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ルンバ i3の俯瞰画像

【ルンバ i3+レビュー】アイロボット プロがi7/e5と比較し徹底テスト!

iRobot ロボット掃除機 ルンバi3+ おためし2週間コース

iRobot ロボット掃除機 ルンバi3+ おためし2週間コース

短期 1,980円/15日間


掃除家電

公開日:2021年7月27日


10万円以下で購入できるルンバシリーズの最新モデル「ルンバ i3/i3+」を家電総合アドバイザーが徹底レビュー。気になる「i7」や「e5」との性能の違いを、実際に清掃テストを行って比較します。

1 「ルンバ i3」とは?

ルンバ「i3」はシリーズで初めてファブリック調のデザインを採用したモデル。上位機種で評判の良い機能はそのまま踏襲しつつも、カメラ機能などをカットしたことで、高い掃除性能とリーズナブルな価格を実現した、まさに「プレミアムエコノミー」と呼べる機種となっています。

■ ルンバシリーズ内でのポジション

清掃中のルンバ i3

位置づけとしては、「ルンバ e5」と「ルンバ i7/i7+」の中間にあたります。まず価格面。「ルンバ e5」のアイロボットストア価格が49,800円(税込)、「ルンバ i7/i7+」が109,860円(税込)/142,860円(税込)であるのに対して、「ルンバ i3/i3+」は69.800円(税込)/99,800円(税込)となります。

クリーンベース(自動ゴミ収集機)がついて税込10万円を切ったモデルが初めて登場したということですね。

清掃機能についても、上位機種「ルンバ i7/i7+」が搭載している「AeroForce 3段階クリーニングシステム」を採用。ルンバ600シリーズを1としたときの吸引力も10倍と、同パワーの吸引力を誇ります。

ルンバシリーズの各機種の特徴を表にまとめると下記のようになります。

項目/機種 ルンバ s9+ ルンバ i7/i7+ ルンバ i3/i3+ ルンバ e5 ルンバ671 ルンバ643
D型デザイン採用の最上位機 インテリジェンス大幅進化 ファブリック調採用の「ちょうどよい」ルンバ ハイコスパモデル 643後継入門モデル 入門モデル(終売)
価格(税込) ¥186,780 i7:¥109,860

i7+:¥142,860

i3:¥69,800

i3+:¥99,800

¥49,800 ¥32,860 ¥32,860
吸引力*1 約40倍 約10倍 約10倍 約5倍 約1倍 約1倍
清掃パターン 規則正しい

パターンで清掃

規則正しい

パターンで清掃

規則正しい

パターンで清掃

壁を感知しながら清掃 壁を感知しながら清掃 壁を感知しながら清掃
持続時間 清掃完了まで自動充電&自動再開 清掃完了まで自動充電&自動再開 清掃完了まで

自動充電&自動再開

最大90分 最大60分 最大60分
障害物や階段を検知
マッピング機能 マップ記録&

清掃履歴確認

マップ記録&

清掃履歴確認

清掃履歴確認のみ
クリーンベースの有無 i7+のみ付属

i7は別売

i3+のみ付属

i3は別売

Braava jet m6との連携
kikitoでレンタル kikitoでレンタル kikitoでレンタル kikitoでレンタル

*1 ルンバ600シリーズを1とした時の値

△ルンバシリーズ内での「ルンバ i3/i3+」の位置づけ

この表でわかるとおり、「ルンバ i3/i3+」が登場するまで、約5万円の「ルンバ e5」と、約11万円/14万円の「ルンバ i7/i7+」の間には大きな空白が生じていました。

「複数の部屋をしっかり掃除したい」「でもクリーンベース付きで約14万円は高い」という声に応えた、まさにユーザーの声を反映したモデルが「ルンバ i3/i3+」と言えるのです。

■「ルンバ i3」ができること/できないこと

次に「ルンバ i3/i3+」ができること、できないことをまとめてみました

「ルンバ i3/i3+」ができること

  1. フロアトラッキングセンサーで移動距離を把握しながら各部屋を移動
  2. リアクティブセンサーテクノロジーで、狭い場所への進入を回避
  3. ダートディテクトテクノロジーによって、ゴミが特に多い場所を検知して集中的に掃除
  4. バッテリー残量が少なくなると、自動でホームベースに戻って充電し、充電後は中断したところから再開する
  5. ライフスタイルや家の環境、季節に基づき、ライフスタイルに合わせた清掃方法を提案
  6. スマホアプリやスマートスピーカーと連動して掃除のスケジューリングができ、話しかけるだけで清掃実行が可能
  7. Imprintリンクテクノロジーにより、スマートスピーカーまたはアプリでBraava jet(ブラーバ ジェット) m6 が連携

「ルンバ i3/i3+」ができないこと

  1. vSLAMナビゲーションにより各部屋を詳細にマッピング
  2. 家の間取りや家具などを判別・学習して記憶し、最適なパターンで清掃する
  3. 部屋の特定の範囲を指定して名前をつけ、その場所だけを清掃させる

つまり、「ルンバ i3/i3+」は「複数の部屋の地図を作って記憶し、それに基づいた掃除の最適化はできないが、センサー機能の向上により地図がなくても着実に掃除できる」モデルとなります。

ルンバ i7+とi3+のクリーンベースでの充電

△「ルンバ i7+」と「ルンバ i3+」は同形状のクリーンベース(ゴミ自動収集機能付き充電台)が付属する

■「ルンバ i3」と「ルンバ i3+」の違い

「ルンバ i3」と「ルンバ i3+」の違いは、「クリーンベース」と呼ばれる自動ゴミ収集機能付き充電台が付属するか、充電のみ行う「ホームベース」が付属するかの違いだけです。ルンバ本体に違いはありません。

クリーンベースは、「ルンバ i3」が掃除を完了し、バッテリー充電のために帰還するごとにルンバ内部にたまったゴミを底面から吸引し、上部備え付けのダストパックに収納してくれます。

これにより、「ルンバ i3+」では最大60日間もゴミ捨てが不要になります。便利なルンバといえどもゴミ捨ては面倒ですし、ホコリが舞ってしまうなどのリスクがありますので、クリーンベースは、もし3万円の価格差に納得できる場合は考慮したいオプションです。

「ルンバ i3」の特徴&要注意ポイント

ここでは、「ルンバ i3/」の主な特徴や、把握しておきたい要注意ポイントを4点ご紹介します。

■1 リーズナブルな価格ながら、清掃性能は上位機種を継承

ルンバ i3 裏側画像

△「ルンバ i3」の裏側写真。中央が吸引部。左上に、回転するエッジクリーニングブラシを備える

「ルンバ i3/i3+」は、比較的安価な部類ながら、上位機種が備えている「AeroForce 3段階クリーニングシステム」「ゴム製デュアルアクションブラシ」「ダートディテクトテクノロジー」を搭載しています。

「AeroForce 3段階クリーニングシステム」は、真空の力でゴミを浮かせてパワフルに吸引し、微細なホコリや花粉もフィルターでしっかり除去します。

ルンバ i3 およびルンバ i7の裏側画像

△「ルンバ i3」(左)および「ルンバ i7」(右)の裏側写真

「ゴム製デュアルアクションブラシ」は、髪の毛や糸くずなど、吸引が難しく、また掃除の邪魔になるような長いものをしっかり巻き取り、かつ捨てやすくしてくれます。「ルンバ i3」(左)と「ルンバ i7」(右)の裏側を比較するとわかるのですが、「ルンバ i3」に採用された同アクションブラシは、上側のブラシにも細かい突起があり、さらに改良されているのがわかります。

さらに、「ダートディテクトテクノロジー」により、ゴミが特に多い場所を検知し、きれいになったと判断するまで集中的に掃除する機能を備えています。

■2 カメラ非搭載ながら、センサーの進化で優れたナビゲーション性能を実現

上位モデルの「ルンバ i7/i7+」は専用のカメラを搭載し、vSLAMナビゲーション機能により、各部屋を詳細にマッピング・記録することができます。一方、「ルンバ i3/i3+」は同カメラを搭載していないため、毎回いちから部屋のナビゲーションを開始しています。

しかし、新搭載の「フロアトラッキングセンサー」や「リアクティブセンサー」など、センサーの能力が向上したため、「ルンバ e5」以上に優秀で、かつ「ルンバ i7/i7+」並のナビゲーション性能を実現しています。

「フロアトラッキングセンサー」は、ホームベース(「ルンバ i3+」の場合はクリーンベース)を離れてからも、移動距離や方向を把握しながら各部屋を移動することができるセンサーです。あたかもカメラを搭載しているかのように正確に自分の位置と部屋の関係を把握することによって効率よい清掃を実現しています。

万が一清掃の途中でバッテリー残量が少なくなっても、いったん充電に帰り、また中断した地点から清掃を再開することもできるようになりました。

ルンバ i3のリアクティブセンサー

△リアクティブセンサーにより、家具の下に進入し立ち往生する事故が回避可能に

「ルンバ i3/i3+」が初搭載となる「リアクティブセンサー」も、ナビゲーション性能向上に貢献しています。バンパー部分に取り付けられた同センサーにより、新たに斜め上からの圧力を感知できるようになりました。同センサーの働きにより、よくルンバが立ち往生する原因となる「奥が低くなっている場所」、例えば家具の下など狭い場所に突入して身動きが取れなくなるような事故を回避できるようになりました。とっても賢くなりましたね!

■3 ルンバシリーズ初のファブリック調デザインで汚れや指紋に強い

ルンバ i3俯瞰画像

△ファブリック調のデザインが特徴的。ボタン3つのシンプルなデザイン

「ルンバ i3/i3+」は、ルンバシリーズで初のファブリック調のデザインを採用し、上面がグレーでマットな質感になっています。「ルンバ i7/i7+」などは艶ありで高級感・存在感があるのですが、一方でホコリが付着しやすくインテリアにもなじみにくいという欠点もありました。

ルンバ i3の本体上面アップ

△上面はマット調でホコリがつきにくく、インテリアにもなじみやすい

「ルンバ i3/i3+」では、リング状にファブリック調のデザインが施されており、また中央部分も光沢のある素材を使用せずグレー基調でまとまっています。デザイン上のメリットだけではなく、家具との擦れによる傷がつきにくく、ホコリや髪の毛、指紋が付着しにくい上、また掃除もしやすいというメリットがあります。

■4 でもピンポイントのお掃除はできません

「ルンバ i7/i7+」および最上位機種の「ルンバ s9+」は、専用のカメラを使ったvSLAMナビゲーション機能を備えているので、部屋や廊下などの間取りをすべて記憶し、それぞれの場所に名前をつけることで、ピンポイントのお掃除ができます。

例えば「食事をしたのでダイニングテーブルの周りだけをピンポイントで」「ソファーで映画を見ながらスナックを食べたのでそこだけ掃除」「オンラインミーティング中に自分のいる部屋以外の部屋を掃除してほしい」といった、ライフスタイルに合わせた掃除ができます。

しかし、「ルンバ i3/i3+」は毎回いちから地図を作成するため、特定の部屋や場所に限って掃除させることはできません。毎回すべての移動可能な箇所を全部掃除するまで、途中バッテリーを充電しながらでも掃除を完了させます。

特徴(2)でご説明したように、優れたナビゲーション機能のおかげで掃除自体は効率化され、下位モデルよりは短時間で掃除が終わるのですが、「ここ!」といったピンポイントの掃除はできない点に注意です。そういった機能が必要な方は上位機種を検討ください。

3 【使用レビュー】「ルンバ i3」を実際に使ってみた

「ルンバ i3」の実機を使った清掃テストを行いました。使ったからこそ分かる、真の実力をチェックしていきます!

■「ルンバ i3/i3+」の同梱品について

まずは「ルンバ i3+」の同梱品をチェックしてみましょう。下記の4点となります。

  1. ルンバ i3本体(バッテリー内蔵)
  2. クリーンベース+電源コード(「ルンバ i3」はホームベース)
  3. 交換用フィルター×1
  4. 交換用紙パック×1(「ルンバ i3+」のみ)

ルンバ i3+の同梱品

△「ルンバ i3+」の同梱品

構成としては非常にシンプルです。「ルンバ i3」の場合は、「ルンバ i3+」で付属するクリーンベースの代わりに、充電機能のみを備えるホームベースが付属します。

「デュアルバーチャルウォール」は、「ルンバ s9+」や「ルンバ i7/i7+」、下位機種の「ルンバ e5」でも同梱されていましたが、「ルンバ i3/i3+」には付属しません。

これは、「ルンバ i3/i3+」のセンサー機能の向上によって、特に清掃で立ち往生するリスクが減ったことが理由と考えられます。もし部屋の中で特に立ち入ってほしくない部分(たとえば赤ちゃんのいる部屋や玄関のたたきの部分など)がある場合は、別途購入を検討してください。

■テスト環境について

ゴミを散らばらせた床

△2.24㎡のスペース全体に25gのゴミをまいて清掃した

▽ルンバ i3の性能テスト項目と内容の結果

テスト項目 内容
動作スペース 幅 1.4m x 奥行き 1.6m (2.24㎡)
床の素材 ウッドカーペット
動作時間 5分(通常モード)
まいたゴミ ・コーヒー豆(出がらし) 10g

・砂 10g

・ウィッグを約10cmにカットしたもの 3g

・色紙をシュレッダーしたもの 2g

合計 25g

今回の実機テストは、ウッドカーペットを敷いた幅 1.4m x 奥行き 1.6m = 2.24㎡のスペースにゴミを均等にまき、各機種を5分間動作させて残ったゴミの量や種類、特徴などをチェックしています。

※1回のみの検証結果ですので、条件によって結果が変わる可能性があります。

「ルンバ i3」の清掃能力を詳細チェック!

ルンバ i3の比較検証動作前後の画像

△比較検証BEFORE・AFTER

ルンバ i3の比較検証動作後に残ったゴミ画像

△5分間動作後に部屋に残ったゴミを集めたもの

▽ルンバ i3の性能テスト項目と内容の結果

評価項目 内容
残ったゴミの量 かなり少ない
残ったゴミの種類 残ったのは砂がほとんどで、ウィッグが若干
苦手な場所 特になし。少数の砂がテスト環境全体に残った
動作音 69.9db

「ルンバ i3」のテスト結果は非常に優秀でした。まず一定方向に移動しますが、ジグザクした動きで直線的に進み、壁にぶつかると位置をずらしてまた反対方向に折り返す、規則的で着実な動き方が印象的でした。

一連のテストで用意したゴミの中で、砂は粒が小さく軽い部類に入ります。ルンバ中央の吸引部分で捉えた場合は問題なく吸い込まれますが、回転する「エッジクリーニングブラシ」で四方にはじき飛ばされてしまうケースが多々ありました。5分間という限られた時間では限界がありますが、フルに清掃させた場合はしっかりきれいにしてくれると思います。

最後に、音についても言及したいと思います。「ルンバ e5」や「ルンバ i7/i7+」は、動作音がかなり大きく、ジェット機のような轟音を出しながら掃除するので、ルンバが動いている場所では会話も難しいくらいでした。

一方で「ルンバ i3/i3+」では、音量自体は若干低めくらいにとどまるのですが、特に耳障りな高音部分の騒音が減少しています。

▽i7/i3/e5の実際の動作音を動画で比較!

底面にあるゴム製デュアルアクションブラシはしっかり仕事をしてくれています。エッジクリーニングブラシやタイヤの回転軸にゴミが絡まってしまうと立ち往生の原因になりますが、ゴム製のブラシでしっかりゴミを巻き取ってくれるおかげでそういったトラブルも回避できています。

また、絡まった髪の毛もすっぽりと筒のような形のままするりと抜き取って捨てることができ、手軽にメンテンナンスできる点も素晴らしいです。

ルンバ i3の比較検証動作後の裏側画像

△「ルンバ」i3の比較検証動作後のデュアルアクションブラシに残ったゴミ

■クリーンベースはある方がいい?

ルンバ i3+のクリーンベース画像

△ロボット掃除機のための掃除機「クリーンベース」

クリーンベース付きの「ルンバ i3+」となしの「ルンバ i3」の価格差は約3万円あります。コストを少しでも抑えたい場合、無視できない価格差ですが、筆者としてはもしメインのロボット掃除機として使用するのであれば、ぜひ「ルンバ i3+」の方をおすすめしたいと思います。

「ルンバ e5」ではなく「ルンバ i3/i3+」を検討されているということは、複数の部屋があり、また1回で回収するゴミも比較的多めを想定されているはずです。

そうなると、「ルンバ i3」のダストカップの掃除の頻度も高くなるでしょう。「ルンバ i3/i3+」付属のダストカップにはハウスダストや花粉などアレルギーの原因となる小さなゴミをしっかり吸着させるフィルターが付属していますが、ゴミを捨てる場合はフィルターの掃除もしなければなりません。面倒ですし、その掃除を行うことでアレルギーの原因にもなってしまうわけです。

毎日使用しても最大60日間、手間もかからず、また安全・安心にゴミを吸い上げ、紙パックに移してくれるクリーンベースは、ぜひおすすめしたいオプションです。逆にいえば「クリーンベース付きのルンバが税込10万円を切った価格で購入できる」というのが「ルンバ i3+」の最大の魅力かもしれません。

ルンバ i3をレンタルする
ルンバ i3+をレンタルする

4 比較検討するならどの機種? i7/i3/e5の性能を比較テスト!

ルンバ i3/i7/e5を比較

△ルンバ i3/i7/e5の3機種を徹底比較!

筆者宅で実際に3機種を稼働してみました。それぞれの違いをそれぞれ一言でまとめてみると、
「パワフル・しっかりのe5」「洗練された動きで賢さを感じるi7」、そして「真面目できっちりのi3」といった感じです。

「ルンバ i7」「ルンバ e5」と「ルンバ i3」の清掃能力やナビゲーション方法の違いを表にまとめてみました。

▽「ルンバ i3」と「ルンバ e5」「ルンバ i7」の比較結果まとめ

・ナビゲーション

e5 ・動き出しはランダムだが、基本的に周囲の壁を認識したあと、中をジグザグに塗りつぶすように移動する。効率は悪くない。移動はパワフル。
・センサーが障害物を捉えている場合は減速してソフトにタッチするが、ハードにぶつかるシーンも。
i3 ・毎回同じ動きで清掃を実施。i7と同様、次のアクションを考えているシーンが見受けられるが、i7と違い吸引も完全にストップする。
・壁や障害物へのタッチはe5より丁寧で穏やか。
i7 ・マップ構築済みのため、動き方に迷いがなく、きびきびと清掃を行う。e5/i3とは異なり、最適な清掃を実現するためにゴミの多さや部屋の環境を分析する様子が頼もしい。
・マップ情報に基づき、壁や障害物には手前でスローダウンして優しくタッチ。

・動作音(30cmからの測定)

e5 最大73.5db
i3 最大69.9db
i7 最大71.5db

・音の特徴

e5 吸引音は大きく、3機種の中では一番うるさい。壁や障害物に衝突する時の音も最大
i3 吸引音は3機種の中では一番静か。高音のジェット機のような吸い込み音が抑えられており聴感上も静かに聞こえる。
i7 吸引音は2番目に大きい。若干静かになったが、高音部のジェット機のような音が気になる

・その他の感想

e5 おおむね満足。全部の部屋を掃除してくれていると思うが、マップ機能がないため確証は得られない
i3 e5より洗練された動作で、e5/i7よりも動作音が静かなのがメリット。2DK〜3LDKくらいであれば十分
i7 さすがのインテリジェントな動き。マップが急に変更された部分は障害物に強めにぶつかるシーンもあったが、総じて安心して任せられる

3機種を自宅の環境で動かしてみて気づいたところは以下のとおりです。

「ルンバ i7/i7+」は上位機種だけあって、マップ機能が充実しており、スタートしていきなり効率のよい掃除ルートがインプットされているようなスムーズな移動が特徴的です。掃除時間も3機種のなかでは最短で、賢さが印象的です。

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ルンバ i7をレンタルする
ルンバ i7+をレンタルする

「ルンバ e5」は、上位機種2機種と比較してしまうと若干動きにムダが感じられるものの、しっかり部屋の周辺を確認してから中を塗りつぶすように移動する動作は確かです。複数部屋の清掃や、狭い部分の清掃が毎回完璧に行われるかについては若干不安が残りますが、1LDKなどであれば問題ないと思います。

>>>ルンバ e5のレビュー記事を読むならこちら

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ルンバ e5をレンタルする

これらの機種に対して、今回の主役である「ルンバ i3/i3+」で特に印象的だったのは、「音の静かさ」と、決まったパターンでの着実な清掃ぶりでした。他2機種とは明らかに異なり、うるささを感じさせない清掃音はお子さんやペットのいる家庭ではうれしいポイントだと思います。

ルンバ i3、i7のマップ機能比較

△「ルンバ i3」(左)と「i7」(右)では、作成できるマップの細かさや名称設定に差がある

また、「ルンバ i3/i3+」には清掃記録としてマップを確認することができます。各エリアに名称を設定し、記録して掃除にも活用できる「ルンバ i7/i7+」ほどではないのですが、ちゃんと部屋の構成や、掃除できなかった部分を確認できるのは、「ルンバ e5」にはない安心感があります。

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5 ルンバ i3/i3+はどんな人におすすめ?

■クリーンベース付きで10万円を切る最新のルンバが欲しい人

「ルンバ i3/i3+」の魅力は、なんといっても上位機種譲りの清掃力を備えながら、クリーンベース付きで10万円を切った価格設定にあります。手間のかかるダストカップの掃除を行わなくてよいのは大きなメリットです。

■2DK以上のお部屋でルンバを動作させたいご家庭

マッピング機能はありませんが、新搭載の「フロアトラッキングセンサー」や「リアクティブセンサー」など、センサーの能力により、が向上したため、「ルンバ e5」以上に優秀で、かつ「ルンバ i7/i7+」並みのナビゲーション性能を実現しています。

もし、ルンバを動かしたい部屋の間取りが2DK以上で、廊下があるようなお部屋の場合、e5だと毎回すべてを回りきれない可能性もありますし、またそれを確認するすべがありません。その点「ルンバ i3/i3+」なら、清掃履歴をマップ付きで確認できるので安心です。

■シンプルなデザイン、また動作音の静かなルンバが欲しい人

今回新しく採用されたファブリック調のリングとグレーのマットなトップは、従来機種よりもインテリアに溶け込みやすくなっています。見た目上のポイントだけでなく、耐汚・耐指紋にも優れており、日々のメンテナンス性の向上にもひと役買っています。

また、動作音が静かで、耳障りなゴーといった音の成分が少ないため、ルンバシリーズのなかでも動作音が控えめなモデルを必要としているご家庭にも「ルンバ i3/i3+」はおすすめです。

6 「ルンバ i3」まとめ

「ルンバ i3/i3+」は、コスパ重視の「ルンバ e5」と上位機種である「ルンバ i7/i7+」の間にぽっかり空いたすき間に投入された、まさにユーザーの声の集大成のようなルンバです。前述のとおり、

  • クリーンベース付きで10万円を切る最新のルンバが欲しい
  • 2DK以上のお部屋でルンバを動作させたい
  • シンプルなデザイン、また動作音の静かなルンバが欲しい

こういったニーズを1台で叶える「ルンバ i3/i3+」、非常に魅力的なモデルに仕上がっていますので、ぜひご検討ください。

さて、ルンバシリーズは決して安い買い物ではありませんし、実際に家で使ってみないとわからないポイントがたくさんあります。自宅にぴったりのルンバを探すには、まずはレンタルするという方法がおすすめ。気になった人は、商品レンタルページをチェックしてみてくださいね!

※2021年7月27日時点での情報です。

最新情報について、詳しくは「メーカーのホームページ」でご確認ください。

※表示金額はすべて税込価格です。

※商品写真および画像はイメージです。

■ 取材・執筆

デイブ田中

デイブ田中

家電総合アドバイザー資格を持ち、ガジェット・家電のレビューをメインに扱うブログ「デイブ」を運営する副業ブロガー。1969年生まれ。パソコン専門誌の編集者からキャリアをスタートし、外資系企業のマーケターとして勤務しながら、2019年よりブロガーとしても活動中。


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