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1　頻繁に掃除するならコードレス一択！

キャニスター型掃除機にも負けないパワフルなモーターを搭載し、コードがなくて取り回しがしやすいこと、アタッチメントも豊富なことから、手軽にお部屋をお掃除できるコードレス掃除機が人気となっています。

国内外のさまざまなメーカーが製品を展開しており、今や掃除機カテゴリのなかでも主流になっている状況です。

2　コードレス掃除機の選び方

まずは、コードレススティック掃除機の選び方を紹介しましょう。

■掃除機を使用用途から形状を選ぼう

コードレス掃除機は、大きくわけて「スティック型」「ハンディ型」と、今回は紹介しませんが「ロボット型」の3種類があります。それぞれの強みが異なるため、自分にあったタイプを選びましょう。

◎広範囲のフロア掃除なら「スティック型」

△持ち運びがラクで小回りの利くスティック型のコードレス掃除機は手軽に掃除したい人におすすめです

「スティック型」は、フローリングや絨毯、畳の部屋など家中のさまざまなお部屋を手軽に掃除したい人におすすめです。「スティック型」は、「ハンディ型」に延長パイプとヘッドが付いた「上重心タイプ」が主流となっています。

延長パイプを外せばハンディ掃除機としても使えるため、エアコンのフィルタや壁の上方など、さまざまな場所を立体的に掃除できるのが魅力です。

スティック掃除機のモーター部分が床上近くにある「下重心タイプ」なら、比較的重さを感じにくくなっています。広範囲のフロア掃除をするなら手首に負担がかかりにくい「下重心タイプ」がおすすめです。ただし、「下重心タイプ」はハンディタイプとして使用できないものが多いため、「ハンディ型」としても使用したい人は注意しましょう。

◎ピンポイントを狙うなら「ハンディ型」

△「ハンディ型」のコードレス掃除機はお手入れしづらいソファや車のシートなどのスキマ部分のゴミやホコリを取り除いてくれます

デスクやテーブル、ソファの上など、フロア以外の場所を掃除したいのであればハンディ型という選択肢もあります。なお、上重心タイプの「コードレススティック型」の場合、延長パイプを取り外すと「ハンディ型」として使えます。

アタッチメントが充実している製品も多いため、メインの掃除機として使うのであれば「スティック型」の方がおすすめです。

■バッテリー性能と持続時間をチェック

△充電スタンドに本体をセットすればそのまま部屋に置けるため、一人暮らしなど収納が少ない人にもおすすめです

コードレス掃除機はバッテリーで駆動するため、連続使用時間をチェックしましょう。最長駆動時間だけでなく、自動モードや強モードでどのくらい駆動するかもしっかりチェックしてください。

さらに、充電のしやすさも重要です。ACアダプタを挿して充電するタイプ、バッテリーを取り外して充電するタイプ、充電スタンドに収納するだけで充電できるタイプなどさまざまです。比較的高額になりがちなものの、使いやすさを重視したい人に最もおすすめなのは充電スタンドが付属するモデルです。

■カーペット掃除には吸引力が高いものを

△カーペットの汚れをしっかり取り除きたい人には吸引力の高いコードレス掃除機がおすすめです

カーペットやラグを敷いた部屋がある家庭の場合、吸引力の高いパワフルなモーターを搭載した製品がおすすめです。ただし、キャニスター型掃除機と違い、コードレス掃除機は吸引力をW（ワット）数で表した「吸込仕事率」を公開していない製品がほとんど。

吸引力を重視して選ぶ場合は、「軽さ」よりも「パワー」を売りにする製品を選ぶとよいでしょう。吸引力の高いモーターは重くて消費電力も大きいため、長時間駆動するには大きくて重いモーターを搭載する必要があるからです。本体が重たい製品ほど吸引力が高い傾向にあります。

■手軽さや吸引力を左右する集じんタイプを選ぼう

集じん方式は、大きくわけて「サイクロン式」「紙パック式」「カプセル式」の3種類があります。コードレス掃除機では、ダストケースにゴミがたまっても吸引力が落ちにくく、ランニングコストも低い「サイクロン式」が主流です。一方で、最近はゴミ捨てやお手入れが楽な「紙パック式」も増えてきました。

「カプセル式」は、紙パックの代わりにダストケースにゴミをためる方式です。ダストケース内にフィルタがあるため、ゴミ捨てだけでなくフィルタ掃除も必要です。ランニングコストは抑えられるものの、「サイクロン式」と同じようにゴミ捨て時にホコリが舞いやすいのがデメリットです。

■付属品や多機能性もチェック

△付属品が充実しているとベッドやソファなど通常のモーターヘッドではお手入れしづらい部分にも活用できます

コードレス掃除機には、フロア掃除用の標準ノズルに加えてさまざまなアクセサリが付属しています。狭い場所を掃除する場合はすき間ノズル、ベッドやソファなどを掃除する場合はミニモーターヘッドなど、アクセサリが多いと掃除できる場所が広がります。

LEDライトがあると、家具の下などの暗い場所を掃除する際に便利です。充電スタンドや収納スタンドが付属する場合、それらのアクセサリ類をしまえるかどうかもチェックしましょう。

また、最近では本体のダストケースからゴミを自動的に収集する「自動ゴミ収集ドック」が付属する製品も出てきていますので、そういった機能の有無もチェックしましょう。

3　 【形状や目的別】おすすめのコードレススティック掃除機9選

形状や目的別におすすめのコードレススティック掃除機を紹介しましょう。

■とにかくパワフルさ重視の人におすすめ

パワフルさを重視する人には、強力なモーターを搭載する製品がおすすめです。

◎Dyson「Dyson V12 Detect Slim Absolute（SV46 ABL）」

毎分最大12万5,000回転のパワフルな「Dyson Hyperdymium^™モーター」に加えて、ゴミの量とサイズを検知して吸引力を自動コントロールする「ピエゾセンサー」を搭載するフラッグシップモデルです。

LEDの光によってフローリング上の見えないホコリを可視化する「Fluffy Optic^™クリーナーヘッド」を搭載。さらに、絨毯の上にからまったペットの毛などもしっかり吸える「Motorbar^™クリーナーヘッド」などが付属しています。家中をしっかりきれいに掃除したい人におすすめです。

＜プロのおすすめポイント＞

肉眼では見えないホコリが見えるFluffy Optic^™クリーナーヘッドが便利です。

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◎Shark「EVOPOWER SYSTEM NEO+ LC351J」

検知したゴミの量に応じて吸引力を自動調整する「iQセンサー」と、床の種類に応じてブラシの回転速度を自動調整する「フロアセンサー」を組み合わせることで、スマートに掃除ができるモデルです。

本体をドックに戻すと自動的にゴミを収集してくれる「自動ゴミ収集ドック」は、紙パックいらずでランニングコストがかからないのも魅力です。延長パイプが途中で折れ曲がる「FLEX機能」を搭載しているので、家具の下なども腰をかがめずに掃除できます。アタッチメントも充実しており、手間をかけずに家中を掃除したい人におすすめです。

＜プロのおすすめポイント＞

ゴミ捨ての手間がかからないのが魅力です。

◎Dyson「Dyson V8 Slim Fluffy Nickel Blue (SV10K SLM BU)」

毎分最大10万7,000回転を実現した「ダイソン デジタルモーター V8」を搭載し、通常モードで最大約40分（モーター駆動のヘッドの場合は約30分）の連続運転が可能なモデルです。

細かなホコリから大きめのゴミまで包み込んで吸い取る「Slim Fluffy^™クリーナーヘッド」に加えて、「コンビネーションノズル」「隙間ノズル」などが付属します。充電スタンドはないものの、壁掛け収納と充電ができる収納用ブラケットが付属しています。コスパのよいダイソン製品ということでとても人気のモデルです。

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■手軽さとパワーのバランス重視の人におすすめ

続いては、吸引力だけでなく取り回しのしやすさなど軽さとのバランスを重視する人におすすめのモデルを紹介しましょう。

◎日立「ラクかるスティックPV-BL3L」

小型軽量な「ハイパワー3Dファンモーター」を搭載し、本体や延長パイプ、ヘッドといった構造や素材などを工夫したことで標準質量1.1kgの軽さを実現したモデルです。

掃除中に床質やヘッドを操作する力を感知して、自動で吸引力を切り替える自動モードを搭載しているほか、床上の見えにくいホコリを浮かび上がらせる「ごみくっきりライト」をヘッドに採用。

ヘッドの押し引きに合わせて後ろのフラップが開閉する「シンクロフラップ」が、引くときに開いてごみを引きずらずに吸引する日立独自の「パワフル スマートヘッド light」が便利です。効率よく短時間で掃除を済ませたい人におすすめです。

＜プロのおすすめポイント＞

グイグイと前に進む自走式ヘッドが掃除しやすいです。

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◎SHARP「RACTIVE Air EC-AR10」

軽量モーターを搭載し、モーター音を抑える遮音防振構造や、ヘッド部分の振動を抑制して駆動音を抑えるダンピングコントロールによって、運転時に不快に感じる耳障りな音を抑えたのが特徴のモデルです。

ヘッドを足で押さえてパイプのレバーを引くだけで、すき間掃除やハンディ掃除に切り替えられる「新スグトル構造」も便利です。充電器でバッテリーを充電するセパレート充電スタイルなので、コンセントがない場所に掃除機を置きたい人におすすめです。

型番は異なりますが、同じ性能モデルがkikitoでお試しできるので、気になる人はチェックしてみてください。

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■多機能&いろんな場面で使いたい人におすすめ

機能やアクセサリが豊富で、さまざまな場面で使える製品を紹介します。

◎パナソニック「セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NX700K」

掃除後に収納するだけで吸引したゴミを紙パックに自動収集し、充電もしてくれる「クリーンドック」を搭載するモデルです。強モードでも約10分の連続運転が可能で、「クリーンセンサー」でゴミの量を検知し、量に応じて吸引力をコントロールする「AUTOモード」も備えています。

2つの円すい形ブラシを組み合わせることで、髪の毛やペットの毛をからませずに吸引する「からまないブラシ」を備えており、ペットを飼っている家庭にぴったりです。

＜プロのおすすめポイント＞

低重心タイプなのでフロア掃除もラクラクです。

◎日立「かるパックスティックPKV-BK50L」

小型軽量でパワフルな「ジェット3Dファンモーター」に加えて、床質やヘッドを操作する力を感知して自動で吸引力を切り替える「自動モード」を搭載する紙パック式掃除機で、標準質量は1.4kgと比較的軽めです。

ソファや車のシートなどを掃除しやすい「布用ブラッシングヘッド」や、奥行きのあるスキマを掃除できる「伸縮すき間用吸口」、引き出しのなかなどを掃除しやすい「ほうきブラシ」など、アクセサリがかなり充実しています。家のなかから車のなかまでさまざまな場所をしっかりときれいに保ちたい人にぴったりのコードレス掃除機です。

■コスパ＆シンプルさ重視の人におすすめ

機能がシンプルでアクセサリが少なめでも、コスパを求める人におすすめのコードレス掃除機を紹介しましょう。

◎アイリスオーヤマ「SCD-185PM」

自走式モーターブラシと充電スタンドに加えて、家具の上など細かい場所を掃除できる静電モップが付属。ゴミやホコリを吸着させた静電モップを充電スタンドの下部に入れて掃除機の電源をONにすると、吸着したゴミを吸引してくれる「静電モップクリーンシステム」を搭載しています。テレビ台の上や本棚、カーテンレールなどに積もるホコリをしっかりときれいにしたい人におすすめです。

＜プロのおすすめポイント＞

高コスパながら付属品も充実しています。

◎マキタ「CL108FDSHW」

マキタのさまざまな工具と互換性のあるバッテリーと充電器が付属するシンプルなカプセル式モデルです。

しかし、毛のからまりなどとは無縁でメンテナンスしやすいのが魅力です。暗い場所を照らすほか、バッテリー残量がなくなると点滅してお知らせするLEDライトが搭載されています。重量は搭載するバッテリーで異なりますが、手元の疲労を感じにくいおおむね1kg前後です。

4　まとめ

コードレススティック掃除機は取り回しのしやすさやバッテリー駆動時間、アクセサリの使い勝手など、製品によってかなりの違いがあります。充電台への設置のしやすさ、アクセサリの着脱のしやすさなど、実際に触ってみないとわからないこともあるでしょう。

実際の使い勝手を知ってから購入したいという人には、事前にレンタルして試してみることをおすすめします。本記事を読んで、コードレススティック掃除機を使ってみたいと思った人は、商品レンタルページをチェックしてみてください。