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プロがおすすめ!時短家電8選。家事を楽にする日々の使いこなし小ワザも紹介

SHARP ヘルシオ ホットクック KN-HW24G 2〜6人用 2.4L容量 レッド

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掃除家電
キッチン家電(調理家電)
生活家電
公開日:2022年3月11日(2024年5月14日更新)


さまざまな家電を試してきたライターが、実際に“持っていてよかった!”と思う時短家電をご紹介!子育てと仕事を両立するために生活に取り入れたい家事ラク術も解説します。

1 時短家電って? メリットと選び方をおさらい

家電の進化は、時短と自動化の歴史です。炊飯器も掃除機も家事の負担を軽減して自由な時間をつくるために生み出されました。そして近年、全自動洗濯乾燥機やロボット掃除機など、より家事をラクにしてくれる家電が数多く登場。そういった家電を利用することで、家事を自動化して生活をラクにすることができます。

多忙な現代、家電を活用して家事を時短するのは、快適な生活のためにも欠かせません。ここでは、家事の時短に役立つ家電を紹介しましょう。

▼タイプ別・時短家電の活用方法

タイプ 主な機器 活用方法
掃除 ロボット掃除機 スケジュールを設定しておくと自動的に室内を走り回って掃除をしてくれます。さらにごみ捨ても自動でできるモデルもあり、日々のメンテなども不要。床掃除はお任せです。拭き掃除ができるロボット掃除機もあります。
調理家電 電気調理鍋(ヘルシオホットクック) 食材と調味料を入れてスイッチを押すだけで調理ができる自動調理家電。調理工程中はほったらかしにできるので、ほかの家事を進めたり、家族との時間を過ごすことができます。
キッチン家電 食器洗い乾燥機 食事が終わったあとは食器をセットするだけで簡単に食器を洗って乾燥できます。高温で洗うことで油汚れもしっかり落とせて、除菌も可能です。食後の時間をゆったりと過ごすことができます。
生活家電 ドラム式全自動洗濯乾燥機 衣類を入れるだけで洗濯から脱水、乾燥まで全自動で可能。ウールやシルク、化繊など、一部に乾燥できない衣類もありますが、多くの衣類はセットするだけ。最新モデルでは洗剤や柔軟剤も自動投入できます。

■改めて知りたい時短家電のメリット

ルンバe5を使用している家族のイメージ

家事に時短家電を取り入れることで、毎日の食事や洗濯、掃除などを効率的に行えるようになります。たとえば、煮込み料理を作っている間に洗濯物を干したり、子どもの宿題を見たりするといった時間の有効活用ができるのが最大のメリットです。

ただし、有効に使うための下準備も必要。たとえば、ロボット掃除機を活用するためには、できるだけ床に物を置かないような部屋づくりがポイントで、それができていないと結局、二度手間になるなどのデメリットもあります。

ライフスタイルや生活空間、家族構成などに合わせて何を時短すると効率化できるのか、考えてみましょう。

■覚えておきたい時短家電の選び方

ヘルシオホットクックの調理イメージ

時短家電を選ぶポイントは、「料理」「洗濯」「掃除」の3大家事のうち、どこを時短にするのか決めることです。

たとえば、料理が好きな人の場合、料理は時短せず、掃除や洗濯を時短することで、料理にしっかり時間をかけられるようにするとよいでしょう。逆に料理が苦手なら、毎日の料理は家電に任せてしまうとラクになります。

また、スマートフォンやスマートスピーカーと連携できる最新家電を利用すれば、外出先から掃除を指示できたり、洗濯乾燥が終わったときに通知が来たりするので、ちょっとした時間のロスを防ぐことができます。

2 家事の悩みを解決!プロおすすめの時短家電

■【掃除をラクにしたい!】
→不在時にも活躍するお掃除ロボがおすすめ

家事のなかでも特に後回しになりがちなのが掃除です。家の広さにもよりますが、しっかり掃除するとなるとそれなりに時間がかかってしまうのも、後回しになる理由の一つ。だからこそ、ロボット掃除機の活用がおすすめです。代表的なのが、ロボット掃除機の代名詞でもあるアイロボットの「ルンバ」シリーズです。

家族がみんな出かけている時間に掃除のスケジュールを設定しておけば、自動的に動き出して床に落ちているごみやホコリを回収してくれます。さらにアイロボットの「ブラーバ」シリーズのようにごみ掃除をした後、拭き掃除をしてくれる床拭きロボットもあります。帰宅すると床がきれいになっているのは気持ちがいいものです。

ロボット掃除機はソファの下やベッドの下など、掃除がしにくい場所にも入り込めるので、ホコリがたまってしまうという心配もありません。家のなかの地図を作れる上位モデルなら、リビングだけでなく寝室や子ども部屋など複数の部屋の掃除にも対応できます。

まだロボット掃除機を使ったことがないなら、コストパフォーマンスが高くて手軽に使いはじめられるエントリーモデルの「ルンバ e5」がおすすめ。一人暮らしのお宅から広いリビングまで幅広く活用できます。また、小型の拭き掃除ロボット「ブラーバ ジェット250」と組み合わせれば、床掃除はお任せできます。

▼プロがおすすめするロボット掃除機はコレ!

ロボット掃除機を活用するポイントは、100%の掃除を期待するのではなく、スティック掃除機などと組み合わせて使うことです。取り切れていなかったごみは気付いたときに掃除する……ぐらいに考えておけば、ロボット掃除機の掃除でも十分に満足できるはず。しっかりとした掃除の時間を用意することなく、部屋をきれいに保つことができます。

■【料理を早く楽しくしたい!】
→調理時間を短縮する万能調理家電がおすすめ

毎日の食事をもっと効率よく作れるようにしたいと考えるなら、最新の調理家電を活用しましょう。

時産家電の代表格がシャープの水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」です。これは製品名の由来になっている「ほっとく」という言葉のとおり、ほったらかしで調理ができる家電です。

たとえばカレーなら食材とルーを入れて、メニューを選び、ボタンを押すだけ。途中で混ぜたり、火加減を調整したりする必要はありません。自動で温度を調整し、必要なら自動でかき混ぜられるので、その間、ゆっくり過ごしたり、ほかの自動化できない家事を進めたりすることができます。

さらにメニューによっては、予約も可能。朝セットすると、食材が傷まない温度でキープして、夕食の時間にピッタリ完成させることができます。これなら帰宅してすぐに夕食を用意することができます。

▼プロがおすすめする調理家電はコレ!

また、スチームオーブンレンジも時短調理で活躍する家電の一つ。なかでもパナソニックの「ビストロ」シリーズは、予熱なしで両面をこんがり焼ける独自のグリル機能を搭載しており、特に時短調理に強いのが特徴。複数メニューの同時調理機能や、凍った状態からの調理機能など、電子レンジとグリル機能を組み合わせて短時間で食材を調理する機能を多数搭載しています。日々の時短メニューから、週末の豪華メニューまで多彩な料理に対応できます。

▼プロがおすすめする調理家電はコレ!

■【食後にゆっくり家族の時間を過ごしたい】
→高温でしっかり洗ってくれる食器洗い乾燥機がおすすめ

毎日、食事の後に発生する家事が食器洗いです。一人分ならすぐでも、家族全員の夕食の食器ともなるとそれなりの量があります。汚れ落ちを考えればすぐに洗うのがベストですが、食後はできればゆっくりと家族の時間を過ごしたいもの。そこで活躍するのが食器洗い乾燥機です。

ご家庭によっては、食器洗い乾燥機がシステムキッチンに組み込まれていることもあります。付いていない場合、設置スペースや給排水の工事が必要ですが、据え置きタイプの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめはパナソニックの「NP-TZ300」。据え置きタイプで最も大きく、より多くの食器や鍋、フライパンなどが洗えます。しかも50℃~80℃の高圧水流で洗いながら除菌も可能。食器類を手洗いよりも衛生的に保つことができます。

食事が終わったらバスケットに食器類を並べるだけでOK。あとはほったらかしで食器がきれいになります。食器洗いは毎日の家事だからこそ、時短を考えるなら絶対に食器洗い乾燥機の導入がおすすめです。

▼プロがおすすめする食器洗い乾燥機はコレ!

庫内容量50Lで、40点(約5人分)の食器を洗うことができる据え置き型の食器洗い乾燥機。50℃以上の高圧水流でしっかり除菌洗浄した後、ナノイーXで庫内を除菌しながら保管が可能。さらにすすぎの温度は最高80℃に設定でき、仕上がりもさらにきれいにできます。

バスケットは2段構造で下籠には直径27cmの大皿も収納可能。まな板や鍋、フライパンも洗えます。奥行34.4cmと幅をあまり取らないため、さまざまな場所に設置可能です。

■【洗濯の手間を省きたい!】
→清潔&シワなく仕上げてくれる全自動ドラム式洗濯乾燥機がおすすめ

3大家事のなかでも手間と負担が大きいのが洗濯です。洗い物を分類して洗濯機にかけ、干して、乾いたら畳んでしまう。時間と手間が非常にかかります。そこで、洗濯を時短するためにおすすめなのがドラム式洗濯乾燥機です。一部、乾燥ができない衣類はありますが、それ以外の衣類は乾燥まで全自動。一番の手間である、干す工程を省くことができます。

たとえば、寝る前や夕食の前などに、運転をスタートさせれば、寝ている間、ご飯を作って食べている間に乾燥まで終わります。洗濯物の分類や畳むといった家事は残りますが、手間と時間は大幅に低減できます。

洗濯物干しだけでなく、シャツ類のアイロンがけの手間も省きたいなら、日立の「ビッグドラム」がおすすめです。高速風でシワを伸ばしながら乾燥できるので、少量ならアイロンがけ不要でシャツが着られます。

▼プロがおすすめするドラム式洗濯乾燥機はコレ!

また、小さなお子さまがいるなど、洗濯物の汚れが強いなら、ウルトラファインバブルとマイクロバブル、2つの泡のチカラで、洗浄効果を高め、しっかり洗える東芝の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」に対応したドラム式洗濯乾燥機 ZABOONがおすすめ。予洗いの手間も大幅に低減できます。

▼プロがおすすめするドラム式洗濯乾燥機はコレ!

さらに、これらの最新モデルなら、衣類用液体洗剤や柔軟剤を自動投入する機能も搭載。運転をスタートしたら洗濯から乾燥までほったらかしでOKです。

■【家電を連携させて簡単&便利に使いたい!】
→ほかの家電と音声で連携できるスマートスピーカー

近年、Wi-Fi機能を搭載したスマート家電が数多く登場しています。それらを活用する上でおすすめなのがスマートスピーカーの導入。AmazonのEchoシリーズやGoogle Homeなどです。

▼プロがおすすめするスマートスピーカーはコレ!

スマート家電とスマートスピーカーを連携すると、音声での操作が可能となります。たとえば「アレクサ、電気つけて」というだけで天井のライトがついたり、ロボット掃除機の稼働や、カーテンの開け閉めなどもできたりします。インターネットにつながるスマート家電なら、そのほとんどが連携できるようになります。

さらに便利なのは、複数の家電をまとめて制御できること。たとえば、「アレクサ、おやすみ」というキーワードだけで、テレビや複数の照明、エアコンを消し、カーテンを閉めるといった制御が可能です。

3 【家事ラク術】家電ライターが教える!時短家電のリアルな活用法

うちには小学生の三人娘がいるため、三姉妹を育てながらの生活は毎日バタバタと過ぎていきます。そんな生活において欠かせないのが、家事の負担を低減してくれる時短家電の数々です。子どもと過ごす時間、そして仕事の時間を確保するためにも、家電の活用は欠かせません。

家電ライターという仕事柄、最新の家電にはいち早く触れることができるため、時短に役立つ家電は積極的に取り入れています。そのなかでも、おすすめの家電を紹介していきましょう。

■家電ライターが持っていてよかった!と思う家電は?

わが家では多くの時短家電を使っています。そのなかでも特に時短効果が高いと感じているのが、ロボット掃除機、食器洗い乾燥機、オーブンレンジ、全自動洗濯乾燥機の4つです。これらを活用することで、毎日の家事負担を減らし、家族の時間を捻出しています。

■【家事ラク術その1】 お掃除ロボは、動線を確保するとスムーズに!

アイロボット/ルンバ e5の使用イメージ

子どもがたくさんいるわが家のリビングを掃除してくれるのが、ロボット掃除機ルンバです。

使用時のポイントは、子どもたちが夜寝る前、床に落ちているものを拾って片付けさせること。こうすることで、朝、子どもたちが学校に行った後、スムーズに掃除ができます。それまでは、床に落ちているおもちゃやクッションなどを片付けた後、掃除をしていましたが、落ちているものを拾い、動線を確保することで快適に掃除ができるようになります。

子どもたちにただ「片付けて」というより、「ルンバが走れるようにして」といった方が頑張って片付けてくれます。

■【家事ラク術その2】 パスタや副菜はレンチンでOK

レンチンで簡単につくったパスタのイメージ

ランチのパスタや、夕食に添えるちょっとした副菜。これらをすべてゼロから作っていたら、一日中、キッチンにこもることになり、家族だんらんや仕事、さらにはほかの家事も回らなくなります。

そこで活用しているのがスチームオーブンレンジの調理機能です。わが家で使っているパナソニックの「ビストロ」には、ガラスボウルに食材と調味料を入れて、セットするだけで簡単に調理ができる「ワンボウル」メニュー機能が搭載されています。

この機能を使えば、パスタを作るときもいちいちお湯を沸かす必要がなく、ほったらかしで作れるというわけ。パスタだけでなく煮物や中華、カレー、シチューなど、多くのメニューに対応しているので便利です。

■【家事ラク術その3】 毎回の食器洗いは全自動で

食洗機がキッチンに置いてあるイメージ

ご飯を食べて満腹になったときに気が重いのが、食器の後片付けです。すぐにやろうと思いながらも、後回しにしてため込んでしまいがち。そこで活躍するのが食器洗い乾燥機です。

お皿やおわんのセット方法に若干の慣れが必要ですが、手洗いと違ってほんの5分、頑張るだけでOK。後は自動的に洗ってくれます。それでいて手洗いよりもきれいで、しかも節水効果もあります。シンクに洗い物がたまることがないため、ストレスも軽減されます。

■【家事ラク術その4】 タオルや下着類など毎日の衣類は乾燥まで全自動で

全自動洗濯乾燥機が脱衣所に置いてあるイメージ

5人家族のわが家の家事で最も負担が大きかったのが洗濯です。女の子とはいえ、小学生だと泥汚れなどもあり、何より量が多いので、それを全部手干しするのはかなりの時間がかかっていました。

そこで導入したのが、ドラム型の全自動洗濯乾燥機。最新モデルは洗濯性能も高く泥汚れもしっかりと落としてくれます。おかげで、予洗いの手間も大幅に低減しました。

干すのは乾燥機にかけられないデリケートな一部の衣類だけになったので、洗濯の負担はそれまでと比較して半分以下になっています。

4 時短家電は自分の生活スタイルに合っているかが肝心!

これまでに紹介したとおり、時短家電を活用することで日々の時間をより有効に活用できるようになるのは間違いなし。とはいえ、どの家電を用意するのがベストなのかは、ライフスタイルやどの家事に重点を置くかなどによって異なります。気になった時短家電があれば、まずはレンタルで試してみてはいかがでしょうか。

※2022年3月11日時点での情報です。
最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。
※商品写真および画像はイメージです。

取材・執筆

コヤマタカヒロ

コヤマタカヒロ

デジタル家電ライター。1973年生まれ。大学在学中よりカルチャー誌でライターデビュー。PC、AV関連のデジタル機器から、白物家電、それらを取巻くサービスについて、レビュー、検証、開発インタビュー、執筆活動を行う。三女の父。米・食味鑑定士。撮影とテストの空間「コヤマキッチン」スタート。企業のコンサル活動も対応。家電のためのコミュニティ「家電総合研究所」も開設。


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