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「メディリフト プラス」を使用しているところ

メディリフトの効果は?たるみに悩む30代が2週間使ってみた

YA-MAN ヤーマン メディリフト プラス 3Dマスク型ウェアラブルEMS美顔器

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美容家電

公開日:2021年11月19日(2024年4月23日更新)

kikito編集部

執筆者


年齢とともに気になる顔のたるみやもたつき。30代の編集部員が「メディリフト プラス」を2週間毎日使用し、その効果を体験。専用ジェルの代わりに使ってよかったものもご紹介します。

印象を大きく左右すると言われる「顔の下半分」は、加齢によりたるみやすい部分でもあります。筆者も30代半ばを過ぎて、法令線や頬、口元のたるみに悩み中…。普段はマスクで隠れていても、外した時に「えっ、こんなにたるんでたっけ…?」としばし呆然としてしまったり。

そこで今回試してみたのが、ヤーマンが販売するウェアラブルEMS美顔器「メディリフト プラス」。筆者は今までいくつか美容家電を購入して使ったことがありますが、なかなか続けることができなかったズボラ人間。2週間毎日使ってみて、効果やメンテナンスのしやすさをチェックしました。

1 「メディリフト プラス」ってどんなもの?

メディリフト プラスの製品写真

△ヤーマンのウェアラブルEMS美顔器「メディリフトプラス」

■EMSと低周波で筋肉を刺激する

「メディリフト」シリーズは、顔の筋肉をEMSで電気的に刺激することでトレーニングし引き締めることを狙うウェアラブル美顔器です。現在、顔用には「メディリフト」「メディリフト プラス」「メディリフト アクア」、目もと用の「メディリフト アイ」、首もと用の「メディリフト ネック」がラインナップされています。

「メディリフト プラス」は、頬の土台を強くしてくれるため鍛えるべき大頬骨筋と小頬骨筋にはトレーニングEMS(周波数2.5~17Hz)を、硬くなりがちな咬筋には休ませるためのリリースEMS(周波数20~100Hz)を出力。部位によって適切な波形を自動で出力するので、装着するだけで効率的に顔のもたつきをケアできるというのが特徴です。

■「メディリフト」と「メディリフト プラス」の違い

「メディリフト プラス」は、「メディリフト」の上位モデル。顔に装着するバンドがひとつになったので、ワンタッチで装着ができるようになりました。また、EMSの出力と周波数帯をブラッシュアップし、中周波も出せるように。肌と電極の設置面積が約2.5倍に拡大し、EMSの実感値が約30%アップしているとのことです。

「メディリフト」の製品写真

△下位モデルである「メディリフト」は装着するバンドが2つ。中周波は出せません

▼「メディリフト」「メディリフト プラス」等の違いを整理

メディリフト メディリフト プラス メディリフト アクア
対応部位 頬・フェイスライン
装着回数 2ステップ 1ステップ 2ステップ
EMS トレーニングEMS
リリースEMS
トレーニングEMS
リリースEMS
(中周波あり)
トレーニングEMS
リリースEMS
モード/レベル 3モード/6レベル 1モード/10レベル 3モード/6レベル
防滴性能 IPX4防滴
充電時間 1.5時間 2時間 1.5時間
連続動作時間 5時間 4.5時間 5時間

■元業務用計測機器メーカーの開発力活かす

実はヤーマンは、もともとは業務用計測機器メーカー。創業は1987年に遡り、瀬戸大橋のたわみを非接触で計測する機器などを開発してきたそう。メディリフトシリーズなどの美顔器にも、長年培ってきた開発力が活かされているとのこと。「メディリフト プラス」の開発にあたっては、実験機を作り、どこに電極を当てたらどう筋肉が動くのか試しながら、周波数や電極の位置を決めていったのだそうです。

2 実際に2週間毎日使ってみた

到着した製品の箱は思ったよりコンパクトでびっくり。中にはシリコン製のマスクと左右のコントローラー、ACアダプター、充電用USBケーブルが入っています。

メディリフト プラスの箱の写真△「メディリフトプラス」の箱。思ったよりコンパクトでした

メディリフト プラスの内容品△シリコンバンド、左右のコントローラー、ACアダプター、充電用USBケーブルが入っています

■最初の使用前に、まずコントローラーを充電

コントローラーの写真△「メディリフト プラス」のコントローラー

コントローラーを充電している写真△充電端子はマグネット式。充電中は赤いランプが付きます

開封したらまずはコントローラーを充電しておきましょう。約2時間でフル充電となります。一度充電すれば約4.5時間の使用が可能。一回の使用時間は10分程度なので、頻繁に充電する必要がないのはいいですね。

■シリコンマスクにコントローラーを取り付け

「メディリフト プラス」のシリコンバンドにコントローラーを取り付けているところ

△コントローラーは左右で形状が違うので、左右逆につけてしまうことはありません

次に、シリコンマスクにコントローラーを取り付けます。左右で形が異なるため、左右逆につけてしまうことはないので安心。

コントローラーの電極部にジェルを載せたところ

△電極部にジェルを適量載せます

そしてコントローラーの電極部にジェルを適量(ヤーマンの推奨は電極1つに対しパール粒1粒分程度)載せます。少なすぎるとEMSの伝達が悪くなるので、ケチらず載せましょう。

■装着は慣れれば一発。最初はちょっと戸惑うかも?

装着には少しコツが要ります。まずコントローラー部分を持って頬〜アゴあたりに沿わせ、左右6箇所の電極が肌に当たるよう調整します。鼻と口の位置も合わせたら、そのまま手をマスク上部のまでスライドさせ、頭頂部〜後頭部あたりで面ファスナーで固定します。

「メディリフト プラス」を顔に合わせているところ△まずは鼻と口の位置を合わせます。コントローラーの横あたりを持つと装着しやすいです

「メディリフト プラス」を装着したところ△頭頂部~後頭部あたりで面ファスナーで固定して完了

筆者は最初は鼻と口の位置をちゃんと合わせられなかったり、肌に電極が当たっている場所が正しいのか戸惑ったりしました。公式の動画を視聴してから、鏡を見つつ何度か練習してみるのがおすすめです。

■叩いたり揉みほぐされたりするような刺激が面白い

装着が完了したら、左右のコントローラーの「+/ON」ボタンを同時に1秒以上押して電源をONにしましょう。毎回EMSレベル「0(出力なし)」から始まるので、「+/−」ボタンでちょうどいいレベルを選びましょう。

コントローラーの「ON」ボタンを押しているところ

△コントローラーの「+/ON」ボタンを左右同時に押して使用開始

モードは1つだけ。レベルは1〜10の10段階で選ぶことができるので、最初はレベル1からスタートしてみました。刺激はずっと一定ではなく、咬筋を揉みほぐすような動きがあったり、トトトトトッとリズミカルに叩かれるような刺激があったりと様々なので、飽きてしまうことがありません。筆者は日中歯を食いしばる癖があるので、咬筋をほぐすような刺激が気持ちよかったです。

ちなみに、レベル10はかなり強力で、イタタタ!と悶えてしまったほど。個人差があると思いますが、筆者はレベル7までが限界でした。

■2週間毎日使ってみた結果

2週間毎日使ってみた結果を写真に撮ってみました。

「メディリフト プラス」を2週間毎日使ったbefore/after写真

△「メディリフト プラス」を2週間毎日使ったbefore/after写真

飽くまでも個人の体感ですが、若干顎や顔の側面がスッキリしたように感じます。また、写真には写っていませんが、頬骨とアゴの間に入っていた斜めの線が薄くなった?ような気がしました。

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3 使って分かった、メディリフト プラスのいいところ/悪いところ

■装着するだけでOK

顔の上をコロコロ転がし続ける美顔器は、面倒くさがりの筆者にはなかなか続けられず…(ズボラすぎてすみません)。「メディリフト プラス」は、装着してしまえば後は何もしなくてもOKな点がよかったです。

■毎日使えるから習慣化しやすい

攻め系の美容家電は、毎日の使用を推奨していないものもあります。そのため、1日おきに使おう〜と思いつつ、なんとなくだんだんと使わなくなってしまった製品もあったり…。

その点「メディリフト プラス」は毎日使えるため、習慣化しやすく続けやすかったです。モード選択もなし、選べるのはEMSレベルの強さだけ、というのも色々考えずに使えるポイントかなと思いました。

■メンテナンスが簡単

使ったあとのメンテナンスも、コントローラーに付いたジェルを拭って、シリコンバンドをぬるま湯でサッと洗って干せばOKと簡単でした(コントローラーは水洗いできないので注意!)。

■目の周りまでピクピク動いてしまう(個人差があるかも)

装着して10分間はスマホを見たりテレビを見たり…的な使い方をしようと思っていましたが、筆者の場合、目の周りの筋肉にも刺激が伝わってピクピク動いてしまい、低いレベルでも目がしっかり開けられず、“ながらスマホ”することすらちょっとキツかったです。このあたりは個人差があるかもしれません。

「メディリフト プラス」をレンタルして試してみよう

4 純正のジェルを使った方がいいの?代用できるものはある?

ヤーマン純正の「メディリフトゲル」は、32種類の美容成分&EMSブースターエッセンス配合で50g税込4,180円と、なかなかお高め。一度に使う量は多くないため長持ちしそうではありますが、使い続けられるかちょっと不安な価格です。それに、既に気に入っているスキンケアアイテムがある場合は取り入れにくいと感じる方は多いはず。

シートマスクを使ってもOKとされていますが、毎日続けやすい価格の大容量タイプはシートが薄めで乾きやすいものが多い印象。肌とコントローラーの間に水分がなくなるとEMSの伝達が悪くなってしまいます。

そこで筆者がおすすめしたいのが、安いオールインワンジェルを用意して全顔にうっすら塗布→電極部分にも塗ってメディリフトを使用し、終わったら顔をすすいで普段のスキンケアをする、という方法です。

■おすすめはマツキヨのハトムギ保湿ジェル

筆者が使ってみて良かったのは、マツモトキヨシのオリジナルブランド「matsukiyo」の「ハトムギ保湿ジェル」でした。

「matsukiyo」の「ハトムギ保湿ジェル」の写真△「matsukiyo」の「ハトムギ保湿ジェル」は安くて大容量でおすすめ

「matsukiyo」の「ハトムギ保湿ジェル」を手にとった写真△適度な固さがあり、肌と電極の間で適度な厚みを保ってくれました

シリコンバンド劣化につながる油分やアルコール分は不使用。有名なナチュリエのハトムギ保湿ジェルよりもややテクスチャーがしっかりしているため、肌と電極の間で適度な厚みを保ってくれるように感じました。近所で気軽に買いやすく、しかもナチュリエのものより安い!(ナチュリエは税込968円、matsukiyoは税込627円:編集部調べ/容量はどちらも180g)

肝心のEMSの効き具合も問題ない印象で、しっかりと刺激が伝達されるのを感じました。

■他のメディリフトシリーズとの併用はできる?

「メディリフト プラス」は、「メディリフト ネック」との併用は可能です。また、「メディリフト アイ」を使用したい場合は「メディリフト プラス」を使ってから5時間以上間隔を空けることが推奨されています。

「メディリフト」と「メディリフト アイ」が
セットでお得に借りられる!

目もとも顔もケアしてみよう

5 まとめ

使ってみる前は「効果あるのかな?」「継続して使い続けられるかな?」と半信半疑でしたが、実際に一定期間使ってみることで疑問を解消することができました。

美容家電はお値段が張るものも多く、いきなり購入するのは勇気がいるもの。そんなときおすすめなのが、まず「レンタルしてみる」ということです。実際に使ってからなら、購入するよりお財布に優しく、失敗なく家電を選ぶことができますよ。

「kikito」では「メディリフト プラス」以外にも「メディリフト」や「メディリフト アイ」をレンタルすることが可能。ヤーマン以外の美容家電も多数揃っているので、気になる製品をそれぞれ借りて、効果を使い比べてみてもいいかもしれません!

レンタルサービスを賢く使って、自分にぴったりの製品を選んでみてくださいね。

※2021年11月19日時点での情報です。

※最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。

※表示金額はすべて税込価格です。

※商品写真および画像はイメージです。

※本記事は個人の感想であり、製品の効果を保証するものではありません。

取材・執筆

kikito編集部

kikito編集部

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