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1　肌のたるみの原因とは？

皮膚科医の小林智子さんに、たるみの原因や改善方法について伺いました。小林先生によると、たるみの原因はシミやシワに比べると複雑で、原因となる部位も表皮や真皮、筋膜や筋肉、さらには骨にもおよぶそう。そこで今回は、代表的なたるみの原因をいくつか教えていただきました。

【お話を伺ったのはこの方！】

小林智子さん

皮膚科専門医・医学博士。ドクターレシピ監修。日本医科大学医学部卒業後、名古屋大学皮膚科入局。同大学大学院博士課程修了。

2015年よりアメリカ Northwestern大学でポストマスターフェローとして皮膚科の臨床研究に従事。帰国後は同志社大学アンチエイジングセンターにて糖化についての研究を行う。

食事と健康に関してレシピや情報などを医学的な立場から発信する「ドクターレシピ」を監修。2016年長男、2019年次男をアメリカにて出産。SNSの発信も積極的でInstagramとYouTubeのフォロワー（登録）は3万人越え。Twitterは4万7千。

■表情筋の衰え

主に加齢によって表情筋が衰えることで、たるみが生じやすくなります。また最近は「マスク緩み」が気になる人が急増していますが、これも表情筋の衰えによるもの。口周りには、口角を持ち上げる「口角挙筋」と、下げる「口角下制筋」があります。マスク生活で無表情でいる時間が長くなると、口角下制筋が優位に働き、フェイスラインがもたついてしまいます。

■コラーゲンの減少

真皮層のコラーゲン量が減ることでハリがなくなり、重力の影響を受けてたるみやすくなります。コラーゲンが減少する原因には加齢のほか、紫外線ダメージも影響しています。さらに近年、糖質を多く取り続けることでタンパク質が変性する「糖化」が老化の大きな要因として注目されており、その糖化の現象の一つとしてコラーゲンの劣化があります。

■加齢による骨の萎縮や筋膜もゆるみ

骨には、骨をつくる「骨格形成細胞」と骨を壊す「骨格吸収細胞」があり、つくって壊すというサイクルを繰り返すことで丈夫になっていきます。しかし、年齢とともに骨格吸収細胞の働きが優位になって徐々に骨が萎縮しはじめ、閉経を迎えるとさらに萎縮が加速。その結果、皮膚が余ってたるみとなってしまいます。また加齢によって筋膜が緩むことも、たるみの一因とされています。

2　たるみやすい部位をチェック

人によって異なりますが、たるみやすい部位というのは多くの方が当てはまります。どんな部位がたるみやすいか確認してみましょう。

◎目元

目元の靭帯が緩むことで、脂肪が突出してたるんできます。目元のたるみは、最も年齢を感じさせやすいほか、クマとなって疲れて見える要因に。

◎ほうれい線・ゴルゴライン

小鼻の端から唇の端を結ぶほうれい線、目元から横に向かってハの字にできるゴルゴラインが目立ってきます。いずれも顔のなかでも面積が広く、重力の影響を受けやすい部位です。

◎マリオネットライン

口の周りの口輪筋が衰えたり、口角下制筋が硬くなったりすることで口角が下に引っ張られ、唇の両端から顎に向かって伸びるマリオネットラインが目立ってきます。

◎フェイスラインのもたつき

フェイスラインから顎周りにかけて緩み、そのまま首へとつながった状態に。自分の顔を鏡で正面から見ていると気づきにくいので、斜め横からチェックしてみてください。

3　たるみ改善のためのポイント

「シミやシワと違って、たるみは早いうちからケアしていかないと改善が難しくなります。若いうちから早めのケアを」と小林先生。そこで、今すぐはじめたい、たるみ改善習慣についてお聞きしました。

■適度な運動は必須！

まずは丈夫な骨を保つことが重要です。顔だけでなく全身の骨のために、適度な運動を心掛けましょう。特にかかとの骨に刺激を与える運動がよく、筋トレの「ランジ」やかかとを上げ下げする「かかと落とし」がおすすめ。また、ウォーキングは健康面でも非常に有益です。特にコロナ禍で運動量が減った人も多いと思うので、まずはウォーキングからはじめてみてください。長く継続することが重要です。

■食生活を見直してみて

骨の形成を助けるビタミンD、ビタミンKを積極的に摂取しましょう。これらの栄養素は骨粗しょう症の薬にも含まれているほど重要です。特にビタミンKは、キノコやサーモンに多く含まれるので、意識して取るといいですね。また糖化を抑えるためにも、血糖値が上がりにくい食事を心掛けましょう。

■すきま時間に舌回し運動

たるみ予防として推奨しているのが、舌回し運動です。やり方は、口を閉じた状態で、舌で歯茎をなぞるように大きく回すだけと簡単。しかし、はじめのうちは結構疲れを感じると思います。左右それぞれ20回ずつ回すのを１セットし、1日2～3セット行いましょう。入浴中に実施し、同時に耳の前から首筋に向かってリンパを流したり、頭皮マッサージをしたりするといいですね。

■スキンケアも大事

紫外線ダメージによるコラーゲンの減少を抑えるためには、スキンケアも必須。外出時はUV対策をしっかり行い、紫外線からお肌を守りましょう。

4　肌のたるみにおすすめの美顔器4選！

小林先生に教えていただいた以上のたるみ対策を基本としつつ、美顔器の力を借りるのも一つの手。そこで今回は、たるみケアができるおすすめの美顔器を4つ、ご紹介しましょう。

美容クリニックでも使われているRF（ラジオ波）によるケアが自宅できる美顔器。肌の奥、角質層まで、広く深くケア。ハリ感、引き締まり感がアップします。毎秒約100万回振動する超音波による相乗効果も。RF端子をヘッドの4点に配置することで、頬やほうれい線、フェイスラインなど気になるポイントに効率よくアプローチしてくれます。

▼おすすめポイント

ヘッドを顔に当てるとクッションのように上下に動くため、凹凸のある顔の上でも滑らかに動きます。ヘッドが広く肌触りも柔らかいので、心地よい温感に包まれながら無理なく続けられます。

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コンパクトな本体のなかに、RF・独自のDYHP（ダイナミックハイパーパルス）・イオン導出入・EMS・マイクロカレント・LED・冷却・振動の機能が詰め込まれ、お肌に潤いがほしい、引き締めたい、ハリがほしいなど、幅広い肌悩みに応えてくれます。日常的なケアから本格的なケアまで1台でかなえる超多機能美顔器。

▼おすすめポイント

多機能だとどれを使っていいのかわからない、という人も多いと思いますが、本製品は独自コースがワンボタンで設定可能。毎日のケアには1回3分の「DAILY」、週2～3回のケアには1回13分の「WEEKLY」を押すだけなので簡単に使えます。

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EMSを搭載したウェアラブル美顔器。マスクのように装着し頭頂部を留めるだけで、ハンズフリーで顔の下半分を鍛えられます。表情筋を引き上げる「大小頬骨筋」はトレーニングEMSで鍛え、硬くなりがちな「咬筋」はリリースEMSでストレッチするオートプログラムにより、適切なケアができます。シリコーンマスクは水洗い可能なのでお手入れも簡単。

▼おすすめポイント

自宅で家事や仕事をしながら表情筋ケアができる“ながら美容”の真骨頂。EMSは10段階から選べるので、痛みに弱い人からしっかり筋トレしたい人まで使えます。引き上げはもちろん、顎周りのリリースが心地よく、食いしばりで顎が気になる人にもおすすめ。

kikitoでレンタルする

資生堂とヤーマンによる合弁会社 「エフェクティム」から登場した新エイジング*ケアブランド。資生堂の先端皮膚研究に基づいて開発された美容液と美顔器を使用することで、ビューティーリフトより高いリフトアップ効果が期待できます。エフェクティムの美容液を塗布したら、片顔3分、計6分間でケアが完了。美容液と並べて置きたくなるエレガントなデザインも魅力。

＊年齢に応じたお手入れによる対策

▼おすすめポイント

ボタンはたった1つだけ。あとは美容液を塗った顔に美顔器を当てて動かすだけで、LEDとEMS、RF、イオン、電気パルスが適切なタイミングでプログラミングされて流れます。毎日の洗顔後、お肌を整えるついでに使えるので、「忙しいけれど最先端の美容ケアをしたい」という人にぴったりです。

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5　まとめ

たるみというのはさまざまな要因によって進むため、早いうちからの心掛けが重要。まずはたるみにくい生活習慣を続けながら、美容家電の力も借りて地道なケアを行うのがおすすめです。

しかし、美顔器は本当に効果があるのか不安な人も多いでしょう。そんな人におすすめなのが、kikitoの家電レンタル・サブスクサービス。購入前にお試しすることで、気になる効果や使い勝手がわかります。

以下より、気になる美顔器をぜひお試しください。