で使用したい人へのおすすめ2選

ここからは、さまざまな場所やシーンで使用できる掃除機をご紹介します。

◎パナソニック「セパレート型コードレススティック掃除機 紙パックレス式 MC-NS100K-W」

〈スペック表〉

パナソニックの「セパレート型コードレススティック掃除機 紙パックレス式 MC-NS100K-W」は、クリーンドックが付いているため、掃除機内のゴミを自動で収集してくれます。ゴミを回収するタイミングは3ヵ月に1回で、片手で操作できるため手を汚さずに掃除ができるでしょう。

また、 ヘッドのブラシは約99%以上毛がからまないブラシのため、ペットの毛や髪の毛が多く落ちやすいご自宅は特におすすめです。コンパクトなボディなので、収納にも困らずどこでも使用ができる掃除機です。

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◎日立「コードレス スティッククリーナー かるパック PKV-BK3K ライトラベンダー」

〈スペック表〉

日立の「コードレススティッククリーナー かるパックスティック PKV-BK3K 」は、紙パック式のコードレス掃除機です。紙パックはパック内いっぱいにゴミを溜められて、パック交換は約2ヶ月に1回でOKです。

軽量型ですが、 「パワフルスマートヘッド light」は自走式で、押しても引いてもゴミを吸い込むため、取り残しを防止します。

また、ゴミがくっきりと見えるLEDライトも搭載されており、見えにくい暗い場所のゴミでも簡単に浮かび上がってくるため、部屋中を綺麗に掃除が可能です。

かるパックスティック PKV-BK3Kをレンタルする

■軽量・シンプル・コスパ最強を重視したい人へのおすすめ2選

コスパ、軽量、シンプルさを兼ね揃えたおすすめの掃除機を2選紹介します。

◎マキタ「充電式クリーナCL116D」

〈スペック表〉

マキタの「充電式クリーナCL116D」は、超軽量型でコードレスタイプの掃除機なので、手軽に掃除できます。

バッテリー容量も旧モデルよりバージョンアップしているため、強モードでの連続使用時間は約15分程度使用が可能です。

使用したいタイミングに合わせてオンオフの調整ができる「トリガスイッチ」が搭載されているため、充電の減りを抑えられます。

さらに、付属品として車内の掃除や細かい隙間の掃除に便利なノズルが付いてくるため、細かい場所を掃除をしたい方にもおすすめです。

◎シロカ「2wayコードレススティッククリーナー かるピカ パワーSV-SP371」

〈スペック表〉

シロカの「2wayコードレススティッククリーナー かるピカ パワーSV-SP371SV-SP371」は、 超軽量型であるにもかかわらず、吸引力がさらにパワーアップし、ゴミが詰まりやすいカーペットまで綺麗に掃除します。

また、ハンディ型でも使用できるためテーブルの上や階段、頭上の掃除しにくい場所まで楽々と掃除が可能です。

ヘッドのブラシやダストカップは丸洗いOKなので、簡単にお手入れでき清潔に保てるでしょう。

■吸引力を最重要視したい人へのおすすめ4選

◎Dyson「V12 Detect Slim Absolute (SV46 ABL)」

〈スペック表〉

Dysonの「V12 Detect Slim Absolute (SV46 ABL」は、小型のモーターが毎分最大125,000回転し、従来の2倍パワフルな吸引力を生み出すため、床の溝の奥深くのゴミの吸い逃しを防ぎます。

また、 一台で天井やソファ、布団までさまざま場所を掃除できるため、実用性にも優れています。

クリアビンやフィルターなどの汚れやすいパーツは、簡単に取り出して水洗いが可能。吸引力の強さと汎用性の高さの両方を求める方におすすめの掃除機です。

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◎シャープ「コードレススティック掃除機 RACTIVE Air EC-AR9 ブラック」

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〈スペック表〉

シャープの「コードレススティック掃除機 RACTIVE Air EC-AR9 ブラック」は、低騒音化技術により、優しい運転音を実現しました。特に犬や猫、赤ちゃんがいるご自宅では、騒音防止に強い掃除機がおすすめです。

また、 軽モーターを搭載していますが、ヘッドの部分に端までブラシがある構造により、壁や家具の隙間やキワまで、残さずゴミを吸い取ります。

付属品も充実しているため、狭い隙間や机の上、布団まで掃除できるのも大きなメリットです。

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◎日立「コードレススティッククリーナー　パワーブーストサイクロン　PV-BH900SL　サテンブラック」

〈スペック表〉

日立の「パワーブーストサイクロン　PV-BH900S」は、強烈な吸引力を軽々と使える掃除機です。絨毯の奥の微細なゴミまで吸引するため、吸い残しを大幅に軽減してくれます。

また、 ヘッドが前にスイスイ進む自走機能であるため、掃除機に力を加えずとも楽々と掃除がこなせるでしょう。ヘッド部分がくるっと回転するため、家具と壁の狭い隙間をストレスなく掃除ができます。

さまざまな付属品が付いてくるため、布団や車のシート、冊子の溝、カーテンなど、自宅の気になる箇所を掃除ができるでしょう。

◎パナソニック「MC-PJ23A-H 」

〈スペック表〉

パナソニックの「MC-PJ23A-H 」は、コンパクトかつパワフルなパワーも併せもつ紙パック掃除機です。

ヘッド部分に 「エアダストキャッチャー」を搭載しているため、目に見えないハウスダストも逃さずにキャッチします。ベーシックなカラーで、どのようなインテリアとも合いそうなデザインのため手に取りやすい掃除機です。

紙パック式の集じん方法なので、ゴミを捨てる際も手を汚さずに、お手入れも簡単に完了できます。

■家事の負担を減らしたい人へのおすすめ掃除機

◎iRobot 「Roomba Combo Essential robot」

〈スペック表〉

iRobot 「Roomba Combo Essential robot」は、1回の走行で掃除機掛けとモップがけをしてくれるため、しっかりと家中を掃除してくれます。また、床や季節、ライフスタイルに合わせて掃除が可能なため、自宅の環境に合った掃除が叶います。

サイレントモードも付いているため、夜でも音を気にせずに過ごせるでしょう。 センサーも付いているため、段差を避けるのはもちろん、絨毯まで軽々と乗り越えてくれる優れものです。

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6　まとめ

掃除機の平均寿命は、7年程度と言われていますが、掃除機の種類や使用頻度によっても大きく異なります。買い替えるか、修理するか迷った場合は現在の使用年数や修理費用を比較しながら検討しましょう。

新しく掃除機を購入する場合は、実際に使用してみないと、使いやすさや吸引力、音量などはわからないですよね。買ったけど「失敗してしまった」ということもあるため、まずはお試しで使用するのをおすすめします。

kikitoでは、長期でも、短期でも満足いくまでお試しができるので、「一度使って判断したい」という方にピッタリです。商品はしっかりクリーニングした上で貸し出しているため、気になる衛生面も気にせず、心地よくお使いいただけます。

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